JPS58154792A - メソフエ−ズピツチの製造法 - Google Patents

メソフエ−ズピツチの製造法

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JPS58154792A
JPS58154792A JP3680482A JP3680482A JPS58154792A JP S58154792 A JPS58154792 A JP S58154792A JP 3680482 A JP3680482 A JP 3680482A JP 3680482 A JP3680482 A JP 3680482A JP S58154792 A JPS58154792 A JP S58154792A
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mesophase
quinoline
soluble
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JP3680482A
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Haruo Shibatani
柴谷 治雄
Kunimasa Takahashi
高橋 邦昌
Takashi Kameda
隆 亀田
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、メソフェーズピッチの製造法に関スるもので
ある。
本発明によれば、キノリン可溶性のメン7エーズを含む
メソフェーズピッチを、抽出勢の特別の処理を施すこと
なく、短い熱処理時間で製造することができる。
市販の炭素繊維の大部分は、現在ポリアクリロニトリル
繊維から造られている。しかし、これらは原料のポリア
クリロニトリル繊維が高価なこと、得られる炭素繊維の
収率が低いこと勢の九めkきわめて高価である。これに
対して炭素質ピッチを□原料とする方法は、原料が安価
で炭素繊維の収車が高いため、安価な炭素繊維の製法と
して遊離特に@心を集めている。
光学的に等方性のピッチから得られる炭素繊維は、強瞠
・弾性率と−に小さい。高強唯高弾性率の炭素繊維を得
る九めには、等方性ピッチに熱処理を加え、一種の液晶
であるメンフェーズを形成させる必要がある。このよう
なメソフェーズを含むピッチ、特に高性能炭素繊維の製
造に適する40%以上のメソフェーズを含むピッチを以
下メソフェーズピッチと呼ぶ0代表的なメンフェーズピ
ッチの製法は、九とえは特公昭54−1810号公報に
記載されているように1勢方性ピツチを400℃で17
時間加熱するものであり、これkよって約50%のメン
フェーズが形成される。しかし、この方法で得られたメ
ソフェーズハ、廼ぼすべてがキノリンあるいはピリジン
に不溶であり、このためメンフェーズピッチの軟化点が
高く、紡糸が困難になる問題点があった。
これに対して、キノリン可溶性のメソフェーズを含むメ
ソフェーズピッチは、軟化点が低いため紡糸が容易にな
る利点があ抄、近年高性能炭素繊維に好適の原料として
注目を集め、その製造法についての研究が積極的に行な
われている。キノリン可溶性のメソフェーズを含むメン
フェーズピッチの製造法に関する先行技術には次の様な
ものがある。
特開昭54−1604!7号公報では、等方性ピッチを
溶媒で抽出し、その不溶分を230〜400℃に加熱す
るととKよって、キノリン可溶性のメンフェーズを得て
いる。この発明者は、これをネオメソフェーズ、加熱前
の溶媒不溶分をネオメソフェーズ生成画分(NMF画分
)と呼んでいる。さらに一連の特許において、NMF画
分の増量、NMF画分分離法の改良等を提案している。
(特開昭55−58287号、**昭55−13080
9号、特開昭55−144087号、特開昭56−23
88号、特開昭56−109807号、特開昭56−1
67788号、特開昭57−2393号各公報参照) 特開昭54−55625号公報では、勢方性ピッチを3
80〜430℃で攪拌しながら不活性ガスを通じて熱処
理し、ピリジン可溶性のメンフェーズを含むメソフェー
ズピッチを得ている。この方法の加熱時間は、2〜60
時間である。
特開昭56−5781!11号公報では、ピッチに溶媒
抽出などの物理的操作を加えるととKよって、ピリジン
可溶性のメソフェーズを含むメソフェーズピッチを得て
