JPS58152933A - 同期回転継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、外継手部材と、外継手部材の内部スペースに
設けた内継手部材とを有し、内外の継手部材に、それぞ
れ、回転トルク伝達用ボールを受容する溝または凹みを
設けた形式の同期回転継手に関する。

同じように内継手部材に転動体を受容した類似の継手は
公知であるが（例えば、西独特許第２，６３４．５８１
号）、この方式では、外径の小さい継手を作艷できるに
すぎない。回転トルク伝達能力が大きく、従って、大き
な外径を必要とする構造の場合は、ボールを対向支持す
る上記方式では、外径が大きく、従って、高価なボール
を使用する必要がある。更に、各ボールの間のヘルツの
接触圧力、即ち、点負荷が極度に大きくなる。

従って、本発明の目的は、大きな回転トルク伝達能力を
得るため、継手機能に欠点を生ずることなく、外径を大
きくできる同期回転継手を創生ずることにある。更に目
的とするところは、少数の構成部材から簡単且つ安価に
継手を構成することにある。

この目的を達成するため、凹みを有する継手部材に、ｌ
−ルを支持する少くとも１つの弾性リングを配置する。

この構成には、継手の同期条件が満足されるよう、弾性
変形自在のリングにボールを支持できると言う利点があ
る。この弾性リングを使用したことによって、転動体は
、継手の伸張状態では、継手の屈曲によって楕円に変形
する円上にある。かくして、四則に関する運動学的条件
が満足される。

更に、リングは、ボールの間に自由な状態で受容され、
従って、ボール系の偏心運動が部分的に小さくなると首
う利点がある。更に、弾性リングは、その回転軸線のま
わりに回転できるので、ボールが転勤でき、従って、効
率が良くなる。

別の本質的特徴にもとづき、内継手部材に凹みを設ける
場合、環状内部スペースを形成し、周縁にわたって廷び
、凹み内に突出し、弾性変形自在なリングを設置した中
空スペースを設ける。

この実施例には、弾性リングが、更に軸線方向へ運動で
きるので、継手が変位した際にボールの転勤が促進され
、軸線方向変位方は現れない。この場合、弾性リングは
、軸線方向へ変位ストロークの約４だけ運動する。

別の本質的特徴にもとづき、中空スペースを内継手部材
に設け、軸線方向へ延ばし、開口を内継手部材の１つの
端面に設けるか、半径方向へ延ばし、同時に、ボールを
受容する凹みに接続する。

この場合、弾性リングが、ボール自体によって支持され
、中空スペース内を自由に運動できる。

この場合、中空スペースが、半径方向へ延びるが、軸線
方向へ延びるかは、問題ではない。開口がボールを受容
する凹みに接続する際の半径方向に中空スペースを設け
れば、内継手部材を２分割することができ、本来の凹み
の作製が簡単となる。

更に、外継手部材に凹みを設ける場合、弾性リングは、
継手の密封部材の構成部分とする。この実施例は、前述
のものと逆の方式である。

本発明の好ましい実施例を図面に示した。

第１図に示した継手は、本質的に、内継手部材６を受容
した中空スペース２を備えた外継手部材１から成る。内
継手部材２は、空転しないようスプライン５によって駆
動軸４に結合しである。ボール６は、回転トルクの伝達
を行う。ボール６は、外継手部材１の溝７および内継手
部側６のボア８に受容されている。内継手部材乙のボア
８は、ボール８に対応する横断面を有する。ボール６は
、半径方向へ変位できるよう上記ボア８内に弾性リング
９で保持されている。弾性リング９は、内継手部材６内
に軸線方向へ延びる凹み１０に受容されている。弾性リ
ング９は、外方へ向く力をボール６に加えるので、上記
ボールは、常に、外継手部材１の溝７内に保持される。

継手の内部スペースを密封するため、ペロー１１が設け
である。

第２図に、第１図に示した継手の横断面図を示した。駆
動軸４は、スプライン５によって内継手部材６に結合し
てあり、軸線方向へ延びる凹み１０内には、ボール６を
支持する弾性リング９が設けである。

第６図に示した実施例では、内継手部材３の凹み１０は
、半径方向へ延びており、ボール６を受容するボア８は
、凹み１０に入り込んでいる。弾性リング９は、ボール
６の組込前に凹み１０に挿入するので、ボールを組込め
ば、ユニット全体を外継手部材１内に導入できる。内継
手部材３は、２つの部分３　’　ｔ　５　ｂから成り、
双方の部材は、空転しないようスプライン５によって駆
動軸４に結合しである。

第４図に、第３図に示した継手の横断面図を示した。こ
の実施例でも、ボール６は、舛継手部材１の満７内およ
び内継手部材３のボア８内に案内してあり、リング９で
支持しである。

給５図では、弾性リング９は、外継手部材１の外側に収
付けである。内継手部材６は、駆動軸４と一体に構成し
てあり、その外面には、ボール６を受容する溝１２が設
けである。舛継手部材１には、ボール６を案内したボア
８が設けである。ペロー１１は、継手の密封を行う。ペ
ロー１１は、弾性リング９の範凹に、対応する形状１３
を有しているので、凹み１４内には、弾性リング９のた
めに十分なスペースが存在スる。

ｔｇ６８４に、第５図に示した継手の横断面図を示した
。ボア８は、外縦手部材１の構成部分である。

弾性リング９は、継手の外側に設けてあり、内方へ向く
圧力をボール６に加える。継手全体は、ペロー１１で囲
んである。

第７図に、単一部材であるまたは２つの部分から成る弾
性リング９を示した。２分割弾性リング９は、支持リン
、グ１５で囲んであり、従って、十分に保持されている
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、弾性リングを有する同期回転継手の縦断面図
、 第２図は、第１図の横断面図、 第６図は、継手の別の実施例の縦断面図、第４図は、第
６図の横断面図、 第５図は、外継手部材に弾性リングを配置した同期回転
継手の断面図、 第６図は、第５図の横断面図、 第７図は、別の弾性リングの横断面図である。 １・・外継手部材 ２・・外継手部材の中空スペース ６・・内継手部材　　　４・・駆動軸 ５・・スプライン　　　６・・ボール

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）外継手部材と、外継手部材の内部スペースに配置し
   た内継手部材とを有し、内外の継手部材に、それぞれ、
   回転トルク伝達用ボールを受容する溝または凹みを設け
   た形式の同期回転継手において、門み（８）を有する継
   手部材（１，３）には、ボール（６）を支持する弾性リ
   ング（９）が配しであることを特徴とする同期回転継手
   。 ２）内継手部材（６）に凹み（８）を設けた場合は、環
   状内部スペースを形成し、周縁にわたって延び、凹み（
   ８）内に突出し、弾性変形自在のリングを設置した別の
   中空スペースを設けることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載の同期回転継手。 ３）中空スペース（１０）が、内継手部材（６）に設け
   てあり、軸線方向に延びており、開口が、内継手部材（
   ６）の端面の１つに設けであるか、または半径方向へ延
   びており、同時に、ボール（６）を受容する凹み（８）
   として役立つことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の同期回転継手。 ４）外継手部材（１）に凹み（８）を設けた場合は、弾
   性リング（９）は、継手の密封部材の構成部分とするこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の同期回転継
   手。