JPS58164511A - 老人性▲そう▼痒症の治療剤 - Google Patents

老人性▲そう▼痒症の治療剤

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JPS58164511A
JPS58164511A JP57047881A JP4788182A JPS58164511A JP S58164511 A JPS58164511 A JP S58164511A JP 57047881 A JP57047881 A JP 57047881A JP 4788182 A JP4788182 A JP 4788182A JP S58164511 A JPS58164511 A JP S58164511A
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carnosine
senile
pruritus
keratosis
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Minoru Ichiishi
市石 稔
Kaneshiro Nagai
甲子四郎 永井
Kinuko Nagai
永井 絹子
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は老人性峯痒症、老人性角化症および進行性指掌
内皮症治療剤に関し、%KL−カルノシンまたにその塩
、會有効成分として含有することを特徴とする老人性痛
痒症、老人性角化症および進行性指掌内皮症治療剤に関
する。
老人性角化症は皮膚の老化萎縮がすすみ、汗腺や脂腺の
分泌が減少して皮膚が乾燥するとともに皮膚表itIケ
禎機する脂肪性物質が少くなり喪主として高年齢の男子
に多く見られる皮膚疾患である。
躯幹および四肢に発生しやすい。初め皮脂のないのが特
徴であるが掻破によって湿疹化、苔癖化【オコす、姦痒
は就寝後、温褥により発作的におこることが多いが、冷
良い風にあたるとか1毛の下着含着た時などにも起るこ
とがある。冬季には皮脂の分泌が一層減少し、lL膚の
乾燥が夏季に比べてはけしくなるの↑、老人性嵐痒症は
冬季に頻発しやすい。
老人性痛痒症は皮膚の老化による乾燥が主因であるが、
j度の暖房と低湿j[1通度の入浴と石鹸の作用も原因
になるといわれ、その他糖尿病、肝障害、痛風、腎障害
、内分泌障害、悪性am、消化障害、ビタ建ン欠乏症な
どが遠因となる場合もあるといわれているが、詳細な原
因についてはなお不明な点が多い。
老人性角化症4皮膚の老化にもとすき皮膚の乾燥、きれ
つ、角化などの症状がおこる疾患であるが、詳細な原因
は不明である。老人性痕痒症−老人性角化症4ともに高
齢1iK多く見られるが、老化現象は個人によって可成
りの差があるので、上記疾患に中部一にも見られること
がある。
進行性指掌内皮症は最もよく使う指のル腹の角化、落屑
、指紋の消失として認められる症状であるが、これが次
第に拡大し1手掌K及び史に手背にまで変化を及ぼすこ
とがある。為度になると指の伸屈4不可能となり、系中
の肥厚會きたす。一般に手本多汗症の人VC生じ易く、
一旦この進行性指掌内皮症に罹患すると却って発汗が障
害され1乾燥する。青年期の女子を侵し、慢性で冬に増
悪し、また水仕事によつ℃必ず増悪すゐ、庫内について
は古くは内分泌との関係が重視され九が、現今では外部
からの局所的豪因が専らで、素因的には多汁が考えられ
ている。いずれにしても詳細な原因は不明である。
これら疾患の治療法としてはオリーブ油やビタンン^、
Dlk膏、ビタミンE軟膏、l111腎皮質ホルモン剤
軟膏などの塗布が行われており、また特に老人性◆痒症
には抗ヒスタミン剤の内服および同軟膏外用も併用され
ることが多いが、決定的な治療剤にまだ現われていない
前記のとおり老人性^痒症、老人性角化症および進行性
指掌内皮症発生の詳細な原因につい′Cは不明な点が多
く、また薬物による治療について4短期間で確実圧すぐ
れた効果のある治療剤は見癲らず、そのような治療剤の
出現が強く要望されているのが現状である。
本発明者に生体内オリゴペプタイドであるし一カルノシ
ンの特異な生温活性に着Iして、その生理学的存在意義
、薬理的有用性につい1永年に亘り研死V重ねてきたが
、このJ[図らずもこのL−カルノシンまたはその生理
学的に許各される塩カニ老人性電痒症、老人性角化症お
よび進行性指拳角皮症治療剤として卓効を有することを
見出した。
し−カルノシンは融点コSO℃(分解)。
