JPS58159303A - 電圧非直線抵抗体の製造方法 - Google Patents
電圧非直線抵抗体の製造方法Info
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- JPS58159303A JPS58159303A JP57043317A JP4331782A JPS58159303A JP S58159303 A JPS58159303 A JP S58159303A JP 57043317 A JP57043317 A JP 57043317A JP 4331782 A JP4331782 A JP 4331782A JP S58159303 A JPS58159303 A JP S58159303A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/02—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明に、酸化亜鉛を主成分とし、酸化ビスマスなど
の金属酸化物を含む電圧非直線抵抗体の製法に関するも
のである〇 電圧非直線抵抗体にサージ吸収素子、電圧安定化素子、
避雷器等に広く用いられているが、近年酸化亜鉛を主成
分とする酸化物焼結体の電圧非直線抵抗体が開発された
。この電圧非直線抵抗体に一般的に酸化亜鉛と微量添加
物である酸化ビスマス、酸化コバルト、酸化クロム、酸
化アンチモンなどとを混合、加圧成形した後110G−
1300℃で焼結したものに電極を取付けて作られる0
配合組成、製法などの詳細に例えばジャパニーズ・ジャ
ーナル・オプ・アプライド・フィジックス誌〔M・Ma
tsuoka e ”)ionohmic Prope
rties of Zino 0xid@Ceram1
cm’ * Jap、 J、ムpp1. Phys、
、 10(ls71) 7a6)に述べられている〇 この酸化亜鉛を主成分とする電圧非直線抵抗体に酸化亜
鉛粒子を酸化ビスマスを主成分とした境界層(粒界層)
が取り囲む構造を持っており、電圧を印加するとこの粒
界層と酸化亜鉛粒子との間に形成される電気的障壁によ
り、優れた電圧非車線性が現われると考えられている〇 一般に電圧非直線抵抗体の電圧−電fi特性に近似的に
次式で示される 1=KV“ ・・・・・・・・・ (1)111
式中1は電流、Kに定数、Vに電圧、αは非直線係数で
める0上記の酸化亜鉛を主成分とする電圧非直線抵抗体
にαの値が5〜60というように従来の炭化ケイ素から
なる非直−抵抗体のaの値3〜4よりも拍当大きく、ま
た非直縁領域において酸化亜鉛粒子間にかかる電圧がほ
ぼ一足であるため単に電圧非直腸抵抗体の厚みV変える
だけでvlmA(1rnAの電fi’tfiすのに要す
る電圧)を自由に変えられるという特徴があり、その用
途はますます拡大されつつめる0 しかしながら、このような利点を有するこの電圧非直線
抵抗体素子にも直fItToるいは交流一定電圧を印加
すると一般にに素子に流れるすれ電tlLに時間ととも
に増大していき、もれ電流の増大に伴にに素子破壊に至
るなどといった寿命上での限界があったo4Iにギャッ
プレス酸化亜鉛型避雷器の場合、もれ電流の増大による
素子破壊が極めて重要な問題であるだけに、上記のよう
な課電による素子の劣化にできるだけ抑制し、もれ電流
の増大ができるだけ小さめ長寿命化素子を得ることが望
ましい。
の金属酸化物を含む電圧非直線抵抗体の製法に関するも
のである〇 電圧非直線抵抗体にサージ吸収素子、電圧安定化素子、
避雷器等に広く用いられているが、近年酸化亜鉛を主成
分とする酸化物焼結体の電圧非直線抵抗体が開発された
。この電圧非直線抵抗体に一般的に酸化亜鉛と微量添加
物である酸化ビスマス、酸化コバルト、酸化クロム、酸
化アンチモンなどとを混合、加圧成形した後110G−
1300℃で焼結したものに電極を取付けて作られる0
配合組成、製法などの詳細に例えばジャパニーズ・ジャ
ーナル・オプ・アプライド・フィジックス誌〔M・Ma
