JPS58160343A - ポリエステル組成物 - Google Patents
ポリエステル組成物Info
- Publication number
- JPS58160343A JPS58160343A JP4212082A JP4212082A JPS58160343A JP S58160343 A JPS58160343 A JP S58160343A JP 4212082 A JP4212082 A JP 4212082A JP 4212082 A JP4212082 A JP 4212082A JP S58160343 A JPS58160343 A JP S58160343A
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- JP
- Japan
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- acid
- polyethylene terephthalate
- polyester
- metal salt
- polyester composition
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は成形性のすぐれたポリエステル組成物に関する
ものであシ、さらに詳しくは、結晶化速度が極めて速く
、成形加工性が著しく改善され。
ものであシ、さらに詳しくは、結晶化速度が極めて速く
、成形加工性が著しく改善され。
更には耐熱性°や機械的強度にすぐれたポリエステル組
成物を得ることを目的とするものである。
成物を得ることを目的とするものである。
従来、ポリエステル、特にポリエチレンテレフタレート
は高軟化点を有し、耐薬品性、耐光性。
は高軟化点を有し、耐薬品性、耐光性。
耐熱性をはじめすぐれた電気的性質や物理的1機械的性
質を有することから、繊維またはフィルムとして広く使
用されている。しかしながら、ポリエチレンテレフタレ
ートは射出成形品や押出し成形品としてあまり使用され
ていない。この理由としては、ポリエチレンテレフタレ
ートは結晶性ポリマーではあるが、同じ結晶性ポリマー
であるナイロン、ポリアセタール等に比較して結晶化速
度が遅く、特に100℃以下ではほとんど結晶化が進行
しないため9通常の射出成形条件では満足な成形品を得
ることができないという欠点をもっていたためである。
質を有することから、繊維またはフィルムとして広く使
用されている。しかしながら、ポリエチレンテレフタレ
ートは射出成形品や押出し成形品としてあまり使用され
ていない。この理由としては、ポリエチレンテレフタレ
ートは結晶性ポリマーではあるが、同じ結晶性ポリマー
であるナイロン、ポリアセタール等に比較して結晶化速
度が遅く、特に100℃以下ではほとんど結晶化が進行
しないため9通常の射出成形条件では満足な成形品を得
ることができないという欠点をもっていたためである。
通常、熱可塑性樹脂の成形の行われている60〜100
℃の温度の金型では部分的にしか結晶化が進行せず、製
品が不均一となり、!f、だ寸法安定性もよくない。
℃の温度の金型では部分的にしか結晶化が進行せず、製
品が不均一となり、!f、だ寸法安定性もよくない。
これらの欠点を解消する目的で、ポリエチレンテレフタ
レートの結晶化速度が160〜180℃で最大となるこ
とを利用し、金型温度を高くシ、かつ長い保持時間を採
用する試みもなされているが。
レートの結晶化速度が160〜180℃で最大となるこ
とを利用し、金型温度を高くシ、かつ長い保持時間を採
用する試みもなされているが。
140℃以上の金型は一般的ではなく、また極めて作業
能率が悪くなり、成形コストが大となって実用性が乏し
くなる。
能率が悪くなり、成形コストが大となって実用性が乏し
くなる。
一方、結晶性ポリマーの結晶核生成を均一にし。
かつ結晶化速度を速くするだめに結晶化促進剤。
すなわち核剤を添加する方法が知られている。ポリエチ
レンテレフタレートについても種々の核剤が提案されて
いる。すなわち、特公昭44−7542号には中性粘土
9周期律表第■族より選ばれた金属の酸化物、硫酸塩、
燐酸塩等が示されており。
レンテレフタレートについても種々の核剤が提案されて
いる。すなわち、特公昭44−7542号には中性粘土
9周期律表第■族より選ばれた金属の酸化物、硫酸塩、
燐酸塩等が示されており。
