JPS58147678A - 核燃料要素 - Google Patents

核燃料要素

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JPS58147678A
JPS58147678A JP57028981A JP2898182A JPS58147678A JP S58147678 A JPS58147678 A JP S58147678A JP 57028981 A JP57028981 A JP 57028981A JP 2898182 A JP2898182 A JP 2898182A JP S58147678 A JPS58147678 A JP S58147678A
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JP
Japan
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nuclear fuel
pellet
ratio
cladding tube
fuel element
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JP57028981A
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English (en)
Inventor
宇根 勝己
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Nippon Nuclear Fuel Development Co Ltd
Original Assignee
Nippon Nuclear Fuel Development Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Glass Compositions (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は核燃料要素に係p1特に照射下でのジルコニウ
ム合金製被覆管の核分裂生成物であるヨウ素による応力
腐食割れp発生を防止するのに好適な核燃料要素に関す
るものである。
軽水炉用核燃料女系は、第1図に示すように、核燃料物
質、例えば、況結した二酸化ウラン(UOt)または二
酸化ウランに可燃性毒物としてのガドリニウム(Gd)
を2〜5重量%固溶させて焼結してなる核燃料ペレット
をジルカロイ被覆管2内に充填して、被積管2の内部に
ヘリウムガスを封入して、被覆管2の両端を端栓3で閉
塞した構造になっている。なお、4はプレナム部、5は
プレナムスプリングで、核燃料要素の下部は図示を省略
しである。被覆管2の役目は、核燃料ペレツ)1と原子
炉内の冷却水との反応を防止し、かつ、放射性核分裂生
成物が冷却水中に混入するのを防止することにある。し
たがって、原子炉運転中に万−被積管2に破損が生じる
と、核分裂生成物が冷却水中に混入し、冷却水の放射能
レベルが上昇し、遂にはプラントの運転を妨害すること
になる0通常、ジルコニウム合金製被覆管2は、水およ
び水蒸気に対する耐腐食性に優れ、中性子断面積が小さ
く、かつ、照射下でも十分な延性をもっている。しかし
ながら、現在までの原子炉の運転経験によると、ジルコ
ニウム合金製被覆管であっても、中性子照射を受けるこ
とによる材料強度の低下と被分裂生成物との化学反応に
よる腐食ななどの相互作用に基づく脆性割れ(応力腐食
割れ)を発生する可能性がある。
このような好ましくない現象は、次のようにして発生す
るものと考えられる。すなわち、核燃料ベレット1で発
生した熱を被覆管2の外表面に効率よく伝えるには、被
覆管2の内表面と核燃料ベレット1との間に形成される
ギャップを数10ずクロン以下に設定する必要があり、
一方、運転時節とともに核燃料ペレット1内に核分裂生
成物が蓄積して起る体積膨張などが原因して、第2図に
示すように、被覆管2がペレット1によって押し拡げら
れて引張応力を受ける。さらに、核分裂にともなってペ
レット1に蓄積されたヨウ素等の腐食性核分裂生成物が
一部ベレット1から放出され、被覆管2内の自由空間、
