JPS5818769B2 - 静止誘導電器用円板巻線 - Google Patents
静止誘導電器用円板巻線Info
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- JPS5818769B2 JPS5818769B2 JP3957779A JP3957779A JPS5818769B2 JP S5818769 B2 JPS5818769 B2 JP S5818769B2 JP 3957779 A JP3957779 A JP 3957779A JP 3957779 A JP3957779 A JP 3957779A JP S5818769 B2 JPS5818769 B2 JP S5818769B2
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- wire
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- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/2871—Pancake coils
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は静止誘導電器用円板巻線に関するもので、特に
転位電線と平角電線の両者を併用して構成する新規な大
容量高直列容量巻線を提供するものである。
転位電線と平角電線の両者を併用して構成する新規な大
容量高直列容量巻線を提供するものである。
大容量巻線では、電線の断面積が大きくなるため巻線の
渦電流損失を減らす目的から転位電線を使用することが
望まれる。
渦電流損失を減らす目的から転位電線を使用することが
望まれる。
しかしながら転位電線は、複数本の絶縁被覆を施した平
角電線を撚り合わせて一本の導体とし更に全体に絶縁被
覆を施して構成されているため、平角電線に比し極めて
可撓性に乏しく、またその切断、接続並びに素線絶縁及
び全体絶縁には多大の手数を要するうえ上記の作業を行
なった場合には絶縁強度や機械的強度に対する信頼度が
極端に低下する等の巻線工作上の理由のため、普通ディ
スク巻線にしか巻回できない。
角電線を撚り合わせて一本の導体とし更に全体に絶縁被
覆を施して構成されているため、平角電線に比し極めて
可撓性に乏しく、またその切断、接続並びに素線絶縁及
び全体絶縁には多大の手数を要するうえ上記の作業を行
なった場合には絶縁強度や機械的強度に対する信頼度が
極端に低下する等の巻線工作上の理由のため、普通ディ
スク巻線にしか巻回できない。
またこの普通ディスク巻線は、単位コイル間の直列静電
容量が小さく衝撃電圧に対する電位分布特性が非常に悪
いので、高電圧の電器には使用することができない。
容量が小さく衝撃電圧に対する電位分布特性が非常に悪
いので、高電圧の電器には使用することができない。
そこで転位電線の巻線工作が容易であり、かつ巻線の直
列静電容量が大きく衝撃電圧に対する電位分布が良好な
巻線が望まれるが、このような巻線を得んとする工夫の
結果、第1図に示すごとき巻線を発明し、先に出願して
いる(特願昭53−94324号)。
列静電容量が大きく衝撃電圧に対する電位分布が良好な
巻線が望まれるが、このような巻線を得んとする工夫の
結果、第1図に示すごとき巻線を発明し、先に出願して
いる(特願昭53−94324号)。
この巻線は、転位電線Aを巻回してなる双成コイルの複
数個を連続巻回してなる巻回間に所定の電位差を与える
ように略1双成コイル分の巻回数だけ巻回数をずらせた
平角電線Bの巻回を挾み込み巻回し、巻線の単位コイル
間の直列静電容量を大きくして電位分布を改善するよう
にした巻線区分■と、前記転位電線Aと平角電線Bとを
重ねて連続巻回して双成コイルとし、巻線作業が簡単で
巻線工数が節減できるようにした巻線区分■を交互に配
置し、転位電線A毎及び平角電線B毎にそれぞれ直列に
接続して構成するものである。
数個を連続巻回してなる巻回間に所定の電位差を与える
ように略1双成コイル分の巻回数だけ巻回数をずらせた
