JPS58160371A - 防汚塗料の貯蔵安定化方法 - Google Patents

防汚塗料の貯蔵安定化方法

Info

Publication number
JPS58160371A
JPS58160371A JP4320882A JP4320882A JPS58160371A JP S58160371 A JPS58160371 A JP S58160371A JP 4320882 A JP4320882 A JP 4320882A JP 4320882 A JP4320882 A JP 4320882A JP S58160371 A JPS58160371 A JP S58160371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
triorganotin
coating
antifouling
antifouling coating
antifouling paint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4320882A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Hamachi
浜知 武
Kiyomi Mori
喜代美 毛利
Shigeo Mototani
元谷 栄男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kasei Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kasei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kasei Co Ltd filed Critical Nitto Kasei Co Ltd
Priority to JP4320882A priority Critical patent/JPS58160371A/ja
Publication of JPS58160371A publication Critical patent/JPS58160371A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は防汚塗料の長期の貯蔵安定化方法に関する。
近年船底や漁網への海棲生物の付着防止に9分子中に有
機錫基を有するトリ有機錫含有重合体又は共重合体が適
用されている。またこのトリ有機錫含有重合体又は共重
合体に銅化合物(例えば。
亜酸化銅、ロダン銅)を併用して、さらに高度の防汚性
能を有する船底塗料とすることも知られている。
しかしながら、トリ有機錫含有重合体又は共重合体に銅
化合物を混合した防汚塗料は貯蔵期間中に徐々に粘度を
増し、著しいときにはゲル化又は固化してしまう。そこ
でこの現象を防止するために9種々の安定剤の添加や有
機錫含有ポリマーの特定の製造方法が試みられ、ある程
度の効果を得ているが、その反面、防汚塗膜や性能に影
響を与えたり、製造方法が限定される欠点がある。
本発明者等は上記の欠点を解消すべく研究した結果、防
汚塗料を不活性ガス雰囲気下で製造(混線)すると塗料
にすぐれた貯蔵安定性を与えることを見出し2本発明方
法を完成した。
すなわち1本発明は、容器内で(a)分子中に少なくと
も1個の基−COO8nR3(式中1tはアルキル基又
はフェニル基を示す)を有するトリ有機錫含有重合体又
は共重合体と(b)銅化合物を他の配合剤と共に混合し
て防汚塗料とするにあたり、不活性ガス雰囲気下で該防
汚塗料の製造及び貯蔵を行なうことを特徴とする防汚塗
料の貯蔵安定化方法である。
本発明方法において使用される不活性ガスには窒素、ヘ
リウム及びアルゴンがあり、とくに窒素が好ましい。不
活性ガス雰囲気に保つ方法としては、不活性ガスが防汚
塗料製造時に系内に充溢していれば充分であり、その方
法は問わない。まだ本発明方法によると不活性ガス雰囲
気下で防汚塗料の製造を行なうだけでもその後の塗料の
貯蔵安定性は得られるが、貯蔵時においても不活性ガス
雰囲気に置くことが好ましい。
本発明におけるトリ有機錫含有重合体又は共重合体とし
ては1分子中に少なくとも1個の基−COO8nR3(
Rはアルキル又はフェニル基)を有する重合体又は共重
合体9例えば ■特公昭4.0−21426号、特公昭44−9579
号。
特公昭46−13392号及び特公昭49−20491
号公報に記載される2重合性不飽和−塩基性酸又は多塩
基性酸のトす有機錯塩を重合性不飽和上ツマ−と共重合
させて得られたトリ有機錫含有共重合体及び不飽和酸の
トリ有機錫塩の単独重合体。
■英国特許第1408327号及び特開昭55−696
62号公報に記載される1重合性不飽和−塩基性酸又は
多塩基性酸と重合性不飽和上ツマ−とを共重合させて得
られる高酸価ビニル樹脂にトリ有機錫化合物を反応させ
て得られたトす有機錫含有共重合体。
などが挙げられる。
ここで本発明のトリ有機錫含有重合体又は共重合体にお
けるトリ有機錫基には、有機基が炭素数1〜8個のアル
キル基又はフェニル基である場合で、すなわち、1−リ
アルギル錫基又U ) !l 7 xニル錫基が挙げら
れる。また上記■〜■の方法において使用される重合性
不飽和−塩基性酸としてはアクリル酸、メタクリル酸、
ビニル安息香酸が。
重合性不飽和多塩基性酸としてはマレイン酸、イタコン
酸又はその酸無水物などが、さらに共重合に使用される
重合性不飽和上ツマ−としては9例えばメチルメタクリ
レート、ブチルメタクリレ−1−、シクロヘキシルメタ
クリレート、フェニルメタクリレート、エチルアクリレ
ート、ブチルアクリレート、オクチルアクリレート、ド
デシルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、フ
ェニルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレ−1゛
等のアクリル系化合物、塩化ビニル、塩化ビニリデン、
アクリロニトリル、メタクリレートリル。
酢酸ビニル、ビニルブチレート、ブチルビニルエーテル
、オクチルビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル、
ラウリルビニルエーテル等の官能基を有するビニル系化
合物、エチレン、ブタジェン。
スチレン等のビニル系炭火水素がそれぞれ挙げられる。
このような各化合物を使用して得たトリ有機錫含有重合
