JPS5815693Y2 - コイルスプリングの固定装置 - Google Patents
コイルスプリングの固定装置Info
- Publication number
- JPS5815693Y2 JPS5815693Y2 JP1978126088U JP12608878U JPS5815693Y2 JP S5815693 Y2 JPS5815693 Y2 JP S5815693Y2 JP 1978126088 U JP1978126088 U JP 1978126088U JP 12608878 U JP12608878 U JP 12608878U JP S5815693 Y2 JPS5815693 Y2 JP S5815693Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil spring
- steel wire
- curved
- fixing device
- curved portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコイルスプリングをシートフレームに固定する
コイルスプリングの固定装置に関するものである。
コイルスプリングの固定装置に関するものである。
従来、シートフレームを構成する鋼線にコイルスプリン
グを固定する技術としては、特開昭5015663号、
特開昭52−76162号公報に掲載されているもの等
がある。
グを固定する技術としては、特開昭5015663号、
特開昭52−76162号公報に掲載されているもの等
がある。
しかし、従来の手段はいずれも複雑な配設条件によって
配置しなげればならず、したがって作業性が悪く、コス
ト高である等の欠点を有している3この考案の目的は以
上のような従前の欠点を解消し、シートフレームを構成
する鋼線にコイルスプリングを固定する作業が極めて容
易に行ない得ろうにしたコイルスプリングの固定装置を
提供することにあり、以下、その構成を添付図面に示さ
れる実施例に基づいて詳述する。
配置しなげればならず、したがって作業性が悪く、コス
ト高である等の欠点を有している3この考案の目的は以
上のような従前の欠点を解消し、シートフレームを構成
する鋼線にコイルスプリングを固定する作業が極めて容
易に行ない得ろうにしたコイルスプリングの固定装置を
提供することにあり、以下、その構成を添付図面に示さ
れる実施例に基づいて詳述する。
第1図は本案コイルスプリングの固定装置の一実施例を
示す斜視図、第2図はコイルスプリングの一部省略側面
図、第3図はコイルスプリングの小径側端面図である。
示す斜視図、第2図はコイルスプリングの一部省略側面
図、第3図はコイルスプリングの小径側端面図である。
図において、シー]・フレームを構成する鋼線2の適所
には、コイルスプリング3の起立方向に立ち上る彎曲部
4が形成されている。
には、コイルスプリング3の起立方向に立ち上る彎曲部
4が形成されている。
この彎曲部4は第4図に示されるような車輛用のシート
フレーム1に適用される場合にあっては、例えばシート
の両側等に形成されるが、これに限ることなく、彎曲部
4の数および配設個所はシートの種類等に応じて適宜に
選択し得るのは勿論である。
フレーム1に適用される場合にあっては、例えばシート
の両側等に形成されるが、これに限ることなく、彎曲部
4の数および配設個所はシートの種類等に応じて適宜に
選択し得るのは勿論である。
またコイルスプリング3は、コイルの小径方向の終端部
5か内方に略S字状に曲成されると共にこのS字状終端
部5の先端部5′からはさらに延出部6が連続的に延び
て、この延出部6と上記先端部5′とによって形成され
るフック部1を備えている。
5か内方に略S字状に曲成されると共にこのS字状終端
部5の先端部5′からはさらに延出部6が連続的に延び
て、この延出部6と上記先端部5′とによって形成され
るフック部1を備えている。
而して、上記コイルスプリング3を鋼線2に相み付げる
操作要領を以下に説明すると、第1図に示すように先ず
コイルスプリングのフック部1を鋼線2に形成された彎
曲部4の開口8に挿入し、次いで上記延出部6が鋼線上
側2′を跨ぐように配置すれば、これにより、フック部
7は彎曲部4に掛は止められろ。
操作要領を以下に説明すると、第1図に示すように先ず
コイルスプリングのフック部1を鋼線2に形成された彎
曲部4の開口8に挿入し、次いで上記延出部6が鋼線上
側2′を跨ぐように配置すれば、これにより、フック部