平角電線Bの巻回を挾み込み巻回し、巻線の単位コイル
間の直列静電容量を大きくして電位分布を改善するよう
にした巻線区分■と、前記転位電線Aと平角電線Bとを
重ねて連続巻回して双成コイルとし、巻線作業が簡単で
巻線工数が節減できるようにした巻線区分■を交互に配
置し、転位電線A毎及び平角電線B毎にそれぞれ直列に
接続して構成するものである。
本願発明は、さらにこの先行発明巻線の巻線区分■の部
分の電位分布を改善することを目的としてその直列容量
を増大させるべく巻回に工夫を加え、連続巻きした転位
電線Aの巻回間に所定の電位差を与えるように略1単位
コイル分の巻回数だけ巻回数をずらせた平角電線の巻回
を挾み込み巻回して構成するようにしたものである。
分の電位分布を改善することを目的としてその直列容量
を増大させるべく巻回に工夫を加え、連続巻きした転位
電線Aの巻回間に所定の電位差を与えるように略1単位
コイル分の巻回数だけ巻回数をずらせた平角電線の巻回
を挾み込み巻回して構成するようにしたものである。
以下本発明の各実施例につき図面により説明する。
第2図は本願特定発明の第1実施例の巻線接続図で、図
中導体Aは転位電線を、導体Bは平角電線を示し、アラ
ビア数字は各巻線の巻回番号を表わす。
中導体Aは転位電線を、導体Bは平角電線を示し、アラ
ビア数字は各巻線の巻回番号を表わす。
本巻線は巻線区分Iと巻線区分■の2つの巻線区分より
なる。
なる。
まず巻線区分■は、第1図に示す巻線と同様、連続巻き
した転位電線Aの各巻回間に、所定の電位差を与えるよ
うに略2単位コイル分の巻回数だけ巻回数をずらせた平
角電線Bの巻回を挾み込み巻回して構成されている。
した転位電線Aの各巻回間に、所定の電位差を与えるよ
うに略2単位コイル分の巻回数だけ巻回数をずらせた平
角電線Bの巻回を挾み込み巻回して構成されている。
すなわち転位電線Aは、巻線区分Iにおける第1の単位
コイルaの最外側の巻回A1から始まり、内側から2番
目の巻回A8まで外側から内側に向って巻回され、巻回
A8から内渡り線部分201により第2の単位コイルb
の最内側の巻回A9に移り、単位コイルbにおいて巻回
A9から外側から2番目の巻回A16まで内側から外側
に向って巻回され、巻回A16から外渡り線部分101
により第3の単位コイルCの外側から2番目の巻回A1
7に移り、単位コイルCにおいて巻回A17から最内側
の巻回A24まで外側から内側に向って巻回され、さら
に巻回A24かも内渡り線部分202により第4の単位
コイルdの内側から2番目の巻回A25に移り、単位コ
イルdにおいて巻回A25から最外側の巻回A32まで
内側から外側に向って巻回されており、他方平角電線B
は、第3の単位コイルCの最外側の巻回B1から始まり
、巻回:B1から内側から2番目の巻回B8まで外側か
ら内側に向って転位電線Aの各巻回間に順次挾み込み巻
回され、巻回B8から内渡り線部分203によりその下
の第4の単位コイルdの最内側の巻回B9に移り、単位
コイルdにおいて巻回B9から外側から2番目の巻回B
16まで内側から外側に向って転位電線Aの各巻回間に
順次挾み込み巻回され、巻回B16から外渡り線部分1
02により単位コイルを2つ隔てた第1の単位コイルa
の外側から2番目の巻回B17に移り、単位コイルaに
おいて巻回B17から最内側の巻回B24まで外側から
内側に向って転位電線Aの各巻回間に順次挾み込み巻回
され、巻回B24から内渡り線部分204によりその下
の第2の単位コイルbの内側から2番目の巻回B25に
移り、単位コイルbにおいて巻回B25から最外側の巻
回B32まで内側から外側に向って転位電線Aの各巻回
間に順次挾み込み巻回さtている。
コイルaの最外側の巻回A1から始まり、内側から2番
目の巻回A8まで外側から内側に向って巻回され、巻回
A8から内渡り線部分201により第2の単位コイルb
の最内側の巻回A9に移り、単位コイルbにおいて巻回
A9から外側から2番目の巻回A16まで内側から外側
に向って巻回され、巻回A16から外渡り線部分101
により第3の単位コイルCの外側から2番目の巻回A1
