JPS58160640A - 空気ばね用ゴム膜 - Google Patents
空気ばね用ゴム膜Info
- Publication number
- JPS58160640A JPS58160640A JP4333782A JP4333782A JPS58160640A JP S58160640 A JPS58160640 A JP S58160640A JP 4333782 A JP4333782 A JP 4333782A JP 4333782 A JP4333782 A JP 4333782A JP S58160640 A JPS58160640 A JP S58160640A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber film
- rubber membrane
- rubber
- displacement
- pneumatic spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/02—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum
- F16F9/04—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum in a chamber with a flexible wall
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Diaphragms And Bellows (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鉄道車両、自動車および産業機械用などの空気
ばねにおけるゴム膜の改良に関するものである。
ばねにおけるゴム膜の改良に関するものである。
従来、周知のように空気ばねにはその用途に応じてベロ
ーズ形、ダイアフラム形ならびに両者の混合形等がらり
、いずれの形式の空気ばねにおいてもその内部に空気を
封入するためのゴム膜を備えており、そのゴム膜は通常
、内層ゴム、中間補強層および外層ゴムの8層からなり
、・前記中間補強層は空気圧力に耐え、屈曲性に優れ、
かつゴムとの接着性のよいポリエステル、ナイロン等の
補強コードをバイアス状に積層しである。
ーズ形、ダイアフラム形ならびに両者の混合形等がらり
、いずれの形式の空気ばねにおいてもその内部に空気を
封入するためのゴム膜を備えており、そのゴム膜は通常
、内層ゴム、中間補強層および外層ゴムの8層からなり
、・前記中間補強層は空気圧力に耐え、屈曲性に優れ、
かつゴムとの接着性のよいポリエステル、ナイロン等の
補強コードをバイアス状に積層しである。
すなわちゴム膜製造の際は互いにある交差角をもつ2枚
の補強コード布を1組として、フォーマ−等に張り付け
た内層ゴムの上に順次張、り付け、通常は1組(21ラ
イという)、さらに強くするには2組または8組とし、
その上に外層ゴムを張シ・付けた後、型付け、加硫(加
熱)を施して一体に製造するのであり、従って前記中間
補強層は補強コード布の重ね合わせ部を除いて全周を均
一な積層状態としているめである。
の補強コード布を1組として、フォーマ−等に張り付け
た内層ゴムの上に順次張、り付け、通常は1組(21ラ
イという)、さらに強くするには2組または8組とし、
その上に外層ゴムを張シ・付けた後、型付け、加硫(加
熱)を施して一体に製造するのであり、従って前記中間
補強層は補強コード布の重ね合わせ部を除いて全周を均
一な積層状態としているめである。
ところが、空気ばムはその使用状態によってはたとえば
前後方向および左右方向などのように、互いに直交する
水平方向においてそれぞれ作用する変位量あるいは許容
変位量が異なる場合があり、たとえば鉄道車両における
いわゆるボルスタレヌ台車用の大変位形(前後動形とも
いう)空気ばねの場合は、第1図に示すようにダイアフ
ラム形ゴム膜(1)の小径側端部を内筒(2)上部外周
部に嵌着し、大径側端部を天板(3)下部外周部に図示
のセルフンール構造またはクランプ構造などにより装着
し、前記内筒(2)を台車わく側、天板(3)を車体側
にそれぞれ取付けて、車両が曲線路を通過する際の車体
と台車わくとの回転変位に伴う100M以上、ときには
200酊にも及ぶ大きな前後方向変位に対応できるよう
にしており、この場合における空気ばねの前記前後方向
に直交する水平方向すなわち左右方向変位は通常80u
程度で前記前後方向変位に比べて甚だ小さいのである。
前後方向および左右方向などのように、互いに直交する
水平方向においてそれぞれ作用する変位量あるいは許容
変位量が異なる場合があり、たとえば鉄道車両における
いわゆるボルスタレヌ台車用の大変位形(前後動形とも
いう)空気ばねの場合は、第1図に示すようにダイアフ
ラム形ゴム膜(1)の小径側端部を内筒(2)上部外周
部に嵌着し、大径側端部を天板(3)下部外周部に図示
のセルフンール構造またはクランプ構造などにより装着
し、前記内筒(2)を台車わく側、天板(3)を車体側