tsuoka e ”)ionohmic Prope
rties of Zino 0xid@Ceram1
cm’ * Jap、 J、ムpp1. Phys、
、 10(ls71) 7a6)に述べられている〇 この酸化亜鉛を主成分とする電圧非直線抵抗体に酸化亜
鉛粒子を酸化ビスマスを主成分とした境界層(粒界層)
が取り囲む構造を持っており、電圧を印加するとこの粒
界層と酸化亜鉛粒子との間に形成される電気的障壁によ
り、優れた電圧非車線性が現われると考えられている〇 一般に電圧非直線抵抗体の電圧−電fi特性に近似的に
次式で示される 1=KV“ ・・・・・・・・・ (1)111
式中1は電流、Kに定数、Vに電圧、αは非直線係数で
める0上記の酸化亜鉛を主成分とする電圧非直線抵抗体
にαの値が5〜60というように従来の炭化ケイ素から
なる非直−抵抗体のaの値3〜4よりも拍当大きく、ま
た非直縁領域において酸化亜鉛粒子間にかかる電圧がほ
ぼ一足であるため単に電圧非直腸抵抗体の厚みV変える
だけでvlmA(1rnAの電fi’tfiすのに要す
る電圧)を自由に変えられるという特徴があり、その用
途はますます拡大されつつめる0 しかしながら、このような利点を有するこの電圧非直線
抵抗体素子にも直fItToるいは交流一定電圧を印加
すると一般にに素子に流れるすれ電tlLに時間ととも
に増大していき、もれ電流の増大に伴にに素子破壊に至
るなどといった寿命上での限界があったo4Iにギャッ
プレス酸化亜鉛型避雷器の場合、もれ電流の増大による
素子破壊が極めて重要な問題であるだけに、上記のよう
な課電による素子の劣化にできるだけ抑制し、もれ電流
の増大ができるだけ小さめ長寿命化素子を得ることが望
ましい。
上記のような直流あるいに交流電圧印加時における電圧
非直線抵抗体の寿命管改善する方法として、1100℃
以上で焼結した後、この焼結体t−400℃より低い温
度まで降温速度り00℃/時で冷却した後、400〜7
00℃の温度範囲に再加熱し、次いで呈温まで再冷却す
るいわゆるfi成後の熱処理を実施する方法が知られて
いる◎(特開fs52−87698号公報)ところが、
この熱処理方法でに約1100℃という高い焼結温度か
ら400℃より低い温度まで冷却しなければならず、し
かも降温速度が1時間めたり約100℃であるために冷
却するのに長時間Ytsする上、エネルギー的にもロス
が多iという欠点を有している0 本発明でほこの冷却温度、再加熱温度および降温速度に
ついて第1図に示されるような温度ツクターンを用いて
検討を重ねた結果、降温速f(R1およびR,)が焼結
温度(T1)からgoo ’Cの温度範囲で1時間あた
り約100−100℃の範囲でに、その速度に関係なく
冷却温1!(72)會400−530℃、再加熱温II
(T、) t 60G −900℃の範囲にとれば上
記の課電寿命特性に改善を持たらす効果的な熱処理が実
施できることが判明し、この発明t−完成するに至った
。しかも、前記の熱処理方法と比較して冷却時間が大幅
に短縮できるためにエネルギー損失が少なh熱処理が可
能となった。
非直線抵抗体の寿命管改善する方法として、1100℃
以上で焼結した後、この焼結体t−400℃より低い温
度まで降温速度り00℃/時で冷却した後、400〜7
00℃の温度範囲に再加熱し、次いで呈温まで再冷却す
るいわゆるfi成後の熱処理を実施する方法が知られて
いる◎(特開fs52−87698号公報)ところが、
この熱処理方法でに約1100℃という高い焼結温度か
ら400℃より低い温度まで冷却しなければならず、し
かも降温速度が1時間めたり約100℃であるために冷
却するのに長時間Ytsする上、エネルギー的にもロス
が多iという欠点を有している0 本発明でほこの冷却温度、再加熱温度および降温速度に
ついて第1図に示されるような温度ツクターンを用いて
検討を重ねた結果、降温速f(R1およびR,)が焼結
温度(T1)からgoo ’Cの温度範囲で1時間あた
り約100−100℃の範囲でに、その速度に関係なく
冷却温1!(72)會400−530℃、再加熱温II
