JP2562054Y2 - パイプ構造のシート・バック・フレーム - Google Patents

パイプ構造のシート・バック・フレーム

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JP2562054Y2
JP2562054Y2 JP1991057901U JP5790191U JP2562054Y2 JP 2562054 Y2 JP2562054 Y2 JP 2562054Y2 JP 1991057901 U JP1991057901 U JP 1991057901U JP 5790191 U JP5790191 U JP 5790191U JP 2562054 Y2 JP2562054 Y2 JP 2562054Y2
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seat back
pipe
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pipe frame
back frame
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雄一 近藤
靖之 藤田
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Tachi S Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の関係する分野】この考案は、乗り物シートに使
用されるパイプ構造のシート・バック・フレームに関す
る。
【0002】
【背景技術】従来、乗用車のフロント・シートに使用さ
れるシート・バックのパイプ・フレームは、実開昭64
−21651号公報に記載される構造が採用される。具
体的には、パイプ・フレーム30は、図3に示されるよ
うに、リクライニング・デバイス(図示せず)のような
機能部品を取り付けるサイド・ブラケット32が、パイ
プ・フレーム・サイド31に溶接される構造である。こ
のサイド・ブラケット32は、ジグザグ・スプリング3
5を引っ掛けるハンガ34を備える構造に鋼板からプレ
ス成形され、そして、そのパイプ・フレーム・サイド3
1の外側に添えられて溶接されるので、そのサイド・ブ
ラケット32の溶接側先端33がエッジになり、そのま
まの状態では内部突起の問題を引き起こし、そして、そ
のエッジによってパッド36および表皮37が切れる虞
れがあった。それで、その実開昭64−21651号公
報に開示される構造が提案されるところである。すなわ
ち、それは、サイド・ブラケットがパイプ・フレーム・
サイドの大部分を兼ねる構造である。しかし、この構造
は複雑でプレス成形が厄介になるに加えてプレス成形工
程が増える不具合がある。
【0003】
【考案の課題】この考案の課題は、フレーム・サイドに
溶接されて機能部品を取り付けるサイド・ブラケット
溶接側先端のエッジによる内部突起を避けて安全性を
保し、そして、そのエッジによるパッド切れおよび表皮
切れなどの発生を未然に回避するところの、そして加え
てそのサイド・ブラケットの構造の複雑化を抑えてコス
トの増加を抑制可能にするところのパイプ構造のシート
・バック・フレームの提供にある。
【0004】
【課題のための手段およびそれの作用】この考案は、機
能部品を取り付け可能にするサイド・ブラケットが、パ
イプ・フレーム・サイドの外側に溶接され、そのサイド
・ブラケットの溶接側先端が、その溶接箇所から伸長さ
そのパイプ・フレーム・サイド側に折り返し曲げさ
れ、そして、そのサイド・ブラケットの溶接側先端が、
エッジになって内部突起として作用することを避けると
ころである。
【0005】
【具体例の説明】以下、特定されて図面に示された具体
例に基づいて、この考案のパイプ構造のシート・バック
・フレームを説明するに、図1および図2は、乗用車の
フロント・シートに適用されこの考案のパイプ構造の
シート・バック・フレームの具体例10を示している。
このシート・バック・フレーム10では、リクライニン
グ・デバイス(図示せず)を取り付け可能にしたサイド
・ブラケット17,17がパイプ・フレーム・サイド1
1,11の外側に溶接され、また、そのサイド・ブラケ
ット17,17の溶接側先端18,18が、その溶接箇
所19,19から伸長され、そして、そのパイプ・フレ
ーム・サイド11,11側に折り返し曲げされ
【0006】特に、そのサイド・ブラケット17,17
の溶接側端部は、そのパイプ・フレーム・サイド11,
11の外周面に適合されるように、そのパイプ・フレー
ム・サイド11,11の外径に合わせて円弧状に曲げら
れ、そして、そのサイド・ブラケット17,17の溶接
側先端18,18は、そのパイプ・フレーム・サイド1
1,11側に折り返されたアーム形状に曲げられ
【0007】また、このシート・バック・フレーム10
において、12はパイプ・フレーム・ボトム、13はパ
イプ・フレーム・アッパ、14はクロス・パネル、15
はハンガ、16はジグザグ・スプリング、そして、20
はステイ・ホルダである。
【0008】したがって、そのサイド・ブラケット1
7,17の溶接側先端18,18がアール形状に折り返
し曲げされるので、そのパイプ・フレーム・サイド1
1,11においてそのサイド・ブラケット17,17の
溶接側先端18,18のエッジがそのパイプ・フレーム
・サイド11,11の外周面上に向かい合わせられて
のエッジが、そのパイプ・フレーム・サイド11,11
において内部突起として作用することが避けられて安全
になり、そして、そのエッジによるパッド切れおよび表
皮切れなどの発生が回避され、そして加えてそのサイド
・ブラケット17,17の構造の複雑化が抑えられてコ
ストの増加が抑制される。
【0009】
【考案の便益】上述から理解されるように、この考案の
パイプ構造のシート・バック・フレームは、機能部品を
取り付け可能にするサイド・ブラケットが、パイプ・フ
レーム・サイドの外側に溶接され、そして、そのサイド
・ブラケットの溶接側先端が、その溶接箇所から伸長さ
れてそのパイプ・フレーム・サイド側に折り返し曲げさ
れるので、この考案のパイプ構造のシート・バック・フ
レームでは、そのサイド・ブラケットのその溶接側先端
のエッジが、そのパイプ・フレーム・サイドの外周面上
に向かい合わせられてそのエッジが、そのパイプ・フレ
ーム・サイドにおいて内部突起として作用することが避
けられ、安全性が確保され、そして、そのエッジによる
パッド切れおよび表皮切れなどが未然に回避され、そし
て加えてそのサイド・ブラケットを構造的に複雑化する
ことが抑えられ、それに伴ってコストの増加が抑制さ
れ、その結果、乗り物シートにとって非常に有用で実用
的である。
【0010】先のように、図面を参照して説明されたこ
の考案の具体例から明らかであるように、この考案の属
する技術の分野における通常の知識を有する者にとっ
て、この考案の内容は、その考案の課題を成し遂げるた
めにその考案の成立に必須であってその考案の性質であ
るところのその考案の技術的本質に由来し、そして、そ
れを内在させると客観的に認められる態様に容易に具体
化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用車のフロント・シートに適用されこの考
案のパイプ構造のシート・バック・フレームの具体例を
示した正面図である。
【図2】図1の2−2線に沿って示した断面図である。
【図3】 乗用車のフロント・シートに適用される従来の
パイプ構造のシート・バック・フレームを示した部分横
断面図である。
【符号の説明】
11 パイプ・フレーム・サイド 17 サイド・ブラケット 18 溶接側先端

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機能部品を取り付け可能にするサイド・
    ブラケットが、パイプ・フレーム・サイドの外側に溶接
    され、そして、そのサイド・ブラケットの溶接側先端
    が、その溶接箇所から伸長されてそのパイプ・フレーム
    ・サイド側に折り返し曲げされるところのパイプ構造の
    シート・バック・フレーム。
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