いる。
特開昭56−101915号公報では、エチレンタール
などのピッチ前駆物質を400〜550゛℃で加圧熱処
理したのち、不活性ガスを通じて大気圧下に熱処理する
ことによって、ピリジン可溶性メンフェーズ含有メンフ
ェーズピッチを得ている。この場合の熱処理条件は、特
開昭54−55625号公報に記載の条件と同様であり
、加熱時間が長い問題点を有する。
これらの公知技術の他に1ピツチをテトラハイドロキノ
リンと約400℃で反応させ九のち、約500℃で減圧
下に短時間熱処理することによってプリメンフェーズと
呼ぶ等方性ピッチを得、これより高性能の炭素繊維を得
る方法が発表されている(昭和56年8月22日付日本
経済新聞)。
又、特開昭55−157679号公報では、石油残渣油
を水素処理し、これを加圧下に加熱処理して高純度の石
油ピッチを得ている。
上述した様に、公知技術は、メンフェーズピッチを製造
するのに抽出等の特別の処理が必要であつ九り、工程が
壷謔、処理時間が長い等の問題があった。
本発明者らは先に、接触分鱗ボトムを原料とした場合に
は、特別の前処理を施すことなく、減圧下にまたは不活
性ガスを吹込みながら430〜550℃において、少く
とも40%のメソフェーズが生成するまで加熱処理する
ことによって、キノリン可溶性のメソフェーズを含むメ
ソ7エーズピツチが得られ、このピッチはそのまま容易
に紡糸されて高性能の炭素繊維になることを見出しすで
に出願した(昭和57年2月18日に2件特許出願)。
しかし、本発明の方法に用いられる後述する原料油例え
ばエチレンボトムから低沸点留分を除いて得られるピッ
チについて、本発明者らが先に出願した発明と同様の熱
処理を行なった場合には、生成するメソフェーズピッチ
は軟化点が高く、紡糸に適さないものであった。
本発明者らは、上記公知技術に比較し、商業的に製造す
る場合に有利で、高性能なメソ7エーズビツチの製造方
法について、種々の原料ピッチ及びその性状、更にこれ
らピッチの処理条件等を検討した結果、特定のピッチを
用い、これまで通常用いられなかった高温暖領域で、減
圧下に処理を行うと、特別の処理を施すことなく、キノ
リン可溶性のメンフェーズを含む低軟化点の高性能メン
フェーズピッチが得られることを見い出し本発明を完成
した。
即ち、本発明は、芳香族水素含有率が50〜90%のピ
ッチを、減圧下、430〜550℃の温度範囲で少なく
とも40%のメンフェーズが生成するまで加熱すること
を%徴とするメンフェーズピッチの製造法を提供するも
のである。
本発明の方法で製造されるピッチは、炭素繊維の他、フ
ィルム、シート等の炭素成型品の製造に用いることがで
きる。
本発明に使用される原料ピッチは、ナフサ埠の石油留分
を管状炉で熱分解した場合に得られる残渣油、重質油を
流動層で熱分解して得られる残渣油、コールタールなど
から得られるピッチなどが用いられるが、これらのピッ
チは、常圧換算沸点が450℃以下の留分を除いた残留
分圧ついて但し、咳ピッチが溶剤不溶分を含む、場合は
、予めこれを除いたものについて核磁気共鳴で測定した
全水素に対する芳香族水素含有率が50〜90%である
ことが必要である。従って、熱処理の原料としては、4
50℃以下の留分を含んで本よい。皺ピッチが溶剤不溶
分を含む場合は、予めこれを除くことが望ましい。上記
原料の中でも特に1石油留分を700〜1000℃にお
いて熱分解してエチレンを製造する際に生成する残渣油
(エチレンボトム)が好ましい。ここで石油留分とけ、
ナフ總して生成する留分等をいう。残渣油は、涼秋留分
を含んだタール状で用いることもできるし、涼秋留分を
留去してピッチ状で用いることもできる。
上記エチレンボトムは、接触分解ボトムや石炭ピッチに
比して硫黄などの不純物含量が特に小さいので、高純度
の炭素材料の原料として好ましい。
本発明に使用される原料ピッチは、芳香族水素含有率が
50〜90Xのピッチであるが、好ましくd55〜85
%、より好ましくは60〜80%のピッチである。芳香
族水素含有率がso%に満たない場合は、熱感jlKよ
って得られるメンフェーズピッチのキノリンネ溶分が多
くな抄、軟化点が高い、紡糸内輪なものとなり、該含有
率が90%を超える場合には、紡糸された炭素繊維の不
融化反応性が悪くな妙、不融化に長時間を要する。
本発明の方法の熱処理を行う前に1芳香族水素含有率が
