JPS5815296B2 - 補強糸編込みホ−スの製造装置 - Google Patents

補強糸編込みホ−スの製造装置

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JPS5815296B2
JPS5815296B2 JP48058349A JP5834973A JPS5815296B2 JP S5815296 B2 JPS5815296 B2 JP S5815296B2 JP 48058349 A JP48058349 A JP 48058349A JP 5834973 A JP5834973 A JP 5834973A JP S5815296 B2 JPS5815296 B2 JP S5815296B2
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JP
Japan
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extruder
inner tube
torpedo
hose
tube
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JP48058349A
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JPS507875A (ja
Inventor
掃部正俊
野口雨兵
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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【発明の詳細な説明】 この発明は内管と外管の間に補強編組層を有する補強光
編込みホースの製造装置に関する。
ゴムまたはプラスチックで内外管から成る層を成形し、
これら層間に編組層を有する補強ホースを製造するに際
し、旧管および外管は押出成形によって成形する方法が
作業性、生産性等の面から通常行なわれている。
これをゴムホースを例として、従来の方法と装置を第1
図により説明する。
装置は一般に内管成形用押出機1、編組機5、外管成形
用押出機7が谷々離隔配置され、内管成形用押出機1は
後方に冷却水槽2、カッター3が付設され、編組機5と
外管成形用押出機7の間に接着剤塗布機6を有するもの
である。
このような従来装置では内管成形用押出機1で押し出さ
れた内管Aは冷却水槽2で冷却された後カッター3で所
定の寸法に裁断し、次に裁断した各々の内管Aに鉄心4
を挿入し、内管Aがつぶれないようにして編組機5へ導
入し、補強材を編組して編組層Bを形成させる。
さらに内外管の接着を良くするために接着剤塗布機6を
通して接着剤を塗布し、乾燥させ、外管成形用押出機7
へ導入して外管Cを板覆し、冷却水槽8で冷却した後に
鉄心抜き装置9て鉄心を抜き、カッター10で裁断し、
加硫して製品となるものである。
尚11はホース引取機、12はホース送り機である。
従ってこのような従来方法では次のような入点がある。
(1)補強材の編組時および外管被覆時の外圧により内
管がつぶれる現象を防止するために鉄心を挿入しなけれ
ばならないが、鉄心は連続的に内管に差入れることはで
きないので内管を適宜の寸法に裁断しなけれはならない
また内管成形時に鉄心を入れて成形すると鉄心がきわめ
て抜けにくくなり、実用性に乏しくなる。
このため長尺品を連続して成形することができない。
(2)内管を押出後冷却するため内管と外管の密着性が
十分得られない。
このため接着剤を塗布して内管と外管の接着強度をあげ
ねばならない。
(3)製造工程が複雑で製品ができるまでに非常に多く
の時間および労力を女する。
(4)裁断を多く行なうので材料ロスが多く、歩留りが
悪い。
この発明は上記にかんがみて鉄心を使用せずに編組層お
よび外管を形成させ、連続的に補強ホースの製造を可能
にし、上記欠点を解消した補強糸編込みホースの製造装
置を提供するものである。
この発明の要旨は、第1押出機、編組機及び第2押出機
を連続的に配設したホースの製造装置において、第1押
出機のトーピードを第2押出機の内管挿入口を通って導
出口近傍まで延設するとともに、編組部位及び外管被覆
部位をそれぞれ内管内径と略同径の中間・先端膨出部と
し、該各膨出部の外周に潤滑体の圧出化を設け、さらに
潤滑体の排出化を・−ピードの元部及び先端膨出部にそ
れぞれ設けたことを特徴とする補強糸編込みホースの製
造装置にある。
以下にこの発明の一実施例を第2図〜第8図により説明
する。
第2図はこの発明に係る装置の概略全体図を示し、内管
成形用押出機45(以下第1押出機と呼ぶことにする)
編組機46および外管成形用押出機47(以下第2押出
