JPS58156388A - 廃棄物焼却灰を原料とする結晶化物の製造法 - Google Patents
廃棄物焼却灰を原料とする結晶化物の製造法Info
- Publication number
- JPS58156388A JPS58156388A JP57039702A JP3970282A JPS58156388A JP S58156388 A JPS58156388 A JP S58156388A JP 57039702 A JP57039702 A JP 57039702A JP 3970282 A JP3970282 A JP 3970282A JP S58156388 A JPS58156388 A JP S58156388A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- incineration ash
- matter
- crystallized
- mgo
- mold
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は下水汚泥焼却灰や都市こみ焼却灰等の廃棄物焼
却灰を原料とする結晶化物の製造法に関するものである
。
却灰を原料とする結晶化物の製造法に関するものである
。
従来、各地の下水処理場やこみ処理場から発生する下水
汚泥やごみは、そのまま埋立投棄すると衛生上あるい社
悪臭公害上問題があるので大部分は焼却処理され、焼却
灰として埋立投棄されているが、埋立用地の確保が難し
くなってきているうえに焼却灰からの重金属等の溶出そ
O他埋立処分にともなう二次公害が大きな社会問題とな
っておシ、さらに省資源、省エネルギーの観点からも廃
棄物焼却灰を溶畷して有効利用することが検討されてい
る。廃棄物焼却灰を溶融成形して骨材*に有効利用しよ
うとする試みとしては、特公昭jj−2qOIO号公報
に示されるように溶融物を水封ボックス中に落下させて
水中で固化させて小塊状のl!I化物を得る方法がある
が、この方法によって得られる成形物は強度が弱いうえ
に形状がまちまちであるという問題点を有してお〕、ま
た特公昭よ≦−//1177号公報に示されるように、
氷冷した鋳型中に溶融物を投入固化させることによシ大
塊状の固化物を得る方法は、骨材とするために破砕装置
が必要であるうえに破砕面から重金属類が溶出する等の
問題点を有するものであった。
汚泥やごみは、そのまま埋立投棄すると衛生上あるい社
悪臭公害上問題があるので大部分は焼却処理され、焼却
灰として埋立投棄されているが、埋立用地の確保が難し
くなってきているうえに焼却灰からの重金属等の溶出そ
O他埋立処分にともなう二次公害が大きな社会問題とな
っておシ、さらに省資源、省エネルギーの観点からも廃
棄物焼却灰を溶畷して有効利用することが検討されてい
る。廃棄物焼却灰を溶融成形して骨材*に有効利用しよ
うとする試みとしては、特公昭jj−2qOIO号公報
に示されるように溶融物を水封ボックス中に落下させて
水中で固化させて小塊状のl!I化物を得る方法がある
が、この方法によって得られる成形物は強度が弱いうえ
に形状がまちまちであるという問題点を有してお〕、ま
た特公昭よ≦−//1177号公報に示されるように、
氷冷した鋳型中に溶融物を投入固化させることによシ大
塊状の固化物を得る方法は、骨材とするために破砕装置
が必要であるうえに破砕面から重金属類が溶出する等の
問題点を有するものであった。
本発明は前記Oような間組点を解決して機械的強度およ
び化学的安定性に優れ、しかも、用途に合致した製品形
状に最初から成形された高強度の結晶化物を容易に量産