特公昭48−4097号、特公昭48−4098号には
3− 有機カルボン酸塩等が提案されている。また特開昭54
−139654号にはポリエステルに強化剤とともにオ
レフィンとアクリル酸捷だはメタアクリル酸の共重合体
のす) IJウム塩まだはカリウム塩を添加することが
提案されている。
3− 有機カルボン酸塩等が提案されている。また特開昭54
−139654号にはポリエステルに強化剤とともにオ
レフィンとアクリル酸捷だはメタアクリル酸の共重合体
のす) IJウム塩まだはカリウム塩を添加することが
提案されている。
しかしながら、これらの核剤を使用してもポリエチレン
テレフタレートの結晶化速度の上昇に十分満足できるも
のではなく、射出成形の周期を短縮できるものではなか
った。
テレフタレートの結晶化速度の上昇に十分満足できるも
のではなく、射出成形の周期を短縮できるものではなか
った。
本発明者らは、ポリエチレンテレフタレートの結晶化促
進剤を上昇せしめるのに効果的な核剤について鋭意検討
した結果9本発明に到達したものである。
進剤を上昇せしめるのに効果的な核剤について鋭意検討
した結果9本発明に到達したものである。
すなわち本発明は、ポリエチレンテレフタレートまたは
これを主成分とするポリエステルに、テルペン類のカル
ボン歳金属塩を配合したポリエステル組成物に関するも
のである。
これを主成分とするポリエステルに、テルペン類のカル
ボン歳金属塩を配合したポリエステル組成物に関するも
のである。
本発明にいうポリエチレンテレフタレートを主成分とす
るポリエステルは、テレフタル酸を主とするジカルボン
酸またはそのエステル誘導体、lエ4− チレングリコールを主とするグリコールまたはそのエス
テル形成性誘導体からなるポリエチレンテレフタレート
を主成分とする重合体をいう。
るポリエステルは、テレフタル酸を主とするジカルボン
酸またはそのエステル誘導体、lエ4− チレングリコールを主とするグリコールまたはそのエス
テル形成性誘導体からなるポリエチレンテレフタレート
を主成分とする重合体をいう。
テレフタル酸を主とするジカルボン酸捷たはそのエステ
ル形成性誘導体とは、テレフタル酸またハ(−(7)
低級アルキルエステル、フェニルエステルのごときエス
テル形成性誘導体であって,テレフタル酸成分以外の他
のジカルボン酸成分がテレフタル酸成分に対して15モ
ルチ以下の量で使用されてもよい。他のジカルボン酸成
分としては,イソフタル酸,フタル酸,メチルテレフタ
ル酸等のごときフタル酸類,2.6−ナフタリンジカル
ボン酸類,44′−ジフェニルジカルボン酸のごときジ
フェニルジカルボン酸類,4.4’−ジフェノキンエタ
ンジカルボン酸のごときジフェノキシエタンジカルボン
酸類などの芳香族ジカルボン酸,またはソノ低級アルキ
ルエステル、フェニルエステル。
ル形成性誘導体とは、テレフタル酸またハ(−(7)
低級アルキルエステル、フェニルエステルのごときエス
テル形成性誘導体であって,テレフタル酸成分以外の他
のジカルボン酸成分がテレフタル酸成分に対して15モ
ルチ以下の量で使用されてもよい。他のジカルボン酸成
分としては,イソフタル酸,フタル酸,メチルテレフタ
ル酸等のごときフタル酸類,2.6−ナフタリンジカル
ボン酸類,44′−ジフェニルジカルボン酸のごときジ
フェニルジカルボン酸類,4.4’−ジフェノキンエタ
ンジカルボン酸のごときジフェノキシエタンジカルボン
酸類などの芳香族ジカルボン酸,またはソノ低級アルキ
ルエステル、フェニルエステル。
コハク酸,アジピン酸,ソノくシン酸,アゼライン酸,
デカンジカルボン酸,シクロヘキサンジカルボン酸など
の脂肪族または脂肪族ジカルボン酸オーラー 7’jは一tの低級アルキルエステル、フェニルエステ
ル等が挙げられる。
デカンジカルボン酸,シクロヘキサンジカルボン酸など
の脂肪族または脂肪族ジカルボン酸オーラー 7’jは一tの低級アルキルエステル、フェニルエステ
ル等が挙げられる。
また、エチレングリコールを主とするグリコールまたは
そのエステル形成性誘導体とは,エチレングリコールま
だはエチレンオキサイドのどときエチレングリコールの
エステル形成性誘導体であって,エチレングリコール成
分以外の他のグリコール成分がエチレングリコール成分
に対して15モル係以下の量で使用されていても良い。
そのエステル形成性誘導体とは,エチレングリコールま
だはエチレンオキサイドのどときエチレングリコールの