にそれぞれ取付けて、車両が曲線路を通過する際の車体
と台車わくとの回転変位に伴う100M以上、ときには
200酊にも及ぶ大きな前後方向変位に対応できるよう
にしており、この場合における空気ばねの前記前後方向
に直交する水平方向すなわち左右方向変位は通常80u
程度で前記前後方向変位に比べて甚だ小さいのである。
一方、前記空気ばね使用時においてゴム膜(1)に作用
する張力TはT−PlRで与えられ、P[内圧、Rはゴ
ム膜(1)の曲率半径で、内圧Pが同じ場合では曲率半
径Rが大きいほど張力Tも大きくなり、前記大変位形空
気ばねでは前後方向の許容変位量を大きくするためゴム
膜(1)の曲率半径Rが大きくなっており、そのうえ鎖
線で示すように前後方向最大変位状態では、ゴム膜(1
)の引張られた側の曲率半径Rがさらに大きくなるので
、ゴム膜(1)の前後方向位置における張力は左右方向
位置に比べてきわめて大きくなる。
する張力TはT−PlRで与えられ、P[内圧、Rはゴ
ム膜(1)の曲率半径で、内圧Pが同じ場合では曲率半
径Rが大きいほど張力Tも大きくなり、前記大変位形空
気ばねでは前後方向の許容変位量を大きくするためゴム
膜(1)の曲率半径Rが大きくなっており、そのうえ鎖
線で示すように前後方向最大変位状態では、ゴム膜(1
)の引張られた側の曲率半径Rがさらに大きくなるので
、ゴム膜(1)の前後方向位置における張力は左右方向
位置に比べてきわめて大きくなる。
しかしながら、従来のゴム膜においては前記のように全
周にわたって均一な強度の中間補強層にしているため、
前後方向位置において必要な強度を得るように太い補強
コードまたは多層の補強コード数にすれば、左右方向位
置においては不必要に過大な補強コード層となり、その
ためば柔軟であるべきゴム膜の剛性が大きくなり、空気
ばねとしての性能を悪化させる欠点が企った。
周にわたって均一な強度の中間補強層にしているため、
前後方向位置において必要な強度を得るように太い補強
コードまたは多層の補強コード数にすれば、左右方向位
置においては不必要に過大な補強コード層となり、その
ためば柔軟であるべきゴム膜の剛性が大きくなり、空気
ばねとしての性能を悪化させる欠点が企った。
本発明は従来の上記欠点を解消するため、空気ばね使用
時における互いに直交する水平方向、たとえば前後方向
と左右方向のうちいずれか変位量の小さい方向たとえば
左右方向を基準にして必要な補強コード積層数を設定し
、前記左右方向に直交する前後方向の補強コード積層数
をその前後方向の変位量に応じて多くするよるにしたこ
とを特徴とする空気ばね用ゴム膜を提供するもので、以
下図面に基づいて説明する。
時における互いに直交する水平方向、たとえば前後方向
と左右方向のうちいずれか変位量の小さい方向たとえば
左右方向を基準にして必要な補強コード積層数を設定し
、前記左右方向に直交する前後方向の補強コード積層数
をその前後方向の変位量に応じて多くするよるにしたこ
とを特徴とする空気ばね用ゴム膜を提供するもので、以
下図面に基づいて説明する。
第2図は本発明の一実施例を説明するためのたとえばダ
イアフラム形ゴム膜における中間補強層の模式的展開平
面図で、空気ばね使用時における変位量の小さい方向た
とえば左右方向にはそれぞれ中心角90°の範囲に補強
コード積層数を1組2ブライ(■で示し、以下同様とす
る)とし、変位量の木きい前後方向にはそれぞれ中心角
900の範囲に補強コード積層数を2組4プフイ(■)
としである。
イアフラム形ゴム膜における中間補強層の模式的展開平
面図で、空気ばね使用時における変位量の小さい方向た
とえば左右方向にはそれぞれ中心角90°の範囲に補強
コード積層数を1組2ブライ(■で示し、以下同様とす
る)とし、変位量の木きい前後方向にはそれぞれ中心角
900の範囲に補強コード積層数を2組4プフイ(■)
としである。
前記ゴム膜における中間補強層を形成するには第8図に
示すように、まず全周分を21ライ(■)とし、それに
前後方肉分のみさらに21ライ追加するのである。
示すように、まず全周分を21ライ(■)とし、それに
前後方肉分のみさらに21ライ追加するのである。
第4図は本発明の他の突施例における前記第2図に相当
する模式的展開平面図で、第5図に示すようにまず全周
分を2テライ(■)とし、それに中心角90°の21ラ
イ分2組をそれぞれ前後方向中心線から左右に22.5
°ずつずらして重ね合わせ、前後方向中心角45°範囲
t’!67”ライ(■)、斜め45゜方向は4フ“ライ
(■)、左右方向は27”ライ(■)としである。
する模式的展開平面図で、第5図に示すようにまず全周
分を2テライ(■)とし、それに中心角90°の21ラ
イ分2組をそれぞれ前後方向中心線から左右に22.5
°ずつずらして重ね合わせ、前後方向中心角45°範囲
t’!67”ライ(■)、斜め45゜方向は4フ“ライ
(■)、左右方向は27”ライ(■)としである。
なお上記のようにして製作したゴ1膜には、その取付方
向を誤らないように、たとえば補強コード積層数を増加
した前後方向の表示(たとえば矢印)をゴム膜表面に設