できる廃棄物焼却灰を原料とする結晶化物の製造法を目
的として完成されたモOテ’、 8s02−2 j 〜
4’ 3% (重量−1以下同じ)、AA’208.3
−〜/ 3%、 Fe2O,j 〜23%、OaO,2
0〜lIo%%MgO/ −j % 、p、o、 /〜
10嘔を主な組成とし、カッ、< CaO士”go)
/B iot 比tfiOJt〜1.コO廃棄物焼却灰
を13so−isoo″Cで溶融した溶融物を表面濃度
が300−600″Crc保持された型中に投入して成
形し、次に該成形物を70.20〜//1rO℃の濃度
1fc30分以上保持して結晶化することを特徴とする
ものである。
び化学的安定性に優れ、しかも、用途に合致した製品形
状に最初から成形された高強度の結晶化物を容易に量産
できる廃棄物焼却灰を原料とする結晶化物の製造法を目
的として完成されたモOテ’、 8s02−2 j 〜
4’ 3% (重量−1以下同じ)、AA’208.3
−〜/ 3%、 Fe2O,j 〜23%、OaO,2
0〜lIo%%MgO/ −j % 、p、o、 /〜
10嘔を主な組成とし、カッ、< CaO士”go)
/B iot 比tfiOJt〜1.コO廃棄物焼却灰
を13so−isoo″Cで溶融した溶融物を表面濃度
が300−600″Crc保持された型中に投入して成
形し、次に該成形物を70.20〜//1rO℃の濃度
1fc30分以上保持して結晶化することを特徴とする
ものである。
本発明において原料として使用する廃棄物焼却灰中、下
水汚泥焼却灰あるいは都市こみ焼却灰等であって、これ
らの廃棄物焼却灰中には、8i0□、ム1203、Fa
!Oa、(3aO、kLgo 、Pzos カ主(!
: シテ含まれる外K K2O、Na2O等が含まれて
おり、それらの含有量は焼却灰の種類等によp着干異な
る@このような廃棄物焼却灰の溶融特性すなわち溶融濡
rrF、形加工に遺し九粘度域に対応する成形温度域は
一般のガラスに比較して極端に狭く、いわゆる「足の短
かいガラス」の性質を有しておシ、ま良、例えば/J!
;0℃以上の溶融温度域における粘度は一般のガラスに
比較してかなシ低いことから溶融したのち流し込み成形
するのに適しているが、このような組成の廃棄物焼却灰
を溶融成形後さらに結晶化するには、8iO□2jへl
I3鳴(重量哄、以下間り、) 好* L < ハJ
O〜4’ Oiム12035〜/j−好ましくはt−i
o%、Fe、O,j 〜、23 %好ましくは!−/j
%、Ca020−ダ0%好ましくは30〜35%、Mg
O/〜jチ好ましくは2〜3 % 、 P!05/〜i
o−好ましくは2〜10チ、その他よシなり、かつ、(
CaO十Mgo) / ”02比が0、 l −/、
2好ましくは09〜/、 /の範囲内であることが重要
であ少、このために焼却機よシ得られた前記廃棄物焼却
灰はこれを分析し、組成範囲が前記特定組成範囲内にな
いときは、前記○組成範囲に入るように調整する。なお
、組成調整に際しては、安価な粘土、シラス、ベンガラ
、石炭、ドロマイト、骨灰*を用いることが好ましい。
水汚泥焼却灰あるいは都市こみ焼却灰等であって、これ
らの廃棄物焼却灰中には、8i0□、ム1203、Fa
!Oa、(3aO、kLgo 、Pzos カ主(!
: シテ含まれる外K K2O、Na2O等が含まれて
おり、それらの含有量は焼却灰の種類等によp着干異な
る@このような廃棄物焼却灰の溶融特性すなわち溶融濡
rrF、形加工に遺し九粘度域に対応する成形温度域は
一般のガラスに比較して極端に狭く、いわゆる「足の短
かいガラス」の性質を有しておシ、ま良、例えば/J!