7に移り、単位コイルCにおいて巻回A17から最内側
の巻回A24まで外側から内側に向って巻回され、さら
に巻回A24かも内渡り線部分202により第4の単位
コイルdの内側から2番目の巻回A25に移り、単位コ
イルdにおいて巻回A25から最外側の巻回A32まで
内側から外側に向って巻回されており、他方平角電線B
は、第3の単位コイルCの最外側の巻回B1から始まり
、巻回:B1から内側から2番目の巻回B8まで外側か
ら内側に向って転位電線Aの各巻回間に順次挾み込み巻
回され、巻回B8から内渡り線部分203によりその下
の第4の単位コイルdの最内側の巻回B9に移り、単位
コイルdにおいて巻回B9から外側から2番目の巻回B
16まで内側から外側に向って転位電線Aの各巻回間に
順次挾み込み巻回され、巻回B16から外渡り線部分1
02により単位コイルを2つ隔てた第1の単位コイルa
の外側から2番目の巻回B17に移り、単位コイルaに
おいて巻回B17から最内側の巻回B24まで外側から
内側に向って転位電線Aの各巻回間に順次挾み込み巻回
され、巻回B24から内渡り線部分204によりその下
の第2の単位コイルbの内側から2番目の巻回B25に
移り、単位コイルbにおいて巻回B25から最外側の巻
回B32まで内側から外側に向って転位電線Aの各巻回
間に順次挾み込み巻回さtている。
この構成により単位コイルaとb及びCとdはそれぞれ
双成コイルをなし、かつ単位コイルaとb及びCとdで
は転位電線Aと平角電線Bの半径方向の順序が入れ替え
られて転位電線Aと平角電線Bの巻回長さが略等しくさ
れている。
双成コイルをなし、かつ単位コイルaとb及びCとdで
は転位電線Aと平角電線Bの半径方向の順序が入れ替え
られて転位電線Aと平角電線Bの巻回長さが略等しくさ
れている。
次に巻線区分■は、連続巻回した転位電線Aの巻回間に
所定の電位差を与えるように略1単位コイル分の巻回数
だけ巻回数をずらせた平角電線Bを巻回に挾み込み巻回
して構成されている。
所定の電位差を与えるように略1単位コイル分の巻回数
だけ巻回数をずらせた平角電線Bを巻回に挾み込み巻回
して構成されている。
すなわち、転位電線Aは、巻線区分■における第1の単
位コイルeの最外側の巻回A33から始まり、巻回A3
3から内側から2番目の巻回A40まで外側から内側に
向って巻回され、巻回A40から内渡り線部分205に
よりその下の第2の単位コイルfの最内側の巻回A41
に移り、単位コイルfにおいて巻回A41から外側から
2番目の巻回A48まで内側から外側に向って巻回され
ており、他方平角電線Bは第2の単位コイルfの内側か
ら2番目の巻回B33から始まり、巻回B33から最外
側の巻回B40まで内側から外側に向って転位電線Aの
各巻回間(順次挾み込み巻回され、巻回 40から外渡
り線部分103によりその上の第1の単位コイルeの外
側から2番目の巻回B41に移り、単位コイルeにおい
て巻回B41から最内側の巻回B48まで外側から内側
に向って転位コイルAの各巻回間に順次挾み込み巻回さ
れている。
位コイルeの最外側の巻回A33から始まり、巻回A3
3から内側から2番目の巻回A40まで外側から内側に
向って巻回され、巻回A40から内渡り線部分205に
よりその下の第2の単位コイルfの最内側の巻回A41
に移り、単位コイルfにおいて巻回A41から外側から
2番目の巻回A48まで内側から外側に向って巻回され
ており、他方平角電線Bは第2の単位コイルfの内側か
ら2番目の巻回B33から始まり、巻回B33から最外
側の巻回B40まで内側から外側に向って転位電線Aの
各巻回間(順次挾み込み巻回され、巻回 40から外渡
り線部分103によりその上の第1の単位コイルeの外
側から2番目の巻回B41に移り、単位コイルeにおい
て巻回B41から最内側の巻回B48まで外側から内側
に向って転位コイルAの各巻回間に順次挾み込み巻回さ
れている。
単位コイルeとfにおいても転位電線Aと平角電線Bの
半径方向の順序が入れ替えられて、その巻回長さが略等
しくなるように設けられている。
半径方向の順序が入れ替えられて、その巻回長さが略等