エステル形成性誘導体であって,エチレングリコール成
分以外の他のグリコール成分がエチレングリコール成分
に対して15モル係以下の量で使用されていても良い。
他のグリコール成分としては,トリメチレングリコール
。
。
テトラメチレングリコール、プロピレングリコール、ネ
オペンチルグリコール、1.4−シクロヘキサンジメタ
ツールなどの脂肪族または脂肪族グリコールまたはその
エステル形成性誘導体,・・イドロキノン,レゾルシン
等のごときヒドロキシベンゼン類,2.2−ビス(4′
−ヒドロキンフェニル)プロパン、2.2−ビス(4′
−ヒドロキシフェニル)スルホン等のごときビスフェノ
ール類などの芳香族グリコール、またはそのエステル形
成性誘導体等が挙げられる。さらにテレフタル酸成分お
よび6− エチレングリコール両成分の15モルチ以下の量のオキ
シカルボン酸、たとえばヒドロキシ安息香酸、ヒドロキ
シエトキシ安息香酸等が共重合されていても良い。また
、他成分としてグリセロール。
オペンチルグリコール、1.4−シクロヘキサンジメタ
ツールなどの脂肪族または脂肪族グリコールまたはその
エステル形成性誘導体,・・イドロキノン,レゾルシン
等のごときヒドロキシベンゼン類,2.2−ビス(4′
−ヒドロキンフェニル)プロパン、2.2−ビス(4′
−ヒドロキシフェニル)スルホン等のごときビスフェノ
ール類などの芳香族グリコール、またはそのエステル形
成性誘導体等が挙げられる。さらにテレフタル酸成分お
よび6− エチレングリコール両成分の15モルチ以下の量のオキ
シカルボン酸、たとえばヒドロキシ安息香酸、ヒドロキ
シエトキシ安息香酸等が共重合されていても良い。また
、他成分としてグリセロール。
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等の3
官能以上エステル形成基を有する化合物が少量共重合さ
れていてもよい。
官能以上エステル形成基を有する化合物が少量共重合さ
れていてもよい。
さらに、ポリエチレンテレフタレートを主成分とする重
合体には、40重量%丑での熱可塑性重合体を1種ある
いは1種以上共重合あるいは配合されていても良い。熱
可塑性共重合体として、ポリオレフィン、ポリスチレン
、ポリメタクリル酸メチル、ABS、ポリ塩化ビニール
、ポリアミド。
合体には、40重量%丑での熱可塑性重合体を1種ある
いは1種以上共重合あるいは配合されていても良い。熱
可塑性共重合体として、ポリオレフィン、ポリスチレン
、ポリメタクリル酸メチル、ABS、ポリ塩化ビニール
、ポリアミド。
ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリスルホン、エ
チレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢ビ共重合体
、スチレン−ブタジェン共重合体。
チレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢ビ共重合体
、スチレン−ブタジェン共重合体。
ポリオキシアルキレン、脂肪族ポリエステル、ポリシロ
キサンなどが挙げられるが、これらに限定されるもので
はない。
キサンなどが挙げられるが、これらに限定されるもので
はない。
;さらに、該組成分には従来から公知の添加剤、。
たとえば顔料、マイカ、タルク、ガラス繊維等の充填剤
、熱安定剤、光安定剤、難燃剤などを含むものであって
も良い。
、熱安定剤、光安定剤、難燃剤などを含むものであって
も良い。
また9本発明のテルペン類のカルボン酸としては、ショ
ウノウ酸、ントロネル酸、ヒノキ酸、サンタル酸、アビ
エチン酸、ピマル酸、ネオアビエチン酸、レボピマル酸
、イソーd−ピマル酸、アガテンジカルボン酸、ルベニ
ン酸、ウルソル酸。
ウノウ酸、ントロネル酸、ヒノキ酸、サンタル酸、アビ
エチン酸、ピマル酸、ネオアビエチン酸、レボピマル酸
、イソーd−ピマル酸、アガテンジカルボン酸、ルベニ
ン酸、ウルソル酸。
オレアノール酸等が挙げられる。
これらのテルペン類のカルボン酸金属塩としてナトリウ
ム、カリウム、リチウム、カルシウムの金属塩が使用さ
れる。
ム、カリウム、リチウム、カルシウムの金属塩が使用さ
れる。
本発明を実施するに際し、ポリエチレンテレフタレート
にテルペン類のカルボン酸金属塩を添加する方法として
種々の方法が用いられる。たとえば、ポリエチレンテレ