50%に満たない場合又は、90腎を超える場合又は、
50〜90%の範囲であっても60〜80%の範囲外に
ある場合KFi、必要に応じて原料ピッチの無触媒水素
処理を行ない、芳香族水素含有率を予め調整することが
できる。例えば該水素含有率を高める場合、水素処理条
件は次の様テアルウ処理温[ij400〜520℃、好
ましくVi4to〜510℃、より好ましくは420〜
500℃である。400℃より低い温度では処理に長時
間を要し、また得られたメンフェーズピッチの軟化点が
比較的高く、紡糸が内錐になる。
520℃より高い温度では、炭素質の析出が著るしくな
抄好ましくない。水素分圧は通常5〜250に#/−1
好ましくFilθ〜200に4/clIである。
水素処理の初期から水素のは枠・に軽質炭化水素、窒素
、炭酸ガス等該処理に悪影響を与ぼさないガスが存在し
ていてもよい。水素処理時間Fi原料、反応温暖・水素
分圧などの反応条件および目的とする水素処理の1i1
[&どKよって異るが、通常30秒〜8時間、好ましく
は1分〜7時間、よ抄好ましくは2分〜6時間である。
該処理は連続式または回分式のいずれで行なうこともで
きる。
本発明の方法に用いられる水素処理は、一種の水素化公
憤あるいは水素化脱アルキルを伴うものであり、これK
よって芳香族水素の比率が調整される。同時にオレフィ
ン性二重結合の水素化、硫黄あるい#i−素を含有する
不純物の分解等によって純廖も向上するものと推定され
る。即ち、キノリン可溶性のメンフェーズを含むメンフ
ェーズピッチを製造する原料として、そのままの状態で
は脂肪族側鎖および/または脂環族部分が多すぎるのに
対して、水素処理を施して芳香族性を高めることによっ
て適当な組成になるものと考えられる。
iつて、エチレンボトム中の不純物を除くことによって
良好なニードルコークス原料を得ることを主たる目的と
する特開昭55−157679号公報の方法に比して高
い温度を畳する本のと推定される。
本発明の方法の熱処理は、430〜550℃、好ましく
は440〜530℃、より好ましくけ450〜510℃
の温暖範囲で行う。熱処理の温[Fi、550℃を越え
て用いることもできるが、極めて短い時間でメン7エー
ズビツチが生成し、この温暖て熱処理が長く彦ると該メ
ンフェーズピッチのキノリン可溶性部分が急速に減少す
るので、これを利用する炭素繊維製造が困難になるなど
好ましいものではない。逆に1熱処理温暖が430℃未
満では、メソフェーズの生成に長時間を要し好ましくな
い。
熱処理に要する時間は、原料ピッチ、熱処理温暖等によ
って異るが、通常10秒〜150分、好ましくFil−
120分、よ抄好ましく d 2〜100分が用いられ
る。
上記熱処理を行う場合、減圧下に行うが、通常圧力Fi
0.1〜150■Hg1好ましくI/i1〜50−Hg
が用いられる。この場合、原料ピッチを攪拌しながら行
うことが好ましいが必須ではない。
本発明の方法によって高性能のメソフェーズピッチが得
られるが、その生成機構は明らかでは表い。しかし、減
圧下に1特定の熱処理温暖で加熱する必要があり、どち
らか一方の条件を満足するだけの方法では、高性能メン
7エーズビツチは得られない。
本発明の方法によって得られるメソフェーズピッチ中の
メソフェーズは40〜1oo%であるが、キノリンネ溶
分はメンフェーズピッチ[含有−!れる該メソフェーズ
の約60%以下であり、該メンフェーズに対して約40
%以上のキノリン可溶性メソフェーズを含むものである
。ここで、メソフェーズの含有率は室温における偏光顕
微鏡観察によって求めたもので、試料である該メソ7エ
ーズビツチの偏光−黴鏡視舒(等方性部分及び異方性部
を含む)中の異方性部分の面積の占める比率を示すもの
である。
また、本発明の方法で得られたメンフェーズピッチは、
軟化点が通常350℃以下であり、容易に紡糸し得るも
のである。
本発明の方法で得られたメンフェーズピッチは、公知の
溶融紡糸法によって紡糸することができる・紡糸温度は
、ピッチの粘度特性環に依存するが例えば300〜40
0℃が用いられる。紡糸速wlは、200〜1000m
/分、又はこれ以上の高速でも紡糸できる。これKよっ
て約5〜約15声mのピッチ繊維が得られる。ピッチ繊
維は引き続き酸素含有ガス等の酸化性雰囲気下において
、例えば250〜400℃、約5〜約60分間不融化処
理され、更に1窒素、アルゴン等の不活性ガス雰囲気下