しくなるように設けられている。
上記巻線区分■と■は交互に配置され、各巻線区分の転
位電線Aと平角電線Bは転位電線Aごと及び平角電線B
ごとに直列に接続されて、転位電線A及び平角電線Bが
並列に設けられている。
位電線Aと平角電線Bは転位電線Aごと及び平角電線B
ごとに直列に接続されて、転位電線A及び平角電線Bが
並列に設けられている。
すなわち第1の巻線区分Iにおける転位電線Aの最終巻
回A32は、外渡り線部分104により、第2の巻線区
分■における転位電線Aの最初の巻回A33に接続され
、第1の巻線区分■における平角電線Bの最終巻回B3
2は、巻線を外側から内側へと横切る渡り線部分301
により、第2の巻線区分■における平角電線Bの最初の
巻回B33に接続されている。
回A32は、外渡り線部分104により、第2の巻線区
分■における転位電線Aの最初の巻回A33に接続され
、第1の巻線区分■における平角電線Bの最終巻回B3
2は、巻線を外側から内側へと横切る渡り線部分301
により、第2の巻線区分■における平角電線Bの最初の
巻回B33に接続されている。
また第2の巻線区分■におゆる転位電線Aの最終巻回A
48は、外渡り線部分105により、第3の巻線区分I
における転位電線Aの最初の巻回A49に接続され、第
2の巻線区分■における平角電線Bの最終巻回B48は
、巻線を内側から外側へと横切る渡り線部分302によ
り、第3の巻線区分Iにおける平角電線Bの最初の巻回
B49に接続されている。
48は、外渡り線部分105により、第3の巻線区分I
における転位電線Aの最初の巻回A49に接続され、第
2の巻線区分■における平角電線Bの最終巻回B48は
、巻線を内側から外側へと横切る渡り線部分302によ
り、第3の巻線区分Iにおける平角電線Bの最初の巻回
B49に接続されている。
以下同様に接続されて、各巻線区分の転位電線A及び平
角電線Bがそれぞれ転位電線Aごと及び平角電線Bごと
に直列に接続されている。
角電線Bがそれぞれ転位電線Aごと及び平角電線Bごと
に直列に接続されている。
第3図に示すのは本願特定発明の第2実施例の巻線の接
続図である。
続図である。
本実施例の巻線は、巻線区分■の構成は前記第1実施例
と同様であるが、巻線区分■′における巻回の向きが第
1実施例の巻線区分■における巻回の向きと逆になって
いる。
と同様であるが、巻線区分■′における巻回の向きが第
1実施例の巻線区分■における巻回の向きと逆になって
いる。
すなわち巻線区分■′においては、転位電線Aの巻回は
第1の単位コイルe′の内側から2番目の巻回A33か
ら始まり、単位コイルe′においても巻回A33から最
外側の巻回A40まで内側から外側に向って巻回され、
巻回A40から外渡り線部分106により第2の単位コ
イルf′の外側から2番目の巻回A41に移り、単位コ
イルf′において巻回A41から最内側の巻回A48ま
で外側から内側に向って巻回されており、他方平角電線
Bの巻回は第2の単位コイルf′の最外側の巻回A33
から始まり、単位コイルf′において巻回B33がら内
側から2番目の巻回B40まで外側から内側に向って転
位電線Aの各巻回間に順次挾み込み巻回され、巻回B4
0から内渡り線部分206により第1の単位コイルe′
の最内側の巻回B41に移り、単位コイルe′において
巻回B41から外側から2番目の巻回B48まで内側か
ら外側に向って転位電線Aの各巻回間に順次挾み込み巻
回されている。
第1の単位コイルe′の内側から2番目の巻回A33か
ら始まり、単位コイルe′においても巻回A33から最
外側の巻回A40まで内側から外側に向って巻回され、
巻回A40から外渡り線部分106により第2の単位コ
イルf′の外側から2番目の巻回A41に移り、単位コ
イルf′において巻回A41から最内側の巻回A48ま
で外側から内側に向って巻回されており、他方平角電線
Bの巻回は第2の単位コイルf′の最外側の巻回A33
から始まり、単位コイルf′において巻回B33がら内
側から2番目の巻回B40まで外側から内側に向って転
位電線Aの各巻回間に順次挾み込み巻回され、巻回B4
