JP2000108193A - 二層構造の熱可塑性樹脂管の押出成形用金型 - Google Patents

二層構造の熱可塑性樹脂管の押出成形用金型

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JP2000108193A JP10284132A JP28413298A JP2000108193A JP 2000108193 A JP2000108193 A JP 2000108193A JP 10284132 A JP10284132 A JP 10284132A JP 28413298 A JP28413298 A JP 28413298A JP 2000108193 A JP2000108193 A JP 2000108193A
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flow path
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tube
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Shingo Nakamura
伸吾 中村
Hideo Kuzumoto
秀男 葛本
Hiroshi Tsujino
浩 辻野
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Sekisui Chemical Co Ltd
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    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/30Extrusion nozzles or dies
    • B29C48/32Extrusion nozzles or dies with annular openings, e.g. for forming tubular articles
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他の環状流路に合流する流路内の樹脂の流量
の均一性を保持し、流路内の樹脂滞留時間に大きな差が
生じる恐れのない二層構造の熱可塑性樹脂管の押出成形
用金型を提供する 【解決手段】金型Aの一端に外管用樹脂導入流路11が
設けられ、他端に押出用環状流路31が設けられ、外管
用樹脂入流路11から押出用環状流路31に到る中途部
に外管成形用の第1マンドレル12及び内外管成形用の
第2マンドレル21が設けられ、第1マンドレル12及
び第2マンドレル21はダイリング4に第1スパイダー
13及び第2スパイダー22により夫々支持され、第1
マンドレル12の周囲に環状流路14が設けられ、内管
用樹脂導入流路23が第1スパイダー13内に設けら
れ、第2マンドレル21の周囲に環状流路24が設けら
れ、内管用樹脂導入流路23から押出方向流路27を経
由して第2マンドレル21の周囲の環状流路24に連通
され、押出用環状流路31は第2マンドレル21の周囲
の環状流路24より縮径されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内管と外管とによ
る二層構造の熱可塑性樹脂管の押出成形用金型に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開昭56−15572
7号公報及び特公昭51−28668号公報等に記載さ
れているように、内管用樹脂の環状流路の側方に外管用
樹脂の流路が設けられ、外管用樹脂の流路が拡幅されて
内管用樹脂の環状流路の周囲に合流されるように設けら
れた二層構造の熱可塑性樹脂管の押出成形用金型が知ら
れている。
【0003】このような押出成形用金型においては、内
管用樹脂の環状流路を流通する内管用樹脂の側方の外管
用樹脂の流路から外管用樹脂が拡幅されて内管用樹脂に
合流されることにより二層構造の熱可塑性樹脂管が成形
されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
二層構造の熱可塑性樹脂管の押出成形用金型において
は、外管用樹脂の流路から外管用樹脂が拡幅されて内管
用樹脂の周囲に合流される際に拡幅された流路に長短が
あり、長い流路と短い流路との差が大きい為に、内管用
樹脂の周囲における外管用樹脂の流量の均一性が確保し
難いものであり、内管の周囲に均一な厚さの外管が形成
され難い欠点があった。
【0005】更に、拡幅された流路内の外管用樹脂の滞
留時間には大きな差が生じるものであり、例えば、塩化
ビニル樹脂のように成形温度範囲の狭い熱可塑性樹脂を
使用する場合には、樹脂が拡幅された流路内で分解する
ことがあり、成形終了後に樹脂が金型内に残留、粘着し
て樹脂の掃除が容易でなく、生産性に劣る問題があっ
た。
【0006】本発明は、従来の二層構造の熱可塑性樹脂