7は彎曲部4に掛は止められろ。
続いて、コイルスプリングラ反時計方向に適宜な力を加
えて回転すれば、上述のようにフック部1は彎曲部4に
掛止されているため、延出部6釦よびS字状終端部5の
画部分は彎曲部4を中心とする鋼線部分に強く締付けら
れて固定されるから、これにより組み付作業は完了する
。
えて回転すれば、上述のようにフック部1は彎曲部4に
掛止されているため、延出部6釦よびS字状終端部5の
画部分は彎曲部4を中心とする鋼線部分に強く締付けら
れて固定されるから、これにより組み付作業は完了する
。
同、上記実施例に於いて、コイルスプリングは円錐状コ
イルスプリングを使用しているが、これに限らず、径か
一定なコイルスプリング等その他のコイルスプリングに
置き代えても同様の作用効果が得られるものである。
イルスプリングを使用しているが、これに限らず、径か
一定なコイルスプリング等その他のコイルスプリングに
置き代えても同様の作用効果が得られるものである。
また、第4図及び第5図は、本案装置の別の実施例、す
なわち、−F、記録線2に、水平面9を有する補助台1
0を取り付けた場合を示すものである。
なわち、−F、記録線2に、水平面9を有する補助台1
0を取り付けた場合を示すものである。
補助台10の一端の両側には取付部11.11がそれぞ
れ延設され、該取付部11.11は上面が上記水平面9
に連続して成ると共に下面に上記鋼線2の外径に対応す
る内径を有する断面半円形状の折曲部12.12が形成
されて釦り、これらの折曲部12.12を上記鋼線2の
彎曲部4を中央とするその両側の鋼線に嵌め込み、例え
ばスポット溶接等の固着手段によって固定することによ
り、この固着点を基点として補助台10を水平に支持せ
しめている。
れ延設され、該取付部11.11は上面が上記水平面9
に連続して成ると共に下面に上記鋼線2の外径に対応す
る内径を有する断面半円形状の折曲部12.12が形成
されて釦り、これらの折曲部12.12を上記鋼線2の
彎曲部4を中央とするその両側の鋼線に嵌め込み、例え
ばスポット溶接等の固着手段によって固定することによ
り、この固着点を基点として補助台10を水平に支持せ
しめている。
また、補助台10上の適所にはコイルスプリング3の外
径に対応する彎曲内面13を有する押え部14を設けて
、該押え部14の内面13を上記彎曲部4に固定された
コイルスプリング3の一部が挿通ずる構成とし、これに
よってコイルスプリング3の伸縮動或は横振れなどを制
圧し7ている。
径に対応する彎曲内面13を有する押え部14を設けて
、該押え部14の内面13を上記彎曲部4に固定された
コイルスプリング3の一部が挿通ずる構成とし、これに
よってコイルスプリング3の伸縮動或は横振れなどを制
圧し7ている。
従って、本案装置を例えは使用時に於ける振動が特に激
しいシート等に適用した場合に卓越した効果が得られる
ものである。
しいシート等に適用した場合に卓越した効果が得られる
ものである。
なお、本案装置は車輌用シートに限らず、椅子、ソファ
−等シート全般に適用できることは勿論である。
−等シート全般に適用できることは勿論である。
以−に述べたように、本考案はシートフレートに形成し
た彎曲部の開口にコイルスプリングのフック部を挿入(
−て掛げ止めした後、コイルスプリングを回転して延出
部及びS字状終端部を彎曲部を中心とする鋼線に締め付
は固定するようにしたものであるから、コイルスプリン
グが鋼線から脱落する事故を殆んど防1−F:、できる
と共に組み付けが極めて簡単であるので、従前に比し、
作業能率を著しく高め得る上に、クッションの弾力性を
高メるのに効果ある個所の鋼線に略S字状の彎曲部を形
成するのみでコイルスプリングを取付けることが1寸能
であるから、場所的選択性に富み、しかも全体として簡
単な構成であるので安価に製作出来る管種々の実用的効
果が得られるものである。
た彎曲部の開口にコイルスプリングのフック部を挿入(
−て掛げ止めした後、コイルスプリングを回転して延出
部及びS字状終端部を彎曲部を中心とする鋼線に締め付
は固定するようにしたものであるから、コイルスプリン
グが鋼線から脱落する事故を殆んど防1−F:、できる
と共に組み付けが極めて簡単であるので、従前に比し、
作業能率を著しく高め得る上に、クッションの弾力性を
高メるのに効果ある個所の鋼線に略S字状の彎曲部を形
成するのみでコイルスプリングを取付けることが1寸能
であるから、場所的選択性に富み、しかも全体として簡
