JPH0414425A - 内面スパイラルリブ又は溝付合成樹脂管の製造法 - Google Patents

内面スパイラルリブ又は溝付合成樹脂管の製造法

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Publication number
JPH0414425A
JPH0414425A JP2119080A JP11908090A JPH0414425A JP H0414425 A JPH0414425 A JP H0414425A JP 2119080 A JP2119080 A JP 2119080A JP 11908090 A JP11908090 A JP 11908090A JP H0414425 A JPH0414425 A JP H0414425A
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JP
Japan
Prior art keywords
spiral
tubular body
core
synthetic resin
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP2119080A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinji Tsuboi
壷井 金治
Chinami Hanakawa
花川 因
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH0414425A publication Critical patent/JPH0414425A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、内面にスパイラルリブ又は溝を形成した合成
樹脂管の製造法に関する。
【従来の技術】
ビルやマンションなどの高層建築における排水用堅管と
して、管内周面にスパイラル溝又はスパイラルリブが形
成された排水管が提案され実用化されている。 この排水管は、前記スパイラル溝又はスノくイラルリブ
により排水を管壁面に沿って螺旋状に流下させて排水の
落下音を小さくするとともに、つねに、管中央に空気芯
を形成して枝管の封水抜けなどを防止することができる
と言う利点を備えている。 このような排水管を製造する装置として、特開昭63−
260420号公報にみるような装置がか提案されてい
る。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記公報記載の装置は、リブを形成するために
、押出型内に別駆動の装置を設けて、この駆動装置によ
り型から押し出される未硬化状態の管状体の内面に、整
形ロールを押し当てつつ公転させることにより管内周面
に凹凸条を形成するようにしている。 したがって、通常の押出型に比べて、整形ロールの駆動
装置を別途設けなければならず、複雑であり、従来の押
出金型に比べてコストかかかると言う欠点を備えている
。 本発明は、このような事情に鑑みて、従来の押出成形機
を少し改良することにより内面にスパイラルリブを形成
した合成樹脂管を簡単に得ることかできる製造法を提供
することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような目的を達成するために、内面にス
パイラルリブ又は溝が形成された合成樹脂管を得るにあ
たり、外周面に一定ピッチのスパイラル溝又はリブが形
成された円筒状のコアとこのコアを所望輪隔てて囲繞す
るランドを備えた押出金型を用いて所望径の管状体を押
出成形するとともに、この管状体を前記スパイラル溝に
同期する螺旋回転を与えつつ引き取り硬化させることを
特徴とする内面スパイラルリブ又は溝付合成樹脂管の製
造法を要旨としている。
【作  用】 本発明にかかる内面スパイラルリブ又は溝付合成樹脂管
の製造法は、上記のように構成されており、金型から押
し出された管状体かコアに形成されたスパイラル溝又は
リブに沿うような螺旋回転を描きつつ引き取られること
より、押出機により押し出されコアのスパイラル溝又は
リブとリブの間に入り込んだ樹脂が、管状体の内周面に
スパイラル溝又はリブに螺合するスパイラルリブ又は溝
を形成していくようになっている。
【実 施 例】
以下に、本発明を、その実施例をあられす図面を参照し
つつ詳しく説明する。 第1図は本発明にかかる内面スパイラルリブ又は溝付合
成樹脂管の製造法を実施するのに用いる製造装置の1例
をあられしている。 図にみるように、この製造装置1aは、押出金型2、バ
キューム噴霧水槽3および回転引き取り機4を備えてい
る。 押出金型(ダイス)2は、コア21およびこのコア21
に連続して設けられたマンドレル22の外周面にスパイ
ラル溝23が形成されていて、コア21を囲繞するラン
ド24およびマンドレル22の後端部を囲繞するゴムリ
ング体25の内周面に前記スパイラル溝23に同期する
スパイラルリブ26が形成されている。 コア21およびラント24には、図示していないが、ヒ
ーターが設けられていて、このヒーターによってコア2
1とランド24との間の合成樹脂を硬化させないように
加熱して流動性を持たせるようにしている。 マンドレル22の内部には、コア21の内部を通るエア
ー配管27を送られてくるエアーの吹き出し口28が設
けられている。また、ラント24とゴムリング体25と
の間には、マンドレル22外周面を囲繞するように、徐
冷中間エアーリング29が設けられている。 回転引き取り機4は、図示していないが、押出成形機2
から連続して押し出されバキューム噴霧水槽3において
冷却硬化された管状体6を前記スパイラル溝23の螺旋
形状に沿って螺旋回転を描かせつつ引き取る回転引き取
り手段が設けられている。 この装置1aは、上記のようになっており、従来のパイ
プ製造用の押出成形機と同様に加熱可塑化した合成樹脂
を連続して押し出し機(図示せず)から注入口2aを通
って金型2内へ注入し、コア21とラント24との間を
通すことによって出口から管状体6を押出成形でき、こ
の管状体6を回転引き取り機4によって連続的に引き取
るようになっている。なお、コア21とラント24はヒ
ーターによって加熱(はぼ同じ温度に加熱しておくこと
が好ましい。)されているので、その間の樹脂か流動性
を持ちスパイラル溝23に沿って流れやすくなる。しか
も、回転引き取り機4は、管状体6に前記スパイラル溝
23に沿うような螺旋回転を描かせつつ引き取るように
なっているので、第2図にみるように、管状体6の内周
