JPS5815955A - スルホニルビニルケトン系化合物およびその製造法 - Google Patents

スルホニルビニルケトン系化合物およびその製造法

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JPS5815955A
JPS5815955A JP11582481A JP11582481A JPS5815955A JP S5815955 A JPS5815955 A JP S5815955A JP 11582481 A JP11582481 A JP 11582481A JP 11582481 A JP11582481 A JP 11582481A JP S5815955 A JPS5815955 A JP S5815955A
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JP
Japan
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compound
mol
dimethyl
dichlorophenyl
ketone
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Application number
JP11582481A
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English (en)
Inventor
Yuji Funaki
船木 雄司
Noritada Matsuo
憲忠 松尾
Shizuya Tanaka
田中 鎮也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式(I)で示される新規なスルホニルビ
ニルケトン系化合物およびその製造法に関するものであ
る。
CH−C−C−CH3 本発明化合物は、一般式(11)で示される特開昭58
−180661号公報に記載のトリアゾリルビニルケト
ン系化合物および一般式(至)で示されるIl#開昭5
4−41875号公報に記載のトリアゾリルビニルアル
コール系化合物の製造中間体として重要な化合物である
〔式中、Xは前述のとおりである。〕
〔式中、又は前述のとおりである。〕 一般式(n)および(ホ)で示される化合物は、農園芸
用植物に寄生する種々の有害な菌類に対して高い防除効
果を有する殺菌剤として有用であり、かかる化合物の製
造中間体を提供する本発明の意義はきわめて大きい。
本発明者らは、一般式(II)および(至)で示される
殺菌剤として有用な化合物をいかに工業的に有利に製造
するかを鋭意研究の結果、以下に述べる二つの事実を見
出した。
■ すなわち、本発明化合物(I)から一般式(1切で
示されるビストリアゾリルケトン系化合物を経由して前
記トリアゾリルビニルケトン系化合物(n)が、さらに
該化合物を還元してトリアゾリルビニルアルコール系化
合物…Dが容易に得られる。
  aa3 〔上記式中、XおよびYは前述のとおりである。〕 ■ 本発明化合物<I)は、一般弐関で示されるスルホ
ニルケトンブロマイド系化合物から、脱臭化水素酸剤と
して塩基を反応させることにより高収率で得られること
、またスルホニルケトンブロマイド系化合物(V)は、
たとえば下記反応式に示されるように、工業的に入手可
能なベンズアルデヒド類とビナコロンとを縮合させるこ
とによって得られるベンザルビナコロンLから高収率で
得られる。
013 Br  OCH3 OCH3 〔上記式中、XおよびYは前述のとおりである。〕 以上のごとく、前記殺菌剤として有用な化合物が本発明
化合物(1)を経由して工業的に有利に製造されること
を見出し、本発明の完成に至ったものである。
本発明化合物(I)は前述のごとく、スルホニルケトン
ブロマイド系化合物(V)と塩基とを反応させることに
より収率よく得ることができる。
使用する塩基としては炭酸カリウム、炭酸ナトリウムな
どの炭酸塩、酢酸カリウム、酢酸ナトリウムなどの酢酸
塩、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カルシ
ウムなどの金属水酸化物、トリエチルアミン、ピリジン
などの第3級アミン類などがあげられるが、炭酸塩や金
属水酸化物などが特に好ましい、この他IH−1・2.
