JPS6349036U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案に係る車両用防振装置の実施
例を示す縦断側面図、第２図は第１図のＡ―Ａ線
に沿う断面図、第３図は、下段側防振部のこじり
角度と水平変位との関係を示す線図、第４図は車
両進行方向に水平変位したときの作動状態を示す
側面図、第５図は車両進行方向に直交する方向に
水平変位したときの作動状態を示す側面図、第６
図は下段側防振部のゴム状弾性体の他の実施例を
示す断面図である。 図中、１０は上段側防振部、１１はゴム膜、１
３は上面板、１６は下面板、１７は空気室、２０
は下段側防振部、２１はゴム状弾性体、２１ｘは
ゴム状弾性体の車両進行方向の対称部分、２１ｙ
はゴム状弾性体の車両進行方向に直交する方向の
対称部分、Ｘ―Ｘは車両進行方向の中心軸線、Ｙ
―Ｙは車両進行方行に直交する方向の中心軸線で
ある。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車体と台車との間に、可撓性ゴム膜による
   空気室を上面板と下面板との間に形成した空気ば
   ね構造からなる上段側防振部と、ゴム状弾性体と
   剛性体とを交互に重ね合わせて積層接着した下段
   側防振部とを同一垂直軸線上に直結して取り付け
   てなる防振装置において、前記下段側防振部の水
   平断面が中空形状であつて、各層のゴム状弾性体
   は、車両進行方向の前後両側に区画された対称部
   分が、車両進行方向に直交する方向の左右両側に
   区画された対称部分のゴム材料より小さい低伸長
   モジユラスを有するゴム材料により成形されてい
   ることを特徴とする車両用防振装置。 (2) 下段側防振部の水平断面が中空の同心円形
   であつて、各層のゴム状弾性体の車両進行方向の
   対称部分とこれに直交する方向の対称部分とが、
   それぞれほぼ９０度の中心角をもつ扇形である実
   用新案登録請求の範囲第１項記載の車両用防振装
   置。