機と呼ぶことにする)から成り、これらがきつめて近接
して連続的に配設されている。
そして内WAを第1押出機45により成形し、次に編組
機46により編組層Bを内管Aに編組し、引続いて第2
押出機47により外管Cを押出し被覆することにより補
強ホースが成形され、これを送り装置13で冷却水槽8
aに送り冷却し、カッター10で所定寸法に裁断し、加
硫して製品とするものである。
第3図はこの発明の装置の装部を示し、第1押出機45
のトーピード14はヘッド15内に突設。
した腕体16に着脱自在に嵌着され、トーピード14の
基部14aはダイ17との間で内管Aが成形できるよう
通常のトーピードの外郭形状をなし、中央部を突出させ
トーピード14他端は第2押出機47まで延設されてい
る。
18はダイホルダー。である。
このトーピード14は後述する編組機46の編組部近傍
および第2押出機47の外管被覆部位にそれぞれ中間膨
出部14bおよび先端膨出部14Cを有する。
これら中間膨出部14bおよび先端膨出部14cの大き
さ、形状はホースの内iAの内径によって決められる。
また各膨出部14b、14cの両端形状は内管の移動を
滑かにするためテーパ状に丸味が形成しである。
トーピード14の軸方向内部には先端膨出部14C側で
閉鎖され基部14a側で腕体16に設けた導通孔24に
連通する導通孔19が延設され、該導通孔19は各膨出
部14b、14cで半径方向に貫設した適数個の小孔2
0および21に連通している。
これら小孔20,21はそれぞれ内管Aの編組層Bおよ
び外管Cを形成する前方に設けられており、各小化の外
端は膨出部外周面に、ホースの進行方向に向かって深さ
を減じて設けられたテーパ状の溝22および23と連通
して、後述する潤滑体を内管Aと膨出部14b、14C
との間に供給できるようになっている。
第1押出機45の導通化24は押出機外に設けた潤滑体
圧入装置(図示せず)に接続している。
トーピード14と内管Aにより中間膨出部14bの両側
に空洞25.26が形成される。
空洞25はトーピード14の基部14aに穿孔した排出
小化2Tからヘッド15の腕体16の排出小fL28を
経て外部と導通ずる。
空洞26はトーピード14の先端膨出部に貫通した排出
小化29により装置外部と導通している。
編組装置46はトーピード14の中間膨出部14bで編
組可能に第1押出機45の前面に配設されている。
編組材料により編組機46の機構は異なるが、繊維の場
合を例にとると糸30を巻いた糸巻31と糸ガイド32
を有するキャリヤ33を複数個面詰34上を公転可能に
配設し、面詰34はベース35に固定され、ベース35
にはホーンギヤ36を連続して環状に設置し、ホーンギ
ヤ36はキャリヤ33と噛合しており駆動機構によりホ
ーンギヤ36を回転させるとキャリヤ33は面詰34に
8の字を縦に連続的につないだ形状に形成した軌道溝を
回転しながら蛇行走行して編組するっ 第2押出機47tトーピード14の先端膨出部14Cの
位置に配設されており、第2押出機47のヘッド3γは
内管挿入口38、押出機接続口39および導出口40の
3つの開口を有する。
第1押出機45の1−ビード14の先端膨出部14Cは
内管挿入口38から導出口40に向かって第2押出機4
7のトーピード41との間で適宜隙間を形成して挿入さ
れ、トーピード14の先端膨出部14Cはダイ43の内
部を貫通して一部をダイより突出しておりトーピード4
1はヘッド37の導出口40から挿入し内管挿入口38
側でナツト42等で固定されている。
トーピード41の内径は編組層Bを有する内管の径に適
合させ、トーピード41の導出口40側の外郭はダイ4
3の内部に先端を突入させて外管Cを被覆可能に構成さ
へ。
ダイ43はダイホルダー44によりセットしている。
第2押出機47は内管の挿入方向に対して90゜以内の
角度でヘッド37の押出機接続口39と接続させるのが
好ましい。
次にこの発明装置により、補強ゴムボースを製造する場
合について説明すると、第1押出機45で押出された内
管Aは押出力により前進し、中間膨出部14bに到る。
この段階で編組機46により補強材、たとえば糸30を
編組する。
編組層Bの編組時に外圧が加わり、内管Aは膨出部に押
しつけられ摩擦抵抗がきわめて大きくなり前進が阻止さ
れるが、これを防止するために導通化24゜19から小
化20を通して潤滑体を圧出させて摩擦抵抗を減らして
前進させる。
潤滑体としては離型剤を含む水、または空気等の流体を
使用する。
潤滑体は内管の進行およびテーパ状溝22によって押出
側へ流れるのが防止され、押出方向へ流れる。
中間膨出部14bと内管Aとの間を通って内管Aの前進
と共に空洞26へ入った潤滑体は先端膨出部14cの排
出化29より装置外部に排出され、時として空洞25へ