例えば、900〜2000℃で、約0.5〜約30分で
炭化処理される。所望ならば、更に前記不活性ガス雰囲
気下2500〜3300℃で処理し、黒鉛繊維とするこ
ともできる。また、上記の各処理において、公知の改良
方法(例えば、特開昭55−6547号、同56−10
1916号各公報尋に開示の方法)を適用すること本可
能である。
以下に実施例を挙げて、本発明を更に具体的に説明する
実施例1 ナフサの熱分解で生成したエチレンボトム(常圧換算沸
点170℃以上)から蒸留によって常圧換算沸点470
℃以下の留分を除いてピッチを得た。このピッチについ
て核磁気共鳴を測定し芳香族水素含有率を求める。測定
け、日本電子m*i電導核磁気共鳴吸収装置モデルFX
−270型(共鳴周波数270メガヘルツ)を用い、二
硫化炭素溶媒、試料製置5重量%で行った。ケンカルジ
フトの帰属は、Fu*t、60、(1981)P、22
1〜231の第2表(同第224頁)K従い、テトラメ
チル7ラン基準のケミカルシフト領域9.30〜6.3
0 ppm  k芳香族水嵩とする。上記エチレンボト
ムから得たピッチの前記テトラメチルシラン基準のケミ
カルシフト領$9.30〜6.30 ppmの芳香族水
素の全水素に対する割合ij45%であった。
内容積120−のオートクレーブに上記エチレンボトム
(常圧換算沸点170℃以上)73fを仕込み、水素で
70−/−に加圧した。室温より120分で460℃ま
で昇温し、その温tic80分保持して反応を行なった
とζろ、最高圧力は1554/−に達した。i!!温に
冷却後内容物を取出し、蒸留で常圧換算460℃以下の
留分を除いてピッチを原料エチレンボトムに対して20
%の収率で得た。水素処理後のピッチの核磁気共鳴で測
定した芳香族水素含有率は72%であった。
水素処理後の上記ピッチ5.Ofを内容積40−の反応
器に入れ、アルゴン気流下で、予め490℃WC保った
溶融塩浴に浸漬した。浸漬後4分でほぼ485℃に達し
九ので、反応系内をlO■Hgにし、同条件で13分間
加熱処理を行なった。その結果、仕込み水素処理後のピ
ッチに対して75%の収率で熱処理ピッチが得られた。
得られたピッチは、加熱ステージ付顕微鏡観察による軟
化点305℃、メン7エーズ含有率5sXq JxsK
2425遠心法によるキノリンネ溶分lO%であった。
比幀例1 実施例1のエチレンボトムより蒸留によって470℃以
下の留分を除いて得たピッチ(芳香族水素含有率45%
)109管内容積40−の反応器に入れ、実施例1と同
様にして、温暖485℃、圧力13■Hg、時間10分
なる条件で熱処理した。
その結果、得られたピッチの収率F160%、軟化点F
1440℃、メゾフェーズ含有率は95X1キノリンネ
溶分はs1%であった。
実施例2〜9 実施例1の実験において、水素処理および熱処理の条件
を表−IK示した様に各々変化させて反応を行なった。
ただし、水素処理後の蒸留においては、常圧換算沸点約
SOO℃以下の留分を除いた。tた、熱処理においては
、溶融塩浴温暖は反応温度よ抄約5℃高くし、また反応
器を塩浴に浸漬して4分後に系を減圧にし、その時点以
後を熱処理時間とした。得られた結果は表−1のとお艶
であった。
以下余白 実施例10 石炭ピッチのクロロホルム可溶分〈実施例1と同様な方
法で測定し九芳香族水素含有率85%)109を内容積
40−の反応器に入れ、実施例1と同様にして、電電4
soc、圧力1(Is+sH1時間15分なる桑件で熱
処理した。その結果、得られたピッチの収率H34%、
軟化点は300’C、メソフェーズ含有基は60%、キ
ノリンネ溶分は20%であった。
参考例 実施例1て得られたピッチを408℃において、孔直径
0.5諺の紡糸口金を用いて420 m7分で溶融紡糸
した。引き続き、空気雰囲気中にて3.5時間で270
℃まで昇温し、その温[K2S分保って不融化し九。さ
らにアルゴン気諸中り℃/分で1000℃まで加熱して
炭素繊維を得た。得られた繊維は直径lOμ調二偏光顯
微鏡捩察において軸方向罠配向した異方性を示した。1
+、引張り強t u 248 h / wm” s弾性
率は140004/■雪で6つ友。
手続補正書(自発) 昭和57都5月13日 特許庁長官 島 1)春 樹 殿 14  事件の表示  昭和1$7年特許願第36$0
4号1、発明の名称  メソフェーズピッチの製造法東
