JPS58161797A - 電着塗装装置における熱利用システム - Google Patents
電着塗装装置における熱利用システムInfo
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- JPS58161797A JPS58161797A JP4195182A JP4195182A JPS58161797A JP S58161797 A JPS58161797 A JP S58161797A JP 4195182 A JP4195182 A JP 4195182A JP 4195182 A JP4195182 A JP 4195182A JP S58161797 A JPS58161797 A JP S58161797A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、車体に対して電着塗装を行う電着塗装ライン
において、電着槽で発生する熱量を脱脂槽等の処理液の
加温熱源として利用するようにした電着塗装装置におけ
る熱利用システムに関するものである。
において、電着槽で発生する熱量を脱脂槽等の処理液の
加温熱源として利用するようにした電着塗装装置におけ
る熱利用システムに関するものである。
一般に、車体に対して電着塗装を行う場合、電着塗装ラ
イン上の電着槽では、効果的な電着塗装を行い得るよう
電着塗料液を27°C前後の所定温度に保持する必要が
ある。このため、従来、電着塗料液が、電源装置からの
通電により熱量が過剰に与えられて所定温度以上になる
と、該電着塗料液を熱交換器等で冷却することが行われ
ている。
イン上の電着槽では、効果的な電着塗装を行い得るよう
電着塗料液を27°C前後の所定温度に保持する必要が
ある。このため、従来、電着塗料液が、電源装置からの
通電により熱量が過剰に与えられて所定温度以上になる
と、該電着塗料液を熱交換器等で冷却することが行われ
ている。
一方、電着塗装の前処理工程に配置された脱脂槽や化成
処理槽では、完全な脱脂や均一な化成被膜が得られるよ
う、脱脂および化成処理の各処理液を50℃前後の所定
温度に保持する必要がある。
処理槽では、完全な脱脂や均一な化成被膜が得られるよ
う、脱脂および化成処理の各処理液を50℃前後の所定
温度に保持する必要がある。
そのため、従来、脱脂や化成の各処理液が、該缶処理液
中に浸漬された低温の車体の熱吸収によって所定温度よ
り低くなると、上記各処理液を熱交換器等で加温するよ
うになされている。また、電着塗装ラインの脱脂槽の前
に配置される湯洗槽では、該湯洗槽の温水を熱交換器等
で加温して使用している。
中に浸漬された低温の車体の熱吸収によって所定温度よ
り低くなると、上記各処理液を熱交換器等で加温するよ
うになされている。また、電着塗装ラインの脱脂槽の前
に配置される湯洗槽では、該湯洗槽の温水を熱交換器等
で加温して使用している。
しかるに、省エネルギー化が盛んに叫ばれている今日、
本発明者等は電着塗装装置全体を省エネルギーの面から
無駄があるかどうかを検討してみたところ、電着槽では
電着塗装時の通電により発生する過剰熱量が熱交換器等
で吸収されて大気に無駄に廃棄されている一方、脱脂槽
等では処理液加温用の熱量を別途に必要としており、全
体としてエネルギーの有効利用が図られていないことを
見出した。
本発明者等は電着塗装装置全体を省エネルギーの面から
無駄があるかどうかを検討してみたところ、電着槽では
電着塗装時の通電により発生する過剰熱量が熱交換器等
で吸収されて大気に無駄に廃棄されている一方、脱脂槽
等では処理液加温用の熱量を別途に必要としており、全
体としてエネルギーの有効利用が図られていないことを
見出した。
そこで、本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので、電
着槽で発生する過剰熱量を脱脂槽等の処理液加温熱源と
して利用するようにすることにより、エネルギーを有効
利用して、電着塗装装置全体の消費エネルギーを可及的
に節減することを目的とするものである。
着槽で発生する過剰熱量を脱脂槽等の処理液加温熱源と