入った潤滑体は排出化27゜28を通って装置外部に排
出される。
補強層Bを形成した内管Aは第2押出機47のヘッド3
7に導入され、外管Cが被覆される。
外管被覆時の圧力により内管Aが先端膨出部14Cに圧
接され、摩擦抵抗が大きくなるのを防止するため、中間
膨出部14bと同様潤滑体を圧出させ、内管Aの前進を
滑かにする。
また外管の押出圧力により連続的に外管Cが被覆され押
出されるために特に引取機は2装としない。
以上のようにして成形された補強ホースは送り装置13
を通して冷却水槽8aで冷却され、カッター10で所妥
寸法に裁断し、適宜形状に加工してから加硫する。
たとえば立体的に曲った自動車用ラジェータホースとし
て使用する場合はホースの形状に沿ったマンドレルに装
着し加硫する。
また径の大きなホースの場合は加硫時の変形を防止する
ために通常マンドレルを挿入して加硫する。
トーピード14の膨出部14b、14Cに設けられた溝
22の構造は上記実施例のテーパ状溝に限定されず、た
とえば第7図に示すように−fし20.21の個所から
全周にわたってテーパ面22aを形成したり、第8図に
示すように螺旋状溝22bを形成したりすることができ
る。
プラスチックホースの場合は内管押出成形後トーピード
14の中間膨出部14bまたは基部14aより、冷水を
注入し空洞25に満たし、内管内部を冷却することによ
り内管の内面が硬く、外面が柔かい内に編組および外管
を被覆することができ、編組層と外管との接着性のよい
強度的に優れた補強ホースを連続的に成形することがで
きる。
この発明は上記のように、第1押出機のトーピードを延
設して中間膨出部および先端膨出部を設けて膨出部で編
組および外管被覆を行なうようにしたので編組時、外管
被覆時に鉄心を挿入する必装がなくなって工程が非常に
簡素化することができ、かつ内管が変形することなくき
わめて品質の安定した補強ホースを連続的に製造が可能
となり、さらに長尺補強ホースの製造も容易にでき、内
管押出し後冷却しないために内管が熱い内に編組できて
編組層の内管へのくい込みがよくなり、補強ホースとし
て編組層のずれを生じることがなく強度が増大し、編組
層の編目が粗い場合は、内管を冷却後外管を被覆した従
来のホースとくらべ内外管の密着性が非常によくなり接
着剤を使用しなくても実用上十分の強度のものが得られ
る。
また製造工程が簡素化されることにより補強ホースの製
造時間も著しく短縮され、かつ労力も大幅に削減するこ
人ができ、裁断は最後に行なうたけであるから材料の無
駄がなく製造でき、歩留りが向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は補強ホースの従来の製造工程を示す工程概略図
、第2図はこの発明による製造工程を示す装置全体の概
略図、第3図はこの発明装置の要部断面図、第4図は第
3図のX−X線拡大断面図、第5図は同じ<Y−X線拡
大断面図、第6図〜第8図は第3図のトーピード膨出部
の溝形状の実施例を示す図である。 A・・・・・・内管、B・・・・・・編組層、C・・・
・・・外管、14・・・・・・トーピード、14a・・
・・・・(トーピードの)基部、14b・・・・・・中
間膨出部、14cm先端膨出部、15,37・・・・・
・ヘッド、17,43・・・・・・グイ、20.21・
・・・・・小化(潤滑体の圧出化)、27゜28・・・
・・・潤滑体の排出化、38・・・・・・内管挿入口、
40・・・・・・導出口、45・・・・・・第1押出機
(内管成形用押出機)、46・・・・・・編組機、47
・・・・・・第2押出機(外管成形用押出機)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1押出機、編組機及び第2押出機を連続的に配設
    したホースの製造装置において、 前記第1押出機のトーピードを前記第2押出機の内管挿
    入口を通って導出口近傍まで延設するとともに、編組部
    位及び外管被覆部位をそれぞれ内管内径と略同径の中間
    ・先端膨出部とし、該各膨出部の外周に潤滑体の圧出化
    を設け、さらに潤滑体の排出化をトーピードの元部及び
    先端膨出部にそれぞれ設けたことを特徴とする補強糸編
    込みホースの製造装置。
JP48058349A 1973-05-24 1973-05-24 補強糸編込みホ−スの製造装置 Expired JPS5815296B2 (ja)

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JPS507875A JPS507875A (ja) 1975-01-27
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