 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 東京都千代田区丸の内二丁目5番2号氏名 (S
OS)  三菱油化株式会社を代層人 住所 東京都千代田区丸O内二丁目5112号三菱油化
株式金社内 五 補正の対象 明細書O発@0*#I&説明O欄 6、補正の内容 (1)  第4頁第14行と第1S行との間に次の文章
を挿入する。
[これらの方法で用いられているピッチは、主として石
油ピッチ及びコールタールピッチである。これらのピッ
チとは性状の異なるエチレンタールピッチ(エチレンボ
トムtm料とするピッチ)から、メソフェーズを40%
以上含むメン7エーズビツチを製造すると、ピリジン不
溶分が60%を越える量を含む4のしか得られないとさ
れている〔S、0町sti處、LC1IAW@14 %
 Carbon s  16.156〜i S 1(1
978)参畷〕、」 (2)  第8貢末行に「炭素繊維」とあるのを「ピッ
チ繊−」と訂正する。
(3)  第10真下からIIs行の「ことによって」
に続けて、「芳香族水素の比率が調11されたj[料ピ
ッチとなり、これを用いて製造畜れたメソフェーズピッ
チの紡糸性及び紡糸され九ピッチ繊維の不融化反応性(
不融化適度)のバランスに優れる高性能メン7エーズビ
ツチを製造するに」を挿入する。
0) 第12頁第7〜17行の記載を削除し、次の文章
を挿入する。
「本発明の方法によって得られるメソフェーズピッチ中
には、メソフェーズが40−100シ、好ましくは7G
−100%、よ抄好ましくtfso〜100%含まれる
。メソフェーズ含量が丁O%よ抄少ない場合、特に40
%よ9少ない場合には、誼ピッチの紡糸が困難にな染、
得られる炭素繊維の性能が低くなる。
ここで、メソフェーズの含有率は室温にシける偏光顕黴
偶−察によって求め丸もので、試料で魯る腋メソフェー
ズピッチの偏光−徹―視野(等方性部分及び異方性部分
を含む)中の異方性部分の占める画積O全体に対する比
率を示すものである。まえ、上記メンフェーズピッチ中
のキノリンネ溶分は60%以下、好ましくは40%以下
、よ抄好ましくは30シ以下である。キノリンネ溶分の
比率が大きい程紡糸温度が高くな抄、紡糸時のピッチの
劣化が起こり易くなり、紡糸速度も小さくなる。」 (5)第13頁第4行に「300〜400℃」とあるの
を「300〜450℃」と訂正する。
(6)第13負第5行に[200〜1000嘴/分」と
あるのを「50〜1000m/分」と訂正する。
(7)第19頁第10行の「参考例」を「参考例1」と
訂正する。
!0 (II)  第20頁の初めに以下の参考例2〜舛を追
加する。
[参考例2〜10 実施例2〜1Gで得られたキノリン可溶性メソフエ」ズ
を含有するメソフェーズピッチを、孔直径0.5■の紡
糸口金を用いてそれぞれ溶融紡糸し丸、紡糸温度及び紡
糸速度社、表−2に示した通りであった。
表−2 」 以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  芳香族水素含有基が50〜90%のピッチを
    、減圧下、430〜550℃の温醍範囲で少なくとも4
    0%のメンフェーズが生成するまで加熱することを特徴
    とするメンフェーズピッチの製造法。
  2. (2)  メソフェーズピッチに含有されるメンフェー
    Xの約4o%以上がキノリン可溶性メソフェーズである
    特許請求の範囲第1項記載のメソフェーズピッチの製造
    法。
JP3680482A 1982-03-09 1982-03-09 メソフエ−ズピツチの製造法 Pending JPS58154792A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02281094A (ja) * 1989-04-21 1990-11-16 Agency Of Ind Science & Technol キノリンの縮重合による溶融性メソフェーズピッチの製造方法
US5091072A (en) * 1987-06-18 1992-02-25 Maruzen Petrochemical Co., Ltd. Process for preparing pitches

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