(T、) t 60G −900℃の範囲にとれば上
記の課電寿命特性に改善を持たらす効果的な熱処理が実
施できることが判明し、この発明t−完成するに至った
。しかも、前記の熱処理方法と比較して冷却時間が大幅
に短縮できるためにエネルギー損失が少なh熱処理が可
能となった。
また、この熱処理条件に、焼結体の組成にも大きく依存
することが知られているが(%開開54−(11!14
号会報)、本発明による熱処理を行なった結果、酸化亜
鉛を主成分とし、酸化ビスマス、酸化アンチモンなど種
々の金属酸化物を含む株加物の他に、さらにホウケイ酸
亜鉛ガラスあるいにホウケイ酸ビスマスガラスを添加し
九組成のもの力;課電寿命特性の改善に更に効果的であ
ることが判明した。
することが知られているが(%開開54−(11!14
号会報)、本発明による熱処理を行なった結果、酸化亜
鉛を主成分とし、酸化ビスマス、酸化アンチモンなど種
々の金属酸化物を含む株加物の他に、さらにホウケイ酸
亜鉛ガラスあるいにホウケイ酸ビスマスガラスを添加し
九組成のもの力;課電寿命特性の改善に更に効果的であ
ることが判明した。
本発明に上記のような従来の熱処理方法の持っていた欠
点を除去するためにな壜れたもので、焼成プロセスに検
討を加え、特に焼結後の冷却温度および再加熱温度と組
成好ましい範囲に選ぶ仁とにより、酸化亜鉛を主成分と
する電圧非直線抵抗体素子の課電寿命特性音改善し、し
かも歩留りよく生産でき、エネルギー損失の少ない製造
方法を提供すること金目的としている0 以下、この発明を実施例により説明する0〔実施例1〕
・ 出発原料として純[911%以上の酸化亜鉛(ZfiO
入酸化ビスマス(Bi、Os)、酸化コバルト(Co、
0.)、炭酸マンガン(Mnω、)、酸化クロム(Cr
aOa)、酸化アンチモン(Sb20.)および二酸化
ケイ素(810,)およびホウケイ酸ビスマスガラスあ
るいにホウケイ#IL亜鉛ガラスの各粉末音用い7’c
6なおホウケイ酸ビスマスガラスおよびホウケイ酸°亜
鉛ガラスにそれぞれ120G−1300℃で加熱溶融後
急冷して作成したもので、粉砕後400メツシュのフル
イーを通し、粒径のそろった微粉末のみを用いた。
点を除去するためにな壜れたもので、焼成プロセスに検
討を加え、特に焼結後の冷却温度および再加熱温度と組
成好ましい範囲に選ぶ仁とにより、酸化亜鉛を主成分と
する電圧非直線抵抗体素子の課電寿命特性音改善し、し
かも歩留りよく生産でき、エネルギー損失の少ない製造
方法を提供すること金目的としている0 以下、この発明を実施例により説明する0〔実施例1〕
・ 出発原料として純[911%以上の酸化亜鉛(ZfiO
入酸化ビスマス(Bi、Os)、酸化コバルト(Co、
0.)、炭酸マンガン(Mnω、)、酸化クロム(Cr
aOa)、酸化アンチモン(Sb20.)および二酸化
ケイ素(810,)およびホウケイ酸ビスマスガラスあ
るいにホウケイ#IL亜鉛ガラスの各粉末音用い7’c
6なおホウケイ酸ビスマスガラスおよびホウケイ酸°亜
鉛ガラスにそれぞれ120G−1300℃で加熱溶融後
急冷して作成したもので、粉砕後400メツシュのフル
イーを通し、粒径のそろった微粉末のみを用いた。
これらの粉末を所足量だけ秤量し、混合、造粒、加圧成
型後空気中1200℃で約2時間焼結した後、1時間あ
たり約200℃の降温速度で焼結体を冷却した。500
″Ctで冷却した後ただちに再加熱を始め600〜90
0℃で約1時間保持し、次いで1時間めたり約200℃
の降温速度で冷却した。このようにして得られた焼結体
に電極を取付けて電圧非直線抵抗体素子全形成した。
型後空気中1200℃で約2時間焼結した後、1時間あ
たり約200℃の降温速度で焼結体を冷却した。500
″Ctで冷却した後ただちに再加熱を始め600〜90
0℃で約1時間保持し、次いで1時間めたり約200℃
の降温速度で冷却した。このようにして得られた焼結体
に電極を取付けて電圧非直線抵抗体素子全形成した。
上記の酸化亜鉛を主成分とする電圧非直線抵抗体素子に
対して直流課電を実施し、その際に素子に流れるもれ電