4−トリアゾールのごときアゾール類化合物、IH−1
,2,4−)−リアゾールのナトリウム塩あるいは1)
I−1,2,4=トリアゾールのカリウム塩のごときア
ゾール類化合物のアルカリ金属塩を塩基として用いるこ
ともでさる。
反応は第8級r i ’−□類を用いる場合以外は一般
に溶媒類の存在丁に行なうことが好ましく、か〃′る溶
媒類としてはアセトン、メチルエチルケトンなどのケト
ン類、アセトニトリル、プロピオニトリルなどのニトリ
ル類、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの炭化水素類
、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン
などのエーテル類の他にジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキサイド、ヘキサメチルリン酸アミドなどがあ
げられる。また、水を用いることも可能であり、前記溶
媒類と混合して均一相もしくは不均一相で反応させても
よい0反応の実施される温度は0℃から使用する溶媒類
の沸点の範囲であり、金属水酸化物のごとき強い塩基を
用いる場合は、CC近くの低温でも反応は容易に進行す
る。使用する塩基の量はスルホニルケトンブロマイド系
化合物1モルに対しておよそ1モル以上必要である。経
済性を考慮すれば1〜5モルの範囲で、特に好ましくは
1〜8モルの範囲で行なう、生成した目的物を単離する
には常法に従い、水に不溶の有機溶媒類で抽出後濃縮す
る。水と混和する溶媒類を使用する場合には水で希釈し
たのち生成物を結晶化させ、炉別して単離することもで
きる、 以下実施例をあげて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 l−(2,a−ジクロロフェニル)−4゜4−ジメチル
−1−p−e)ルエンスルホニルー1−ペンテン−3−
オンの合成 2−ブロモ−1−(2,4−ジクロロフェニル’)−4
,4−ジメチル−1−p−トルエンスルホニルペンタン
−3−オン1 r(0,002モル)をTHF 3 Q
田に溶解し、KOH’0− t 2 t■ (0,002モル)水溶液(10cc)を水冷下に滴下
した。水冷下に8時間攪拌し、水100頭を加えクロロ
ホルムtooccで抽出し、有機層を減圧下に濃縮した
。残渣をn−ヘキサンで結晶化し、標題化合物0−8t
(収率964)を得た。mp3o4〜105℃ 実施例2 l−(2,4−ジクロロフェニル)−4゜4−ジメチル
−1−p−)ルエンスルホニル=1−ペンテン−3−オ
ンの合成 2−、ブロモ−1−(2,4−ジクロロフェニル)−4
,4−ジメチル−1−p−)ルエンスルホニルペンタン
ー3−オン4.99(0,01モル)をアセトニトリル
150ccとTi(Fl 50 CCの混合溶媒に溶解
し、水冷下にIH−1,2,4−トリアゾールのナトリ
ウム塩L Of (’ (101モル)′を加えた。水
冷下に5時間攪拌し、水500CCを加え、クロロホル
ム500頭で5抽出した。
有機層を濃縮し、残渣をn−ヘキサンで結晶化し、標題
化合物4f(収率984)を得た。mp104〜105
℃ 実施例8 l−(2,4−ジクロロフェニル)−4゜4−ジメチル
−1−(4−クロロフェニルスルホニル)−i−ペンテ
ン−8−オンの合成2−ブロモ−1−(2,4−ジクロ
ロフェニル)−4,4−ジメチル−1−(4−クロロフ
ェニルスルホニル)ペンタン−3−オン5、1 t (
0,01モル)をTf(Jl 8 Q CHニ溶解し、
KOHo、 6 f ((101モル’) (7)水溶
液(LOac)を水冷下に加えた。水冷下に8時間攪拌
し、以後実施例1と同様の後処理により、標題化合物4
.1 ? (収率954)を得た。
m997〜98℃ 実施例4 l−(4−クロロフェニル)−4,4−ジメチル−1−
p−)ルエンスルホニルー1−ペンテン−8−オンの合
成 2−ブロモ−1−(4−クロロフェニル)−4,4−ジ
メチル−1−p−トルエンスルホニル−1−ベンゾン−
8−オン5f(0,01モル)をTl(P 59 CC
R:溶解し、NaOHQ、 5 g(0,012モル)
の水溶液10CCを水冷下に加えた。水冷下に8時間攪
拌17、以後実施例1と同様の後処理により、標題化合
