JPS58161910A - 有機電解質電池用電解質の精製方法 - Google Patents

有機電解質電池用電解質の精製方法

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Publication number
JPS58161910A
JPS58161910A JP4482382A JP4482382A JPS58161910A JP S58161910 A JPS58161910 A JP S58161910A JP 4482382 A JP4482382 A JP 4482382A JP 4482382 A JP4482382 A JP 4482382A JP S58161910 A JPS58161910 A JP S58161910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ethylene glycol
general formula
compound represented
ether
electrolyte
Prior art date
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Pending
Application number
JP4482382A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Yoshimitsu
由光 一三
Atsushi Sato
淳 佐藤
Akio Shimizu
清水 明夫
Yoshio Uetani
植谷 慶雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • Y02E60/12

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  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Primary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は有機電解質電池用の電解質として用いる一般式
α) 1XFn (式中、Xはリン、アンチモン、砒素またはホウ素であ
り、nはXがリン、アンチモンまたは砒素のとき6で、
Xがホウ素のときは4である)で示される化合物の精製
方法に関する。
最近、有機電解質電池用の電解質として一般式(I)で
示される化合物が、有機溶媒への溶解性がよく、かつ高
電導度で、しかも過塩素酸系のものより安全性が高いこ
とから、非常に注目されている。
しかしながら、一般に入手しつる市販品は、その製法に
もよるがかなりの不純物を含んでお粉、その不純物が電
池内で活物質と反応して放電容量の低下やブス発生、内
部抵抗の増加などを引きおこす。
本発明者らはそのような事情に鑑み種々研究を重ねた結
果、一般式(I)で示される化合物をエチレングリコー
ルエーテル忙溶解させ、濾過後、炉液を冷却して一般式
(2) %式%) (式中、Xおよび寵は前記と同じであり、mは1〜4の
正数で、Rはエチレングリコールエーテルである) で示される化合物を析出させ、得られた一般式(2)で
示される化合物を減圧下で加温し、一般式(2)mR@ (式中、mおよびRtf前記と同じである)で示される
部分を除去するときは、高純度の一般式(I)で示され
る化合物が得られることを見出し、本発明を完成するに
いたった。
本発明において、エチレングリコールエーテルとしては
、たとえばエチレングリコールジメチルx −f k 
(1e 2−’)メトキシエタン)、エチレンクリコー
ルジエチルエーテル、エチレンクリコールノブチルエー
テルなどが用いられる。
一般式α)で示される化合物をエチレングリコールエー
テルに溶解すると、発熱するととも和、一般式(I)で
示される化合物はエチレングリコールエーテルと溶媒和
して一般式(2)で示される化合物に変化する。溶解は
一般式(6)で示される化合物の分解を避けるため70
℃以下で行なうのが好ましく、ま良溶解から濾過が終了
するまでの間溶液の温度を50〜70″CK保温するの
が好ましい。この溶解、濾過の際、一般式(I)で示さ
れる化合物中に含まれていた不純物でエチレングリコー
ルエーテルに溶解しない亀のtl’l Kよって除かれ
る。結晶化のための冷却は通常25℃以下でエチレング
リコールエーテルの凝固点以上の温度で行なわれる。こ
の際、一般式(I)で示される化合物中和室まれていた
不純物でニゲ・レンゲリコールエーテルに溶解シタもの
は、結晶化せずそのまま溶液中に残るので、結晶を採取
するための濾過によって除去される。
一般式位)で示される化合物の生成は、ガスクロマトグ
ラフィーや被磁気共鳴でエチレングリコールエーテルに
基づくピークやプロトン管検出することによって確認で
きる。
得られた一般式(2)で示される化合物から一般式(2
)で示される部分を気化して除去するには、減圧下で加
温することによって行なわれる。その際の圧力としてt
io、1〜10sgHgが好ましく、温度は15〜80
℃の範囲が好ましい。減圧の程度にもよるが、温度が8
0℃を超えると一般式(I)で示される化合物の分解が