管の押出成形用金型における、このような問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、上
記の問題を解決し、他の環状流路に合流する流路内の樹
脂の流量の均一性を保持し、流路内の樹脂滞留時間に大
きな差が生じる恐れのない二層構造の熱可塑性樹脂管の
押出成形用金型を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の二層構造の熱可塑性樹脂管の押出成
形用金型は、内管と外管とによる二層構造の熱可塑性樹
脂管の押出成形用金型であって、金型の一端に外管用樹
脂導入流路が設けられ、他端に内管と外管とによる二層
構造の熱可塑性樹脂管の押出用環状流路が設けられ、一
端の外管用樹脂入流路から他端の押出用環状流路に到る
中途部に外管成形用の第1マンドレル及び内外管成形用
の第2マンドレルが設けられ、第1マンドレル及び第2
マンドレルは夫々ダイリングに第1スパイダー及び第2
スパイダーにより支持され、第1マンドレルの周囲に外
管用樹脂導入流路と連通する外管用樹脂の環状流路が設
けられ、内管用樹脂導入流路が第1スパイダーに設けら
れ、第2マンドレルの周囲に内管用樹脂及び外管用樹脂
の環状流路が設けられ、内管用樹脂導入流路から金型の
一端から他端に到る押出軸に平行な押出方向流路を経由
して第2マンドレルの周囲の内管用樹脂の環状流路に連
通され、押出用環状流路は第2マンドレルの周囲の外管
用樹脂の環状流路より縮径されていることを特徴とする
ものである。
【0008】又、請求項2記載の二層構造の熱可塑性樹
脂管の押出成形用金型は、請求項1記載の二層構造の熱
可塑性樹脂管の押出成形用金型において、内管用樹脂導
入流路が円弧状流路により押出方向流路と連通されてい
ることを特徴とするものである。
【0009】又、請求項3記載の二層構造の熱可塑性樹
脂管の押出成形用金型は、請求項1又は2記載の二層構
造の熱可塑性樹脂管の押出成形用金型において、第1マ
ンドレルが金型の一端から他端に到る押出軸を通る平面
により2分割できる構造を備えていることを特徴とする
ものである。
【0010】本発明において、熱可塑性樹脂としては、
硬質ないしは軟質の塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、熱可塑性エラストマー樹脂等が使用でき
る。
【0011】〔作用〕請求項1記載の二層構造の熱可塑
性樹脂管の押出成形用金型においては、金型の一端に外
管用樹脂導入流路が設けられ、他端に内管と外管とによ
る二層構造の熱可塑性樹脂管の押出用環状流路が設けら
れ、一端の外管用樹脂入流路から他端の押出用環状流路
に到る中途部に外管成形用の第1マンドレル及び内外管
成形用の第2マンドレルが設けられ、第1マンドレル及
び第2マンドレルは夫々ダイリングに第1スパイダー及
び第2スパイダーにより支持され、第1マンドレルの周
囲に外管用樹脂導入流路と連通する外管用樹脂の環状流
路が設けられ、内管用樹脂導入流路が第1スパイダーに
設けられ、第2マンドレルの周囲に内管用樹脂及び外管
用樹脂の環状流路が設けられているので、第1マンドレ
ルの外管用樹脂導入流路側にトーピードを設けることに
より外管用樹脂は外管用樹脂導入流路から第1マンドレ
ルの周囲の外管用樹脂の環状流路に均一に流れる。
【0012】又、内管用樹脂導入流路から金型の一端か
ら他端に到る押出軸に平行な押出方向流路を経由して第
2マンドレルの周囲の内管用樹脂の環状流路に連通され
ているので、内管用樹脂導入流路から導入された内管用
樹脂は押出方向流路を流通することにより押出方向に流
れ、第2マンドレルの押出方向流路側にトーピードを設
けることにより内管用樹脂は第2マンドレルの周囲の内
管用樹脂の環状流路に均一に流れる。
【0013】又、押出用環状流路は第2マンドレルの周
囲の外管用樹脂の環状流路より縮径されているので、押
出用環状流路から外管用樹脂及び内管用樹脂が均一に流
れ、外管用樹脂及び内管用樹脂は相互に密着して押出用
環状流路から押し出される。
【0014】又、請求項2記載の二層構造の熱可塑性樹
脂管の押出成形用金型においては、内管用樹脂導入流路
が円弧状流路により押出方向流路と連通されているの
で、内管用樹脂導入流路から導入された内管用樹脂は円
弧状流路を流通することにより円滑に且つ均一に流れて
押出方向流路に至る。
【0015】又、請求項3記載の二層構造の熱可塑性樹
脂管の押出成形用金型においては、第1マンドレルが金
型の一端から他端に到る押出軸を通る平面により2分割
できる構造を備えているので、押出成形用金型を2分割
することにより流路内の樹脂の除去や流路の研磨等の作
業が容易となる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の二層構造の熱
可塑性樹脂管の押出成形用金型の一例を示す説明図であ
る。
【0017】図1において、Aは押出成形用金型であ
り、金型Aの一端に外管用樹脂1の導入流路11が設け