物4t(収率98鴫)を得た。mp91〜92℃手続補
止書(自制 昭和57年1 月/夕日 特許庁長官  島 1)春樹 殿 t 事件の表示 昭和56年 狩許願第 115824号2、%明の名称 ス、−・ホニルビニルケトン系化合物およびその製造法
3、 補正をする者 事件との関係   特許出願人 住 所  大阪市東区北浜5丁目15番地名 称  (
209)住反化学工業株式会社代表者    土  方
   武 4、代理人 住 所  大阪市東区北浜5丁目15番地住友化学工業
株式会社内 氏名 弁理士(6146)木村勝哉 計06)220−3404 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の榛 6、 補正の内容 明細書第12頁の最終行目に続いて+記実施例を追)加
挿入する。
[実施例5 l−(2,4−ジクロロフェニル)−4゜4−’)lf
&−1−P  )ルエンスルホ三ルー1−ペンテン−3
−オンの合成 2−ブロモ−1−(2,4−ジクロロフェニル)−4,
4−ジメチル−1−P−トルエンスルホニルペンタン−
3−オン156.9F(0,32モルン をトルエン4
000Cに溶解し、加熱還流下にピリジン46.I P
 (0,58モル)を加え、加熱還流下に19時間攪拌
した。反応液を水、10%−塩酸、水で順次洗浄後、有
機層を減圧下に濃縮して標題化合物127 F (収率
96.9 % )を得た。
mP、   104〜105℃ 実施例6 l−(2,4−ジクロロフェニル)−4゜4− シl 
f /I/ −1−P−トルエンスルボニルー1−ペン
テン−3−オンの合成 2−ブロモ−2−(2,4−ジクロロフェニル)−4,
4−ジメチル−1−P−)ルエンスルホニルベンタンー
3−オン19.79 (0,04モル)をモノクロロベ
ンゼン40田に溶解し、加熱還流下にT−ピコリン5.
6 F (0,06モル)を加え、加熱還流下に2時間
30分攪拌した。以後実施例5と同様の後処理により、
標題化合物15.39(収率 92゜9チ)を得た。
mp。 103〜104℃ 実施例7 l−(2,4−ジクロロフェニル)−4゜4−ジメチル
−1−P−トルエンスルホニル−1−ペンテン−3−オ
ンの合成 2−ブロモ−1−(2,4−ジクロロフェニル)−4,
4−ジメチル−1−P−トルエンスルホニルペンタン−
3−オン9.89 (0,02モルンをトルエン100
 CCに溶解し、・加熱還流下にT−ピコリン2.8y
(0,03モル)を加え、加熱還流下に19時間30分
攪拌した。以後実施例5と同様の後処理により、標題化
合物7.9 F (収率96.0 % )を得た。mp
。104〜105℃実施例8 1  (2t 4−ジクロロフェニル)−4゜4−ジメ
チル−1−P−トルエンスルホニル−1−ペンテン−3
−オンの合成 2−ブロモ−1−(2,4−ジクロロフェニル)−4,
4−ジメチル−1−P−トルエンスルホニルペンタン−
3−オン39.4y (o、osモル)ヲモノクロロベ
ンゼン1ooccニ溶解し、85℃でT−ピコリン11
.2F (0,12モル)を加え8時間同温に保った。
、以後実施例5と同様の後処理により、標題化合物31
v(収率94.2%)を得た。
mp。 104〜105℃       」以  上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  一般式 〔式中、Xは水素原子または塩素原子を、Yはアルキル
    基またはハロゲン原子を表わす。〕で示されるスルホニ
    ルビニルケトン系化合物。
  2. (2)  一般式 %式% (式中、Xは水素原子または塩素原子を、Yはアルキル
    基またはハロゲン原子を表わす、〕で示されるスルホニ
    ルケトンブロマイド系化合物と塩基とを反応させること
    を特徴とする一般式 〔式中、Xは水素原子または塩素原子を、Yはアルキル
    基またはハロゲン原子を表わす、〕で示されるスルホニ
    ルビニルケトン系化合物の製造法。
JP11582481A 1981-07-22 1981-07-22 スルホニルビニルケトン系化合物およびその製造法 Pending JPS5815955A (ja)

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