すなわち、クラック6などに集まる。したがって、被覆
管1に働く引張シ応力とヨウ素による腐食が重って、遂
には被覆管2に応力腐食割れと呼ばれる脆性破壊が発生
する。
この破壊を防止するため、核燃料ペレッ)1と被覆管2
との間に障壁を設けることが提案されており、障壁材と
しては、ステンレス鋼、ガラス質物、At* B @*
 M g 、 Cu等を用いることが知られている。t
た、被覆管2の内面KMO,W。
Hb、(’r、Hi、pc、Mg、Cu、Zr。
kA、Hl−Cr合金等を内張すすることも周知で参る
。これらの従来技術は、障壁材もしくは内!lシ材によ
ってジルコニウム合金製被覆管2とヨウ素ガスとが直接
反応しないようにして、応力腐食割れが発生しないよう
にし九ものである。
しかしながら、上記したように障壁材ま念は内張)材を
設けたものは、中性子吸収断面積が大きくな9、炉の経
済性を低下させるなどの欠点がある。1+、障壁材とし
て使用する材料が核燃料ベレットlと両立し難い物質よ
りなるか、あるいは、被積管2と両立し暖い物質よシな
る場合がめり、最近問題となっている核燃料ベレット1
と被覆管2との閾O局部的な化学的、機械的相互作用に
対する根本的な鱗決法と軟ならない。
また、核燃料ベレット1として二酸化ウランにガドリニ
ウムを固溶させて焼結したガドリニウム入シ核燃料ペレ
ットを用いる場合、その製造方法を示すと第3図に示す
工程図のようになる。まず、粉末処理された二酸化ウラ
ン(Uot)粉末とガドリニア(G’tos) 粉末と
を機械混合法によって組成が均一になるまで混合し、こ
の混合粉体を圧縮装置を使用して理論密度的45〜55
%になるように圧縮して圧粉体を成形し、この圧粉体を
水素あるいは水素と窒素とよりなる環元性雰囲気中で1
700〜1750tll’ の温度範囲で焼結し、理論
密度的90〜95%の焼結ペレットとする。その後、各
ペレットをセンタレスグラインダ等で円柱状に研摩し、
水洗後乾燥してガドリニクム入シ核燃料ペレットとする
。UO,粉末に加えるG’*0*粉末の割合は、原子炉
の炉心設計によって異なシ、2〜10重量%のGd、O
,粉末がUO3粉末に加えられる。焼結雰囲気は通常の
U Oを核燃料ベレットの場合と同様としてあり、uo
mペレットを17oO〜1750 Cの温度範囲で環元
性雰囲気中で焼結すると、酸素対ウラン(υ)原子比(
0/U比)は200の化学量論的組成になる。また、0
/U比が200のとIUO,の熱伝導率が最屯大きく、
かつ融点が最も高いので、UO1核燃料ベレットのO/
U比は200に近いことが望しく、例えば、製造仕様と
して0/U比がzooo±0.015の範囲が採用され
ている。しかし、ガドリニウム入シのもOt−環元性雰
囲気中で焼結すると、酸素対金属原子比(0/M比)が
υO,ペレットの場合のように!Goとはならない。す
なわち、UO,中に固溶するG(l原子価が3価のもの
のみであシ、一方、Uの原子価は4価であるため、Gd
が(1)。
中Kll博すルト、そノ0/M、lH2,00! F)
小さくなる。例えば、UO,中に10rrD1%のQd
が1111L九場合、O/M比が1.95になる。また
、0/M比が2.QOよル小さいベレットは、非常に酸
化され中すく、室温で空気中に放置するだけで、そ00
/M比が変化する。第4図はUO,中に最高40wa1
%近<tでGdt−m加L、1700CC)温度で4時
間水素中で焼結したベレットのO/M比とGd、 0.
 (mo 1%) との関係を示す線図である(J、 
Amer、 Ceramic  Soc、48 271
(1965)参照〕。このように0/M比のばらつき゛
が大きく、かつ、核燃料設計上好ましい0/M比の範囲
1.99〜ZOIに入っていない。したがって、tJo
、中に可燃性毒物であるQdを固溶させて焼結したガド
リニウム入シ核燃料ペレットとして、O/M比が均−f
、しかも、燃料設計上好ましい1.99〜201の範囲
の01M比となり、熱伝導率が大きく、それにともない
ジルコニウム合金製被覆管2に応九腐食割れが発生する
のを防止することができるものが望まれている。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、その目的とする
