JPS58150208A - 誘導電器用転位電線 - Google Patents

誘導電器用転位電線

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JPS58150208A
JPS58150208A JP3176082A JP3176082A JPS58150208A JP S58150208 A JPS58150208 A JP S58150208A JP 3176082 A JP3176082 A JP 3176082A JP 3176082 A JP3176082 A JP 3176082A JP S58150208 A JPS58150208 A JP S58150208A
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JP
Japan
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wire
transposed
electric wire
wires
strands
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Pending
Application number
JP3176082A
Other languages
English (en)
Inventor
浜野 匡靖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、大容量の変圧器やりアク1〜ル等の誘導電器
に使用される誘導電器相位電線に関するものであり、更
に詳しくは、複数の構成素線を束ねて構成されるものに
関するものである。
=  1 − [発明の技術的背景] 一般に、第1図に示す様に、交流により発生する磁束密
度B= (13a 、 Bx )の磁界中に置かれた導
体1には、磁界の向きに垂直な導体幅(T及びWとする
)の積の2乗、即ち、 (Ba−王)2+(Bx −W)2 に比例した渦電流が、磁界と垂直に発生ずる。
従って、従来、第2図に示す様に大容量の誘導電器の巻
線は、この渦電流による損失を小さくする為に、一般に
複数の素線2を束ねて撚り合せた転位電線3が使用され
ている。この素線2は、その矩形断面の縦幅Wと横幅T
を小さくし、且つその表面をホルマール等の絶縁被膜4
で絶縁して渦電流発生を防いでいるもので、複数本の索
線2の断面積の金側は、通電に必要な転位電線3の断面
積と等しい様に設定されている。一方、転位電線3の全
周は、絶縁外被5が施され、伯の転位電線との絶縁が図
られている。
なお、この転位電線3においては、断面の一側端面に素
線2が1本のみ配置されているが、これ−2= は転位電線3が複数本の素線を撚り合せて成る為その撚
りに従って素線の位置が撚りの回転方向と同方向に次々
変化しているからであり、その為絶縁外被5と素線2の
間にはデッドスペース6が存在している。
[背景技術の問題点1 ところが、この従来型の転位電線は、第2図に示す如く
、素線2が2列に構成されている為、更に渦電流を低減
する場合においては、第3図の如く、横幅tど縦幅Wと
を更に小さくする必要がある。しかし、この様にすると
、巻線を構成ざVた際にその占積率を劣化させるという
欠点が生ずるものであった。
即ち、素線2の縦幅Wを小さくすることによって全体が
薄形化した転位電線13をそのまま円板巻線として電気
機器に使用すると、各円板巻線間には曲選を形成する必
要があるので、第4図に示す如く、この転位電線13に
よって形成される各円板巻線7間の曲選8の数が増加し
、この曲選8が巻線容積に占める割合が大きくなり、巻
線の占−3− 積率が低−F ’Jるものであった。
一方、第3図の転位電線13における索線の横幅を及び
縦幅Wを更に細かくして、1/2の断面積を持つ様に薄
形化した転位電線を2本作成し、それを上下2段並列に
一体化して1本の下根巻線どすることも考えられるが、
この場合には、薄形化した転位電線ごとに絶縁外被5が
設(Jられているので、一体化された転位電線の間にあ
る絶縁外被5の厚さたり、やはり占積率が悪化するーb
のであった。
更にまた、1本の転位電線を形成する素線を、に記の様
に2列ではなく、3列または4列にして転位電線13の
薄形化を避C〕ることも考えられるが、その場合は、素
線の本数が極めて多数となり、この多数の索線を一挙に
撚り合1!て転位電線13を製作することは、素線製作
用の工作機械の能力を越えるという問題もあった。
[発明の目的1 本発明の目的とづるところは、素線の縦幅W及び横幅[
が充分小ざい索線を用いて必要な断面積−4− ど高い占積率を確保しつつ、しか゛し従来の工作機械−
(・製作可能な誘導電気用転位電線を提供することにあ
る。
E発明の概要1 本発明の誘導電気用転位電線は、予め複数本の素線が2
111複数段に撚り合わされ且つ絶縁外被の施されてな
い基礎転位電線の周囲に、他の複数本の素線を撚り合せ
イの外周に絶縁外被を施して成るもので、4列以上の多
段に亙って素線を一体化させる様にしたものぐある。
[発明の実施例1 本川明の実施例を第5図及び第6図によって説明する。
4(お、従来型と同一の部分についでは同一の番号を付
して説明を省略する。
第5図において、中央の2列の斜線部は基礎転位電線2
3て゛あって、第3図に示す従来の転位電線と同様な横
幅を及び縦幅Wを有する複数本の素線2を撚り合せて製
作され、未だその外周に絶縁外被5の施されていないも
のである。この雄偉転位電線23を中核にし°C1複数
本の外部素線12− 5 − が全周に並べて撚り合わされている。この外部系線12
は、中核と成る基礎転位電線23の索線2ど同一■法で
あって、本実施例の転位電線33の断面形状は、結局、
素線2,12が4列に撚り合わされた構成となっている
。なお、断面の外側面に45いては、できるだけデッド
スペース6を小さくする為に、外部素線12は外側に向
