JPS58148567A - 遠隔操作回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は遠隔操作回路に係わり、特にテレビ受信機の選
局、電源の開閉、音量調節等を無線で遠隔操作する遠隔
操作回路に関する。

〔発明の技術的背景〕

遠隔操作回路はリモコン送信機に組込まれた送信回路Ｓ
とテレビ受信機等に組込まれた受信回路Ｒで形成されて
いる。

第１図（４）はリモコン送信機のブロック図である。

リモコン送信機は送信符号形成部りと遠隔操作回路の送
信回路ジで構成されておシ、送信符号形成部りから入力
ビンＰＩを介して得たリモコン符号を変調回路１で変調
し、モード送信回路２の赤外発光ダイオード等から出力
する。なお、送信符号形成部７はキーボード８、エンコ
ード回路９及びノくラレルシリアル変換器１０で形成さ
れている。第１図（４）の符号３は搬送波発生回路であ
る。

第１図ω）はテレビ受信機に設けられた遠隔操作回路の
受信回路Ｒと、この受信回路Ｒから出力され九リモコン
符号をテレビ制御信号に変換するテレビ制御信号形成部
１１のブロック図である。第１図（４）のモ−ド受信回
路２の赤外発光ダイオード等から出力されたリモコン符
号は受信回路界のモード受信回路４に設けた受光素子で
受信され、増幅器５を介して、検波回路６に送出される
。検波回路６は、このリモコン符号を検波して出力ピン
Ｐｏを介してテレビ制御信号形成部１１に送出する。テ
レビ制御信号形成部１１は入力されたリモコン符号をテ
レビ制御信号に変換し、テレビ受信機の被制御回路に端
子１１鳳を介して送出する。テレビ受信機はリモコン符
号に応じて選局、電源の開閉、音量調節等の各種モード
を実行する。なお、第１図（Ｂ）の１２はシリアルパラ
レル変換器、１３はデコード回路である。

〔背景技術の問題点〕

遠隔操作回路の送信回路斗と受信回路界とは通常のテレ
ビ受信機の視聴範囲（約７ｍ前後）１１れており、この
周囲には太陽光やけい光灯等の光源がある。このため、
これ等の光源等による誤動作を防止出来るように、送信
回路旦では一連のリモコン符号を２回送信し、受信回路
界では２回受信した一連のリモコン符号が一致したとき
のみ有効なリモコン符号と見做す等の雑音対策が提案さ
れている。然かるに、この種の雑音対策では雑音による
誤動作は阻止出来るが、不動作による弊害を除去するこ
とが出来ない等の欠点を有している。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、雑音の発生している周波数帯と雑音レ
ベルに応じて搬送波の周波数とレベルをその都度変更す
ることにより送受信エラーを減少せしめた遠隔操作回路
を提供するにある。

〔発明の概要〕

本発明は搬送周波数帯域内の雑音分布を調べて、雑音の
少ない搬送周波数に係わる伝送路を用意し、且つリモコ
ン符号送出前に送信回路から送出される起動信号を前記
伝送路で受信し、用意され九伝送路に関する周波数とレ
ベルに関する情報を確認コードとして送信回路に返送す
るよう構成しである。送信回路では返送された確認コー
ドに基づき雑音の少ない伝送路から所定のレベルでリモ
コン符号を送信し、雑音の影響を取除くようにしたもの
である。

〔発明の実施例〕

本発明になる遠隔操作回路の一実施例を図面と共に詳述
する。

第２図囚（ｅ）と第１図固体）で同一のものには同一符
号を付しであるから説明を省略する。

＃！２図ｃＡ）において旦′は遠隔操作回路の送信回路
である。送信回路釘は送信符号形成部りから起動信号及
び一連のリモコン符号を入力ビンＰ１を介して入力され
、この起動信号及び一連のリモコン符号を変調回路１で
変調し、モード送信回路２に設は九赤外発光ダイオード
から出力する。

送信回路Ｓ′には基本波発生回路１４、搬送波送出回路
１５、送信レベル制御回路１６、確認コード受信回路１
Ｔ及びデコード回路１８が設けである。

搬送波送出回路１５は基本波発生回路１４で得た基本波
を分周し、複数の搬送波を形成し、この搬送波を変調回
路１に送出する。この複数の搬送波は以下の説明のため
第１搬送波ｆｌ、第２搬送波ｆ！および第３搬送波ｆ、
の３樵類とする。搬送波送出回路１５はデコード回路１
８の出力に応じて前記第１の搬送波ｆｌ、第２の搬送波
ｆ！又は第３の搬送波ｒｓのうちの１つを変調回路１に
送出する。

送信レベル制御回路１６はデコード回路１８の出力に応
じてモード送信回路２に設けた赤外発光ダイオードの出
力を制御する。

確認コード受信回路１７はモード送信回路２から送信さ
れた起動信号が第２図（Ｂ）の受信回路彰で受信された
とき、゛受信回路Ｒ′から返送されてくる確認コードｆ
Ｋを受信し、デコード回路１８に送出する。

