JPS5814884B2 - レ−ル持上げ装置 - Google Patents

レ−ル持上げ装置

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Publication number
JPS5814884B2
JPS5814884B2 JP53098928A JP9892878A JPS5814884B2 JP S5814884 B2 JPS5814884 B2 JP S5814884B2 JP 53098928 A JP53098928 A JP 53098928A JP 9892878 A JP9892878 A JP 9892878A JP S5814884 B2 JPS5814884 B2 JP S5814884B2
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JP
Japan
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rail
frame
hydraulic cylinder
track
climbing
Prior art date
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Expired
Application number
JP53098928A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5526371A (en
Inventor
木村長市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP53098928A priority Critical patent/JPS5814884B2/ja
Publication of JPS5526371A publication Critical patent/JPS5526371A/ja
Publication of JPS5814884B2 publication Critical patent/JPS5814884B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、軌道整正機に設けられたレール持上げ装置の
改良に関する。
一般に、軌道整正機は、道床バラストの落込みなどによ
る軌道の高低および水準の狂いを検出し、それを整正す
るもので、第1図に示すように、走行車両1にレール持
上げ装置2と道床タンピング装置3とが設けられており
、前部基準装置4と後部基準装置5との間に設けられた
検出装置6によって軌道の高低および水準の狂いを検出
し、その検出信号に応じてレール持上げ装置および道床
タンピング装置の各油圧機構を順次駆動して軌道の整正
を行なうように構成されている。
従来、このような軌道整正機にあっては、第2図に示す
ように、軌道7のカーブ部分では車体中心aと軌道中心
bとがレール持上げ箇所Aで距離Xのずれを生じ、また
軌道7のカーブ部分ではその曲率に応じたカント(内側
レールと外側レールの高低差)が設けられているため、
第3図に示すように、′軌道整正機の車体が傾いた状態
でレール持上げ装置2によってレール28をこう上させ
ると、扛上したレール28に横方向の力が作用し、レー
ル28は内軌側に移動する。
そのため、軌道7の通り狂い(レール軌間線の長手力向
の左右狂い)を生じ、高低および水準整正の後作業とし
て通り整正を行なう必要があり、非常に作業性の悪いも
のになっている。
本発明はこのような点を考慮してなされたもので、軌道
のカーブ部分において、通り狂いを生ずることなくレー
ルをこう上させることのできるレール持上げ装置を提供
するものである。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施例について詳
述する。
第4図は本発明によるレール持上げ装置の基本的な構成
を示すもので、軌道整正機側に一体に取付けられたレー
ル持上げ装置の取付けフレーム8に対して、左、右のレ
ールをそれぞれキャッチするレールキャッチ9およびレ
ールこう上用油圧シリンダ20が各々設けられたレール
こう上用フレーム11を傾動かつ摺動自在に取付け、軌
道のカーブ部分で軌道整正器か傾いた場合または軌道と
車体中心のずれ量を生じたときにはその傾きに応じてそ
のレールこう上用フレーム11を傾動してこれが常に鉛
直になるように保持させ、レール28を真上に持ち上げ
ることができるようにした。
第5図ないし第7図は本発明によるレール持上げ装置の
具体的な構成例を示すもので、軌道整正機の車体(図示
せず)側に一体に設けられたレール持上げ装置の取付フ
レーム8上にスライド部材12(第7図参照)を介して
取付けられ、かつその取付フレーム8の前縁および後縁
にそれぞれ設けられたガイド1 3 a ,1 3 b
によって案内され、取付フレーム8上を前後にずれるこ
となく左、右摺動できるように設けられた取付部材14
と、シリンダ本体17aが支持部材15によって車体側
に取付けられ、ピストンロツド17bの先端が連結ピン
16を介して前記取付部材14に取付けられ、その駆動
時には取付部材14を左、右に摺動させる17aと17
bより成る横移動用油圧シリンダ17と、取付部材14
の左右に、シリンダ本体20aがシリンダブラケット1
8と軸21を介して回動自在に取付けられたレールこう
上用油圧シリンダ20と、このレールこう上用油圧シリ
ンダ20のピストンロツド20bの先端に連結軸22を
介して回動自在に連結され、かつ長手力向に穿設された
長孔19を介して上下移動可能に取付部材14の左右に
それぞれ設けられたレールこう上用フレーム11と、何
れか一方のレールこう上用フレーム11に取付けられて
その傾きを検出し、その検出信号を前記横移動用油圧シ
リンダ17の油圧装置(図示せず)に送る水準器23と
、前記各レールこう上用フレーム11の下端にそれぞれ
連結ピン24を介して回動自在に取付けられ、かつ互い
に結合部材25によって一体に結合されたキャッチ箱2
6と、これら各キャッチ箱26内に1つの連結ピンによ
って回動自在に取付られたレール28の外側および内側
をそれぞれクランプするレールキャッチ29 ,30と
、同じく各キャッチ箱26にそれぞれ取付けられ、各レ
ールキャッチ29 ,30の各開閉駆動を行なうレール