フタレートの重合前1重合中9重合後に必要量添加でき
る。核剤の均一分散のためには、特に重合前もしくは重
合中に添加するのが好ましい。添加するテルペン類のカ
ルボン酸金属塩の量はポリエチレンテレフタレートを主
成分とする重合体100部に対し0001〜10部であ
り、好1しくは01〜5部である。0.001部より少
ない量では結晶化促進効果は認められず、10部より多
い量ではポリエチレンテレフタレート自体の物理的性質
が劣化するので好ましくない。
にテルペン類のカルボン酸金属塩を添加する方法として
種々の方法が用いられる。たとえば、ポリエチレンテレ
フタレートの重合前1重合中9重合後に必要量添加でき
る。核剤の均一分散のためには、特に重合前もしくは重
合中に添加するのが好ましい。添加するテルペン類のカ
ルボン酸金属塩の量はポリエチレンテレフタレートを主
成分とする重合体100部に対し0001〜10部であ
り、好1しくは01〜5部である。0.001部より少
ない量では結晶化促進効果は認められず、10部より多
い量ではポリエチレンテレフタレート自体の物理的性質
が劣化するので好ましくない。
本発明の効果とするところは、従来公知の核剤を添加し
た場合よりも結晶化速度が極めて速いことであり9機械
的強度も低下せず、しかも表面外観もすぐれていること
である。
た場合よりも結晶化速度が極めて速いことであり9機械
的強度も低下せず、しかも表面外観もすぐれていること
である。
本発明のポリエステル組成物の用途としては。
たとえば優秀なポリマーとしての性質を持っているので
、繊維やフィルム等に有用されながら、結晶化速度が小
さすぎるために、一般には射出成形に用いることができ
なかったポリエチレンテレフタレートが一般の熱可塑性
樹脂に適用する120℃以下の金型温度できれいに射出
成形できるようになる。
、繊維やフィルム等に有用されながら、結晶化速度が小
さすぎるために、一般には射出成形に用いることができ
なかったポリエチレンテレフタレートが一般の熱可塑性
樹脂に適用する120℃以下の金型温度できれいに射出
成形できるようになる。
また、たとえばポリエチレンテレフタレートの繊維を製
造する場合、紡出して速やかに結晶化が起こるので、紡
出後のこの工程に簡単な延伸装置9− を設けるだけで有効な延伸をかけることができI安価に
スピンドローティクアップが可能である。
造する場合、紡出して速やかに結晶化が起こるので、紡
出後のこの工程に簡単な延伸装置9− を設けるだけで有効な延伸をかけることができI安価に
スピンドローティクアップが可能である。
さらに、この」:うに紡出後すぐに有効々延伸がかかっ
た繊維から不織布を作ると9強力の非常に大キナホリエ
チレンテレフタレートのスパンボンドを作ることもでき
る。
た繊維から不織布を作ると9強力の非常に大キナホリエ
チレンテレフタレートのスパンボンドを作ることもでき
る。
以下、実施例を用いて本発明の作用、効果をさらに詳細
に説明するが、これらの実施例に限定されるものではな
い。
に説明するが、これらの実施例に限定されるものではな
い。
なお、実施例中「部」とあるは「重量部」を意味するd
・、ポリマーの極限粘度〔η〕はフェノール−四塩化エ
タン等重量混合物を溶媒として温度20℃で測定した値
である。
・、ポリマーの極限粘度〔η〕はフェノール−四塩化エ
タン等重量混合物を溶媒として温度20℃で測定した値
である。
まだ、融点−9加熱結晶化源度Tc(H) 、冷却結晶
化温度Tc(C)測定は、パーキンエルマー社製DSC
−IB型を用いた。すなわち、水中で急冷したポリエス
テル組成物を20℃/rmnで昇温してTc(H)を求
め、280℃で5分間溶融保持しだ後20℃/順で降温
してTc(C)を求めた。
化温度Tc(C)測定は、パーキンエルマー社製DSC
−IB型を用いた。すなわち、水中で急冷したポリエス
テル組成物を20℃/rmnで昇温してTc(H)を求
め、280℃で5分間溶融保持しだ後20℃/順で降温
してTc(C)を求めた。
実施例1
−1・〇−
1、ビス(β−ヒドロキシエチル)テレフタレートおよ
びそのオリゴマーの存在するエステル化反応装置にテレ
フタル酸とエチレングリコールのスラリー(エチレンク
リコール/テレフタル酸1モル比]85)を連続的に供
給し、250℃常圧下で滞留時間を6時間にてエステル
化反応を行い1反応率96係のエステル化生成物を連続
して得た。このエステル化生成物にその酸成分1モルに