確認コードｆＫには受信回路Ｒ′で受信準備の完了した
伝送路の番号と送信レベルに関する情報が含まれており
デコード回路１８はこの情報をデコードして、デコード
に応じて搬送波送出回路１５及び送信レベル制御回路１
６を制御する。

第２図（Ｂ）はテレビ受僚機に組込まれた遠隔操作回路
の受信回路Ｒ′である。受信回路Ｒ′は送信回路旦′か
ら受信した起動信号を受け、確認信号送出回路２５から
確認信号ｆＫを送信回路Ｓ′に送出する。

又、更に引続いて堺信回路旦′から送出されるリモコン
符号を受信し、このリモコン符号に応じた信号を出力ビ
ンＰａを介してテレビ制御信号形成部１−１のシリアル
パラレル変換器１２に送出する。

受信回路見′には制御回路１９、同調電圧発生回路２０
、可変同調回路２１、検波レベル検出回路２２、雑音分
布記憶回路２３、信号パターン識別回路２４及び確認コ
ード送信回路２５が設けである。

制御回路１９は第１同調電圧ｖ１、第２同調電圧ｖ意、
又は第３同調電圧ｖ１が可変同調回路２１に出力される
ように同調電圧発生回路２０を制御する。制御回路１９
．は第１の搬送波ｆ１．第２の搬送波ｆ１並びに第３の
搬送波ｆｓに係わる夫々の伝送路の雑音分布を試験する
ため試験ｔｌｉｌＪ　御を行なう、この試験制御は第１
同ｌ；１１電圧Ｖｌ・・・を順次可変同調回路２１に送
出し、検波回路６、検波レベル検出回路２２を介して得
た前記第１の搬送波ｆｌ・・・に係わる雑音分布を順次
雑音分布記憶回路２３に記憶させる制御である。制御回
路１９は前記試験制御に応じて雑音レベルの最小となっ
た第１の搬送波−・・・の１つに同調するよう可変同調
回路２１を同調電圧発生回路２０を介して制御する。こ
の制御を同調指定制御という。同調指定制御が行なわれ
、可変同調回路２１が１つの搬送周波数に同調するよう
設定されているときモード受信回路４が動作すると検波
回路６の出力は総べて検波レベル検出回路２２を介して
信号パターン識別回路２４に送出される。

信号パターン識別回路２４は検波レベル検出回路２２で
形成された信号パターンを識別し異常に長い信号を雑音
、所定の長さの信号を起動信号と定め制御回路に識別結
果を出力する。前記所定の喪さｆ′ｉ１５　ｍｓであり
、３０ｍ５以上の信号パターンを雑音と定めである。

確認コード送出回路２５は信号パターン識別回路２４で
起動信号のパターンを検出されたとき制御回路１９から
同調指定制御を行なっている伝送路の番号と、送出レベ
ルとの情報を確認コードｆＫとして出力する。なお、確
認コードｆＫの伝送媒体並びに搬送周波数は適宜定めら
れである。

又、信号パターン識別回路２４で雑音が識別きれたとき
は制御回１Ｉ６１９で試験制御が行なわれる。

第３図はｔ４２図（Ｂ）の可変同調回路２１の回路図で
あシ、可変容量ダイオードＣｖに同調電圧発生回路２０
から送出される第１同調電圧ｖ１・・・に応じて同調周
波数が変化する。第３図中符号Ｑ里はトランジスタであ
シ、トランジスタＱｓはモード受。

