JPS581432Y2 - 船舶用丸窓 - Google Patents

船舶用丸窓

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Publication number
JPS581432Y2
JPS581432Y2 JP1976152679U JP15267976U JPS581432Y2 JP S581432 Y2 JPS581432 Y2 JP S581432Y2 JP 1976152679 U JP1976152679 U JP 1976152679U JP 15267976 U JP15267976 U JP 15267976U JP S581432 Y2 JPS581432 Y2 JP S581432Y2
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JP
Japan
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shoji
annular
window frame
bracket
screws
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Expired
Application number
JP1976152679U
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English (en)
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JPS5370097U (ja
Inventor
中野直義
Original Assignee
中野 直義
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Publication date
Application filed by 中野 直義 filed Critical 中野 直義
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Publication of JPS5370097U publication Critical patent/JPS5370097U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は船舶用丸窓に関し、環状の窓枠及び障子と錠金
具とを備えた丸窓において、窓枠、障子を構成する要素
として押出型材を使用して重量の軽減並びに製作の簡易
化を図ることを目的とするものであって、その特徴とす
るところは、窓枠は押出型材を環状に曲成すると共に両
端衝合部を面一状に接合して成り、この窓枠に、両端衝
合部に跨がるように障子用ブラケットを配置し、該障子
用ブラケットは各衝合部毎に船壁面側から挿通された複
数本のビスにより窓枠に固定し、錠金具用ブラケットは
船壁面側から挿通された複数本のビスにより窓枠に固定
し、障子はガラスを両側から挾持する第1と第2環状要
素を含み、両者環状要素は押出型材を環状に曲成すると
共に両端衝合部を面一状に接合して成り、第1環状要素
は窓枠に圧接するバッキングを嵌着するための凹溝を周
方向に有し、第2環状要素には両端衝合部に跨ってヒン
ジを設け、両者環状要素は第1環状要素の凹溝内に穿設
されたビス孔から第2環状要素に螺合する周方向複数本
のビスにより締結した点にある。
以下、図示の実施例について本考案を詳述すると、第1
図は正面図、第2図は背面図、第3図は第1図のA−A
線矢視拡犬図を夫々示し、同図において、1は船体外壁
、2は環状の窓枠であって、この窓枠2は取付用フラン
ジ部3とバッキング抑圧部4とを備えた断面形状のアル
ミニウム合金押出型材を、その取付用フランジ部3が外
周となるように環状に曲成すると共に、その両端接合部
5を溶接して成り、該窓枠2は溶接線6が横方向となる
ように窓枠Iに対応して船体外壁1に取付けられている
そして該窓枠2には溶接線6上に位置すべく障子用ブラ
ケット8がビス9により取付けられると共に、この障子
用ブラケット8と反対側に、概ね上下対称となるように
2個の錠金具用ブラケット10がビス11により取付け
られている。
ここでビス9,11は図示の通り反障子側に頭部が存す
るようにするのが外部に露見せず好ましいものである。
12は環状の障子であって、これはガラス13を挾持す
る第1と第2の環状要素14.15を含み、その各環状
要素14,15はアルミニウム合金押出型材により構成
される。
即ち、第1環状要素14は第4図に示すようにバッキン
グ16を保持するバッキング保持用凹溝17と、ガラス
挾持用段部19と、台形状凸条部20とを備えた断面形
状の押出型材を環状に曲成すると共に、その両端衝合部
21を溶接して戊り、また第2環状要素15は錠片係合
用凹溝22と、ガラス挾持用段部23と、この段部23
側に形成された水切り用凹溝24と、台形状凸条部20
が嵌合する台形状凹溝25とを備えた断面形状の押出型
材を環状に曲成すると共に、その両端衝合部26を溶接
して戒る。
そして両者環状要素14゜15はそのガラス挾持用段部
19,23間でガラス13を挾持した状態において、第
1環状要素14の凹溝17内に穿設されたビス孔27を
通るビス28にてビス止めされている。
第2環状要素15にはその溶接線29に対応して外周面
にヒンジ30が溶接され、このヒンジ30は枢支軸31
により障子用ブラケット8に軸着されており、従って障
子12は枢支軸31を支点として開閉自在である。
32は錠金具であって、各錠金具用ブラケット10に対
応して2組設けられており、その各錠金具32は支軸3
3により錠金具用ブラケット10に回動自在に軸着され
た螺子枠34と、該螺子枠34に螺着された蝶ナツト3
5と、概ねL字状で先端に第2環状要素15の凹溝22
に係脱自在な突起36を有しかつ螺子枠34に遊嵌され
た錠片37と、該錠片37を蝶ナツト35側に付勢する
コイルバネ38とから構成され、螺子枠34を第3図実
線の如く起立させて蝶ナツト35を締付ければ、錠片3
7の突起36が第2環状要素15の凹溝22に係合し、
障子12を閉状態にロックでき、また蝶ナツト35を弛
め、錠片37をコイルバネ38により該蝶ナツト35側
に押圧して突起36を凹溝22から離脱させた後、螺子
枠34を支軸33廻りに第3図仮想線位置まで傾動させ
れば、枢支軸31を支点として障子12を開放可能であ
る。
なお実施例では、8級丸窓(日本海事協会基準)につい
て示したが、内側に更に鋳物製の蓋を開閉自在に設けた
A級丸窓(同上)においても同様に実施可能である。
実施例では各衝合部5,21.26を溶接する構造とし