;0℃以上の溶融温度域における粘度は一般のガラスに
比較してかなシ低いことから溶融したのち流し込み成形
するのに適しているが、このような組成の廃棄物焼却灰
を溶融成形後さらに結晶化するには、8iO□2jへl
I3鳴(重量哄、以下間り、) 好* L < ハJ
O〜4’ Oiム12035〜/j−好ましくはt−i
o%、Fe、O,j 〜、23 %好ましくは!−/j
%、Ca020−ダ0%好ましくは30〜35%、Mg
O/〜jチ好ましくは2〜3 % 、 P!05/〜i
o−好ましくは2〜10チ、その他よシなり、かつ、(
CaO十Mgo) / ”02比が0、 l −/、
2好ましくは09〜/、 /の範囲内であることが重要
であ少、このために焼却機よシ得られた前記廃棄物焼却
灰はこれを分析し、組成範囲が前記特定組成範囲内にな
いときは、前記○組成範囲に入るように調整する。なお
、組成調整に際しては、安価な粘土、シラス、ベンガラ
、石炭、ドロマイト、骨灰*を用いることが好ましい。
このようにして、組成調整された廃棄物焼却灰は溶融炉
中において/3!0−/!;00℃程度で溶融し00℃
に保持された型中に投入して廖形し、引き続いてその成
形物を溶融炉排ガス等によってlOコ0−1180℃好
ましくはIO!0P−7ljO℃の温度範囲内の所定温
度に保持された結晶化炉中FC30分以上好ましくは弘
O〜90分保持するか、前記濃度範囲内をゆつくりとし
た昇降温速度で昇降温させてその濃度範囲内rcJO分
以上好ましくは170〜90分保持してこの成形物中に
結晶#O影形成よびその結晶核を中心として結晶成長を
起こさせ、成形物全体を結晶化すればよい。なお、本発
明において8i02を23−ダ!鴨とするOa%810
2が23%未満ではガラス形成骨格としての8102が
不足して高強度O結晶化物が得られないからであV、4
!S−を越えると溶融濃度が上昇して前記溶融濃度では
粘度が高くなって流し込み成形に適しないうえ結晶化に
も悪影響を及ぼすからであり、また、ム1203を5〜
lS%とするのは、Al2O3が51未満では高強度の
結晶化物が得られず、ノj憾を越えると溶融濃度が高く
なシすぎるからであ夛、さらに、Fe2esをj−,2
3%とするOはFe!OBは融剤としてばかシでなく核
形成剤としても重要な成分であり、その量がS囁未満で
は融剤としてO効果がうすくて溶融濃度が低下しないう
えに結晶核の形成も不充分であシ、2j%を越えると強
度を着しく低下させるからである0また、OaOt20
− u O% トするのは(3aOが20%未満では溶
融物の粘度が増加するとともに結晶イしに悪影響がある
うえ強度が低下し、≠09&を越えると化学的安定性を
著しく低下させるからであり、さらに、Mg017〜3
%とするのは、11g011aOに代わる組成調整剤と
して用し)られてイし学的安定性を増す効果があるにも
拘らずそO含有量カニ/哄未満ではその効果がなく、S
Sを越える量を入れても効果は変らないからであシ、ま
711j 、 P2O5を/〜iosとするのはP2O
5は核形成剤として最も重要な成分であって、その量が
l囁未満では10コO〜1iito℃の温度範囲で社結
晶核が形成されず、70%を越えると成形段階での失透
現象が表われるからである。さらにまた、((3aO+
MgO)/ 8102比を0. J −/、 2とす
ることは溶融温度の低下のために重要であるうえに溶融
物の結晶化の九めにも重要であって、この混合比が0g
未満あるいは/、−を越えると、溶融濁度が上昇して溶
融炉の炉材の侵蝕や溶融コストの増加が起るので好まし
くない。次に、廃棄物焼却灰の溶融温度を13jO〜1
soo℃と限定したのは、前記組成範囲に調整され九廃
棄物焼却灰の溶融物は溶融濃度が高くなると急激に粘性
が低下するいわゆる「足の短かいガラス」の性質を有す
ることから%13jO℃未満では連続的に移動する型中
に連続的に溶融物を投入するのに必要な粘度IOボイス
以下好ましくはlO〜イス以下O粘度が得られない良め
成形物が互いに連結し個々O独立した成形体になシにく
いうえに成形物のlI溜が悪くな夛、また、実プラント
において/!00″Cを越える溶融濃度を維持すること
は設備上からもエネルギーコスト面からもロスが大きい
ので、上限を/ ! 00 ’Cとし、さらに、成形後