〔α) 。−+20.0” (H,O)で、無味、無臭
の、水に溶は易い白色結晶性粉末であり、その水溶液の
−はS、O−5,Sである。諸種の動物の。
王として肝、筋に多量に存在する物質で1日常食肉類よ
り食品とし1摂取され、またL−ヒスチジンとβ−アラ
ニンとから生合成される。摂堆さj。
大り一カルノシンに血中に入り、カルノシナーゼにより
L−ヒスチジンとβ−アラニンに分解されテ栄養源とな
り、 −m#:tL−カルノシンに再合成される。
)[のごとくし−カルノシンは食品−似の物質であり、
吸収後は血中カルノシナーゼにより分解され、栄養素ア
i)酸となることは、多くの医県品が肝臓で代謝さf″
L、、肝機能の負担になるのとは全く異なる。L−カル
ノシンの合成法は公知であり (Journal  o
4  BiologIcal  Chemistry、
、/  0 1;  。
qs3,1q3s>、カルがベンズオキシβ−アラニン
會五塩化リンでクロライドとし、メタノールでメチルエ
ステルに導き、)−イドロアディトを軽てアゾイドとな
し、し−ヒスチジンメチルエステルとカップリングし、
#l後に接触還元によってカルがベンズオキシ基音ハず
すことによってL−カルノシンを得ることができる。本
妬明はL−1ルノシンの塩からなる治療剤ケも包含する
が、L−カルノシンの塩とし′Cはカルメン酸基に4と
づく塩と、アミノ基にもとづく、薬理学上計容さ詐る酸
との酸付加塩があり、またカルがン酸基とアミノ基の双
方にもとづく塩がある。カルメン酸基rc 4とづく塩
にはナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム
、亜鉛およびアルミニウムのような金属との塩、アンモ
ニウム塩および置換アンモニウム塩たとえばトリエチル
アミンのようなトリアルキルアインその他のアばンとの
塩があり。
アミノ基VCもとづく塩には塩酸、硫酸、リンll。
酢1!、プロピオン陵、乳酸、酒石酸、クエン酸。
コハク酸、マレイン*、ベンゼンスルホンII、 )ル
エンスルホン酸などの無機酸、有機酸との塩などがある
が、これらにそれ自体公知の方法により。
遊離のL−カルノシン1化学量論的に計算さn、大量の
1選択さj、た酸または塩基と反応させることによって
製造することができる。
つぎにL−カルノシンの急性毒性について述べる。
急性毒性 マウス−に/1p10匹として種々の用量のし一カルノ
シン會腹腔内ならびに経口的に投与し、投与後5時間の
急性中毒症状tllllした。LD、。はクコ時間後の
死亡数よりファンデアグエルデン(Van der W
asrd@n )法により算出した。L−カルノシンは
投与液量が0./〜o、、yw7iotになるよう生理
食塩液に溶解した。
L−カルノシンの中毒症状としてはis、oo。
■/へ腹腔内投与(LD、。。)倹約30分頃より自発
運動の低下1招き腹位rとり呼吸数は減少して不整とな
るが、正向反射あるいは逃避反射の消失はみられず1時
々挙地反応を示したり間代性鉢−の発現管みる本のが半
数にみらtt7’h。さらに症状が進むと横転音線り返
し、接触刺激に対して反射光道し痙ψの肪発がみられる
ようになり1強直性痘@に移行し死に至った。7時間3
0分後に半数、一時間彼にざ0%15時間後には金側が
死亡した。
lS、000■/噂の経口投与後には殆んど影響1示・
さなかったが、12時間後に//)例中/fIJの死亡
を認めた。
181表 り一力ルノシンのLD、。
dd  系庫マウスに対する急性毒性(クコ時間1m)
は表に示す通りtあり、L−力ルノシンは祢めて毒性の
低い化合物であるといえる。
本発明の老人性−4に炸症、老人性角化症および過行性
指掌角皮症治療剤の形態としては、L−カルノシンの粉
末剤、L−カルノシン管有効成分とする軟膏のごとき固
体組成物、注射用溶液などがあげられる。L−カルノシ
ンを注射用或いは点洟用製剤とするときは単位投与量ア
ングルまたは無痛注射動用カートリッジに充填して供さ
れるC)が晋通である。L−カルノシンは水Kjb*で
あるのf無菌的操作のもとに容易KL−カルノシンの水
溶液會つくることができる。予めアンプルに入れた一足
量のし一カルノシン會注射直前に無菌蒸留水で癖解しC
直ちに注射に使用して賜よい。また水溶液の−twI4
1flするために、L−カルノシンとその塩倒えば塩酸
塩との混合#!敵とすること−できる。
軟膏剤管製造するには、製剤界に公知の技術にしたがい
、5%または1O−11fの軟膏となる量のし一力ルノ
シンの微粉末會軟貴基剤剰えばサラシ密ロウ、鯨W−・