体又は共重合体のうち9本発明においてはその固形分中
に10〜30重量%の錫含有率を有するものが好んで使
用される。
本発明において配合される銅化合物としては。
亜酸化銅、ロダン銅、塩化第1銅、シアン化銅。
ナフテン酸銅、銅−ニッケル合金などが挙げられとくに
亜酸化銅が好ましい。
その他の配合剤には、溶剤9例えば、炭化水素5− 類(トルエン、キシレンなト)、ケトン類(メチlレイ
ソフ゛チルケFン、シクロヘキサノン々ト)。
アルコール類(n−ブタノール、インブタノール。
未混合溶剤等1体質顔料1例えば、タルク、クレー、硫
酸バリウム、炭酸バリウム等1着色顔料。
例エバ、亜鉛華、ベンガラ、カーボンブラック。
紺青、クロムグリーン等1合成樹脂1例えば、アクリル
樹脂、塩素化ゴム、塩化ビニル樹脂等、可塑剤、塗料調
整剤、毒物溶出調整剤、他の防汚剤。
例えばトリ有機錫化合物などが挙げられる。
本発明においてはトリ有機錫含有重合体又は共重合体と
銅化合物の配合量はとくに規制されない。
またその他の配合剤は防汚塗料の目的に応じて適宜選択
して添加することができる。
本発明の方法は通常次のようにして実施される。
すなわち、トリ有機錫含有重合体又は共重合体。
銅化合物及びその他の配合剤を、常用の混合機。
例、tば、ボールミル、サンドミル、ロールミル。
6− アトライターを用いて混合して塗料化する。塗料化が密
閉混合機内で行なわれる場合には2機内を窒素ガス置換
して、また開放機内で行なわれる場合には9機内に窒素
ガスを流しながらそれぞれ行なえばよい。
本発明方法によって得られた防汚塗料は貯蔵安定剤など
の添加がないために、防汚塗膜及び性能に全く影響しな
い。丑だ本発明方法は有機錫含有ポリマーの製造法に関
係々しに適用できる。さらにより強力な貯蔵安定性を得
るために安定剤を添加しうるが、その量を大巾に節減す
ることができる。
以下に実施例及び試験例を挙げて本発明を説明する。実
施例中の%は重量%を示すものとする。
実  施  例  1 モーター付撹拌羽根、窒素ガス導入管及び排出口を備え
た500m/!−三ツロコルベンにul 径約5 mm
のガラス玉数10個を入れた。排出口には直径1mのゴ
ム管を接続して開放し、窒素ガスが導入管から系内に常
に流入し、排出するようにした。
」二記コルベンに1−リブチ)V錫メタクリレ−1−・
メチルメタクリレ−1〜共重合体(重量比65 : 3
5 。
平均分子量60,000 )の50%キシレン溶液80
7゜亜酸化銅602.ベンガラ107.タルク82及び
分散剤(水添ヒマシ油−アマイト系)06g及びキシレ
ン247を仕込み、撹拌羽根を500 r、 p、m、
で回転させ、窒素ガスを約500d/分の流量で導入し
ながら、60分間で塗料化を行なった。得られた防汚塗
料は)3型苗度計で測定して、粘度(25℃)510 
cpsを示した。
実施例2 ガラス玉数10個を入れた実施例1と同様の容器にトリ
ブチル錫メタクリレート・メチルメタクリレート オク
チルアクリレ−1・共重合K <重量比60 : 30
°10.平均分子量55,000)の50%キシレン溶
液80fI、亜酸化銅602.ベンガラ102、タルク
829分散剤062及びキシレン242を仕込み、実施
例1と同操作で窒素ガスを導入しながら塗料化を行なっ
た。得られた防汚φ月は粘度(25℃)500cpsを
示した。
実施例3 実施例2において窒素ガスをアルゴンガスに変える以外
は全く同様な操作で塗料化を行なった。
得られた防汚塗料は粘度(25℃) 496 CpSを
示した。
実  施  例  4 ガラス玉数10個を入れた実施例]と同様の容器にビス
(トリブチ/I/錫)イタコネート・メチルメタクリレ
ート ヌチレン共重合体(重量比59:365、平均分
子量50,000)の50%キシレン溶液60?、亜酸
化銅80 f 、ベンガラ10 f 、 p )vり5
21分散剤(水添ヒマシ油−アマイト系)0,62及び
キシレン209を仕込み、実施例1と同操作で窒素ガス
を導入しながら塗料化を行なった。
得られた防汚塗料は粘度(25℃) 504cpsを示
した。
比較例1 コルベンの口には軽く栓をし、窒素ガスを全く導入せず
に実施例1と同操作及び配合で塗料化を行なった。得ら
れた防汚塗料は粘度(25℃)505cpsを示した。
9− 比較例2 窒素ガスを全く導入ぜずに、実施例2と同操作及び配合
で顔料化を行なった。得られた防汚塗料は粘度(25℃
) 495 cpsを示した3、比較例3 窒素ガスを全く導入せずに、実施例4と同操作及び配合
で塗料化を行なった。得られた防汚塗料は粘度(25℃
) 508 cpsを示した。
貯蔵安定性試験 実施例1〜4及び比較例1〜3で得られた各防汚塗料を
溶量200m1の丸型金属缶2個に入れ、窒素ガス置換
後ふたをし、その1個を50℃のエアー オーブンに入
れて2週間保存し、他の1個を室温で6ケ月間放置し、
それぞれの粘度変化を調べた。粘度は25℃の恒温槽中
で測定した。
結果を第1表に示す。
10− 第  1  表 特許出願人 日東化成株式会社 代理人 弁理士 松 永 哲 也 11− 478−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ■、容器内で(a)分子中に少なくとも1個の基−CO
    O8nR3(式中Rはアルキル基又はフェニル基を示す
    )を有するトリ有機錫含有重合体又は共重合体とΦ)銅
    化合物を他の配合剤と共に混合して防汚塗料とするにあ
    たシ、不活性ガス雰囲気下で該防汚塗料の製造及び貯蔵
    を行なうことを特徴とする防汚塗料の貯蔵安定化方法。
JP4320882A 1982-03-17 1982-03-17 防汚塗料の貯蔵安定化方法 Pending JPS58160371A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4320882A JPS58160371A (ja) 1982-03-17 1982-03-17 防汚塗料の貯蔵安定化方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4320882A JPS58160371A (ja) 1982-03-17 1982-03-17 防汚塗料の貯蔵安定化方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58160371A true JPS58160371A (ja) 1983-09-22