引き続いて結晶化を行う場合において、IO−0〜11
10℃の濃度で熱処理するには溶融温度を/3!;0−
/300℃の濃度間I!Iに保持することが熱エネルギ
ーの有効利用の点よp最もよい0次に、溶融物を投入す
る型の表面温度を3oo−too℃に保持するのは、鋳
鉄や黒鉛等の型の材質や形状によって異なるが、300
℃未満で紘成形物が急冷されてクラックが入るおそれが
あシ、100℃を越えると成形物の型への焼付きが起き
て離型しにくくなるおそれがあるためであるOまた、結
晶化温度を10コ0−/lsO℃と限走したのは、前記
組成に調整された等によシ安定した結晶成長が妨げられ
るからである。なお、結晶化に際しては、それぞれ特定
温度範囲内の一定温度に所定時間保持するのが均一な結
晶核の形成および結晶成長をさせるうえでより好ましい
が、前述のとおシそれぞれの特定温度範囲内で所定時間
かけてゆつくりと降温あるいは昇温してもほぼ同等の結
果が得られる。また、結晶化時間を30分以上としたの
は、30分未満の保持時間では結晶化を完全に行なうこ
とができないので、高強度の結晶化物が得られないため
である0なお、溶融物を投入する型は黒鉛やボロンナイ
トライド等の漏れ性が悪くて滑性の良い材質で一作する
か、鋳鉄等で製作した金型の表面に黒鉛やボロンナイト
ライド等の離型剤をコーティングすることが望ましく、
また、型のキャビティ部形状は製造される結晶化物の用
途に応じそのまま使用できるように製品膨軟と対応した
ものであればよく、特に、セメントモルタルと混練して
セメント製品を皺伸する場合の骨材として使用する場合
には表面に凹凸や凹凸条をつけることが好ましいためキ
ャビティ部の型面に凹凸を形成しておくことが好ましい
。= このようにして得られる結晶化物は高強度であるばか)
でなく、表面が平滑な光沢面であって取扱が容易でTo
シ、しかも、骨材、板、柱等最終的に利用される無品形
状のものとして最初から成形されるから、破砕、切断、
加工といった後処理のためb手間が不要なうえに加工面
から重金属類が溶出するおそれもない。
中において/3!0−/!;00℃程度で溶融し00℃
に保持された型中に投入して廖形し、引き続いてその成
形物を溶融炉排ガス等によってlOコ0−1180℃好
ましくはIO!0P−7ljO℃の温度範囲内の所定温
度に保持された結晶化炉中FC30分以上好ましくは弘
O〜90分保持するか、前記濃度範囲内をゆつくりとし
た昇降温速度で昇降温させてその濃度範囲内rcJO分
以上好ましくは170〜90分保持してこの成形物中に
結晶#O影形成よびその結晶核を中心として結晶成長を
起こさせ、成形物全体を結晶化すればよい。なお、本発
明において8i02を23−ダ!鴨とするOa%810
2が23%未満ではガラス形成骨格としての8102が
不足して高強度O結晶化物が得られないからであV、4
!S−を越えると溶融濃度が上昇して前記溶融濃度では
粘度が高くなって流し込み成形に適しないうえ結晶化に
も悪影響を及ぼすからであり、また、ム1203を5〜
lS%とするのは、Al2O3が51未満では高強度の
結晶化物が得られず、ノj憾を越えると溶融濃度が高く
なシすぎるからであ夛、さらに、Fe2esをj−,2
3%とするOはFe!OBは融剤としてばかシでなく核
形成剤としても重要な成分であり、その量がS囁未満で
は融剤としてO効果がうすくて溶融濃度が低下しないう
えに結晶核の形成も不充分であシ、2j%を越えると強
度を着しく低下させるからである0また、OaOt20
− u O% トするのは(3aOが20%未満では溶
融物の粘度が増加するとともに結晶イしに悪影響がある
うえ強度が低下し、≠09&を越えると化学的安定性を
著しく低下させるからであり、さらに、Mg017〜3
%とするのは、11g011aOに代わる組成調整剤と
して用し)られてイし学的安定性を増す効果があるにも
拘らずそO含有量カニ/哄未満ではその効果がなく、S
Sを越える量を入れても効果は変らないからであシ、ま
711j 、 P2O5を/〜iosとするのはP2O
5は核形成剤として最も重要な成分であって、その量が
l囁未満では10コO〜1iito℃の温度範囲で社結
晶核が形成されず、70%を越えると成形段階での失透