ところは、ジルコニウム合金製被覆管に引張p応力が作
用しても被覆管に応力腐食−れが起る確率を大幅に低減
することができる核燃料要素を提供することにある。
本発明の第1の特徴は、核燃料ペレットを装填して密封
されたジルコニウム合金製被覆管内に二酸化炭素と一酸
化炭素との混合ガスを含む充填ガスを充填した構成の核
燃料要素とした点にろる。
第20%黴は、ジルコニウム合金製被覆管内に装填する
二酸化クラ/に可燃性毒物としてのガドリニウムを固溶
させて焼結した核燃料ベレットは二酸化炭素と一酸化炭
素との混合ガス中で熱処理し九%t)とした点にある。
以下本発明を第1図および第′5図〜第10図を用いて
詳細に説明する。
まず、第10実施例について説明する。第1の実施例は
、第1図に示すように、密封され九ジル;エク五合金製
被覆管2に核燃料ペレツ)1を装填し、かつ、充填ガス
を封入してなる核燃料要素において、上記充填ガス中に
一酸化炭素(CO)と二酸化炭素(Cow )との混合
ガスを存在させるようにし友、この場合、充填ガスはC
Oとαλのみからなっていてもよいが、COとCot以
外にヘリウム(H@)を含む3成分混合ガスである方が
よい。
このようにし九の線、照射中のジルコニウム合金製被覆
管2内の核分裂生成物である1つ素の分圧が、被覆管2
内の酸素ポテンシャルに大きく依存することを実験的に
つきとめたからである。
被覆管2内の酸素ポテンシャルは、核燃料ペレット1の
0/M比と温度によって一義的に決まる。
U Oを核燃料ペレットでは、金属原子はUのみであり
、UO,−Gd、0.核燃料ペレットでは、金属原子は
UとQdである。第5図は安定化ジルコニア(Zrへ−
Qmo1%Yt Os )の固体電解質を用いて実測し
た100OCにおけるUO,および・。
Ul −F G’ Fヘペレット(yは固溶()dの濃
度)の酸素ポテンシャルと0/M比との関係を示す線図
−である。第5図の1曲線はUO,ベレットについての
結果であり、b、dQ線は00.中に固溶させた()d
の濃度が4モル、14モル、27モルのベレットについ
ての結果である。第5図から各試料ともO/M比が20
0よりわずか大きくなると酸素ポテンシャルが著しく上
昇することがわかる。
また、同一の〇/M比で比較した場合、固溶Qdの濃度
が高くなるにしたがって酸素ポテンシャルが高くなるこ
とがわかる。
一方、UO,およびUs−yG’yo*ペレットの製造
時Oo/M比祉、従来、はぼ200の化学量論的組成に
なるようKll製されているが、原子炉内でυの被分裂
が起夛、固体状の核分裂生成物がペレツF内に蓄積され
る丸め、第6図に示すように、燃焼度が増すにしたがっ
てペレットの0/M比が上昇する。したがって、燃焼度
とともに被覆管2内の酸素ポテンシャルが急激に上昇す
ることになる。
とζろで、ジルコニウム合金製被覆管2の応力腐食割れ
O原因物質であるヨウ素は非常に活性な物質であ)、照
射中波覆管2内では、他の核分裂生成物、41にセシウ
ムと反応して安定な璽つ化セシウム(CII) として
存在する。また、ヨウ素と反応し九残)のセシウムはU
Olと反応してCs、[7へあるいticl、Lr、o
□の化合物を作る。したがって、平衡状態における被覆
管2内の自由な璽り素の分圧Psが次式の反応によって
発生することに&る。
*C龜I+UO*+01 諺C@@ Do4+2 I 
    ”・”・(1)2CII+40へ+20. =
(j、U、O,、+2I  −・−・(2)(1)、 
(2)式の反応において、各物質の熱力学データを用い
て平衡のヨウ素分圧を求めて図示すると、第7図に示す
線図のようになる。第7図は酸素ポテンシャルをパラメ
ータとしたときのヨウ素分圧と温度との関係で、e −
j曲線はそれぞれ酸素ポテンシャルが−60,−70,
−80,−90゜−100,−110kcat/mo 
1 の場合のもOで6る。
第7図より、一定温度では酸素ポテンシャルが上昇する
にしたがってヨウ素分圧が高くなることがわかる0例え
ば、被覆管2と核燃料ベレット1との間のギャップの平
均温度が約5oot:’では、酸素ポテンシャルが−5
Q kcat/molのときはヨウ素分圧が約I Q−
?a tmであるのに対し、酸素ボf 7 V ’(k
が−100kcat/molではそれが約16” a 