、脱水ラノリン、白色クセ1ノン、KRアルコール、マ
クロゴール嫡あるいはプラスチペース(大正線系に、に
、製)1イドpカーゲングル軟膏基剤)、日本薬局方収
載の東水性軟責、lk水軟貴まkはこれらの混合物と混
和し、これに必’IK応じプマ油、落花生油、オリーブ
油などの油類、aha、グリセリン、!ロビレングリコ
ール。
界面活性剤、殺菌剤、防黴剤、酸化防止剤尋を添加し、
−均質となるまで十分にか會まぜて練り合わせる。粉末
側音つくるには合成し′#:、L−カルノシンに200
メツシュ程度の微粉末とじχガラス容儀に入れ、約/コ
0℃の5Fj1で数時間乾熱滅菌する。
L−力ルノシンは粉末剤の局所撒布、軟膏剤の局1’?
+塗布あるいは静脈内注射または局所皮下注射などの方
法で投与され、成人の疾患に対して用いられる場合の投
与量は投与経路、投与回数、症状などにより大きく変る
ことは当然であるが1本発明の治療剤の典型的な剤形、
投与量および投与方法會例示するとつぎのとおりである
剤形             投与量および投与方法
粉末剤            患部全面に#1ぼコO
〜/−2を基準として 均一に撒布する(1日 数回) 注射液   3囁  皮下  7日/回、yo−so〜
軟 膏    S−または10嗟 患部全面に均−Km
布する(1日数回) なおここに記述した用法用量は単なる目安であり、L−
カルノシンは前述のように極めて安全な物質であるから
、患者の症状によりその量i適宜増減することは、何等
差支えない。
つぎに本発明の治療剤の製剤例1rあげる。
製剤例/(粉末剤) 曾成し九り一カルノシンを電動摺鉢i使用しχ微粉末と
し、局方コθOメツシュの篩でふるった。
この微粉末をガラス容器に入れ、1E法により乾熱誠■
して粉末剤とした。
製剤例2(注射剤) 無劇的操作の本とにし一力ルノシンおよOL−カルノシ
ン・塩酸塩の粉末の当量混合−13チ。
S囁またはlOチ(いずれもし−カルノシンとして)の
水m液として不活性ガス気流下にアンプルに光填した。
製剤例3(軟膏剤) 合成したし一カルノシン?用い、プラスチペースを基剤
として下記処方 り一力ルノシン   70? プラスチペース   90? で1096軟膏剤を製造した。
つきに本発明の治療剤に*用した臨床例1示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. り一カルノシンまたはその環管有効成分として含有する
    老人性毫痒症、老人性角化症および進行性指掌内皮症治
    療剤。
JP57047881A 1982-03-25 1982-03-25 老人性▲そう▼痒症の治療剤 Granted JPS58164511A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004064866A1 (ja) * 2003-01-20 2004-08-05 Innovative Vision Products, Inc. カルノシナーゼ阻害剤とl−カルノシン類との併用および組成物
JP2009078980A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Takahashi Gakuen 疼痛緩和剤および疼痛緩和補助食品

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JPWO2004064866A1 (ja) * 2003-01-20 2006-05-18 イノヴェイティブ ヴィジョン プロダクツ インコーポレーテッド カルノシナーゼ阻害剤とl−カルノシン類との併用および組成物
JP2011068652A (ja) * 2003-01-20 2011-04-07 Innovative Vision Products Inc カルノシナーゼ阻害剤とl−カルノシン類との併用および組成物
JP2014012735A (ja) * 2003-01-20 2014-01-23 Innovative Vision Products Inc カルノシナーゼ阻害剤とl−カルノシン類との併用および組成物
JP2009078980A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Takahashi Gakuen 疼痛緩和剤および疼痛緩和補助食品

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