面に前記スパイラル溝23に螺合するスパイラルリブ6
1が形成され、外周面に前記スパイラルリブ26が螺合
するスパイラル溝62が同時に形成される。 コア21とランド24の出口から押し出された管状体6
は、エアー吹き出し口28から吹き出されるエアーおよ
び徐冷中間リング29から吹き出されるエアーによって
、まず、その内外面かマンドレル22およびゴムリング
体25の間を通過する時に偏形を起こさないような状態
まで徐々に冷却され、その後バキューム噴霧水槽3にお
いて完全に冷却され成形が完了するようなっている。 なお、回転引き取り機4によって連続的に引き取られた
成形品は、後工程で所望の長さに切断されるようになっ
ている。 また、上記の装置1aは、ランド24の内周面にスパイ
ラルリブ26が形成されているので、成形品の外周面に
スパイラル溝62が形成されるようになっているが、成
形品の外周面に必ずしもスパイラル溝62を設ける必要
はない。但し、スパイラル溝62を設ければ、成形品と
して得られた合成樹脂管をライニング管の内管として用
いるときに、外管となる金属管と合成樹脂管を接着する
接着剤がスパイラル溝62に入り込み金属管合成樹脂管
との接合をより強化なものにすることができるとともに
、樹脂原料の節約にもなる。 第3図は本発明にかかる製造法を実施するのに用いられ
る押出成形装置の別の例をあられしている。 図にみるように、この装置1bは、金型2に連続して冷
却型7が設けられ、冷却型7と回転引き取り機4との開
に冷却水槽8が設けられている以外は、前述の装置1a
と同じになっている。 冷却型7は、コア21に連続して設けられた冷却コア7
1とこの冷却コア71を囲繞する冷却外型72とを備え
、冷却コア71には、コア21と同様にその外周面にス
パイラル溝23が設けられていて、冷却外型72には、
ランド24と同様にその内周面にスパイラルリブ26が
形成されている。 なお、第3図中、81は、冷却水槽8内に挿入された筒
状体(図示せず)の周壁に圧接して冷却水槽8中の水が
外部に洩れ出ないようにするパツキンである。 この装置1bは、上記のようになっており、金型2から
押し出された筒状体が冷却型7で徐冷されたのち、冷却
水槽で完全に冷却され成形が完了するようなっている。 本発明にかかる内面スパイラルリブ又は溝付合成樹脂管
の製造法は、上記の実施例に限定されない。 上記の実施例では、コアにスパイラル溝を形成し、管内
面にスパイラルリブを形成するようにしていたが、コア
にスパイラルリブを形成し、管内面にスパイラル溝を形
成するようにしても構わない
【発明の効果】
本発明にかかる内面スパイラルリブ又は溝付合成樹脂管
の製造法は、以上のように、金型から押し出された管状
体がコアに形成されたスパイラル溝又はリブに沿うよう
な螺旋回転を描きつつ引き取られることより、押出機に
より押し出されコアのスパイラル溝又はリブとリブの間
に入り込んだ樹脂が、管状体の内周面にコアのスパイラ
ル溝又はリブに螺合するスパイラルリブ又は溝を形成し
ていくようになっているので、従来の押出成形機の金型
のコアをスパイラル溝又はリブ付のコアに取り替えるだ
けで金型に特別な駆動装置を用いることな〈実施するこ
とができ、設備コストかかからず、安価に内面スパイラ
ルリブ又は溝付合成樹脂管を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる内面スパイラルリブ付合成樹脂
管の製造法を実施するのに用いられる押出成形装置の1
例を模式的にあられす説明図、第2図はその装置で押出
成形された筒状体をあられす横断面図、第3図は本発明
にかかる内面スパイラルリブ付合成樹脂管の製造法を実
施するのに用いられる押出成形装置の別の1例を模式的
にあられす説明図である。 2・・・押出金型 6・・・管状体 21・・・コア 
23・・・スパイラル溝 24・・・ランド 61・・
・スパイラルリブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内面にスパイラルリブ又は溝が形成された合成樹
    脂管を得るにあたり、外周面に一定ピッチのスパイラル
    溝又はリブが形成された円筒状のコアとこのコアを所望
    幅隔てて囲繞するランドを備えた押出金型を用いて所望
    径の管状体を押出成形するとともに、この管状体を前記
    スパイラル溝に同期する螺旋回転を与えつつ引き取り硬
    化させることを特徴とする内面スパイラルリブ又は溝付
    合成樹脂管の製造法。
JP2119080A 1990-05-08 1990-05-08 内面スパイラルリブ又は溝付合成樹脂管の製造法 Pending JPH0414425A (ja)

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JP2119080A JPH0414425A (ja) 1990-05-08 1990-05-08 内面スパイラルリブ又は溝付合成樹脂管の製造法

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JP2119080A Pending JPH0414425A (ja) 1990-05-08 1990-05-08 内面スパイラルリブ又は溝付合成樹脂管の製造法

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JP (1) JPH0414425A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5536461A (en) * 1994-12-22 1996-07-16 Sinclair & Rush, Inc. Tube multi-pack methods of manufacture
US5639408A (en) * 1994-12-22 1997-06-17 Sinclair & Rush, Inc. Method and apparatus for forming plastic tube with spiral inlayed exterior design

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5536461A (en) * 1994-12-22 1996-07-16 Sinclair & Rush, Inc. Tube multi-pack methods of manufacture
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