対し、三酸化アンチモン2×10モル、酢酸コバル)
0.5 X ]−00モルトリメチルホスフェート5×
10 モルを加え、ガラス管重合管中で温度275℃、
減圧下で重縮合反応を行い、極限粘度04以上になった
時点で常圧に戻し、アビエチン酸ナトリウムをポリエス
テル100部に対し05部添加し、常圧下で20分攪拌
した後、再度減圧し最終的に0.1mI(、!7で極限
粘度0.68のポリエステルを得た。得られたポリエス
テルの融点Trn255℃、加熱結晶化温度Tc(H)
128℃。
びそのオリゴマーの存在するエステル化反応装置にテレ
フタル酸とエチレングリコールのスラリー(エチレンク
リコール/テレフタル酸1モル比]85)を連続的に供
給し、250℃常圧下で滞留時間を6時間にてエステル
化反応を行い1反応率96係のエステル化生成物を連続
して得た。このエステル化生成物にその酸成分1モルに
対し、三酸化アンチモン2×10モル、酢酸コバル)
0.5 X ]−00モルトリメチルホスフェート5×
10 モルを加え、ガラス管重合管中で温度275℃、
減圧下で重縮合反応を行い、極限粘度04以上になった
時点で常圧に戻し、アビエチン酸ナトリウムをポリエス
テル100部に対し05部添加し、常圧下で20分攪拌
した後、再度減圧し最終的に0.1mI(、!7で極限
粘度0.68のポリエステルを得た。得られたポリエス
テルの融点Trn255℃、加熱結晶化温度Tc(H)
128℃。
冷却結晶化温度Tc(C) 209℃であっプζ。
実施例2および比較例
実施例1で得られたエステル化生成物にその、酸成分1
モルに対し、三酸化アンチモン2×10 ・% ル、
酢酸コバル)0.5X]Oモル、トリエチルホスフェ−
) 5 X 10 モルを加え5(lの試験重合装置
を用いて減圧にして最終的に0.1m+nH,!i’
、 280℃で2時間重縮合を行い、極限粘度0.68
のポIJ エチレンテレフタレー)1!*。
モルに対し、三酸化アンチモン2×10 ・% ル、
酢酸コバル)0.5X]Oモル、トリエチルホスフェ−
) 5 X 10 モルを加え5(lの試験重合装置
を用いて減圧にして最終的に0.1m+nH,!i’
、 280℃で2時間重縮合を行い、極限粘度0.68
のポIJ エチレンテレフタレー)1!*。
このポリエチレンテレフタレートにアビエチン酸ナトリ
ウム、ショウノウ酸すトリウム、ステアリン酸す) I
Jウムをそれぞれ所定量添加し、30分減圧下で混合し
た。得られたポリエステルの物性値を第1表に示す。
ウム、ショウノウ酸すトリウム、ステアリン酸す) I
Jウムをそれぞれ所定量添加し、30分減圧下で混合し
た。得られたポリエステルの物性値を第1表に示す。
第1表より明らかなように2本発明の組成物のTc(H
)は130℃以下であり、−1,たTc(C)は205
℃以上であり、極めて結晶化速度が大きいことがわかる
。
)は130℃以下であり、−1,たTc(C)は205
℃以上であり、極めて結晶化速度が大きいことがわかる
。
次にアビエチン酸ナトリウム1部添加したポリエステル
組成物(第1表扁2)を1.5オンスの射出成形機にて
ASTM−D 638に規定されている引張試験用1号
ダンベル金型を用いて射出成形した。
組成物(第1表扁2)を1.5オンスの射出成形機にて
ASTM−D 638に規定されている引張試験用1号
ダンベル金型を用いて射出成形した。
射出成形条件は射出温度285℃、射出圧力450Kg
1ct/l 、 可塑化時間2秒、射出時間10秒、
冷却時間20秒で金型温度は110℃とした。
1ct/l 、 可塑化時間2秒、射出時間10秒、
冷却時間20秒で金型温度は110℃とした。
得られた成形ダンベルの金型からの離型性は良好で、ダ
ンベル表面は光沢のある平滑な白色であった。
ンベル表面は光沢のある平滑な白色であった。
比較のため同じ条件で射出成形した〔η〕068のポリ
エチレンテレフタレート(第1表A 7 )は金型のノ
ックアウトピンからの離型がうまくいかず。
エチレンテレフタレート(第1表A 7 )は金型のノ
ックアウトピンからの離型がうまくいかず。
手で無理に取りはずしたダンベルの表面は型崩れしてひ
げの発生したきたないものであった。
げの発生したきたないものであった。
第1表
13−
・このように9本発明のものはすぐれた作用、効果を示
すものであることがわかる。
すものであることがわかる。
特許出願人 日本エステル株式会社
代理人 児 玉 雄 三