Family

ID=12657497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4320882A Pending JPS58160371A (ja) 1982-03-17 1982-03-17 防汚塗料の貯蔵安定化方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58160371A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5670063A (en) * 1979-11-13 1981-06-11 Sankyo Yuki Gosei Kk Antifouling coating compound

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5670063A (en) * 1979-11-13 1981-06-11 Sankyo Yuki Gosei Kk Antifouling coating compound

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4046727A (en) Thermosettable acrylic resin composition for powder coating
EP0022746B1 (en) Pigment compositions, a process for the colouration of paints, printing inks and bulk polymers with these pigment compositions and paints, printing inks and bulk polymers coloured by this process
EP0466261B1 (en) Improved stabilization of dispersions of metal oxides and/or carbon black in water
US4023981A (en) Process for the preparation of pigmentary metallic particles coated with an organic polymer and compositions resulting therefrom
JPS63245478A (ja) 固形塗料
JPS58160371A (ja) 防汚塗料の貯蔵安定化方法
JPH0321581B2 (ja)
JPS5871966A (ja) 被覆用組成物
JPH073190A (ja) 防汚塗料用組成物
JPS60210677A (ja) 防汚用水性エマルジヨン組成物
JPH06346002A (ja) 防汚塗料用組成物
JPH0978006A (ja) 水中防汚塗料
JPS6250366A (ja) 密着性および保存安定性の優れた塗料用樹脂組成物
JPH04224876A (ja) 微水溶性樹脂組成物およびこれを用いてなる塗料
JPS58174451A (ja) 防汚剤
JP2733934B2 (ja) 非水分散型樹脂組成物
JPS6313462B2 (ja)
JPS6140270B2 (ja)
JPS594663A (ja) 貯蔵安定性を有する防汚塗料組成物
JPH0238618B2 (ja) Toryoyojushisoseibutsu
JPH01152170A (ja) 防汚塗料組成物
JPH032193B2 (ja)
JPS5933367A (ja) 安定な水中防汚塗料
JPS60195172A (ja) セルロ−ス誘導体含有ビニル系共重合体の水性分散物およびその製造法
JPS5933366A (ja) 安定な水中防汚塗料