0から内渡り線部分206により第1の単位コイルe′
の最内側の巻回B41に移り、単位コイルe′において
巻回B41から外側から2番目の巻回B48まで内側か
ら外側に向って転位電線Aの各巻回間に順次挾み込み巻
回されている。
第1の巻線区分■における転位電線Aの最終巻回A32
は、巻線を外側から内側へと横切る渡り線部分303に
より第2の巻線区分■′における転位電線Aの最初の巻
回A33に接続され、第1の巻線区分■における平角電
線Bの最終巻回B32は外渡り線部分107により第2
の巻線区分■′における平角電線Bの最初の巻回B33
に接続され、また第2の巻線区分■′における転位電線
Aの最終巻回A48は、巻線を内側から外側に横切る渡
り線部分304により第3の巻線区分lにおける転位電
線Aの最初の巻回A49に接続され、第2の巻線区分■
′における平角電線Bの最終巻回B48は外渡り線部分
108により第3の巻線区分■における平角電線Bの最
初の巻回B49に接続され、以下同様に接続されて、各
巻線区分における転位電線A及び平角電線Bが転位電線
Aごと及び平角電線Bごとに直列接続されている。
は、巻線を外側から内側へと横切る渡り線部分303に
より第2の巻線区分■′における転位電線Aの最初の巻
回A33に接続され、第1の巻線区分■における平角電
線Bの最終巻回B32は外渡り線部分107により第2
の巻線区分■′における平角電線Bの最初の巻回B33
に接続され、また第2の巻線区分■′における転位電線
Aの最終巻回A48は、巻線を内側から外側に横切る渡
り線部分304により第3の巻線区分lにおける転位電
線Aの最初の巻回A49に接続され、第2の巻線区分■
′における平角電線Bの最終巻回B48は外渡り線部分
108により第3の巻線区分■における平角電線Bの最
初の巻回B49に接続され、以下同様に接続されて、各
巻線区分における転位電線A及び平角電線Bが転位電線
Aごと及び平角電線Bごとに直列接続されている。
次に本願第2発明の巻線は、巻線の線路端子に近い部分
は前記本願特定発明の巻線により構成し、線路端子から
遠い中性点端子側又は巻線中央部は転位電線Aの断面積
と平角電線Bの断面積との合計断面積に等しい断面積を
有する一本の転位電線な双成コイルに連続巻回してなる
巻線区分を直列接続して構成するものである。
は前記本願特定発明の巻線により構成し、線路端子から
遠い中性点端子側又は巻線中央部は転位電線Aの断面積
と平角電線Bの断面積との合計断面積に等しい断面積を
有する一本の転位電線な双成コイルに連続巻回してなる
巻線区分を直列接続して構成するものである。
第4図は本願第2発明の巻線の第1実施例の巻線接続図
を示す。
を示す。
本実施例の巻線は、線路端子りに近い部分は第2図に示
す本願特定発明の第1実施例の巻線と同様の構成と1−
1中性端子Nに近い部分は転位電線Aの断面積と平角電
線Bの断面積の合計断面積に等して断面積を有する1本
の転位電線Cを双成コイルに連続巻回した巻線区分■、
・・・・・・を順次直列接続して構成したものである。
す本願特定発明の第1実施例の巻線と同様の構成と1−
1中性端子Nに近い部分は転位電線Aの断面積と平角電
線Bの断面積の合計断面積に等して断面積を有する1本
の転位電線Cを双成コイルに連続巻回した巻線区分■、
・・・・・・を順次直列接続して構成したものである。
また第5図は本願第2発明の巻線の第2実施例の巻線接
続図を示す。
続図を示す。
本実施例の巻線は、線路端子りに近い部分は第3図に示
す本願特定発明の第2実施例の巻線と同様の構成とし、
中性点端子Nに近い部分は転位電線Aの断面積と平角電
線Bの断面積の合計断面積に等しい断面積を有する1本
の転位電線Cを双成コイルに連続巻回した巻線区分■、
・・・・・・を順次直列に接続して構成したものである
。
す本願特定発明の第2実施例の巻線と同様の構成とし、
中性点端子Nに近い部分は転位電線Aの断面積と平角電
線Bの断面積の合計断面積に等しい断面積を有する1本
の転位電線Cを双成コイルに連続巻回した巻線区分■、
・・・・・・を順次直列に接続して構成したものである
