JPS5816245B2 - ジキキロクタイ - Google Patents
ジキキロクタイInfo
- Publication number
- JPS5816245B2 JPS5816245B2 JP15098275A JP15098275A JPS5816245B2 JP S5816245 B2 JPS5816245 B2 JP S5816245B2 JP 15098275 A JP15098275 A JP 15098275A JP 15098275 A JP15098275 A JP 15098275A JP S5816245 B2 JPS5816245 B2 JP S5816245B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- weight
- copolymer
- parts
- paint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、耐久性および感度を改善した磁気記録体に関
する。
する。
磁気テープなどの磁気記録体は、耐久性にすぐれた磁性
塗膜が要求されるため、種々のバインダーが提案されて
おり、一例としてポリウレタン樹脂を用いるものがある
。
塗膜が要求されるため、種々のバインダーが提案されて
おり、一例としてポリウレタン樹脂を用いるものがある
。
ポリウレタン樹脂は、塗膜に適度の弾性と、良好な耐摩
耗性を与えるが、磁性粉の分散性が悪く、十分な磁気特
性を得ることができない欠点がある。
耗性を与えるが、磁性粉の分散性が悪く、十分な磁気特
性を得ることができない欠点がある。
本発明は、かかる観点からなされたもので、アクリル酸
エステルとメタクリル酸エステルとアクリル酸またはメ
タクリル酸の共重合体とポリウレタン樹脂を併用するこ
とによって、所期の目的を達成したものである。
エステルとメタクリル酸エステルとアクリル酸またはメ
タクリル酸の共重合体とポリウレタン樹脂を併用するこ
とによって、所期の目的を達成したものである。
アクリル酸ブチル、アクリル酸エチルなどのアクリル酸
エステルと、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル
などのメタクリル酸エステルと、アクリル酸またはメタ
クリル酸との共重合体は、γ−F e 203などの磁
性粉と親和性があり、良好な分散性を有する。
エステルと、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル
などのメタクリル酸エステルと、アクリル酸またはメタ
クリル酸との共重合体は、γ−F e 203などの磁
性粉と親和性があり、良好な分散性を有する。
しかもこの共重合体は、ポリウレタン樹脂と相溶して磁
性粉の分散性を低下させることなく、耐摩耗性を改善す
るものである。
性粉の分散性を低下させることなく、耐摩耗性を改善す
るものである。
このような特長は、共重合体とポリウレタン樹脂とを重
量比で8対2から5対5の範囲とすることによって得ら
れ、これより共重合体が多いと耐摩耗性が低下し、また
、ポリウレタン樹脂が多いと感度が低下する。
量比で8対2から5対5の範囲とすることによって得ら
れ、これより共重合体が多いと耐摩耗性が低下し、また
、ポリウレタン樹脂が多いと感度が低下する。
この共重合体は、作業性の向上、あるいは、磁性粉の分
散性の向上などのために、有機溶剤で溶解して使用する
よりも水分散系で使用するのがよいが、磁性粉との混合
によってゲル化し易いので、そのまま塗料を調製するこ
とはできない。
散性の向上などのために、有機溶剤で溶解して使用する
よりも水分散系で使用するのがよいが、磁性粉との混合
によってゲル化し易いので、そのまま塗料を調製するこ
とはできない。
しかしアルカリで中和することによってゲル化が抑制さ
れ、しかも、アルカリの添加によって、塗料の粘度が増
加し、塗料が安定化するから、アルカリの添加量を調節
して、均一厚みの塗膜を形成するに適当な粘度を有する
塗料を容易に調製することができる。
れ、しかも、アルカリの添加によって、塗料の粘度が増
加し、塗料が安定化するから、アルカリの添加量を調節
して、均一厚みの塗膜を形成するに適当な粘度を有する
塗料を容易に調製することができる。
中和に用いるアルカリとしては、塗料を塗布した後の乾
燥工程で、容易に系外に除去できるアンモニア水溶液が
最適である。
燥工程で、容易に系外に除去できるアンモニア水溶液が
最適である。
アンモニア水溶液の添加量は、塗料の中和度すなわち、
添加されるアンモニアのOH基数を塗料中の前記共重合
体中のカルボキシル基数で除した当量比で選定されるの
がよく、中和度が0.25以上のとき、塗料粘度が高く
なり、1以上としたときには、塗料粘度か逆に低下する
傾向にあるので。
添加されるアンモニアのOH基数を塗料中の前記共重合
体中のカルボキシル基数で除した当量比で選定されるの
がよく、中和度が0.25以上のとき、塗料粘度が高く
なり、1以上としたときには、塗料粘度か逆に低下する
傾向にあるので。
0.25〜1.5程度の中和度が最もよい。
本発明で使用される前記共重合体は、アクリル酸エステ
ルとメタクリル酸エステルとアクリル酸またはメタクリ
ル酸とを重量比で100対20〜100対1〜30の組
成比を有するものが好適である。
ルとメタクリル酸エステルとアクリル酸またはメタクリ
ル酸とを重量比で100対20〜100対1〜30の組
成比を有するものが好適である。
ポリウレタン樹脂としては、バイエルジャパン社製のD
LN、DLHなとの水分散系のポリウレタン樹脂が適轟