して利用するようにすることにより、エネルギーを有効
利用して、電着塗装装置全体の消費エネルギーを可及的
に節減することを目的とするものである。
その目的を達成するため、本発明では、電着槽の電着塗
料液を冷却する第1熱交換器と、電着塗装ラインにお゛
ける脱脂槽、化成処理槽および湯洗槽のうち少なくとも
1つの槽の処理液を加温する第2熱交換器と、上記画然
交換器に熱媒体物を循環して第1熱交換器で得た熱量を
第2熱交換器に導く熱媒体物循環器とを備えたことを特
徴とするものである。
料液を冷却する第1熱交換器と、電着塗装ラインにお゛
ける脱脂槽、化成処理槽および湯洗槽のうち少なくとも
1つの槽の処理液を加温する第2熱交換器と、上記画然
交換器に熱媒体物を循環して第1熱交換器で得た熱量を
第2熱交換器に導く熱媒体物循環器とを備えたことを特
徴とするものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に第1図は
本発明に係る電着塗装装置における熱利用システムを示
し、1は電着塗料液Aを貯溜する電着槽であって、搬送
されてきた車体が該電着槽1の電着塗料液Aに浸漬され
た時、該電着槽1に接続された電源装置(図示せず)か
らの通電によって該車体に対して電着塗装を施すように
なされている。そして、該電着槽1には、該電着槽1の
電着塗料液Aを冷却する第1熱交換器2が接続されてい
る。該第1熱交換器2は、−次側配管6に介設された第
1ポンプP、の作動によって電着槽1の電着塗料液Aを
該第1熱交換器2に循環させると同時に、二次側配管4
に介設された第2ポンプP2の作動によって冷水槽5に
貯溜した例えば18℃前後の冷水を該第1熱交換器2に
循環させることにより、第1熱交換器2での熱交換作用
によって電着塗料液Aが電源装置(図示せず)からの通
電により得た過剰熱量を冷水槽5の冷水に与えて、該電
着塗料液Aを27°C前後の所定温度に冷却保持するも
のである。
本発明に係る電着塗装装置における熱利用システムを示
し、1は電着塗料液Aを貯溜する電着槽であって、搬送
されてきた車体が該電着槽1の電着塗料液Aに浸漬され
た時、該電着槽1に接続された電源装置(図示せず)か
らの通電によって該車体に対して電着塗装を施すように
なされている。そして、該電着槽1には、該電着槽1の
電着塗料液Aを冷却する第1熱交換器2が接続されてい
る。該第1熱交換器2は、−次側配管6に介設された第
1ポンプP、の作動によって電着槽1の電着塗料液Aを
該第1熱交換器2に循環させると同時に、二次側配管4
に介設された第2ポンプP2の作動によって冷水槽5に
貯溜した例えば18℃前後の冷水を該第1熱交換器2に
循環させることにより、第1熱交換器2での熱交換作用
によって電着塗料液Aが電源装置(図示せず)からの通
電により得た過剰熱量を冷水槽5の冷水に与えて、該電
着塗料液Aを27°C前後の所定温度に冷却保持するも
のである。
また、6は上記電着槽1の前工程に配置される脱脂槽で
あって、該脱脂槽6には脱脂処理液Bが貯溜され、該脱
脂処理液B中に車体が浸漬された時、該脱脂処理液Bに
よって該車体の脱脂を行うものである。そして、該脱指
槽6には脱脂処理液Bを加温する第2熱交換器7が接続
されている。
あって、該脱脂槽6には脱脂処理液Bが貯溜され、該脱
脂処理液B中に車体が浸漬された時、該脱脂処理液Bに
よって該車体の脱脂を行うものである。そして、該脱指
槽6には脱脂処理液Bを加温する第2熱交換器7が接続
されている。
該第2熱交換器7は、−次側配管8に介設した第3ポン
プP3の作動によって上記脱脂槽6の脱脂処理液Bを該
第2熱交換器7に循環させると同時に、該第2熱交換器
7の二次側配管9に介設した第4ポ/プP4の作動によ
って温水槽10に貯溜した例えば65℃前後の温水を第
2熱交換器7に循環させることにより、第2熱交換器7
での熱交換作用によって温水槽10の温水の熱量を脱脂
槽6の脱脂処理液Bに与えて、該脱脂処理液Bの液温を
50℃前後の所定温度に加温するものである。
プP3の作動によって上記脱脂槽6の脱脂処理液Bを該
第2熱交換器7に循環させると同時に、該第2熱交換器
7の二次側配管9に介設した第4ポ/プP4の作動によ