現象が表われるからである。さらにまた、((3aO+
MgO)/ 8102比を0. J −/、 2とす
ることは溶融温度の低下のために重要であるうえに溶融
物の結晶化の九めにも重要であって、この混合比が0g
未満あるいは/、−を越えると、溶融濁度が上昇して溶
融炉の炉材の侵蝕や溶融コストの増加が起るので好まし
くない。次に、廃棄物焼却灰の溶融温度を13jO〜1
soo℃と限定したのは、前記組成範囲に調整され九廃
棄物焼却灰の溶融物は溶融濃度が高くなると急激に粘性
が低下するいわゆる「足の短かいガラス」の性質を有す
ることから%13jO℃未満では連続的に移動する型中
に連続的に溶融物を投入するのに必要な粘度IOボイス
以下好ましくはlO〜イス以下O粘度が得られない良め
成形物が互いに連結し個々O独立した成形体になシにく
いうえに成形物のlI溜が悪くな夛、また、実プラント
において/!00″Cを越える溶融濃度を維持すること
は設備上からもエネルギーコスト面からもロスが大きい
ので、上限を/ ! 00 ’Cとし、さらに、成形後
引き続いて結晶化を行う場合において、IO−0〜11
10℃の濃度で熱処理するには溶融温度を/3!;0−
/300℃の濃度間I!Iに保持することが熱エネルギ
ーの有効利用の点よp最もよい0次に、溶融物を投入す
る型の表面温度を3oo−too℃に保持するのは、鋳
鉄や黒鉛等の型の材質や形状によって異なるが、300
℃未満で紘成形物が急冷されてクラックが入るおそれが
あシ、100℃を越えると成形物の型への焼付きが起き
て離型しにくくなるおそれがあるためであるOまた、結
晶化温度を10コ0−/lsO℃と限走したのは、前記
組成に調整された等によシ安定した結晶成長が妨げられ
るからである。なお、結晶化に際しては、それぞれ特定
温度範囲内の一定温度に所定時間保持するのが均一な結
晶核の形成および結晶成長をさせるうえでより好ましい
が、前述のとおシそれぞれの特定温度範囲内で所定時間
かけてゆつくりと降温あるいは昇温してもほぼ同等の結
果が得られる。また、結晶化時間を30分以上としたの
は、30分未満の保持時間では結晶化を完全に行なうこ
とができないので、高強度の結晶化物が得られないため
である0なお、溶融物を投入する型は黒鉛やボロンナイ
トライド等の漏れ性が悪くて滑性の良い材質で一作する
か、鋳鉄等で製作した金型の表面に黒鉛やボロンナイト
ライド等の離型剤をコーティングすることが望ましく、
また、型のキャビティ部形状は製造される結晶化物の用
途に応じそのまま使用できるように製品膨軟と対応した
ものであればよく、特に、セメントモルタルと混練して
セメント製品を皺伸する場合の骨材として使用する場合
には表面に凹凸や凹凸条をつけることが好ましいためキ
ャビティ部の型面に凹凸を形成しておくことが好ましい
。= このようにして得られる結晶化物は高強度であるばか)
でなく、表面が平滑な光沢面であって取扱が容易でTo
シ、しかも、骨材、板、柱等最終的に利用される無品形
状のものとして最初から成形されるから、破砕、切断、
加工といった後処理のためb手間が不要なうえに加工面
から重金属類が溶出するおそれもない。
本発明は前記説明から明らかなように、特定組鳴範囲の
廃棄物焼却灰を特定の溶融条件で溶融し九のちl1lr
c投入して成形し、さらに、特定の結晶化条件下で処理
することによって機械的強度および化学的安定性に優れ
た結晶化物を容易に得ることができるものであって、こ
のような優れた特性を持つ結晶化物はセメントと混練し
て使用される重量骨材、道路の埋め戻し、舗装等に使用
される砕石、歩道や床面等に敷設されるタイル、建物の
壁面、柱等に使用される外壁材等の建材その他用途は極
めて広く、また、結晶化は溶融炉排ガスを有効利用する
こともできるから、安価に得られるうえに省エネμギー
的にも優れ、さらに、従来埋立処分されてきた廃棄物焼
却灰Og立処分地や二次公害の心配をなくすることもで
きる等種々O利点がある。
廃棄物焼却灰を特定の溶融条件で溶融し九のちl1lr
c投入して成形し、さらに、特定の結晶化条件下で処理
することによって機械的強度および化学的安定性に優れ
た結晶化物を容易に得ることができるものであって、こ
のような優れた特性を持つ結晶化物はセメントと混練し
て使用される重量骨材、道路の埋め戻し、舗装等に使用