流の経時変化を第2図に示す。なお課電条件としては課
電率に印加電圧/素子に1mA流れる時の電圧) =
O,S 、周囲源i 100℃とした。図中(1)に焼
成後呈温まで冷却し熱処理を施さない素子、121.1
31.+41に上記の本発明による熱処理を施したもの
で、再加熱源KCT、)がそれぞれ600℃、700℃
、800℃である素子を示す。また(2’)1(3’
)、 (4勺にそれぞれ400℃より低い温度まで冷の
熱処理を施した素子である。
対して直流課電を実施し、その際に素子に流れるもれ電
流の経時変化を第2図に示す。なお課電条件としては課
電率に印加電圧/素子に1mA流れる時の電圧) =
O,S 、周囲源i 100℃とした。図中(1)に焼
成後呈温まで冷却し熱処理を施さない素子、121.1
31.+41に上記の本発明による熱処理を施したもの
で、再加熱源KCT、)がそれぞれ600℃、700℃
、800℃である素子を示す。また(2’)1(3’
)、 (4勺にそれぞれ400℃より低い温度まで冷の
熱処理を施した素子である。
図から熱処理を施さない素子の場合にもれ電流の経時変
化が大きく短時間で熱暴走現象を示すのに対し、上記の
本発明による熱処理を施した素子にもれ電流の経時変化
が小さく、従来の熱処理法による素子と比較してもはと
んど変わらず、寿命特性の優れたものであることがわか
る。
化が大きく短時間で熱暴走現象を示すのに対し、上記の
本発明による熱処理を施した素子にもれ電流の経時変化
が小さく、従来の熱処理法による素子と比較してもはと
んど変わらず、寿命特性の優れたものであることがわか
る。
〔実施例2〕
焼結後の冷却源[(T、) [−510℃に保ち、豊潤
熱温度(T3〕をsso℃〜10GG℃に変え、降温速
度t−200℃/時として熱処理1実施した素子に対し
て直fi課電を行なった際のもれ電流の経時変化を彫3
図に示す0なお課電条件rL実施例1に準じる。
熱温度(T3〕をsso℃〜10GG℃に変え、降温速
度t−200℃/時として熱処理1実施した素子に対し
て直fi課電を行なった際のもれ電流の経時変化を彫3
図に示す0なお課電条件rL実施例1に準じる。
図中ill〜(6)は・それぞれT、がrtso℃、6
00℃、700℃。
00℃、700℃。
800℃、900℃、 1000℃でるる素子を示す。
図カラT、 2>E aoo℃〜9GG℃(D%Oj[
もれ電流の経時変化が小さく課電寿命特性が良好でめる
が、T3が550℃、 1000℃のものにともにもれ
taの経時変化が大きく短時間で熱暴走現象を示し、好
ましくない。
もれ電流の経時変化が小さく課電寿命特性が良好でめる
が、T3が550℃、 1000℃のものにともにもれ
taの経時変化が大きく短時間で熱暴走現象を示し、好
ましくない。
したがって最適な再加熱温度(T3)框600℃〜90
0℃の範囲でおる。
0℃の範囲でおる。
〔実施例3〕
焼結後の冷却温度(T2)を400℃〜550″Cまで
変えて、再加熱源i!i (T、) t 600℃とし
、降温速度1に200℃/時とした時の素子に対して直
流課電t−実施しt際のもれ′wL流の経時変化’ki
t!4図に示す。課電条件は実施例1に準じる0図中1
1)〜(6)にそれぞれT2が400 ’C、450℃
、500℃、 1s30℃、550℃でろ4)素子を示
す。図からT、が530℃以下のものは全てもれ電流の
経時変化が小さく、課電寿命特性が良好でめるが、55
0℃のものにもれ電流の経時変化が大きくなり好ましく
ないoしたがって冷却温度(T2)に少なくとも530
℃以下にしなけれはならないことがわかる。
変えて、再加熱源i!i (T、) t 600℃とし
、降温速度1に200℃/時とした時の素子に対して直
流課電t−実施しt際のもれ′wL流の経時変化’ki
t!4図に示す。課電条件は実施例1に準じる0図中1
1)〜(6)にそれぞれT2が400 ’C、450℃
、500℃、 1s30℃、550℃でろ4)素子を示
す。図からT、が530℃以下のものは全てもれ電流の
経時変化が小さく、課電寿命特性が良好でめるが、55