られ、他端に内管20と外管10とによる二層構造の熱
可塑性樹脂管3の押出用環状流路31が設けられてい
る。金型Aの一端の外管用樹脂導入流路11から他端の
押出用環状流路31に到る中途部に外管成形用の第1マ
ンドレル12及び内外管成形用の第2マンドレル21が
設けられている。
【0018】第1マンドレル12及び第2マンドレル2
1はダイリング4に第1スパイダー13及び第2スパイ
ダー22により夫々支持され、第1マンドレル12の周
囲に外管用樹脂導入流路11と連通する外管用樹脂1の
環状流路14が設けられている。15は第1マンドレル
12の外管用樹脂入流路11側に設けられたトーピー
ド、16はトーピード15の前方に設けられた分流路で
ある。
【0019】第1スパイダー13内に内管用樹脂2の導
入流路23が設けられ、第2マンドレル21の周囲に内
管用樹脂2及び外管用樹脂1の環状流路24が設けられ
ている。25は第2マンドレル21の内管用樹脂2の導
入流路23側に設けられたトーピード、26は金型Aの
一端から他端に到る押出軸に平行な押出方向流路、27
はトーピード25の前方に設けられた分流路である。押
出用環状流路31は第2マンドレル21の周囲の環状流
路24よりも縮径されている。
【0020】図1に示す押出成形用金型Aは叙上の構造
を備えているので、外管用樹脂導入流路11から導入さ
れた外管用樹脂1はトーピード15の前方において、分
流路16を流通することにより分流され、第1マンドレ
ル12の周囲の環状流路14を経由して第2マンドレル
21の周囲の環状流路24を流通する。
【0021】他方、内管用樹脂2は導入流路23から導
入され、押出方向流路26を経由して分流路27を流通
することにより分流され、第2マンドレル21の周囲の
環状流路24に至り、外管用樹脂1と合流する。
【0022】このように合流した外管用樹脂1及び内管
用樹脂2は第2マンドレル21の周囲の環状流路24か
ら先端コア28の周囲の縮径された押出用環状流路31
から押し出されて外管10及び内管20からなる二層構
造の熱可塑性樹脂管3が押し出される。
【0023】外管用樹脂導入流路11から導入された外
管用樹脂1はトーピード15の前方において、分流路1
6を流通することにより均一に分流されるので、第1マ
ンドレル12の周囲の環状流路14を流通する外管用樹
脂1の流量の均一性は確保され、その状態で第1マンド
レル12の周囲の環状流路14を流通する。
【0024】又、導入流路23から導入された内管用樹
脂2は押出方向流路26を流通することにより押出方向
に流通し、更にトーピード25の前方において、分流路
27を流通することにより均一に分流されるので、第2
マンドレル12の周囲の環状流路24を流通する内管用
樹脂2の流量の均一性は確保される。
【0025】第2マンドレル12の周囲の環状流路24
を流通する外管用樹脂1及び内管用樹脂2は縮径された
押出用環状流路31から押し出されることにより外管用
樹脂1及び内管用樹脂2は密着され、均一に二層構造の
熱可塑性樹脂管3が押し出される。
【0026】図2は本発明の二層構造の熱可塑性樹脂管
の押出成形用金型の他の一例を示す説明図である。図2
に示す押出成形用金型Bにおいては、内管用樹脂導入流
路23が円弧状流路26bにより押出方向流路26と連
通されている構成が図1に示す押出成形用金型Aとは異
なり、押出成形用金型Bのその他の構成は図1に示す押
出成形用金型Aと同様である。
【0027】図2に示す押出成形用金型Bにおいては、
内管用樹脂導入流路23が円弧状流路26bにより押出
方向流路26と連通されているので、内管用樹脂2は導
入流路23円弧状流路26bを経由して押出方向流路2
6に流通することにより円滑に且つ均一に流れて押出方
向流路26に至るものである。
【0028】図3は本発明の二層構造の熱可塑性樹脂管
の押出成形用金型の更に異なる他の一例を示す説明図、
図4は図3のIV−IV線における断面図である。図3
に示す押出成形用金型Cにおいては、ダイリング4及び
第1マンドレル12が金型Cの一端から他端に到る押出
軸を通る平面5により2分割できる構造を備えているも
のであり、その他の構成は図2に示す金型Bと同様であ
る。図3に示す押出成形用金型Cにおいては、ダイリン
グ4及び第1マンドレル12が金型Cの一端から他端に
到る押出軸を通る平面5により2分割できるので、成形
後に押出成形用金型Cを分割面5により2分割すること
により流路内の樹脂の除去や流路の研磨等の作業が容易
となる。
【0029】以上、本発明の実施例を図により説明した
が、本発明の具体的な構成は図示の実施例に限定される
ことはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲の設計変更
は本発明に含まれる。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の二層構造の熱可塑性樹脂
管の押出成形用金型においては、第1マンドレルの外管