信回路４で受信した信号を増幅器５を介してベースに入
力される。

ここで、試験制御が行なわれ、最適伝送路が第３伝送路
と定められ、可変同調回路２１の同調周波数は第３の搬
送波ｆ１に同調するよう同調指定制御で指定されており
、この状態で槙２図（４）のキーボード８が操作される
とする。操作はテレビ受信機の選局に関するものであり
第１チヤネルが選局されたと仮定する。前記第１チヤネ
ルの選局操作に応じてエンコード回路９、パラレルシリ
アル変換器１０を介して、先ず、起動信号が搬送波送出
回路１５で形成された、第１の搬送波ｆ＋、第２の搬送
波ｆ！及び第３の搬送波ｆ１で変調されてモード送信回
路２から出力される。このため第４図ノ）＠（ト）に示
すごとく、起動信号が第４図（Ｂ）の波形ωＩに応じて
波形ω「　、ω−及び０丁で送信される。波形０皿の幅
は１５ｍ５である。この起動信号に応じて、確認コード
ｆ３が＠３図（Ｃ）に示す波形ω、で返送される。波形
ω、は５　ｍｓであり、１ｍａごとに「１０ｘｘΔ」の
５ビツトで形成され「××」ビットで伝送路の指定、「
Δ」ビットでレベルの指定を行なっている。なお「１０
」ビットはリーグビットである。デコード回路１８では
第３伝送路が指定され、送出レベルは例えが「Ｌ」と指
定されているから、指定にもとづいて第４図俤）のリモ
コン符号ω□及びω１を第３の搬送波ｆ、で変調して波
形ω畠として出力する。なお、リモコン符号は１．１　
ｍｍごとに１ビツトを形成しｒｌ　０１　ｘｘｘｘｘＪ
で波形ω宜及びω３は夫々９　ｍｍとなっている。この
リモコン符号の「１０１」がリーダビット、「××××
×」の５ビツトがデータビットとなっている。第１チヤ
ネルの選局に係わるデータビットをｌ’−００００１ｊ
とすると波形ω諺とω婁は「１ｏ１００００１Ｊとなる
。従って、１回のキーボード操作で、リモコン符号が２
回送出される。シリアルパラレル変換器１２では前記リ
モコン符号をパラレル出力に変換し、デコード回路１３
を介して端子１１．からテレビ制御信号を出力する。雑
音が混入されリモコン符号のデコードが出来ないときは
テレビ制御信号は形・成されない、又、ｔＩＸ４図（Ｂ
）の波形ω寞　、ω禦　、ωＳが全部送出される迄の時
間は約４５　ｍｓである。

この波形ωｌ　、ω意　、ω畠は連続した時間が２０ｍ
３以上となることがないので、信号パターン識別回路の
雑音識別時間を前述したごと（３０ｍｓ以前記実施例で
は第１の搬送波ｆ１・・・を同時に送出しであるが、時
間ごとに順次送出するようにしてもよい。又、リモコン
符号は確認コードｆＫを受信したか否かに係わらず約１
０ｍ８後に送出するようになっているが、確認コードｆ
Ｋの受信を条件にして送出するような方式にしてもよい
。

〔発明の効果〕

本発明になる遠隔操作回路は複数の伝送路の雑音分布を
探索する探索手段と、この探索手段で得た雑音分布に応
じて同調周波数を変更出来る同調回路とを設けた受信回
路と、この受信回路から得た同調周波数に係わる伝送路
の情報を受信する受信手段を設けた送信回路とを具備し
た構成としであるため、常に雑音の少ない搬送周波数を
伝送路としてリモコン符号を送受信出来る特長を有して
いる。このため、雑音によりリモコン符号の送受信が妨
害されることがなく、従来に比べて無効動作を減少出来
る。

又、最適搬送周波数の伝送路の送信レベルに係わる情報
を受信する受信手段とこの受信手段で得九送信レベルに
係わる情報に応じて搬送波の送信レベルを調整する送信
レベル調整手段とを具備し九構成としであるから、赤外
発光ダイオードの出力を制御出来る特長を有している。

このため、リモコン送信機にこの遠隔操作回路の送信回
路を組込めば内蔵されている小容量の酸化銀電池の寿命
を従来に比べて延長することが出来る。

【図面の簡単な説明】

Ｊｌ１図（４）及び第１図（Ｂ）は従来の遠隔操作回路
の送信回路及び受信回路のブロック図、第２図（４）及
び第２図（６）は本発明による遠隔操作回路の送信回路
及び受信回路の一実施例のブロック図、第３図は第２図
（Ｂ）の可変同調回路の回路図、第４図囚〜（ト）は第
２図■及び第２図中）のタイムチャートである。 図中符号且′は送信回路、旦′は受信回路、１４は基本
波発生回路、１５は搬送波送出回路、１６は送信レベル
制御回路、１７は確認コード受信回路、１８はデコード
回路、１９は制御回路、２０は同調電圧発生回路、２１
は可変同調回路、２２は検波レベル検出回路、２３は雑
音分布記憶回路、２４は信号パターン識別回路、２５は
確認コード送信回路である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）搬送周波帯域内に異なる搬送周波数を割当てられ
   た複数の伝送路を介して送信回路から受信回路にリモコ
   ン符号を送出する遠隔操作回路において、前記複数の伝
   送路の雑音分布を探索する探索手段と該探索手段で得た
   雑音分布に応じて同調周波数を変更出来る同調回路とを
   設は九前記受信回路と、前記受信回路から得た前記同調
   周波数に係わる前記伝送路の情報を受信する受信手段を
   設けた前記送信回路とを具備し、前記雑音分布に応じて
   最適搬送周波数の前記伝送路を介して前記リモコン符号
   を送受信するよう構成したことを特徴とする遠隔操作回
   路。
2. （２）最適搬送周波数の伝送路の送信レベルに係わる情
   報を受信する受信手段と、該受信手段で得九前記送信レ
   ベルに係わる情報に応じて搬送波の前記送信レベルを調
   整する送信レベル調整手段とを具備し、前記リモコン符
   号を送信するよう構成したことを特徴とする特詐情求の
   範囲第１項記載の遠隔操作回路。