単な構成であるので安価に製作出来る管種々の実用的効
果が得られるものである。
第1図は本案コイルスプリングの固定装置の一実施例を
示す斜視図、第2図はコイルスプリングの一部省略側面
図、第3図はコイルスジ1ノングの小径側端面、第4図
は本案装置を車輛用シー トレームに適用した例を示す
斜視図、また第5図及び第6図は、本考案の別の実施例
を示し、第5図は補助台の平面図、第6図は絹付けた状
態を示す斜視図である。 1・・・シートフレーム、2・・・鋼線、3・・・コイ
ルスプリング、4・・・彎曲部、5・・・S字状終端部
、6・・・延出部、7・・・フック部、10・・・補助
台、1111・・・取付部、14・・・押え部。
示す斜視図、第2図はコイルスプリングの一部省略側面
図、第3図はコイルスジ1ノングの小径側端面、第4図
は本案装置を車輛用シー トレームに適用した例を示す
斜視図、また第5図及び第6図は、本考案の別の実施例
を示し、第5図は補助台の平面図、第6図は絹付けた状
態を示す斜視図である。 1・・・シートフレーム、2・・・鋼線、3・・・コイ
ルスプリング、4・・・彎曲部、5・・・S字状終端部
、6・・・延出部、7・・・フック部、10・・・補助
台、1111・・・取付部、14・・・押え部。
Claims (1)
- シートフレームを構成する鋼線の適所にコイルスプリン
グの起立方向に立ち上る彎曲部を形成する一方、コイル
スプリングの一端の終端部を内方に略S字状に曲成する
と共にこのS字状終端部の先端部からはさらに延出部を
連成して、該延出部と上記先端部とによってフック部を
形成し、上記彎曲部の開口より挿入される該フック部の
延出部を鋼線上側に掛は止めし、コイルスプリングを回
転させて、上記S字状終端部及び延出部が彎曲部を中心
とする鋼線に締付は固定されるようにしたことを特徴と
するコイルスプリングの固定&Jt。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978126088U JPS5815693Y2 (ja) | 1978-09-16 | 1978-09-16 | コイルスプリングの固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978126088U JPS5815693Y2 (ja) | 1978-09-16 | 1978-09-16 | コイルスプリングの固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5543125U JPS5543125U (ja) | 1980-03-21 |
JPS5815693Y2 true JPS5815693Y2 (ja) | 1983-03-30 |
Family
ID=29087581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978126088U Expired JPS5815693Y2 (ja) | 1978-09-16 | 1978-09-16 | コイルスプリングの固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5815693Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5015663A (ja) * | 1973-06-13 | 1975-02-19 | ||
JPS5276162A (en) * | 1975-12-15 | 1977-06-27 | Webster Spring Co | Spring assembly |
-
1978
- 1978-09-16 JP JP1978126088U patent/JPS5815693Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5015663A (ja) * | 1973-06-13 | 1975-02-19 | ||
JPS5276162A (en) * | 1975-12-15 | 1977-06-27 | Webster Spring Co | Spring assembly |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5543125U (ja) | 1980-03-21 |
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