かって4本、3本、1本と素線の数を減らしながら配置
されている。
これらの多数本の素線2,12は、各素線2゜12の小
ルマール等から成る非接着性の絶縁被膜4の十に熱硬化
性樹脂を半硬化状態にWd イI]シた後焼付を行ない
、更に、誘導電気の巻線本体を乾燥さゼるどぎに、この
樹脂を同時に加熱硬化さけることにより、強固に一体化
さけられている。
そして、この様にして一体化されている基礎転位電線2
3と外部素線12の外周には、絶縁紙等から成る絶縁外
被5が形成され、これにより本実施例の転位電線33が
形成されている。
本実施例の転位電線によって、従来ど同−半径−6− をイ8覆る一lイル′fv積内に]イルを形成すると、
第6図の様になり、各円板Yを形成する転位電線を多く
J−ることができ、その結果、各円板7間の抽選8の割
合は相対的に小さくなる。
この様な構成を有する本実施例の転位電線ご33につい
て、その作用効果を、82図乃至第4図の従来型転位電
線と対比しながら説明する。但し、第2図、第3図、第
5図においで、通電に必要な転イ(“I電線の合it 
Ili面拍は同一であり、また、素線2.12の矩形断
面寸法は、各図において、1 =21 、 W=2W どする。
まず、本実施例である第5図の転位電線と従来型第2図
の導体との比較を行なう。
本実施例の転位電線は、構成素線が縦幅W、横幅を共に
1/2になっているから、渦電流は1/4に低減してい
る。この低減した転位電線の断面内の任意の点で、従来
型の場合の1/71の渦電流しか発生けず、全体として
の渦電流損も従来型の場合の1/’Iどなる。一方、占
積率については、−7− 素線の本数が多くなって各素線の絶縁被膜4の占める割
合が増加するが、素線の細分化によりデッドスペース6
が3/4に減少することから、はぼ同じ占積率となる。
即ち、絶縁被膜4の厚さは索線のX1法に比して充分に
小ざく、3/4に減少したデッドスペース、つまり第5
図における1木の素線12の断面積に換算して1/2本
分減ったデッドスペースに吸収されほぼ同じ占積率とな
る。
次に本実施例の転位電線と第3図の従来型転位電線どの
比較を行なうと、構成素線の寸法は同一であり、渦電流
損の差はない。しかし、これらの転位電線を円板巻線に
用いた場合には、第4図の如く抽選8の多い従来型転位
電線13の場合に比較して、本実施例は、各円板巻線7
間の抽選8が巻線全体の断面積中に占める割合が小ざく
なり、占積率が充分改善されることになる。
本発明は本実施例の如ぎ作用効果を有り−るものである
が、必ずしも本実施例に限定されるのではない。例えは
本実施例においては、デッドスペース6を小さくする為
の外側面にお(〕る素線は外側−8− に向かって4本、3本、1本と減数されて配置されてい
るが、4本、3本、2本、1本と配置Jることもできる
。また、本実施例においては、中核の基礎転位電線23
の外周に外部素線12が1層段(プられているで・りで
、転位電線の断面は索線2゜12が4列に配置されたも
のと成っているか、更に細い素線による場合、或いは更
に大型の誘導電気のコイルを形成する転位電線の場合に
は、外部素線12を2つ或いはそれ以上撚り合Vて、6
列、8列の配置とすることもできる。
[発明の効果コ 以上の様に本発明の誘導電器用転位電線によれば、索線
の断面積をより小さくして、渦電流の発tトをより抑え
ることができると共に、転位電線が全体が薄形化するこ
ともなく巻線の占積率を高い水準に維持できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁束密度と導体幅の関係を示ず図、第2図及び
第3図それぞれは従来型転位電線の断面図、第4図は第
3図の従来型転位電線を用いた円−9− 板巻線の断面図、第5図は本発明転位電線の一実施例を
示す断面図、第6図は第5図の転位電線を用いた円板巻
線の断面図である。 1・・・導体、2・・・素線、3,13・・・転位電線
、1・・・絶縁被膜、5・・・絶縁外被、6・・・テラ
1〜スペース、7・・・円板巻線の円板、8・・・抽選
、12・・・外部索線、23・・・棋礎転位電線、33
3・・・本発明による一実施例の転位電線1゜ 7317代理人弁理1則近憲イイ1(ほか1名)−10
− 第4図 第5図 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 絶縁被膜により絶縁された矩形断面の索線が複
    数本撚り合わされて且つ絶縁外被の施されてない基礎転
    位電線の外周に、更に上記素線と同一寸法を有する複数
    本の外部素線が撚り合わされて、各素線が4列以上の複
    数列に配置され、更にその外周が絶縁外被によって被覆
    されていることを特徴とする誘導電器用転位電線。
  2. (2) 接着手段が、各素線の絶縁被膜上に塗布された
    熱硬化性樹脂である特許請求の範囲第1項記載の誘導電
    器用転位電線。
JP3176082A 1982-03-02 1982-03-02 誘導電器用転位電線 Pending JPS58150208A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6095908A (ja) * 1983-10-31 1985-05-29 Toshiba Corp 変圧器巻線
JPS6117221A (ja) * 1984-06-25 1986-01-25 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 磁気記録媒体

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH043093B2 (ja) * 1983-10-31 1992-01-22
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