である。
LN、DLHなとの水分散系のポリウレタン樹脂が適轟
である。
次に本発明による実施例について説明する。
実施例 1
アクリル酸エチル65重量部とメタクリル酸メチル35
重量部とメタクリル酸10重量部とからなる共重合体を
水に乳化分散させた固形分濃度45重量係の水分散液と
ウレタンエマルジョンDI、N、(固形分45重量%)
とを下表の割合(重量部)で配合し、これにγ−Fe2
03磁性粉250重量部と適宜のアンモニア水と水とを
加えてボールミル中で混合分散して磁性塗料を調製し、
コレラポリエステルベースフィルム上に塗布乾燥して磁
性塗膜を形成し、所定の幅に裁断して磁気テープを作る
。
重量部とメタクリル酸10重量部とからなる共重合体を
水に乳化分散させた固形分濃度45重量係の水分散液と
ウレタンエマルジョンDI、N、(固形分45重量%)
とを下表の割合(重量部)で配合し、これにγ−Fe2
03磁性粉250重量部と適宜のアンモニア水と水とを
加えてボールミル中で混合分散して磁性塗料を調製し、
コレラポリエステルベースフィルム上に塗布乾燥して磁
性塗膜を形成し、所定の幅に裁断して磁気テープを作る
。
実施例 2
実施例1試料番号4の組成中アクリル酸エチルーメタク
リル酸メチル−メタクリル酸共重合体に代えて、アクリ
ル酸ブチル70重量部とメタクリル酸メチル25重量部
とアクリル酸5重量とからなる共重合体の水分散液(固
形分濃度45重量%)を使用し、以下同様にして試料番
号6の磁気テープを作る。
リル酸メチル−メタクリル酸共重合体に代えて、アクリ
ル酸ブチル70重量部とメタクリル酸メチル25重量部
とアクリル酸5重量とからなる共重合体の水分散液(固
形分濃度45重量%)を使用し、以下同様にして試料番
号6の磁気テープを作る。
このようにして得られた磁気テープについて磁気特性(
残留磁束密度(Br)、角型(Br/BS))と感度出
力を測定した。
残留磁束密度(Br)、角型(Br/BS))と感度出
力を測定した。
また、これらの磁気記録テープの一定長さのものをルー
プ状に接続し、38cIfL/秒の走行速度で磁気ヘッ
ドと摺接させながら1時間走行させたのち、磁気記録テ
ープの摩耗減量を測定した(耐摩耗試験) 下表は、これらの試験結果である。
プ状に接続し、38cIfL/秒の走行速度で磁気ヘッ
ドと摺接させながら1時間走行させたのち、磁気記録テ
ープの摩耗減量を測定した(耐摩耗試験) 下表は、これらの試験結果である。
以上の結果から、ポリウレタン樹脂単独(試料番号1)
およびアクリル酸エステル共重合体単独(試料番号5)
のものは、感度、耐摩耗性の一方を満足するものの、他
方が充分でないが、試料番号3,4.6のものは両特性
が改善されていることがわかる。
およびアクリル酸エステル共重合体単独(試料番号5)
のものは、感度、耐摩耗性の一方を満足するものの、他
方が充分でないが、試料番号3,4.6のものは両特性
が改善されていることがわかる。
Claims (1)
- 1 アクリル酸エステルとメタクリル酸エステルとアク
リル酸またはメタクリル酸の共重合体とポリウレタン樹
脂とからなるバインダーと磁性粉とを混練した磁性塗膜
を基体上に設けたことを特徴、とする’E1′:(、−
1,、、’、”’>。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15098275A JPS5816245B2 (ja) | 1975-12-17 | 1975-12-17 | ジキキロクタイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15098275A JPS5816245B2 (ja) | 1975-12-17 | 1975-12-17 | ジキキロクタイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5274308A JPS5274308A (en) | 1977-06-22 |
JPS5816245B2 true JPS5816245B2 (ja) | 1983-03-30 |
Family
ID=15508689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15098275A Expired JPS5816245B2 (ja) | 1975-12-17 | 1975-12-17 | ジキキロクタイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5816245B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2914659A1 (de) * | 1979-04-11 | 1980-10-23 | Agfa Gevaert Ag | Magnetisches speichermedium und verfahren zu dessen herstellung |
JPS5835728A (ja) * | 1981-08-21 | 1983-03-02 | Sony Corp | 磁気記録媒体 |
-
1975
- 1975-12-17 JP JP15098275A patent/JPS5816245B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5274308A (en) | 1977-06-22 |
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