。
なお前記実施例では、巻線端子の片方が中性点端子であ
る場合について説明したが、巻線端子の両方が線路端子
である場合には、線路端子に近い巻線の両端部は特定発
明の巻線で構成し、巻線中央部を巻線区分■、・・・・
・・を直列に接続して構成する。
る場合について説明したが、巻線端子の両方が線路端子
である場合には、線路端子に近い巻線の両端部は特定発
明の巻線で構成し、巻線中央部を巻線区分■、・・・・
・・を直列に接続して構成する。
以上のように本願特定発明は、転位電線Aを連続巻きと
し、該転位電線Aの各巻回間に所定の電位差を与えるよ
うに略2単位コイル分の巻回数だけ巻回数をずらせた平
角電線Bの巻回を順次挾み込み巻回してなる巻線区分■
と、前記転位電線Aの各巻回間に所定の電位差を与える
ように略1単位コイル分の巻回数だけ巻回数をずらせた
平角電線Bの巻回を挾み込み巻回してなる巻線区分■又
■′を交互に配置し、各巻線区分の転位電線A及び平角
電線Bをそれぞれ転位電線Aごと及び平角電線Bごとに
直列に接続して転位電線Aと平角電線Bを並列に設ける
ようにしたものであるから、可撓性の悪い転位電線は巻
線作業の最も容易な普通円板巻線に巻回し、この転位電
線と一緒に巻き込んだ平角電線の接続により構成するこ
とができるので、多数の平角電線を並列に持って巻回し
ていた従来の大容量高電圧巻線に比べて巻線作業が非常
に簡単であり、さらに第1図に示す先行発明の巻線に比
べて巻線区分■の部分の直列容量を大幅に増大させるこ
とができ、この部分の電位分布のみならず巻線全体の電
位分布を太き(改善することができる。
し、該転位電線Aの各巻回間に所定の電位差を与えるよ
うに略2単位コイル分の巻回数だけ巻回数をずらせた平
角電線Bの巻回を順次挾み込み巻回してなる巻線区分■
と、前記転位電線Aの各巻回間に所定の電位差を与える
ように略1単位コイル分の巻回数だけ巻回数をずらせた
平角電線Bの巻回を挾み込み巻回してなる巻線区分■又
■′を交互に配置し、各巻線区分の転位電線A及び平角
電線Bをそれぞれ転位電線Aごと及び平角電線Bごとに
直列に接続して転位電線Aと平角電線Bを並列に設ける
ようにしたものであるから、可撓性の悪い転位電線は巻
線作業の最も容易な普通円板巻線に巻回し、この転位電
線と一緒に巻き込んだ平角電線の接続により構成するこ
とができるので、多数の平角電線を並列に持って巻回し
ていた従来の大容量高電圧巻線に比べて巻線作業が非常
に簡単であり、さらに第1図に示す先行発明の巻線に比
べて巻線区分■の部分の直列容量を大幅に増大させるこ
とができ、この部分の電位分布のみならず巻線全体の電
位分布を太き(改善することができる。
また本願第2発明は、巻線の線路端子に近い部分は前記
本願特定発明の巻線で構成し、線路端子から遠い中性点
端子側又は巻線中央部に転位電線Aの断面積と平角電線
Bの断面積の合計断面積に等しい断面積を有する一本の
転位電線Cを連続巻回した巻線区分■を直列に接続して
構成するものであるから、特定発明の巻線の衝撃電圧特
性をほとんど損なうことなく巻線作業工数を大幅に削減
することができるものである。
本願特定発明の巻線で構成し、線路端子から遠い中性点
端子側又は巻線中央部に転位電線Aの断面積と平角電線
Bの断面積の合計断面積に等しい断面積を有する一本の
転位電線Cを連続巻回した巻線区分■を直列に接続して
構成するものであるから、特定発明の巻線の衝撃電圧特
性をほとんど損なうことなく巻線作業工数を大幅に削減
することができるものである。
第1図は先行発明の巻線の接続図、第2図及び第3図は
本願特定発明の第1実施例及び第2実施例の巻線の接続
図、第4図及び第5図は本願第2発明の第1実施例及び
第2実施例の巻線の接続図である。 A・・・・・・転位電線、B・・・・・・平角電線、C
・・・・・・転位電線、L・・・・・・線路端子、N・
・・・・・中性点端子。
本願特定発明の第1実施例及び第2実施例の巻線の接続
図、第4図及び第5図は本願第2発明の第1実施例及び
第2実施例の巻線の接続図である。 A・・・・・・転位電線、B・・・・・・平角電線、C