って温水槽10に貯溜した例えば65℃前後の温水を第
2熱交換器7に循環させることにより、第2熱交換器7
での熱交換作用によって温水槽10の温水の熱量を脱脂
槽6の脱脂処理液Bに与えて、該脱脂処理液Bの液温を
50℃前後の所定温度に加温するものである。
さらに、11は電着塗装ラインにおける上記電着槽イと
脱脂槽6との間に配置されだ化成処理槽であって、該化
成処理槽11には化成処理液Cが貯溜され、該化成処理
液C中に脱指を終えた車体が浸漬された時、該化成処理
液Cによって該車体に化成被膜を形成するものである。
脱脂槽6との間に配置されだ化成処理槽であって、該化
成処理槽11には化成処理液Cが貯溜され、該化成処理
液C中に脱指を終えた車体が浸漬された時、該化成処理
液Cによって該車体に化成被膜を形成するものである。
そして、該化成処理槽11には、化成処理液Cを加温す
る第2熱交換器12が接続されている。該第2熱交換器
12は、−次側配管15に介設した第5ポンプP5の作
動によって化成処理槽11の化成処理液Cを該第2熱交
換器12に循環させると同時に、二次側配管14に介設
した第6ポンブP6の作動によって上記温水槽10の温
水を該第2熱交換器12に循環させることにより、第2
熱交換器12での熱交換作用によって温水槽10の温水
の熱量を化成処理槽11の化成処理液Cに与えて、該化
成処理液Cの液温を50°C前後の所定温度に加温保持
するものである。
る第2熱交換器12が接続されている。該第2熱交換器
12は、−次側配管15に介設した第5ポンプP5の作
動によって化成処理槽11の化成処理液Cを該第2熱交
換器12に循環させると同時に、二次側配管14に介設
した第6ポンブP6の作動によって上記温水槽10の温
水を該第2熱交換器12に循環させることにより、第2
熱交換器12での熱交換作用によって温水槽10の温水
の熱量を化成処理槽11の化成処理液Cに与えて、該化
成処理液Cの液温を50°C前後の所定温度に加温保持
するものである。
加えて、15は熱媒体物循環器としてのヒートポンプで
あって、該ヒートポンプ15は熱媒体物を内蔵している
とともに、該ヒートポンプ15内には上記第1熱交換器
2の二次側配管4の一部を臨ましめ、また上記温水槽1
0の温水を循環させる温水配管16の一部を臨ましめて
おり、内蔵する熱媒体物の循環により、第1熱交換器2
を経た冷水槽5の冷水と、上記温水配管16に介設した
第7ポンプP7の作動によって循環する上記温水槽10
の温水との間で熱授受を行わせて、第1熱交換器2での
熱交換により該冷水に与えられた電着槽1での過剰熱量
を温水槽10の温水に与えることにより、第1熱交換器
2を経た冷水槽5の冷水温度を再び18°C前後の液温
に戻すとともに、熱量か与えられた温水槽10の温水を
脱脂槽6や化成処理槽11の各処理液B、 Cを加温
する熱源として第2熱交換器7,12に導くように構成
されている。
あって、該ヒートポンプ15は熱媒体物を内蔵している
とともに、該ヒートポンプ15内には上記第1熱交換器
2の二次側配管4の一部を臨ましめ、また上記温水槽1
0の温水を循環させる温水配管16の一部を臨ましめて
おり、内蔵する熱媒体物の循環により、第1熱交換器2
を経た冷水槽5の冷水と、上記温水配管16に介設した
第7ポンプP7の作動によって循環する上記温水槽10
の温水との間で熱授受を行わせて、第1熱交換器2での
熱交換により該冷水に与えられた電着槽1での過剰熱量
を温水槽10の温水に与えることにより、第1熱交換器
2を経た冷水槽5の冷水温度を再び18°C前後の液温
に戻すとともに、熱量か与えられた温水槽10の温水を
脱脂槽6や化成処理槽11の各処理液B、 Cを加温
する熱源として第2熱交換器7,12に導くように構成
されている。
尚、上記温水槽10には工業用水を供給する通路17と
蒸気を供給する通路18とが開口しており、温水槽10
の温水温度が電着槽1で発生する熱量の増大に伴い所定
の65°C前後の液温より高くなったときには、該液温
を検出する温度センサ19の検知信号に基いて上記工業
用水通路17に介設した第1閉鎖弁20を開き、工業用
水を供給して液温を65°C前後に保持するとともに、