用樹脂導入流路側にトーピードを設けることにより外管
用樹脂は外管用樹脂導入流路から第1マンドレルの周囲
の外管用樹脂の環状流路に均一に流れ、内管用樹脂導入
流路から導入された内管用樹脂は押出方向流路を流通す
ることにより押出方向に流れ、第2マンドレルの押出方
向流路側にトーピードを設けることにより内管用樹脂は
第2マンドレルの周囲の内管用樹脂の環状流路に均一に
流れるので、流路内で樹脂が滞留することがなく、各層
の周方向の偏肉が起こり難く、塩化ビニル樹脂のような
成形温度範囲の狭い熱可塑性樹脂管も容易に成形でき
る。
【0031】又、外管用樹脂及び内管用樹脂は相互に密
着して押出用環状流路から押し出されるので、二層間の
融着性もしくは密着性の優れた二層構造の熱可塑性樹脂
管を成形することができる。
【0032】又、請求項2記載の二層構造の熱可塑性樹
脂管の押出成形用金型においては、内管用樹脂導入流路
から導入された内管用樹脂は円弧状流路を流通すること
により円滑に且つ均一に流れるものであるから、内管用
樹脂は円弧状流路内で滞留することがなく、各層の周方
向の偏肉が起こり難く、塩化ビニル樹脂のような成形温
度範囲の狭い熱可塑性樹脂管も容易に成形できる。
【0033】又、請求項3記載の二層構造の熱可塑性樹
脂管の押出成形用金型においては、押出成形用金型を2
分割することにより流路内の樹脂の除去や流路の研磨等
の作業が容易となるので、生産性向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二層構造の熱可塑性樹脂管の押出成形
用金型の一例を示す説明図。
【図2】本発明の二層構造の熱可塑性樹脂管の押出成形
用金型の他の一例を示す説明図。
【図3】本発明の二層構造の熱可塑性樹脂管の押出成形
用金型の更に異なる他の一例を示す説明図。
【図4】図3のIV−IV線における断面図。
【符号の説明】
A、B、C 押出成形用金型 1 外管用樹脂 10 外管 11 外管用樹脂導入流路 12 第1のマンドレル 13 第1のスパイダー 14 環状流路 15 トーピード 16 分流路 2 内管用樹脂 20 内管 21 第2のマンドレル 22 第2のスパイダー 23 内管用樹脂導入流路 24 環状流路 25 トーピード 26 押出方向流路 26b 円弧状流路 27 分流路 28 先端コア 3 熱可塑性樹脂管 31 押出用環状流路 4 ダイリング 5 分割面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F207 AA04 AA11 AA15 AA45 AG03 AG08 KA01 KA17 KB22 KF14 KK82 KL57 KL65 KL88 KL89

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内管と外管とによる二層構造の熱可塑性樹
    脂管の押出成形用金型であって、金型の一端に外管用樹
    脂導入流路が設けられ、他端に内管と外管とによる二層
    構造の熱可塑性樹脂管の押出用環状流路が設けられ、一
    端の外管用樹脂入流路から他端の押出用環状流路に到る
    中途部に外管成形用の第1マンドレル及び内外管成形用
    の第2マンドレルが設けられ、第1マンドレル及び第2
    マンドレルはダイリングに第1スパイダー及び第2スパ
    イダーにより夫々支持され、第1マンドレルの周囲に外
    管用樹脂導入流路と連通する外管用樹脂の環状流路が設
    けられ、内管用樹脂導入流路が第1スパイダーに設けら
    れ、第2マンドレルの周囲に内管用樹脂及び外管用樹脂
    の環状流路が設けられ、内管用樹脂導入流路から金型の
    一端から他端に到る押出軸に平行な押出方向流路を経由
    して第2マンドレルの周囲の内管用樹脂の環状流路に連
    通され、押出用環状流路は第2マンドレルの周囲の内外
    管用樹脂の環状流路より縮径されていることを特徴とす
    る二層構造の熱可塑性樹脂管の押出成形用金型。
  2. 【請求項2】内管用樹脂導入流路が円弧状流路により押
    出方向流路に連通されていることを特徴とする請求項1
    記載の二層構造の熱可塑性樹脂管の押出成形用金型。
  3. 【請求項3】第1マンドレルが金型の一端から他端に到
    る押出軸を通る平面により2分割できる構造を備えてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の二層構造の熱
    可塑性樹脂管の押出成形用金型。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8758003B2 (en) 2009-09-22 2014-06-24 American Maplan Corporation Multiple spider head
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