JPS58147819A - 磁気記録被覆組成 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般に磁気記録用被接、さらに具体的には、そ
の上に空間的な離散領域の形でデータが記憶され、七の
磁化状態が個々に制御され感知される磁性層に関する。

〔背景技法〕

本発明は情報の記憶に使用される記録部材に向けられる
。情報は符号に変換され、符号の要素が磁性媒体の離散
領域の磁化の方向で表わされる。

情報はこれ等の離散領域の任意のものに保持されている
磁化の方向を感知する、磁気ヘッドの如き読取り装置に
よって取出される。関連する磁気記録部材はテープ、デ
ィゞスク、ドラムもしくは磁気記録媒体を支持し得る他
の形であり得る。

大量の情報を記憶するためには、情報の各要素ケ記憶す
るための領域（面積）は小さくなくてはならない。磁性
媒体の１つの小領域の磁化を連続的領域の磁化から区別
するためには磁気感知装置が所望の要素に近く置かれる
事が一般に必要とされる。この事は表面の形状が正確に
制御される事を必要とする。高い情報読出し率は媒体及
び読出し／書込みヘッド間に高い相対速度を要求し、従
って正確な表面の形状を必要とする。区別可能な出力を
与えるために容易に記憶される磁気情報の量がより多く
なり、磁気情報の記憶のために有用な領域がより広くな
ると、磁気記録媒体の経済性及び有用性が高くなる。最
大量の磁気情報を記憶するためには、記録媒体の磁気的
性質は厳密に制御された磁性及び幾何学特性を有さなけ
ればならない。金属を腐食する様な成分を含み得る雰囲
気にさらされてもこれ等の性質は保持されなければなら
ない。

本明細書で説明される新しい磁気的被覆は成る磁気被覆
がそうである様に、被覆に耐用性を与えるのにアルミニ
ウム粒子を必要としない。本発明の目的は（１）基板に
容易に付着され、（２）（被覆中の磁性顔料もしくは粒
子の量の尺度である）顔料体積濃度（ＰＶＣ）が高く、
（３）所望の方向に磁気的に整列された、被覆中の磁性
粒子の数の尺度である方向比（ＯＲ）が高り、（４）耐
用性を含む機械的性質が良好である微粒子状磁性被覆を
与えろ事にある。

本発明の被覆は主要成分としてポリウレタン及びポリア
クリレート（ポリアクリル酸エステル）を含む。ポリウ
レタン結合剤の使用は周知であり、例として米国特許第
６９２６８２６号、第３９２９６５９号１．第４０５８
６４６号、第４０７４０米国特許出願第３０４４４５号
（１９８１年９月２１日出願）はブロック重合されたイ
ンシアン塩及びアリル・アルコールを含む磁気記録組成
を開示している。しかしながら、これ等の従来技法のど
れも本発明のものほど魅力的であるとは信じられない。

従来の１成分ポリウレタン被覆は限られた記憶の安定性
を有し、はとんど交差結合された位置を持たず、従って
１２．７Ｘ１０　　’ｃｍの範囲の極めて薄い薄膜の場
合には良好な機械的持続性を与える事が出来ない。従来
の２成分ポリウレタン被覆は良好な機械的性質を与える
高度の交差結合を有するが、付着が困難である。他の１
成分のポリウレタン磁性被覆はポリエステル・ジオール
もしくね一ポリエーテル・ジオールを含むが湿気のある
環境下では容易に加水分解する。この加水分解に対する
安定性が低い事は化学結合の破壊を生じ、貧弱な薄膜を
生ずる。磁気被覆は従って破壊し、記録ディスク上に腐
食、汚染及び欠陥を生ずる。通常使用されているエポキ
シ、エポキシ−フェノール結合剤系は本来ゲル粒子であ
るという欠陥を有し、及び高度の硬化処理を必要とする
。第１の問題は欠陥を生じ、従って磁気的性能が貧弱と
なり、他方第２の問題は被覆の硬化に多くのエネルギが
必要とされる事を意味する。