tmと非常に低くなる。
ところで、被覆管2のヨウ素による応力腐食割れの発生
確率は、被覆管2内のヨウ素分圧に太き、く依存し、ヨ
ウ素分圧が高くなるにしたがって応力腐食割れが起りや
すくなる。本発明者らによる炉外実験によれば、応力腐
食割れが顕著に起υ始める臨界曹り素分圧は、1o−I
S〜10−11麿tm  で魯9、これ以下のヨウ素分
圧では、応力腐食割れは発生しなかった。照射中の被覆
管2内のヨウ素分圧を臨昇扁り素分圧以下にするには、
第7図から酸素ポテンシャルを−80〜−99kcav
molにす終ばよく、酸素ポテンシャルを制御すること
によってジルコニウム合金製被覆管2の応力腐食割れの
発生を防止することが可能になる。
しかし、被覆管2内にヘリウムガスを充填しただけでは
、第6図に示すように、燃焼度とともに核燃料ペレット
1の0/M比が上昇するので、被覆管2内の酸素ポテン
シャルが上昇することにな9、応力腐食割れの発生を防
止することができない。そこで、本発明の実施例におい
ては、上記したように、被覆管2内にCO8とCOとの
混合ガスを充填し、次式に示されるガス平衡を利用して
、當に被覆管2内の酸素ポテンシャルが−80〜−會g
 k@a、4/mol以下になるようにした。
Cへ=CO+  O*          ・・・・・
・(3)第8図はCot とCOO20の混合比をノく
ラメータとしたときの酸素ポテンシャルと温度との関係
線図で、k、o曲線はそれぞれ混合比(Co、 /CO
>が100,10,1.10″11Q−2の場合のもの
である。第8図から核燃料ベレット1と被覆管2との間
のギャップの平均温度である5oot:’前後において
酸素ポテンシャルを−80〜−90kcg/mo1 以
下にするには、混合比C01/ COを100以下にす
ればよいことがわかる。しかし、混合比Cへ/COをあ
まシ小さくすると、はとんどCOO20みとなり、(3
)式のガス平衡が成立しにくくなυ、また、高温部の核
燃料ベレット1がCOによって還元されてO/M比が2
00よ)小さくなる恐れがあるので、混合比Co、/C
oの下限は10°3とするのが適当でおる。
上記し九ように、本発明の第1の実施例においては、ジ
ルコニウム合金製被覆管2内にあらかじめCO2とCO
との混合ガスを充填し、両者のガス平衡を利用して被覆
管2内の酸素ポテンシャルを常に低く保つようにしたの
で、核分裂生成物のヨウ素の分圧をジルコニウム合金製
被覆管2に応力腐食割れを起す臨界ヨウ素分圧以下とす
ることができ、被燃料要素の破損を防止することができ
る。なシ、効果を顕著にするには、被覆管2内に充填す
るCOlとCOとの混合ガスの混合比CO2/Coを1
00〜10−2の範囲とすることが好ましい。
ところで、核燃料要素内の充填ガスは不活性である上に
、熱媒体としてその熱伝導率が大きいことが必要であ゛
るが、COおよびCQ、の熱伝導率はそれぞれa026
.0.019  kcmt/mLh tr (100C
’。
Iatm )でアシ、従来、使用されてきたHeの(L
148kCaj/1ahc K<らヘテ約1/6〜1/
8である。したがって、COとCQ、とHeの3成分混
合ガスとすることが好ましい。例えば、αhとCOとの
混合ガスの分圧Q、latm%Heの分圧る α@ atm (常温)からな歩充填ガスとすれば、そ
の熱伝導率#116mOH!の熱伝導車より数%程度小
さいtのとすることができる。そこで、ジルコニウム合
金製被覆管2の応力腐食割れ防止に対するCO3とCO
どの混合ガスの効果、熱伝導率増大に対するIIeの効
果、ならびに製造上の問題を考慮すると、Co、CO,
、Heの3成分混合ガスとしてCOlとCOとの混合ガ
スの分圧が0、1〜0.5 atm 、 lIeの分圧
が1〜3atmのものを用いるのが適当である。
なお、本発明に係る核燃料要素の製造は、従来の核燃料
要素の製造工程とほぼ同じ製造工程で製造することがで
きる。すなわち、上部端栓3を被覆管2に溶接する最終
工程(第1図参照)を充填しようとするCO,CO,、
Heの3成分混合ガス雰囲気チャ/バ内で行うようにす
ればよく、特に製造コストが上昇することはない。
次に、第2の冥施例について説明する。第2の実施例で