この工業用水の供給により増量した温水の一部を電着塗
装ラインの脱脂槽6の前に配置される湯洗槽21に供給
する一方、電着槽1で発生する熱量の減少に伴い温水温
度が65°C前後の温度より低くなったときには、上記
温度センサ19の検知信号に基いて蒸気通路18に介設
した第2閉鎖弁22を開き、温水中に蒸気を吹込んで6
5℃前後の液温に上昇保持するようにしている。
蒸気を供給する通路18とが開口しており、温水槽10
の温水温度が電着槽1で発生する熱量の増大に伴い所定
の65°C前後の液温より高くなったときには、該液温
を検出する温度センサ19の検知信号に基いて上記工業
用水通路17に介設した第1閉鎖弁20を開き、工業用
水を供給して液温を65°C前後に保持するとともに、
この工業用水の供給により増量した温水の一部を電着塗
装ラインの脱脂槽6の前に配置される湯洗槽21に供給
する一方、電着槽1で発生する熱量の減少に伴い温水温
度が65°C前後の温度より低くなったときには、上記
温度センサ19の検知信号に基いて蒸気通路18に介設
した第2閉鎖弁22を開き、温水中に蒸気を吹込んで6
5℃前後の液温に上昇保持するようにしている。
また、電着槽1で電着塗装される車体台数の減少に伴っ
て電着塗料液Aの液温か27℃前後の所定温度より低く
なると、第1熱交換器2の二次側配管4と該二次側配管
4より分岐して第1熱交換器2をバイパスするバイパス
通路2′5との接続点に設けた三方電磁弁24を、上記
電着塗料液Aの液温を検知する温度センサ25の検知信
号に基いて励磁作動させて、冷水槽5の冷水の循環通路
を切換え該冷水をバイパス通路23を介して循環させる
ことにより、電着塗料液Aの液温か第1熱交換器2での
熱交換によりさらに温度低下するのを防止するようにし
ている。
て電着塗料液Aの液温か27℃前後の所定温度より低く
なると、第1熱交換器2の二次側配管4と該二次側配管
4より分岐して第1熱交換器2をバイパスするバイパス
通路2′5との接続点に設けた三方電磁弁24を、上記
電着塗料液Aの液温を検知する温度センサ25の検知信
号に基いて励磁作動させて、冷水槽5の冷水の循環通路
を切換え該冷水をバイパス通路23を介して循環させる
ことにより、電着塗料液Aの液温か第1熱交換器2での
熱交換によりさらに温度低下するのを防止するようにし
ている。
同様に、脱脂槽6および化成処理槽11の各処理液B、
Cの液温か脱脂および化成処理される車体台数の減
少に伴ってそれぞれ50°C前後の所定温度より高くな
ると、第2熱交換器7,12の二次側配管9,14とバ
イパス通路26.27との接続へに設けた三方電磁弁2
8.29を、脱脂および化成処理の各処理液B、 C
の液温を検知する温度センサ50.り1の検知信号に基
いて励磁作動させて、温水槽10の温水をバイパス通路
26゜27を介して循環させることにより、脱脂および
化成処理の各処理液B、 Cが第2熱交換器7.12
で熱交換されてさらに温度上昇するのを防止するように
している。
Cの液温か脱脂および化成処理される車体台数の減
少に伴ってそれぞれ50°C前後の所定温度より高くな
ると、第2熱交換器7,12の二次側配管9,14とバ
イパス通路26.27との接続へに設けた三方電磁弁2
8.29を、脱脂および化成処理の各処理液B、 C
の液温を検知する温度センサ50.り1の検知信号に基
いて励磁作動させて、温水槽10の温水をバイパス通路
26゜27を介して循環させることにより、脱脂および
化成処理の各処理液B、 Cが第2熱交換器7.12
で熱交換されてさらに温度上昇するのを防止するように
している。
さらに、ヒートポンプ15の故障時には、ヒートポンプ
15の熱媒体物の異常温度および異常圧力を検出して、
第1熱交換器2の両端近傍に設けた電磁弁52.55を
閉じると同時に、第1熱交換器2に工業用水を供給する
工業用水通路64に介設した閉鎖弁55および排水通路
56に介設した閉鎖弁57を開くことにより、第1熱交
換器2に工業用水を流通せしめて電着槽1の電着塗料液
Aを該工業用水でもって冷却し得るようになされている
。
15の熱媒体物の異常温度および異常圧力を検出して、
第1熱交換器2の両端近傍に設けた電磁弁52.55を