0℃のものにもれ電流の経時変化が大きくなり好ましく
ないoしたがって冷却温度(T2)に少なくとも530
℃以下にしなけれはならないことがわかる。
〔実施例4〕
焼結後お工ひ再加熱後の降温速腿(R1,R2)を1時
間めたv100℃〜300℃と変えて冷却して熱処理’
kmした場合の素子に対して1ItIL峰電を実施した
際のもれ電流の経時変化1第5図に示す。課電条件に実
施例1に準じる。図中11+6 T!181B+にそれ
ぞれR1(=12)が100℃/時、 200℃/時、
300℃/時を示す。図から、もれ電流の経時変化に
対する降温速度の大小による差異にほとんど見られず、
課電寿命特性にほぼ同等でめると判断できる。
間めたv100℃〜300℃と変えて冷却して熱処理’
kmした場合の素子に対して1ItIL峰電を実施した
際のもれ電流の経時変化1第5図に示す。課電条件に実
施例1に準じる。図中11+6 T!181B+にそれ
ぞれR1(=12)が100℃/時、 200℃/時、
300℃/時を示す。図から、もれ電流の経時変化に
対する降温速度の大小による差異にほとんど見られず、
課電寿命特性にほぼ同等でめると判断できる。
なお本実施例でに冷却温度を500℃、再加熱源iに6
00℃としたが、冷却温度1400〜530℃、再加熱
温度t−600〜900℃の範囲に制限すれば上記とほ
ぼ同様な結果が得られ、降温速度を100〜b 特性の良好な素子を得る熱処理が実施で1!ることがわ
かった。降温速友會300℃/時より大きくすると素子
間の特性(電圧非直線性、Wlt寿命特性など)のバラ
つきが生じることがらり好ましくなかつ7’CO 〔実施例5〕 出発原料として用いたホウケイ駿亜鉛ガラスの添加ti
o〜1.0重量と変えて作成した酸化亜鉛ン生成分とす
る電圧非直線抵抗体素子に対して直流課亀を実施した際
に素子に流れるもれ電流の経時変化を藁6図に示す。な
お熱処理条件FIXT、が480℃、T、がsoo℃、
R1、R8にともに150℃/時でるる。また課電条件
に実施例1に準じる。図中(1)〜(6)ニそれぞれ上
記のガラスの添加量がo、o、oKO,05,0,1%
Q、5.1.0重量%である素子を示す。図からガラス
の添加量が0.01NO,6重量%のものにもれ電流の
経時変化が小さく課電寿命特性が良好であるが、0.0
1重量%より少なくなると熱処理を施しているにもかか
わらずもれ電流の経時変化が大きくなり比較的短時間で
熱暴走現象を示す。また9、5重蓋%より多くするとも
れ電流の経時変化に小さいが、電圧非直線性が悪くなる
ために電力用素子として不適当になる。
00℃としたが、冷却温度1400〜530℃、再加熱
温度t−600〜900℃の範囲に制限すれば上記とほ
ぼ同様な結果が得られ、降温速度を100〜b 特性の良好な素子を得る熱処理が実施で1!ることがわ
かった。降温速友會300℃/時より大きくすると素子
間の特性(電圧非直線性、Wlt寿命特性など)のバラ
つきが生じることがらり好ましくなかつ7’CO 〔実施例5〕 出発原料として用いたホウケイ駿亜鉛ガラスの添加ti
o〜1.0重量と変えて作成した酸化亜鉛ン生成分とす
る電圧非直線抵抗体素子に対して直流課亀を実施した際
に素子に流れるもれ電流の経時変化を藁6図に示す。な
お熱処理条件FIXT、が480℃、T、がsoo℃、
R1、R8にともに150℃/時でるる。また課電条件
に実施例1に準じる。図中(1)〜(6)ニそれぞれ上
記のガラスの添加量がo、o、oKO,05,0,1%
Q、5.1.0重量%である素子を示す。図からガラス
の添加量が0.01NO,6重量%のものにもれ電流の
経時変化が小さく課電寿命特性が良好であるが、0.0
1重量%より少なくなると熱処理を施しているにもかか
わらずもれ電流の経時変化が大きくなり比較的短時間で
熱暴走現象を示す。また9、5重蓋%より多くするとも
れ電流の経時変化に小さいが、電圧非直線性が悪くなる
ために電力用素子として不適当になる。
したがって課電寿命特性を改善する上で本発明による熱
処理tj1%効果的にする上記のガラスの添加量ば0.