は、第1図の核燃料ペレット1がガドリニウム入り核燃
料ペレットであるときに、焼結核燃料ペレットをあらか
じめ二酸化炭素と一酸化炭素の混合ガス中で熱処理する
ようにした。
Ul−アGd、O,ベレットの0/M比と酸素ポテンシ
ャルとの関係を、 Pt1l稿−yG’yomlZr(%  8mo1%Y
* 0& lO*(1) 、 P t 2なる構成から
なる高温固体電池によって測定、した。
すなわち、固体電解質としてzrQ、−gmo1%Y、
0.を、基準極とし空気中の酸素(酸素分圧a211t
rn)を用い、試料極Q Ut −yG ’ rotペ
レットは、UO8粉末とG’* Os粉末とを約1時間
機械的に混合して組成を均一にした後、この混合粉末を
圧縮成形して理論密度50%のペレット状とし、この成
形体を水素雰囲気中で1700t:’2時間の焼結を行
いペレットとした。なお、固溶Gdの濃度yFio〜g
7mo1%の範囲で変化させた。−例として、上記ペレ
ットのIooorにおける酸素ポテンシャルと固溶Qd
の濃度yとペレットの07M比とから次式よシ計算され
る平均ウラン原子価Vllとの関係を第9図に示した。
V、−(20/M−37)/(1−Y)     −−
・・−(4)第9図から0r−yG’ romベレット
(0≦y≦0.27)の酸素ポテンシャルが(4)式よ
シ計算される平均ウラン原子@V、によりて一義的に整
理されることが411明した。なお、800〜1700
Cの温度範囲におけるデータから実験式として次式が得
られる。
Δへ、−a’r〔2znk+zzn(3F/2+V、(
1−Y>)+4tn (V、 −4)/ (5−V%)
 )+2RTjnk・・・・・・(5) tnk−7,78−18267/T       −−
−−−−(a)ここに、lGl、!:酸素ポテンシャル
R:ガス常数 T :絶対温度 したがって、(4)式において0/M比を200とすれ
ば、 V、ツ(4−ay)/(1−y)       ・・・
・・・(ηとなシ、この(7)式にO≦y≦α27の範
囲のGdの濃度yを代入して計算されるV、から(飢(
6)式を用いてペレットの0/M比が200の化学量論
的組成になる酸素ポテンシャルΔGO0,が求まる。
すなわち、雰囲気中のΔGヮを(5)式よシ求まる値に
することによって、ペレットのO/M比を200に制御
することが可能になる。
一方、雰囲気中のΔGo!は、CO,とCOとの混合ガ
スのガス平衡を利用することによって制御することがで
きる。混合比(Co、/Co)とΔGOWとの関係は次
式で示すことができる。
lG@−134582+ T (41,3+9.1 t
og COt/CO)・・・・・・(8) 例えば、固溶()dの濃度yをそれぞれ0.04゜αo
s、α14.α21としたときの1ooot:’におけ
る0/M比がzooとナル混合比(CO,/CO)を(
2)〜ω)式を用いて計算すると第1表に示すようKな
る。
そこで、水素雰囲気中で1700C,2時間焼結して得
られ九〇 *−yGdア0.ベレットを上記計算結果に
基づくCへ/Co比のCQ、とcoとの混合tl x 
中”t” 1000 c、 2時間熱処理したベレット
の0/M比を分光光度法で測定し、固溶Gdの濃度と0
/M比との関係が第10図に示す線図となる結果が得ら
れた。第10図よシ、全試料のベレットの0/M比が2
.00の化学量論的組成にはff 一致しておシ、好ま
しい01M比の範囲1.99〜201に入っていること
がわかる。
そこで、本発明の第2の実施例においては、二酸化ウラ
;’(UOt)と可燃性毒物としてのガドリニア(Gd
、O,)との混合粉末を圧縮成形した後、環元性雰囲気
(水素)中で焼結して得られたUl−、Gdア0゜ベレ
ットを固溶()dの11度yに応じて定めた混合比のC
Q、とCOとの混合ガス中で熱処理したベレットを核燃
料ベレットとして用いるようにした。
これkよシ、ベレットのO/M比をzooの化学量論的
組成にすることができ、これにともないジルコニウム合
金製被覆管2に応力腐食割れが起る確率を大幅に低減す
ることができる。
なお、上記した実験では、熱処理温度を10000、熱
処理時間を2時間としであるが、熱処理温度を800−
%−1700 t’、熱処理時間を30分〜4時間O範
囲で変えても同様の効果を得ることができる。fた。C