閉じると同時に、第1熱交換器2に工業用水を供給する
工業用水通路64に介設した閉鎖弁55および排水通路
56に介設した閉鎖弁57を開くことにより、第1熱交
換器2に工業用水を流通せしめて電着槽1の電着塗料液
Aを該工業用水でもって冷却し得るようになされている
。
次に、上記実施例の作動について説明すると、電着塗装
時、電着槽1の電着塗料液Aは電源装置(図示せず)か
らの通電毎に発生する熱量を受けて温度上昇すると同時
に、第1ポ/ブP□の作動により第1熱交換器2を循環
し、該第1熱交換器2で冷水槽5からの一18°C前後
の冷水と熱交換されて冷却されることを繰返している。
時、電着槽1の電着塗料液Aは電源装置(図示せず)か
らの通電毎に発生する熱量を受けて温度上昇すると同時
に、第1ポ/ブP□の作動により第1熱交換器2を循環
し、該第1熱交換器2で冷水槽5からの一18°C前後
の冷水と熱交換されて冷却されることを繰返している。
その結果、上記電着槽1で発生する過剰熱量は該第1熱
交換器2での熱交換により冷水槽5の冷水に吸収されて
、電着槽1の電着塗料液A11−t、27°C前後の所
定温度に保持される。
交換器2での熱交換により冷水槽5の冷水に吸収されて
、電着槽1の電着塗料液A11−t、27°C前後の所
定温度に保持される。
そして、上記電着槽1での過剰熱量を吸収した冷水は、
その後ヒートポンプ15を循環し、該ヒートポンプ15
でその吸収した熱量を該ヒートポンプ15内を循環する
熱媒体物を介して温水配管16を循環する温水に与え、
この熱授受により18℃前後の温度にまで低下して冷水
槽5に戻っだのち、再び第1熱交換器2に供給されて電
着槽1の電着塗料液Aと熱交換されることを繰返す。
その後ヒートポンプ15を循環し、該ヒートポンプ15
でその吸収した熱量を該ヒートポンプ15内を循環する
熱媒体物を介して温水配管16を循環する温水に与え、
この熱授受により18℃前後の温度にまで低下して冷水
槽5に戻っだのち、再び第1熱交換器2に供給されて電
着槽1の電着塗料液Aと熱交換されることを繰返す。
一方、上記ヒートポンプにより冷水からの熱量を受けた
温水槽10の温水は徐々に液温上昇し、その液温か65
℃前後の所定温度より高いときには、温水槽10の温度
センサー9の検知信号に基づく第1閉鎖弁20の開作動
によって工業用水が温水槽10に供給されることにより
、液温か下降して上記所定温度に保持される一方、65
℃前後の所定温度より低いときには、上記温度センサー
9の検知信号に基づく第2閉鎖弁22の開作動によって
蒸気が温水槽10に吹込まれることにより、液温か上昇
して上記所定温度に保持される。そして、この温水が第
2熱交換器7,12で脱脂槽6の脱脂処理液Bや化成処
理槽11の化成処理液Cと熱交換されることになる。そ
の結果、脱脂および化成処理の各処理液B、 Cは、
i@−処理液B。
温水槽10の温水は徐々に液温上昇し、その液温か65
℃前後の所定温度より高いときには、温水槽10の温度
センサー9の検知信号に基づく第1閉鎖弁20の開作動
によって工業用水が温水槽10に供給されることにより
、液温か下降して上記所定温度に保持される一方、65
℃前後の所定温度より低いときには、上記温度センサー
9の検知信号に基づく第2閉鎖弁22の開作動によって
蒸気が温水槽10に吹込まれることにより、液温か上昇
して上記所定温度に保持される。そして、この温水が第
2熱交換器7,12で脱脂槽6の脱脂処理液Bや化成処
理槽11の化成処理液Cと熱交換されることになる。そ
の結果、脱脂および化成処理の各処理液B、 Cは、
i@−処理液B。
□
C中に浸漬された車体によって熱吸収された分の熱量が
上記温水槽10の温水によって与えられて、50°C前
後の所定温度に保持される。
上記温水槽10の温水によって与えられて、50°C前
後の所定温度に保持される。
したがって、電着塗装時に電源装置(図示せず)からの
通電により電着槽1に発生した過剰熱量はヒートポンプ
15で回収され、この熱量が温水槽10に与えられて脱
脂槽6の脱脂処理液Bや化成処理槽11の化成処理液C
の加温熱源として利用されているので、電着塗装装置全