O1〜0.5重量%の範囲である。
処理tj1%効果的にする上記のガラスの添加量ば0.
O1〜0.5重量%の範囲である。
本来施例でにガラス添加物としてホウケイ酸亜鉛ガラス
?用いたが、ホウケイ故ビスマスを用いても同様な結果
が得られ、本発明による熱処理男子が得られることがわ
かった。
?用いたが、ホウケイ故ビスマスを用いても同様な結果
が得られ、本発明による熱処理男子が得られることがわ
かった。
ところで以上述べてtjt熱処理を施した電圧非直線抵
抗体素子に対して交流課電t−実施した際の素子に流れ
るもれ電流の経時変化も直流課電時の場合とほぼ同様な
特性を示し、上記の熱処理効果が認められた。
抗体素子に対して交流課電t−実施した際の素子に流れ
るもれ電流の経時変化も直流課電時の場合とほぼ同様な
特性を示し、上記の熱処理効果が認められた。
上記実施例1〜5で述べたよりな熱処理を実施丁4)場
合、連続炉を使用した際にも炉中の一足区域で強制冷却
を併用して冷却ゾーンなるものを設ければ、短時間でエ
ネルギー損失も少なく連続的に焼結、冷却、再加熱、再
冷却を行なうことができ、バッチ炉を使用した場合と同
様な効果がある〇なおこれらの熱処理効果に、境界層の
主成分でるる酸化ビスマスの結晶相と強く関連しており
、X−回折法、又に高温X@回折法等の検討を加え7t
u来、焼成後に熱処理tしなければ面心立方晶と正方晶
酸化ビスマスでめり、本発明の熱処理をすれば体心立方
晶酸化ビスマスに変化する。熱処理温度(T3)の上限
と下限に正方晶及び向心立方晶酸化ビスマスから体心立
方晶酸化ビスマスの生じる範囲と対応することも判明し
ている。
合、連続炉を使用した際にも炉中の一足区域で強制冷却
を併用して冷却ゾーンなるものを設ければ、短時間でエ
ネルギー損失も少なく連続的に焼結、冷却、再加熱、再
冷却を行なうことができ、バッチ炉を使用した場合と同
様な効果がある〇なおこれらの熱処理効果に、境界層の
主成分でるる酸化ビスマスの結晶相と強く関連しており
、X−回折法、又に高温X@回折法等の検討を加え7t
u来、焼成後に熱処理tしなければ面心立方晶と正方晶
酸化ビスマスでめり、本発明の熱処理をすれば体心立方
晶酸化ビスマスに変化する。熱処理温度(T3)の上限
と下限に正方晶及び向心立方晶酸化ビスマスから体心立
方晶酸化ビスマスの生じる範囲と対応することも判明し
ている。
また、ガラスの温潤の有用性に、他に結晶の転移を安定
に起させることにより、熱処理による素子電気特性のば
らつきを小さくすることにも有効であること%あわせて
わかった〇 以上のように、この発明によれば焼結後の冷却温度、再
加熱IIi匿および冷却時の降温速度と焼結体の組成と
の相互関連にぶり効果的な熱処理方法’t*現したので
焼成工程の時間が大幅に短縮できるとともに、課電寿命
特性の優れた電圧非直線抵抗体素子が歩留り良く生産で
きる効果がある0
に起させることにより、熱処理による素子電気特性のば
らつきを小さくすることにも有効であること%あわせて
わかった〇 以上のように、この発明によれば焼結後の冷却温度、再
加熱IIi匿および冷却時の降温速度と焼結体の組成と
の相互関連にぶり効果的な熱処理方法’t*現したので
焼成工程の時間が大幅に短縮できるとともに、課電寿命
特性の優れた電圧非直線抵抗体素子が歩留り良く生産で
きる効果がある0
第1図a醗化亜鉛を主成分とする電圧非直線抵抗体の焼
成パターンを示す図、第2図F′XIItaa電時にお
けるもれ電流の経時変化を示す特性図、第3図に直流課
電時におけるもれ電流の経時変化と喜劇熱温K(丁3)
との関係を示す特性図、第4図に直流課電時におけるも
れ電流の経時変化と冷却源f (T、)との関4/kt
−示す特性図、第5図に直流課電時におけるもれ電流の
経時変化と降温速度(R1= 1.)との関係を示す特
性図、Wi6図に直流課電時におけるもれ電流の経時変
化と組成との関係を示す特性図である。 代理人 葛野信−(外1名) 第1!!!! 第2図 陣電椅All町りとり 第3図 (Uυ情ジ(hr″) 第4図 伊1情’h ) (hI V2 ) (11t q閏h) Chr yJ) 第・6図 (111情’h) (hr町
成パターンを示す図、第2図F′XIItaa電時にお