14−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 J ポリエチレンテレフタレートまたはこれを主成分と
するポリエステルに、テルペン類のカルボン酸金属塩を
配合したことを特徴とするポリエステル組成物。 2 配合するテルペン類のカルボン酸金属塩はショウノ
ウ酸、シトロネル酸、ヒノキ酸、ザンタル酸、アビエチ
ン酸、ピマル酸、ネオアビエデン酸、レボピマル酸、イ
ソ−d−ピマル酸。 アガテンジカルボン酸、ルベニン酸1つ/L’//l’
酸、オレアノ酸層オレアノール酸カリウム、リチウム、
カルシウムの金属塩である特許請求の範囲第1項記載の
ポリエステル組成物。 3、添加配合するテルペン類のカルボン酸金属塩の量は
、ポリエチレンテレフタレートを主成分とする重合体1
00部に対して00四〜10部であり、好ましくは01
〜5部である特許請求の範囲第1項記載のポリエステル
組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4212082A JPS58160343A (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | ポリエステル組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4212082A JPS58160343A (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | ポリエステル組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58160343A true JPS58160343A (ja) | 1983-09-22 |
Family
ID=12627088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4212082A Pending JPS58160343A (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | ポリエステル組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58160343A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0686663A1 (en) | 1994-06-09 | 1995-12-13 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Process for crystal nucleation of crystalline thermoplastic resin and crystalline thermoplastic resin composition |
WO1998029494A1 (en) * | 1996-12-27 | 1998-07-09 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Modifying agents for polyolefins |
US5922793A (en) * | 1996-12-27 | 1999-07-13 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Modifying agents for polyolefins |
US5929146A (en) * | 1996-12-27 | 1999-07-27 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Modifying agents for polyolefins |
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US6844382B2 (en) | 2001-03-23 | 2005-01-18 | Milliken & Company | Gels comprising asymmetric dipolar multi-substituted alditol derivatives |
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