たが、その溶接としてはMIGl TIG。
フラッジバット等があり、また溶接以外に圧接、接着剤
、ろう付け、リベット等による機械的継手によって接合
することも可能である。
環状の窓枠2、及び障子12を構成する第1、第2環状
要素14,15として押出型材を使用し、これを環状に
曲威し、その両端衝合部5,21゜26を面一状に接合
しているので、従来の鋳造製のものに比較して重量を著
しく軽減でき、また製作自体も非常に容易であり、しか
も鋳物の生地に比べて表面が滑らかであるから、仕上が
りが非常にすっきりしたものとなる。
また窓枠2にはその両端衝合部5に跨って障子用ブラケ
ット8を配置し、各衝合部5毎に挿通された複数本のビ
ス9で該障子用ブラケット8を窓枠2に固定しており、
該障子用ブラケット8が窓枠2の接合部に対して補強部
材として機能し、接合部の強度が著しく向上する。
第2環状要素15においても同様にヒンジ30が補強部
材として機能し、補強効果が得られる。
これに対し第1環状要素14は補強構造はないが、第2
環状要素15とビス27で結合されるので、強度的な問
題はない。
障子用ブラケット8並びに錠金具用ブラケット10を固
定するビス9.11は、船壁1面側より窓枠2に挿通さ
れているので、窓枠2を船壁1に取付けた際に、船壁1
がビス9,11の抜止めとなって、ビス9゜11の弛み
等を防止できると共に、ビス9,11が外部に露出せず
、外観上の体裁が良い。
また第1と第2環状要素14.15を結合するビス27
は、第1環状要素14に形成されたバッキング16嵌着
用の凹溝17内のビス孔18から第2環状要素15に螺
合されており、その凹溝17に嵌着されたバッキング1
6によりおおわれているので、前述のビス9,11と同
様に、外観上の体裁が良くなると共に、バッキング16
によりビス27の弛み止めを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は正面図、第2
図は背面図、第3図は第1図のA −A線矢視拡太図、
第4図は要部の拡大断面図である。 2・・・・・・窓枠、5,2L26・・・・・・衝合部
、8・・・・・・障子用ブラケット、10・・・・・・
錠金具用ブラケット、12・・・・・・障子、13・・
・・・・ガラス、14.15・・・・・・環状要素、1
6・・・・・・バッキング、17・・・・・・バッキン
グ保持用凹溝、22・・・・・・錠片係合用凹溝、27
・・・・・・ビス孔、28・・・・・・ビス、30・・
・・・・ヒンジ、32・・・・・・錠金具、34・・・
・・・螺子枠、35・・・・・・蝶ナツト、36・・・
・・・突起、37・・・・・・錠片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 障子用ブラケット8並びに錠金具用ブラケット10を備
    えかつ船壁1に装着された環状の窓枠2と、障子用ブラ
    ケット8に軸着されたヒンジ30を有する環状の障子1
    2と、錠金具用ブラケット10に連結されかつ障子12
    に係脱自在とされた錠金具32とを具備する船舶用丸窓
    において、窓枠2は押出型材を環状に曲成すると共に両
    端衝合部5を面一状に接合して戊り、この窓枠2に、両
    端衝合部5に跨がるように障子用ブラケット8を配置し
    、該障子用ブラケット8は各衝合部5毎に船壁1面側か
    ら挿通された複数本のビス9により窓枠2に固定し、錠
    金具用ブラケット10は船壁1面側から挿通された複送
    本のビス11により窓枠2に固定し、障子12はガラス
    13を両側から挾持する第1と第2環状要素14.15
    を含み、両者環状要素14.15は押出型材を環状に曲
    成すると共に両端衝合部21,26を面一状に接合して
    戒り、第1環状要素14は窓枠2に圧接するバッキング
    16を嵌着するための凹溝17を周方向に有し、第2環
    状要素15には両端衝合部26に跨ってヒンジ30を設
    け、両者環状要素14゜15は第1環状要素14の凹溝
    17内に穿設されたビス孔18から第2環状要素15に
    螺合する周方向複数本のビス27により締結したことを
    特徴とする船舶用丸窓。
JP1976152679U 1976-11-12 1976-11-12 船舶用丸窓 Expired JPS581432Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976152679U JPS581432Y2 (ja) 1976-11-12 1976-11-12 船舶用丸窓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976152679U JPS581432Y2 (ja) 1976-11-12 1976-11-12 船舶用丸窓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5370097U JPS5370097U (ja) 1978-06-12
JPS581432Y2 true JPS581432Y2 (ja) 1983-01-11

Family

ID=28760883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976152679U Expired JPS581432Y2 (ja) 1976-11-12 1976-11-12 船舶用丸窓

Country Status (1)

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JP (1) JPS581432Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5121693A (en) * 1974-08-15 1976-02-20 Metaruko Kk Kaiheishikigensono shimetsukesochi

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5121693A (en) * 1974-08-15 1976-02-20 Metaruko Kk Kaiheishikigensono shimetsukesochi

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Publication number Publication date
JPS5370097U (ja) 1978-06-12

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