JPS5814838B2 - し尿処理方法 - Google Patents
し尿処理方法Info
- Publication number
- JPS5814838B2 JPS5814838B2 JP53159715A JP15971578A JPS5814838B2 JP S5814838 B2 JPS5814838 B2 JP S5814838B2 JP 53159715 A JP53159715 A JP 53159715A JP 15971578 A JP15971578 A JP 15971578A JP S5814838 B2 JPS5814838 B2 JP S5814838B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- human waste
- nitrified
- aeration
- human
- treatment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Activated Sludge Processes (AREA)
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、硝化し尿をスラツジとともに循環流動させな
がら曝気する曝気槽に対し、前記硝化し尿の曝気部分へ
の返送部にし尿を供給して、該し尿を硝化処理するし尿
処理方法に関する。
がら曝気する曝気槽に対し、前記硝化し尿の曝気部分へ
の返送部にし尿を供給して、該し尿を硝化処理するし尿
処理方法に関する。
この種のし尿処理方法では、し尿は通常１０倍以上の希
釈倍率でもって希釈されて曝気槽に供給され硝化される
ものであった。
釈倍率でもって希釈されて曝気槽に供給され硝化される
ものであった。
これは、この様な高倍率の希釈を行なわずにし尿を曝気
槽に供給すると、曝気槽内で、し尿供給部分と、それと
は異なる部分とにおいて、ＢＯＤや有機窒素濃度に大幅
な差が生じ、これがために微生物の活性が阻害されて良
好な硝化処理が行なわれないからである。
槽に供給すると、曝気槽内で、し尿供給部分と、それと
は異なる部分とにおいて、ＢＯＤや有機窒素濃度に大幅
な差が生じ、これがために微生物の活性が阻害されて良
好な硝化処理が行なわれないからである。
事実、希釈倍率を３倍程度としたときには酸素等の供給
量を増大しても硝化能率は１０倍以上のときより大幅に
低下した。
量を増大しても硝化能率は１０倍以上のときより大幅に
低下した。
しかし、希釈倍率の低下は水資源の有効利用の面から強
く要望されているものである。
く要望されているものである。
そこで、このように水資源を節約しながら、良好に硝化
処理を行なう手段としては、例えば、特開昭５８−９２
５５１号公報に示されるように、硝化処理を行なう反応
槽内の混合液を、循環用ポンプの吸引で強制的に引き出
し、かつ、循環路に接続した酸素供給管２で酸素を混入
させながら強制的に反応槽内へ送り込む、所謂エジエク
タータイプの硝化処理装置を用いることが知られている
が、このような装置では、希釈水を用いないで水資源を
節約できる利点を有する反面、し尿の急速な強制循環を
行なうための大型の循環用ポンプと、その駆動動力とを
要し、大がかりな設備、並びに、消費動力が大となる不
都合があった。
処理を行なう手段としては、例えば、特開昭５８−９２
５５１号公報に示されるように、硝化処理を行なう反応
槽内の混合液を、循環用ポンプの吸引で強制的に引き出
し、かつ、循環路に接続した酸素供給管２で酸素を混入
させながら強制的に反応槽内へ送り込む、所謂エジエク
タータイプの硝化処理装置を用いることが知られている
が、このような装置では、希釈水を用いないで水資源を
節約できる利点を有する反面、し尿の急速な強制循環を
行なうための大型の循環用ポンプと、その駆動動力とを
要し、大がかりな設備、並びに、消費動力が大となる不
都合があった。
本発明は、この様な実情に鑑み、比較的小型な硝化処理
装置を用いて消費動力の無駄なく硝化能率を向上するこ
とと、水資源の無駄を省くこととを目的とする。
装置を用いて消費動力の無駄なく硝化能率を向上するこ
とと、水資源の無駄を省くこととを目的とする。
本発明によるし尿処理方法の特徴とする構成は、上述し
たような、硝化し尿を循環流動させながら曝気し、硝化
処理する方法において、曝気槽内のし尿液面下で散気管
により酸素含有ガスを供給しながら曝気すると共に、前
記し尿の希釈倍率を１乃至２倍程度にした点にある。
たような、硝化し尿を循環流動させながら曝気し、硝化
処理する方法において、曝気槽内のし尿液面下で散気管
により酸素含有ガスを供給しながら曝気すると共に、前
記し尿の希釈倍率を１乃至２倍程度にした点にある。
このようにすることで、返送処理水中の硝化成分は、し
尿中の高濃度ＢＯＤと接触して迅速に脱窒化されること
となり、この脱窒作用が微生物の活性を助長して曝気に
より良好な好気性処理を行なえるに至ったものである。
尿中の高濃度ＢＯＤと接触して迅速に脱窒化されること
となり、この脱窒作用が微生物の活性を助長して曝気に