体での消費エネルギーを可及的に節減することができ、
省エネルギー化を図ることができる。
通電により電着槽1に発生した過剰熱量はヒートポンプ
15で回収され、この熱量が温水槽10に与えられて脱
脂槽6の脱脂処理液Bや化成処理槽11の化成処理液C
の加温熱源として利用されているので、電着塗装装置全
体での消費エネルギーを可及的に節減することができ、
省エネルギー化を図ることができる。
尚、上記実施例では、電着槽1で発生する熱量を脱脂槽
6および化成処理槽11・に優先して利用するようにし
たが、その他、脱脂槽6にのみ、もしくは化成処理槽1
1にのみ優先して利用することができるのは勿論のこと
、湯洗槽21に優先して利用することも可能である。し
かし、湯洗1121においては、湯洗槽21の温水温度
が所定温度より比較的低い温度であってもある程度の温
水洗い効果を得ることができるが、一方、脱脂槽6や化
成処理槽11においては処理液B、 Cが50℃前後
の所定温度より低い温度になると効果がなくなる。した
がって、上記実施例の如く脱脂槽6や化成処理槽11に
優先して利用する方が、脱脂や化成処理の各処理液B、
Cが50°C前後の所定温度に保持されてはじめて
所定の効果が得られる点で熱量の有効利用に無駄がなく
、より熱量の有効利用化を図ることができるので好まし
い。
6および化成処理槽11・に優先して利用するようにし
たが、その他、脱脂槽6にのみ、もしくは化成処理槽1
1にのみ優先して利用することができるのは勿論のこと
、湯洗槽21に優先して利用することも可能である。し
かし、湯洗1121においては、湯洗槽21の温水温度
が所定温度より比較的低い温度であってもある程度の温
水洗い効果を得ることができるが、一方、脱脂槽6や化
成処理槽11においては処理液B、 Cが50℃前後
の所定温度より低い温度になると効果がなくなる。した
がって、上記実施例の如く脱脂槽6や化成処理槽11に
優先して利用する方が、脱脂や化成処理の各処理液B、
Cが50°C前後の所定温度に保持されてはじめて
所定の効果が得られる点で熱量の有効利用に無駄がなく
、より熱量の有効利用化を図ることができるので好まし
い。
また、上記実施例では、脱脂槽6の前に配置した湯洗槽
21の温水加温に本発明を適用した例を示したが、この
他例えば、化成処理槽11の前後および電着槽1の前後
に湯洗槽を配置した場合には、これにも本発明が適用で
きることは言うまでもない。
21の温水加温に本発明を適用した例を示したが、この
他例えば、化成処理槽11の前後および電着槽1の前後
に湯洗槽を配置した場合には、これにも本発明が適用で
きることは言うまでもない。
以上説明したように、本発明によれば、電着塗装時の通
電により電着槽に発生する過剰熱量を、ヒートポンプ等
の熱媒体物循環器を使用して回収し、この回収した熱量
でもって脱脂槽、化成処理槽、湯洗槽を加温するように
有効利用したので、その分、電着塗装装置全体に必要な
消費エネルギーを節減することができ、電着塗装の低コ
スト化を図ることができるものである。
電により電着槽に発生する過剰熱量を、ヒートポンプ等
の熱媒体物循環器を使用して回収し、この回収した熱量
でもって脱脂槽、化成処理槽、湯洗槽を加温するように
有効利用したので、その分、電着塗装装置全体に必要な
消費エネルギーを節減することができ、電着塗装の低コ
スト化を図ることができるものである。
図面は本発明の実施例を示す全体概略構成図である。
1・・電着槽、A・・電着塗料液、2・・第1熱交換器
、6・・脱脂槽、B・・脱脂処理液、7,12・・第2
熱交換器、11・・化成処理槽、C・・化成処理液、1
5・・ヒートポンプ(熱媒体物循環器)、21・・湯洗
槽。
、6・・脱脂槽、B・・脱脂処理液、7,12・・第2
熱交換器、11・・化成処理槽、C・・化成処理液、1
5・・ヒートポンプ(熱媒体物循環器)、21・・湯洗
槽。
Claims (1)
- m 電着槽の電着塗料液を冷却する第1熱交換器と、
電着塗装ラインにおける脱脂槽、化成処理槽および湯洗
槽のうち少なくとも1つの槽の処理液を加温する第2熱
交換器と、上記内熱交換器に熱媒体物を循環して第1熱
交換器で得た熱量を第2熱交換器に導く熱媒体物循環器