キャッチ用油圧シリンダ31,32と、各キャッチ箱2
6の前、後にそれぞれ取付けられたガイド車輪33 ,
34によって構成されている。
このように構成された本発明によるレール持上げ装置の
動作について、以下説明する。
軌道整正機が軌道のカーブ部分にさしかかって車体が第
3図に示すようにその部分のカントに応じて傾<(レー
ルこう上用フレーム11も傾く)と、レールこう上用フ
レーム11に取付けられた水準器23がその傾き番検出
し、その検出信号に応じて横移動用油圧シリンダ17が
駆動される。
これによりレールこう上用フレーム11の取付部材14
が取付フレーム8上をその傾斜方向と反対方向に摺動し
、レールこう上用フレーム11が第4図に示すように鉛
直になると、前記水準器23の出力が零となって横移動
用油圧シリンダ17の駆動が停止される。
なお、移動用油圧シリンダ17を駆動してレールこう上
用フレーム11を鉛直になるまでひき起こす際、これら
各レールこう上用フレーム11の下端は連結ピン24に
よってキャッチ箱26に対してそれぞれ回動するため、
結合部材25によって一体になった左、右のキャッチ箱
26はレール軌道の傾きにしたがって、傾斜したま5レ
ールこう上用フレーム11の回動に関係なく、左、右の
レール28上にそれぞれ位置することになる。
このように、レール軌道のカーブ部分でレールこう上用
フレーム11が垂直に保持された状態で、あとは従来通
りレールキャッチ用油圧シリンダ31,32およびレー
ルこう上用油圧シリンダ20を適宜駆動させることによ
りレールを持上げる。
このとき前述のように、軌道の傾きに応じてキャッチ箱
26内のレールキャッチ29,30が左、右のレール2
8を確実にクランプした状態でこのレールを鉛直方向に
持上げるため、従来のようにレールが内軌側に移動して
軌道の通り狂いを生ずることは全くない。
以上、本発明によるレール持上げ装置は、軌道整正機側
の取付フレームにスライド部材を介してその取付フレー
ム上を横移動用油圧シリンダによって左、右に移動でき
るようにレールこう上フレームの取付部材を設け、この
取付部材にそれぞれシリンダブラケットおよび長孔を設
け、回動および上下移動可能なようにレールこう上フレ
ームを取付けるとともに、これら各レールこう上フレー
ムの下端に互いに一体に結合されたキャッチ箱を回動自
在に取付け、レールこう上フレームに取付けた水準器に
よってその傾き状態を検出し、このレールこう上フレー
ムが鉛直位置に保持されるようにその検出信号に応じて
前記横移動用油圧シリンダを自動的に駆動するようにし
たもので、力一ブ部分でレールをその所定のカント状態
に保たせたままで鉛直方向に持上げることができ、従来
のように通り狂いを生ずることがなく能率の良い高低あ
るいは水準整正作業などを行なわせることができるとい
う優れた利点を有している。
また本発明によるレール持上げ装置はカーブ部分でレー
ルを持上げる必要のある作業車全搬にこれを取付けるこ
とができ、特に通り整正機を組合せたものではこのレー
ル持上げ装置によって左または右の通り整正時の高低に
及ぼす誤差を左右同量にすることができることになる。
【図面の簡単な説明】 第1図は一般的な軌道整正機の構造を示す簡略構成図、
第2図は軌道のカーブ部分における軌間中心と軌道整正
機の中心との関係を示す簡略図、第3図は軌道のカーブ
部分における従来のレール持上げ装置の状態を示す簡略
図、第4図は同じく本発明によるレール持上げ装置の状
態を示す簡略図、第5図ないし第7図は本発明の一実施
例によるレール持上げ装置の正面図、上面図および側面
図である。 8・・・・・・取付けフレーム、9・・・・・・レール
キャッチ、10・・・・・・レールこう上用油圧シリン
ダ、11・・・・・・レールこう上用フレーム、12・
・・・・スライド部材、14・・・・・・取付部材、1
7・・・・・・横移動用油圧シリンダ、18・・・・・
ウリンダブラケット、19・・・・・・長孔、20・・
・・・・レールこう上用油圧シリンダ、23・・・・・
・水準器、26・・・・・・キャッチ箱、29.30・
・・・・・レールキャッチ、31,32・・・・・・レ
ールキャッチ用油圧シリンダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 軌道整正機の車体に設けられた取付フレームと、前
    記取付フレーム上をスライド部材を介して、前記車体側
    に取付けられた横移動用油圧シリンダにより左右に移動
    できるように設けられた取付部材と、各レール上を転動
    じ、各レール頭部と係合するレールキャッチを有し、互
    に結合部材で結合されたレールキャッチ箱と、前記取付
    部材にシリンダブラケットを介して、各レール上方に取
    付けられたレールこう上用油圧シリンダと、上端部は前
    記レールこう上用油圧シリンダのピストンロツドの先端
    と連結軸で回動自在に、下端部は前記レールキャッチ箱
    に連結ピンで回動自在にそれぞれ連結され、前記取付フ
    レームに対して上下方向に移動できるように設けられた
    レールこう上用フレームと、前記レールこう上用フレー
    ムの少なくとも一方に取付けられ、前記レールこう上用
    フレームの傾きを検出する水準器とから成り、前記水準
    器の検出信号に応じて前記横移動用油圧シリンダを駆動
    し、前記レールこう上用フレームを常に鉛直に保持する
    ようにしたレール持上げ装置。
JP53098928A 1978-08-14 1978-08-14 レ−ル持上げ装置 Expired JPS5814884B2 (ja)

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JPS5526371A JPS5526371A (en) 1980-02-25
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JPH0221028Y2 (ja) * 1983-09-12 1990-06-07

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5095903A (ja) * 1973-12-26 1975-07-30

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