より良好な好気性処理を行なえるに至ったものである。
つまり、循環式曝気槽に供給されるし尿の希釈倍率を１
乃至２倍程度とするという従来技術常識からすればまっ
たく逆の手段によって、曝気槽での処理水でありながら
、これに嫌気的作用を生じさせることで、微生物の好気
的活性を維持したものであり、このことによって、水資
源の無駄を省きながら、同時に硝化処理能率を高め得た
ものである。
乃至２倍程度とするという従来技術常識からすればまっ
たく逆の手段によって、曝気槽での処理水でありながら
、これに嫌気的作用を生じさせることで、微生物の好気
的活性を維持したものであり、このことによって、水資
源の無駄を省きながら、同時に硝化処理能率を高め得た
ものである。
又、このように処理することで微生物の増殖も計れるか
ら、分離後のスラツジを返送することもさほど必要では
ない。
ら、分離後のスラツジを返送することもさほど必要では
ない。
さらにまた、硝化し尿を大型ポンプ等を用いて急速に強
制循環させるようなエジエクタータイプのものに比べて
も、硝化し尿を急速循環させるための大がかりな設備や
動力を用いることなく、単なる希釈倍率の効果的な設定
によってこれらの無駄なく能率の良い硝化処理を行なえ
るに至ったものである。
制循環させるようなエジエクタータイプのものに比べて
も、硝化し尿を急速循環させるための大がかりな設備や
動力を用いることなく、単なる希釈倍率の効果的な設定
によってこれらの無駄なく能率の良い硝化処理を行なえ
るに至ったものである。
以下に本発明の実施例を図面に基いて説明する。
空気や純酸素ガス等を導く散気管からなる酸素含有ガス
の供給装置１を槽内底部の液面下に配置した循環式の曝
気槽２に、生し尿あるいは水洗便所等から排出されたし
尿を流路ａを通して硝化処理水の曝気部分への返送部に
供給し、かつこの曝気槽２において、供給されるし尿の
５倍以上の量の硝化し尿を循環させて、し尿をガス撹拌
させながらし尿中の有機物及び窒素化合物を曝気によっ
て化学的に酸化処理すると共に、硝化し尿が含む活性汚
泥による生物的酸化処理によって、生物学的酸素要求量
を低下させると共に、アンモニア窒素等の窒素化合物を
酸化窒素にする。
の供給装置１を槽内底部の液面下に配置した循環式の曝
気槽２に、生し尿あるいは水洗便所等から排出されたし
尿を流路ａを通して硝化処理水の曝気部分への返送部に
供給し、かつこの曝気槽２において、供給されるし尿の
５倍以上の量の硝化し尿を循環させて、し尿をガス撹拌
させながらし尿中の有機物及び窒素化合物を曝気によっ
て化学的に酸化処理すると共に、硝化し尿が含む活性汚
泥による生物的酸化処理によって、生物学的酸素要求量
を低下させると共に、アンモニア窒素等の窒素化合物を
酸化窒素にする。
酸化処理したし尿と返送汚泥の供給流路ｂ，ｏを還元槽
３に接続し、酸化処理し尿の活性汚泥による還元処理に
よって更に酸化窒素を窒素ガスにして還元させる。
３に接続し、酸化処理し尿の活性汚泥による還元処理に
よって更に酸化窒素を窒素ガスにして還元させる。
酸素含有ガスの供給装置４を備えた槽５に流路ｄを通し
て還元処理し尿を供給し、し尿をガス撹拌させながらし
尿に対する再曝気並びに次工程での固液分離性能を向上
させるための脱気処理を行なう。
て還元処理し尿を供給し、し尿をガス撹拌させながらし
尿に対する再曝気並びに次工程での固液分離性能を向上
させるための脱気処理を行なう。
流路ｅを通して処理し尿を沈澱槽６に供給し、沈澱分離
させた固形物を活性汚泥として前記還元槽３の流路ｃに
返送すると共に、余剰の固形物を自己消化や焼却などの
装置７に取出し、かつ清水を後処理装置８に取出す。
させた固形物を活性汚泥として前記還元槽３の流路ｃに
返送すると共に、余剰の固形物を自己消化や焼却などの
装置７に取出し、かつ清水を後処理装置８に取出す。
以上のし尿処理方法によれば、し尿の希釈倍率を１乃至
２程度とするので、水資源の大巾な節約ができ、しかも
処理量が極めて少ないので、処理設備の全体規模を極め
て小型化する事ができる。
２程度とするので、水資源の大巾な節約ができ、しかも
処理量が極めて少ないので、処理設備の全体規模を極め
て小型化する事ができる。
その上、酸化処理において、その酸化発熱によってし尿
温度が高くなり、微生物の活発な活動によって酸化反応
速度が早くなって、処理能力の大巾向上を期待できる。
温度が高くなり、微生物の活発な活動によって酸化反応
速度が早くなって、処理能力の大巾向上を期待できる。
尚、分離処理で得られる活性汚泥を還元処理されるし尿
に供給するようにしたが、高濃度の酸化処理し尿が未だ
多くの活性汚泥を含む状況であれば、活性汚泥をあえて
還元供給させる必要がなく、あるいは活性汚泥を供給す
る必要がある場合、これに代えてメタノール等の薬剤を
供給するようにしても良く、その薬剤のあるいは分離処
理後の活性汚泥の供給量として、前述したようにし尿を
高濃度に維持させてあるので、従来のように大量の水に
よってし尿を希釈させるに比して供給量を大巾に低減さ
せる事ができる。
に供給するようにしたが、高濃度の酸化処理し尿が未だ