けるもれ電流の経時変化を示す特性図、第3図に直流課
電時におけるもれ電流の経時変化と喜劇熱温K(丁3)
との関係を示す特性図、第4図に直流課電時におけるも
れ電流の経時変化と冷却源f (T、)との関4/kt
−示す特性図、第5図に直流課電時におけるもれ電流の
経時変化と降温速度(R1= 1.)との関係を示す特
性図、Wi6図に直流課電時におけるもれ電流の経時変
化と組成との関係を示す特性図である。 代理人 葛野信−(外1名) 第1!!!! 第2図 陣電椅All町りとり 第3図 (Uυ情ジ(hr″) 第4図 伊1情’h ) (hI V2 ) (11t q閏h) Chr yJ) 第・6図 (111情’h) (hr町
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1] 酸化亜鉛を主成分とする電圧非直線抵抗体の
原料成製物11050℃以上の温度で焼結した後、この
焼結体1に400〜530℃の温度範囲に冷却し、再び
600〜900℃の温度範囲に加熱し、次いで室温まで
再冷却することt%黴とする電圧非直線抵抗体の製造方
法〇 (2) 焼結後および再加熱後の降温速度が少なくと
も焼結温度から600℃の温度範囲で100〜b1項記
載の電圧非直線抵抗体の製造方法0(3) 原料成製
物にホウケイ酸ビスマスガラスまたにホウケイ酸亜鉛ガ
ラスを全菫に対して0.01〜O1s重量%含有した酸
化亜鉛を主成分とする粉末成型物からなることを特徴と
する特許請求の範囲111項また11項記載の電圧非直
線抵抗体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57043317A JPS58159303A (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | 電圧非直線抵抗体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57043317A JPS58159303A (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | 電圧非直線抵抗体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58159303A true JPS58159303A (ja) | 1983-09-21 |
JPH0136681B2 JPH0136681B2 (ja) | 1989-08-02 |
Family
ID=12660425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57043317A Granted JPS58159303A (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | 電圧非直線抵抗体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58159303A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5614138A (en) * | 1994-02-10 | 1997-03-25 | Hitachi Ltd. | Method of fabricating non-linear resistor |
-
1982
- 1982-03-17 JP JP57043317A patent/JPS58159303A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5614138A (en) * | 1994-02-10 | 1997-03-25 | Hitachi Ltd. | Method of fabricating non-linear resistor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0136681B2 (ja) | 1989-08-02 |
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