JPS58153777A - イオンプレ−テイングにより金属表面に模様を形成する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はイオンブレーティングによシ金属表面に模様を
形成する方法に関する。

従来第１図のように、模様が形成される処理表面ａを備
えた金属すを真空処理槽Ｃ内に設けてこれに負の高電位
を印加し、該表面ａの一部に蒸発源ｄからのチタンその
他の金Ｉｊ４蒸気をイオンシレーティングして模様を形
成する式のものは知られ、これによれば該模様はメッキ
、塗料の菫布若しくは焼き刊けによるものよルも摩耗消
滅し難い利点があるが、紋模様は該表面ａに透孔を有す
るマスクａｔ−重合してイオンシレーディングすること
によル得られるもので比較的輪郭線が不明瞭であると共
に繊細な模様を画かせることが出来ない不都合がおっ７
′ｉ：。

本発明はかかる不都合を解消することをその目的とする
もので、模様を形成する処理表面を備えた金属を真空処
理槽内に設けてこれに負の高電位を印加し、該表面の一
部に蒸発源からのチタンその他の金属蒸気をイオンル−
ティングして模様を形成する式のものに於て、該金属の
処理表面に、予め速乾性の油性インキにて模様を描き、
該インキをイオンシレーティングの後除去することを特
徴とする。

本発明方法の１例を図面につき説明するに、第２図に於
て（１）は模様が形成される処ｍ表面（２）を備えた金
属、（３）は窒素ガス、アルザンガス等の不活性ガスが
注入された真空処理槽、（４）は蒸発源を示し、該蒸発
源（４）からのチタンその他の金属蒸気が該蒸発源（４
）と該金属（１）との間に生ずるグロー放電によりイオ
ン化され処理表面（２）に突入する。この場合該処理表
面（２）には予め速乾性の油性インキ（５）によシ模様
を描いておくもので、イオンブレーティングに際しては
イオンは第３図示のように油性インキ（５）のない個所
に例えば厚さ３μ乃至１０μの皮膜（６）状に堆積する
。該油性インキ（５）は例えばキジロール等の速乾性の
ものを主体とする混合剤に油性染料を配合して得られ、
商品名「マジックインキ」として市販されているものを
使用してもよく、比較的繊細な模様ケ描き得ると共にイ
オンシレーティング中に真空処理槽（３）内にガスを放
出することも少なく、またイオンシレーティングによる
約２５０℃の温度によシ変質することもない。

該油性インク（５）はイオンブレーティング後にブラッ
シング、有機溶剤による洗浄等により比較的簡単に除去
され得る。

その具体的実施例は次の通りである。

先ずアルミニウムからなる金＄４　（１）の処理表面（
２）に速乾性の油性インク（５）全比較的繊細な模様の
部分を除いて塗布したのちこれを真空処理４ｖ１（３）
内に入れ、核種（３）内に用意したチタンの蒸発源（４
）によシ従来と同様の手法によ＃）該金属（１）にイオ
ンプレーディング処理を施した。この処理後該金属（１
）を取出し油性インク（５）を溶剤によシ除去すると該
金属（１）の地色上にチタンによる金色の模様部分が輪
郭を明瞭にして現われた。

このように本発明によるときは処理表面に予め速乾性の
油性インクで模様を描くもので、これによるときは比較
的繊細な模様をイオンシレーティングによ多形成するこ
とが出来ると共にその輪郭も明瞭で表現性も良く、後処
理も比較的簡単で済む等の効果がある。

ｉ′：、１

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の説明線図、第２図は本発明方法の説明
線図、第３図はその要部の拡大図である。 （１）・・金属　　　　　　（２）・・・処理表面（３
）・・・真空処理槽　　　（４）・・・蒸発源（５）・
・・油性インキ 外２名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 模様を形成する処理表面を備えた金属を真空処理槽内に
   設けてこれに負の高電位を印加し、該表面の一部に蒸発
   源からのチタンその他の金属蒸気をイオンブレーティン
   グして模様を形成する式のものに於て、該金属の処理表
   面に、予め速乾性の油性インキにて模様を描き、該イン
   キをイオンブレーティングの後除去することを特徴とす
   るイオンシレーティングによ）金属表面に模様を形成す
   る方法。