とを備えたことを特徴とする電着塗装装置における熱利
用システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4195182A JPS6033914B2 (ja) | 1982-03-16 | 1982-03-16 | 電着塗装装置における熱利用システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4195182A JPS6033914B2 (ja) | 1982-03-16 | 1982-03-16 | 電着塗装装置における熱利用システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58161797A true JPS58161797A (ja) | 1983-09-26 |
JPS6033914B2 JPS6033914B2 (ja) | 1985-08-06 |
Family
ID=12622504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4195182A Expired JPS6033914B2 (ja) | 1982-03-16 | 1982-03-16 | 電着塗装装置における熱利用システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033914B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5988269U (ja) * | 1982-12-07 | 1984-06-14 | いすゞ自動車株式会社 | 内燃機関の燃料噴射装置 |
JP2011153342A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Chubu Electric Power Co Inc | 電着塗装装置 |
CN102586841A (zh) * | 2012-03-29 | 2012-07-18 | 苏州源申涂装净化设备有限公司 | 一种电泳涂装线热能回收系统 |
JP2014129610A (ja) * | 2014-04-07 | 2014-07-10 | Chubu Electric Power Co Inc | 電着塗装装置 |
JP6076533B1 (ja) * | 2016-06-24 | 2017-02-08 | 昭和電工ガスプロダクツ株式会社 | 塗装装置、塗装方法及び混合物の製造方法 |
-
1982
- 1982-03-16 JP JP4195182A patent/JPS6033914B2/ja not_active Expired
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5988269U (ja) * | 1982-12-07 | 1984-06-14 | いすゞ自動車株式会社 | 内燃機関の燃料噴射装置 |
JP2011153342A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Chubu Electric Power Co Inc | 電着塗装装置 |
CN102586841A (zh) * | 2012-03-29 | 2012-07-18 | 苏州源申涂装净化设备有限公司 | 一种电泳涂装线热能回收系统 |
JP2014129610A (ja) * | 2014-04-07 | 2014-07-10 | Chubu Electric Power Co Inc | 電着塗装装置 |
JP6076533B1 (ja) * | 2016-06-24 | 2017-02-08 | 昭和電工ガスプロダクツ株式会社 | 塗装装置、塗装方法及び混合物の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6033914B2 (ja) | 1985-08-06 |
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