生じるので80℃より高い温度に加熱するのけ好ましく
ない。
減圧下での加温による一般式(1)で示される化合物の
再生は、エチレングリコールエーテルの消失をガスクロ
マトグラフィーやプロトン被磁気共鳴で確認すること和
よって確認することができる。
つぎに実施例をあげて本発明を説明する。
市販OLi P F@ (純度98%)100fをx 
? L/ 7グリコールジメチルエーテル700 ml
に温度が70 ”Cを超えないように注意しながら80
分間かけて少量ずつ添加し、攪拌して溶解させた。Li
PE、の添加後も65℃に保温しながら120分間攪拌
を続けた。
つぎに、温度が低下しないようKすばやく枦遇し、炉液
を−lO℃に冷却して結晶を析出させた。
濾過後、結晶の一部を採取しI WHgに減圧下2℃−
で充分圧乾燥してプロトン核磁気共鳴くかけたところ、
エチレングリコールジメチルエーテルに基づくピークが
δ=8.8および!1.6KI!められた。またガスク
ロマトグラフィーで調べ九ところエチレングリコールジ
メチルエーテルに基づくピークが検出された。
つぎに%得られた結晶を80℃に加温しつつ11111
H7lK減圧し、24時間かけてエチレングリコールジ
メチルエーテルの除去を行なった。
上記工程を紅て得られた物質をプロトン核磁気共鳴で調
べ九ところエチレングリコールジメチルエーテルのプロ
トン忙基づくδ=8.8および8.5のピークは完全に
消失してい喪。またガスクロマトグラフィーでもエチレ
ングリコールジメチルエーテルに基づくピークは検出さ
れなかった。
得られた物質を熱重量分析と質量分析とを併用して調べ
九ところ、LiPFgであることがiI認された。純度
は99.7%であった。
上記のようKして精製されたLi PF、 fグロビレ
ンカーボネートに2.6モル/l溶解して電解液を調製
し、この電解液を用い、リチウムを負極活物質、二硫化
チタンを正極活物質とし、ハーメチックシール構造の電
池Aを製造した。
比較の丸め、市販のLiPFgをそのまま上記と同様の
溶媒に2.5モV1溶解して電解液を調製し、骸電解液
を用いて上記と同様の電池B′f製造した。
上記のような電池AおよびBの初度内部抵抗ならび[6
0°CでlO日間貯蔵後の内部抵抗を測定した。
その結果を第1表に示す。
第  1  表 以上述べたように、本発明は一般式α)で示される化合
物をその溶媒和物である一般式(イ)で示される化合物
を経て精製するものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l、一般式(I) Lixp、         (I) (式中、Xはリン、アンチモン、砒素またはホウ素であ
    り、nはXがリン、アンチモンまたは砒素のとき6で、
    Xがホウ素のときは4である) で示される化合物をエチレングリコールエーテルに溶解
    させ、−過後、p液を冷却して、一般式(6) %式%) (式中、Xおよびnは前記と同じであり、mは1−4の
    正数で、kはエチレングリコールエーテルである) で示される化合物を析出させ、得られ九一般式(2)で
    示される化合物を減圧下で加温し、一般式mli   
                  @(式中、mおよび翼は
    前記と同じである)て示される部分を除去することを特
    徴とする一般式(I)で示される化合物よりなる有機電
    解質電池用電解質の精製方法。 1一般式(r)で示される化合物がLiPF、である特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 8、 エチレングリコールエーテルがエチレングリコー
    ルジメチルエーテル、エチレンクリコールジエチルエー
    テルまたはエチレングリコールジプチルエーテルである
    特許請求の範囲第1項または第2項記載の方法。 4、一般式α)で示される化合物のエチレングリコール
    エーテルへの溶解を70℃以下で行ない、溶解から濾過
    が終了するまでの間、溶液を50〜70”CK保温する
    特許請求の範囲第1項、第2項または第8項記載の方法
    。 5、一般式@)で示される化合物から一般式(2)で示
    される部分の除去)0.1−11−1Osnに減圧下1
    5〜80℃で行なう特許請求の範囲第1項、第2項、第
    3項または第4項記載の方法。
JP4482382A 1982-03-20 1982-03-20 有機電解質電池用電解質の精製方法 Pending JPS58161910A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63281365A (ja) * 1987-05-12 1988-11-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> リチウム電池用電解液の製造方法
EP0385724A2 (en) * 1989-02-27 1990-09-05 Duracell Inc. Improved method for preparing non-aqueous electrolytes

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