O,とcoとの混合ガスの混合比は、ペレットO固溶(
)dの濃度yに応じて変えるようくし、しかも、ω)式
を満足するように選定するのが好ましい。
以上説−し九ように1本発明によれば、ジルコニウム合
金製被覆管に引張り応力が作用しても被覆管に応力腐食
割れが起る確実を大幅に低減するこ七ができ、核燃料要
素の破損を防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第111Fi核燃料要素の上部の縦断面図、第2図は核
燃料要素に起夛やすい問題点を説明するための一部を切
シ欠いて示した斜視図、第3図はガドリエク五入シ二酸
化ウラン核燃料ペレットの製造方法を説明するための工
程図、第4図は水素雰囲気中で焼結されたガドリニウム
入シの核燃料ベレットのO/M比と固溶ガドリニウム濃
度との関係を示す線図、第5図は酸素ポテンシャルとペ
レッ)00/M比との関係を示す線図、第6図はベレッ
トの0/M比と燃焼度との関係を示す線図、第7図は核
燃料要素内の酸素ポテンシャルをパラメータとしたとき
のヨウ素分圧と温度との関係を示す線図、第8図は二酸
化炭素と一酸化炭素との混合ガスの混合比(CO* /
CO)をパラメータとしたときの酸素ポテンシャルと温
度との関係を示す線図、第9図は各種核燃料ベレットの
酸素ポテンシャルと平均ウラン原子価との関係を示す線
図、第105!!Iは水素雰囲気中で焼結後二酸化炭素
と一酸化炭素とq混合ガス中で熱処理し死去種核燃料ベ
レットの0/M比と固溶ガドリニウム濃度との関係を示
す線図である。 1・−・核燃料ペレット、2・・・ジルコニウム合金製
被策 ) 図 も2 回 も 3 z 第 4 % G(IO+、s (xoし %) 生 5z O/Mヒヒ 功はえ八(奴2−) も ] 因 湿ルT(・0) 51NIQ’/T(に−リ ¥l g z シlへ(°C) ¥−)qz −140しm= 平均りラソ禿)イ凸

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L 密封されたジルコニウム合金製被覆管内にニー酸化
    ウランまたは二酸化ウランに可燃性毒物としてのガドリ
    ニウムを固溶させた焼結核燃料ベレットを装填してなる
    核燃料要素において、前記被覆管内に二酸化炭素と一酸
    化炭素との混合ガスを含む充填ガスを充填しであること
    を特徴とする核燃料要素。 2 前記二酸化炭素と一酸化炭素との混合ガスは、両者
    の混合比(Cot/Co)が 10− ” <COt /Co<10”を満足する範囲
    になるようにしである特許請求の範囲第1項記載の核燃
    料4i素。 龜 前記充填ガスは二酸化炭素と一酸化炭素とヘリウム
    よシなる3成分ガスである特許請求の範囲第1項または
    第2項記載の核燃料要素。 表 密封され光ジルコニウム合金製被覆管内に二酸化ウ
    ランに可燃性毒物としてのガドリニウムを固溶させた焼
    結核燃料ベレットを装填してなる核燃料要素において、
    前記焼結核燃料ベレットは二酸化炭素と一酸化炭素との
    部付ガス中で熱処理しであることを特徴とする核燃料要
    素。 4、 前記焼結核燃料ベレットの固溶ガドリニウムの濃
    度が0〜27 mo1%の範囲としである特許請求の範
    凹#!1項記載の核燃料要素。 & 前記焼結核燃料ベレットの二酸化炭素と一酸化炭素
    との混合ガス中での熱処理温度は800〜1700Cと
    してあり、熱処理時間は30分〜4時間としである特許
    請求の範囲第3項または第4項記載の核燃料要素。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60125588A (ja) * 1983-11-16 1985-07-04 ウエスチングハウス エレクトリック コ−ポレ−ション 原子炉部材
JP2006510900A (ja) * 2002-12-20 2006-03-30 ウェスティングハウス エレクトリック スウェーデン アーベー 核燃料棒

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