・・・・・・転位電線、L・・・・・・線路端子、N・
・・・・・中性点端子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 転位電線Aを連続巻きとし、該転位電線Aの各巻回
間に所定の電位差を与えるように略2単位コイル分の巻
回数だけ巻回数をずらせた平角電線Bの巻回を挾み込み
巻回してなる巻線区分■と、前記転位電線Aの各巻回間
に所定の電位差を与えるように略1単位コイル分の巻回
数だけ巻回数をずらせた平角電線Bの巻回を挾み込み巻
回してなる巻線区分■又は■′とを交互に配置し、前記
巻線区分■及び■又は■′の転位電線A及び平角電線B
をそれぞれ転位電線Aごと及び平角電線Bごとに直列に
接続して前記転位電線Aと平角電線Bとを並列に設けて
なる静止誘導電器用円板巻線。 2 巻線の線路端子りに近い部分は、転位電線Aを連続
巻きとし、該転位電線の各巻回間に所定の電位差を与え
るように略2単位コイル分の巻回数だけ巻回数をずらせ
た平角電線Bの巻回を挾み込み巻回してなる巻線区分I
と、前記転位電線Aの各巻回間に所定の電位差を与える
ように略1単位コイル分の巻回数だけ巻回数をずらせた
平角電線Bの巻回を挾み込み巻回してなる巻線区分■又
は■′を交互に配置し、前記各巻線区分■及び■又は■
′の転位電線A及び平角電線Bをそれぞれ転位電線Aご
と及び平角電線Bごとに直列に接続して構成し、巻線の
中性点端子N側又は巻線中央部は前記転位電線Aの断面
積と前記平角電線Bの断面積の合計断面積に等しい断面
積を有する1本の転位電線Cを連続巻回してなる巻線区
分■を直列接続して構成した静止誘導電器用円板巻線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3957779A JPS5818769B2 (ja) | 1979-04-02 | 1979-04-02 | 静止誘導電器用円板巻線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3957779A JPS5818769B2 (ja) | 1979-04-02 | 1979-04-02 | 静止誘導電器用円板巻線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55132015A JPS55132015A (en) | 1980-10-14 |
JPS5818769B2 true JPS5818769B2 (ja) | 1983-04-14 |
Family
ID=12556924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3957779A Expired JPS5818769B2 (ja) | 1979-04-02 | 1979-04-02 | 静止誘導電器用円板巻線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5818769B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0520539Y2 (ja) * | 1984-02-10 | 1993-05-27 | ||
JPH0520540Y2 (ja) * | 1984-02-10 | 1993-05-27 |
-
1979
- 1979-04-02 JP JP3957779A patent/JPS5818769B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0520539Y2 (ja) * | 1984-02-10 | 1993-05-27 | ||
JPH0520540Y2 (ja) * | 1984-02-10 | 1993-05-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55132015A (en) | 1980-10-14 |
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