多くの活性汚泥を含む状況であれば、活性汚泥をあえて
還元供給させる必要がなく、あるいは活性汚泥を供給す
る必要がある場合、これに代えてメタノール等の薬剤を
供給するようにしても良く、その薬剤のあるいは分離処
理後の活性汚泥の供給量として、前述したようにし尿を
高濃度に維持させてあるので、従来のように大量の水に
よってし尿を希釈させるに比して供給量を大巾に低減さ
せる事ができる。
また、槽２，４において、し尿を機械的に撹拌させるも
良い。
良い。
尚、処理すべきし尿として、それが生し尿である事が好
ましいが、生し尿を２倍程度以下に希釈しても、実用的
に本発明の考え方を十分に生かす事ができ、その場合、
沈澱処理後の清水を希釈水として利用する事が好ましい
。
ましいが、生し尿を２倍程度以下に希釈しても、実用的
に本発明の考え方を十分に生かす事ができ、その場合、
沈澱処理後の清水を希釈水として利用する事が好ましい
。
図面は本発明に係るし尿処理方法の実施の態様を例示す
るフローシートである。
るフローシートである。
Claims (1)
- １ 硝化し尿をスラツジとともに循環流動させながら曝
気する曝気槽２に対し、前記硝化し尿の曝気部分への返
送部にし尿を供給して、該し尿を硝化処理するし尿処理
方法において、前記曝気槽２内のし尿液面下で散気管に
より酸素含有ガスを供給しながら曝気すると共に、前記
し尿の希釈倍率を１乃至２倍程度にしてあるし尿処理方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53159715A JPS5814838B2 (ja) | 1978-12-20 | 1978-12-20 | し尿処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53159715A JPS5814838B2 (ja) | 1978-12-20 | 1978-12-20 | し尿処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5584594A JPS5584594A (en) | 1980-06-25 |
| JPS5814838B2 true JPS5814838B2 (ja) | 1983-03-22 |
Family
ID=15699695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53159715A Expired JPS5814838B2 (ja) | 1978-12-20 | 1978-12-20 | し尿処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5814838B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5724699A (en) * | 1980-07-17 | 1982-02-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Disposal of highly concentrated waste liquid |
| JPS5735998A (ja) * | 1980-08-11 | 1982-02-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Konodohaiekinoshorihoho |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4931226A (ja) * | 1972-07-20 | 1974-03-20 | ||
| JPS50124465A (ja) * | 1974-01-22 | 1975-09-30 | ||
| JPS5392551A (en) * | 1977-01-24 | 1978-08-14 | Ataka Kensetsu Kougiyou Kk | Method of treating waste water |
-
1978
- 1978-12-20 JP JP53159715A patent/JPS5814838B2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4931226A (ja) * | 1972-07-20 | 1974-03-20 | ||
| JPS50124465A (ja) * | 1974-01-22 | 1975-09-30 | ||
| JPS5392551A (en) * | 1977-01-24 | 1978-08-14 | Ataka Kensetsu Kougiyou Kk | Method of treating waste water |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5584594A (en) | 1980-06-25 |
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