〔本発明の概要〕

本発明は主なる結合剤として、反応性の水酸基、アミン
基もしくはアミド基ヲ有するポリアクリレート中のブロ
ック重合されたイソシアネート及び／もしくはブロック
重合されｔこポリイソシアネートより成る１成分ポリウ
レタン系の組成を含む磁性被覆系を与える事にある。こ
の系は低温で硬化され得、改良された磁性及び機械的性
質を与える被覆を形成する様に高い顔料体積濃度で処決
され得る。

〔好ましい実施例の説明〕

本発明に従い、フェノール、カプロラクタムもしくけオ
キシムで反応した任意のイソシアン酸塩もしくはポリイ
ソシアン酸塩が使用に適している。

ブロック重合されたポリイソシアン酸塩は、触媒り一あ
るとないとに拘らず、６５．６℃乃至５１５．６℃の温
度に加熱する迄は反応しな（・）。ポリアクリレートは
次の様な一般化された、水酸基、アミンもしくはアミド
官能基を有す、る任意のアクリル樹脂であり得る。

ここでＲ％　Ｒ２、Ｒ６、Ｒ４、Ｒ５＝Ｈ，アルキル、
アリール基、Ｘは水酸基、もしくはアミン基もしくはア
ミド基を有する炭素鎖である。

本発明は所望の比のブロック重合されたイソシアン酸塩
及びポリイソシアン酸塩を有する研磨磁性顔料を含む。

１つの溶媒もしくは溶媒の混合物が上記混合物中に組込
まれ得る。錫の化合物及び／もしくはアミンの如き少量
の触媒を含ませる事も望ましい。成る分散剤の使用は細
かい安定な被覆の分散を得るために望ましい。本発明の
記録用被覆の処決は次の比（重量単位）で使用される事
が好ましい。

２０−７０部　　適切な溶媒 ２０−６５部　　磁性粒子 ５−３０部　　アクリル樹脂 ５−３０部　　ブロック重合されたイソシアン酸塩もし
くはポリインシア ン酸塩 ６．０部　　　　　表面活性剤（分散剤及び／もしくは
湿潤剤として） ０．０［］５５３３．０部添加剤及び触媒（応用によっ
て添加され得る） 第１表の次の例は本発明に従い磁気記録媒体の製造をよ
り良く説明するためのものである。提示されるすべての
量は重量部で与えられた。

第　　　１　　　表 アクリロイド　０Ｌ−４２ アクリロイド　ＡＴ　　４００ アクリロイド　ＡＴ　　Ｓ６ アクリロイド　ＡＴ　　６３ アクリロイド　ＡＵ　　５６Ｂ アクリロイド　ＡＵ　　６０８ アセテート／カルピトール・アセテート接着剤の０．１
重量％のジラウリル酸 顔料／接着剤比　　　　　　　　　　　　　　　　　　
２６　　２３顔料体積濃度、％　　　　　　　　　　　
　　　　　６６　　６６−替− ４５６７Ｂ ５ ４ １６．８ １６．８ ４．７ １ ４０．０　　４０．０　　４０．０　　４０．０　　４
０．０　　４０．００．４３　　　ｏ、ａｓ　　　０．
４３　　　［］、４３　　　ｏ４３０．４３０ろ７　　
０．３７　　０，３７　　０．５７　　０．３７　　０
．３７１．１−’　　　１．１　　　１．１　　　１．
１　　　１．１　　　１．１２．３　　　２．３　　　
２．３　　　２．３　　　２．３　　　２．３３１　　
３６　　　３６　　　３６　　　３６　　　３６第１表
中に示された例では、使用された磁性顔料はガンマ酸化
鉄であった。アクリル樹脂はアクリル酸塩もしくはメタ
アク１１ル酸塩から誘導され得る、５０乃至２００の水
酸基数を有するものである。ここでは代表的例としてＨ
ｅｎｋｅｌ　　社のＧ−Ｒｏｈｍ　＆　Ｈａａｓ　社の
アクリロイド（Ａｃｒｙｌｏｉｄｓ）が使用された。ブ
ロック重合されたイソシアン酸はＭｏｂａｙ　Ｃｈｅｍ
ｉｃａ１社によって製造されたＭｏｎｄｕｒ　　ＨＢＣ
であり、これはＩＤＩ（）ルエン・ジイソシアネート）
の３モル、及びＨＭＤ　Ｉ（ヘキサメチレン・ジイソシ
アネート）の２モルから誘導されケトキシムでブロック
重合されたイソシアン酸塩である。溶媒混合物は処理及
び応用に対して良好な溶解度及び適切な流動性を与える
任意のグリコール・エーテル・アセテートであり得る。