けたり、あるいは内筒およびまたは天板等への取付部に
凹凸の嵌合部を設けた夛することが望ましい。
向を誤らないように、たとえば補強コード積層数を増加
した前後方向の表示(たとえば矢印)をゴム膜表面に設
けたり、あるいは内筒およびまたは天板等への取付部に
凹凸の嵌合部を設けた夛することが望ましい。
本発明は以上のように構成されるから、ゴム膜の全円周
各方向においてその変位量に応じて必要最小限の強度が
確保され、しかも従来不必要に増加していたたとえば左
右方向における補強コード積層数を節減することにより
、ゴム膜の剛性を低下させ柔軟な空気ばねを得ることが
できる。
各方向においてその変位量に応じて必要最小限の強度が
確保され、しかも従来不必要に増加していたたとえば左
右方向における補強コード積層数を節減することにより
、ゴム膜の剛性を低下させ柔軟な空気ばねを得ることが
できる。
第1図は従来の空気ばね構造の一例を示すための縦断面
図、第2図は本発明の一実施例を説明するためのダイア
フラム形ゴム膜における中間補強層の模式的展開平面図
、第3図は同上工程説明図、第4図は本発明の他の冥施
例における前記第2図に相当する模式的展開平面図、第
5図は同上工程説明図である。、 1:ゴム膜、2:内筒、8:天板 ■、■、■ニラブライ数 出願人 住友金属工業株式会社
図、第2図は本発明の一実施例を説明するためのダイア
フラム形ゴム膜における中間補強層の模式的展開平面図
、第3図は同上工程説明図、第4図は本発明の他の冥施
例における前記第2図に相当する模式的展開平面図、第
5図は同上工程説明図である。、 1:ゴム膜、2:内筒、8:天板 ■、■、■ニラブライ数 出願人 住友金属工業株式会社
Claims (1)
- (1)ベローズ形、ダイアフラム形等の空気ばネニ使用
するゴム膜の中間補強層における補強コード積層数を、
前記空気ばね使用時における互いに直交する前後方向お
よび左右方向のそれぞれの変位量の大小に応じて相違せ
しめたことを特徴とする空気ばね用ゴム膜。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4333782A JPS58160640A (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | 空気ばね用ゴム膜 |
FR8304333A FR2523679B1 (fr) | 1982-03-17 | 1983-03-16 | Ressort a air |
ES1983279837U ES279837Y (es) | 1982-03-17 | 1983-03-16 | Amortiguador neumatico |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4333782A JPS58160640A (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | 空気ばね用ゴム膜 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58160640A true JPS58160640A (ja) | 1983-09-24 |
JPS6248102B2 JPS6248102B2 (ja) | 1987-10-12 |
Family
ID=12661018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4333782A Granted JPS58160640A (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | 空気ばね用ゴム膜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58160640A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6349036U (ja) * | 1986-09-17 | 1988-04-02 | ||
JPH02199336A (ja) * | 1989-01-30 | 1990-08-07 | Bridgestone Corp | 異方性空気ばね |
-
1982
- 1982-03-17 JP JP4333782A patent/JPS58160640A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6349036U (ja) * | 1986-09-17 | 1988-04-02 | ||
JPH02199336A (ja) * | 1989-01-30 | 1990-08-07 | Bridgestone Corp | 異方性空気ばね |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6248102B2 (ja) | 1987-10-12 |
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