される砕石、歩道や床面等に敷設されるタイル、建物の
壁面、柱等に使用される外壁材等の建材その他用途は極
めて広く、また、結晶化は溶融炉排ガスを有効利用する
こともできるから、安価に得られるうえに省エネμギー
的にも優れ、さらに、従来埋立処分されてきた廃棄物焼
却灰Og立処分地や二次公害の心配をなくすることもで
きる等種々O利点がある。
爽施例
各所O下水処理場の廃棄物焼却灰を下記表に記載する化
学組成および組成比率に組成調整し、それぞれの溶融特
性に従って1310〜14110℃の温度に維持された
溶聯炉内において3時間で溶融し、その溶融物を参〇〇
″(K保持された無端コンベア上に連続して設置された
黒鉛製OWJ中に投入して成形し、次いで、溶融炉排ガ
スを用いて1010−1130℃の温度に維持された結
晶炉内で110分保持して結晶化させた結晶化物A/〜
A/2を表中に本発明例として記載した0次に、本発明
の数値限定範囲外の組成および熱処理条件で得られた結
晶化物A/J〜A20を表中に参考例Iとして記載し、
また、廃棄物焼却灰を原料とする結晶化物の強度、化学
的安定性等を鉱滓スラグ、ガラスと対比するため、これ
らを表中参考例11として鉱滓スラグをAl1にガラス
をA2コ、Aコ3として記載した。これらの各種の匙愈
カ結晶化トリウム安定性試験について比較測定した70
個の試料の平均値は表のとおりであった。こ○結果から
明らかなように、本発明によって得られた結晶化−は参
考例によって得られた結晶化物等に比べて機械的強度お
よび化学的安定性に優れていることが確認された。
学組成および組成比率に組成調整し、それぞれの溶融特
性に従って1310〜14110℃の温度に維持された
溶聯炉内において3時間で溶融し、その溶融物を参〇〇
″(K保持された無端コンベア上に連続して設置された
黒鉛製OWJ中に投入して成形し、次いで、溶融炉排ガ
スを用いて1010−1130℃の温度に維持された結
晶炉内で110分保持して結晶化させた結晶化物A/〜
A/2を表中に本発明例として記載した0次に、本発明
の数値限定範囲外の組成および熱処理条件で得られた結
晶化物A/J〜A20を表中に参考例Iとして記載し、
また、廃棄物焼却灰を原料とする結晶化物の強度、化学
的安定性等を鉱滓スラグ、ガラスと対比するため、これ
らを表中参考例11として鉱滓スラグをAl1にガラス
をA2コ、Aコ3として記載した。これらの各種の匙愈
カ結晶化トリウム安定性試験について比較測定した70
個の試料の平均値は表のとおりであった。こ○結果から
明らかなように、本発明によって得られた結晶化−は参
考例によって得られた結晶化物等に比べて機械的強度お
よび化学的安定性に優れていることが確認された。
なお、表中において、微少硬度はビッカース硬度(ロー
ド/に9)を、硫酸ナトリウム安定性試験はJIS A
−//22 骨材の安定性試験方法による5回繰返
しの減量率(−)を示す。
ド/に9)を、硫酸ナトリウム安定性試験はJIS A
−//22 骨材の安定性試験方法による5回繰返
しの減量率(−)を示す。
Claims (1)
- 8t02.2j〜4I!;%(重量哄、以下同じ)、A
l2O3!; 〜/!%、Fe203j−1f%、Ca
020〜110哄、MgO/ 〜j % 、P2O,/
〜/ 0 % を主な組成とし、かつ、(CaO+
MgO) / 8 i02比が0.1f 〜/、 Jの
廃棄物焼却灰を/ 3!;0〜/jt00”cで溶融し
た溶融物を表面濃度が3oo−too″Cに保持された
型中に投入して成形し、次に該成形物を10.2O−i
izo℃の濃度に30分以上保持して結晶化することを
特徴とする廃棄物焼却灰を原料とする結晶化物の瓢造法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57039702A JPS58156388A (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 廃棄物焼却灰を原料とする結晶化物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57039702A JPS58156388A (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 廃棄物焼却灰を原料とする結晶化物の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58156388A true JPS58156388A (ja) | 1983-09-17 |