添加剤はＢｙｋ−Ｍａｌｌｉｎｋｒｏｄｔ社のＢｙｋＰ
１０４Ｓ及びＭｎｂａｙ　ｗ）Ｍｕｌ　ｔｒｏｎ　Ｒ２
２１−７５の如き分散剤である。アルミニウムの如き充
填物粒子がもし望まれるならば剛体のディスクのための
ヘッド／ディスク間の始動／停止性能を増大するのに使
用され得る。

ＮＣ０１０Ｈ比は１．１に保持さね、顔料／結合剤比は
２．３に保持される事が好ましい。後者の比は６６％の
顔料体積濃度と等価である。ジラウリル酸ジブチル錫が
触媒として使用されたー第１表にあげられた８個の例で
は種々のアクリル樹脂が使用されているが、これ等は被
覆に広範囲の性質を与える。被覆の成分はペブル・ミリ
ングによって混合された。混合物の粘性の最終調節はも
し望まれるならば基板を被覆する前に行われる。被覆の
混合物はスピン被覆によって金属基板に付層された。

第１表の例２に示された処決に従って被覆された磁気デ
ィスクは多数の磁気パラメータに対してテストされた。

このテストのうち６つの結果を示すグラフが第１図乃至
第６図に示されている。

第１図はテストに使用された６つの異なる磁気ヘッド（
＃１、＃２、＃５）に対して磁気ディスク被覆の厚さの
関数として正規化された振幅を示すグラフである。この
テストは１つのトラック幅当りの信号振幅を測定する。

結果はトラック幅の１ミクロン当りの振幅をマイクロボ
ルトの単位で表わしている。このテストでは正規化され
た振幅のより高い値が望まれる。

第２図はテストに使用された６つの異なる磁気ヘッドの
被覆の厚さの関数として重ね書込み変調（ｗｒｉｔｅ−
ｏｖｅｒ　ｍｏｄｕｌａｔｉｏｎ）データを示す。この
テストでは、情報は低周波及び高周波で磁気ディスク上
に記録され、その後ディスク上に残された信号レベルが
測定された。重ね書込み変調の値が低い事はこのテスト
の良さを表わす。

第６図は６つの異なる磁気ヘッドを使用した時のディス
クの被覆の厚さの関数として解像力を示した図である。

このテストでは、情報が先ず相対的低周波で磁気表面上
に書込まれ、記録されたエネルギ・レベルが測定される
。これに続いて、情報は高周波で書込まれ、記録された
エネルギ・レベルが測定される。解像力は高周波のエネ
ルギ・レベルの低周波のエネルギ・レベルに対する比と
して定義される。この測定値は高い方が望ましい。

なんとなれば高周波での振幅の減衰がより低い事を示し
ているからである。

【図面の簡単な説明】

第１図は６つの異なる磁気ヘッドに対する磁気ディスク
の被覆の厚さの関数として正規化された振幅を示した図
である。第２図は６つの異なる磁気ヘッドに対する磁気
ディスクの被覆の厚さの関数として重ね書込み変調デー
タを示した図である。 第６図は６つの異なる磁気ヘッドの使用に対するディス
ク被覆の厚さの関数として解像力を示した図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 支持手段と、 上記支持手段上に被覆されたブロック重合されたポリウ
   レタン結合剤系中に分散された磁性粒子とより成り、 上記結合剤系は該結合剤系の５乃至８０重量％ノ蓋のブ
   ロック重合されたイソシアン酸塩と、５乃至８０重ｔ％
   の量のポリアクリレートより成る事を特徴とする磁気記
   録被覆組成。