JPS6124074B2 JPS6124074B2 (ja) | 1986-06-09 |
Family
ID=12560338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57039702A Granted JPS58156388A (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 廃棄物焼却灰を原料とする結晶化物の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58156388A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04354575A (ja) * | 1991-06-03 | 1992-12-08 | Daido Steel Co Ltd | 溶融スラグの粘度調整方法 |
EP0556409A4 (ja) * | 1991-09-06 | 1994-01-12 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | |
EP0652032A1 (fr) * | 1993-11-10 | 1995-05-10 | Emc Services | Procédé d'inertage de déchets par cristallisation |
JPH09253767A (ja) * | 1996-03-27 | 1997-09-30 | Oomi:Kk | プレス用簡易金型およびその製造方法 |
JPH10114554A (ja) * | 1996-10-04 | 1998-05-06 | Nkk Corp | スラグ骨材の製造装置 |
-
1982
- 1982-03-12 JP JP57039702A patent/JPS58156388A/ja active Granted
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04354575A (ja) * | 1991-06-03 | 1992-12-08 | Daido Steel Co Ltd | 溶融スラグの粘度調整方法 |
EP0556409A4 (ja) * | 1991-09-06 | 1994-01-12 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | |
EP0652032A1 (fr) * | 1993-11-10 | 1995-05-10 | Emc Services | Procédé d'inertage de déchets par cristallisation |
WO1995013116A1 (fr) * | 1993-11-10 | 1995-05-18 | Emc Services | Procede d'inertage de dechets par cristallisation |
FR2712214A1 (fr) * | 1993-11-10 | 1995-05-19 | Emc Services | Procédé de cristallisation des déchets. |
JPH09253767A (ja) * | 1996-03-27 | 1997-09-30 | Oomi:Kk | プレス用簡易金型およびその製造方法 |
JPH10114554A (ja) * | 1996-10-04 | 1998-05-06 | Nkk Corp | スラグ骨材の製造装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6124074B2 (ja) | 1986-06-09 |
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