JPS5814282Y2 - 回転機の軸封装置 - Google Patents
回転機の軸封装置Info
- Publication number
- JPS5814282Y2 JPS5814282Y2 JP5798878U JP5798878U JPS5814282Y2 JP S5814282 Y2 JPS5814282 Y2 JP S5814282Y2 JP 5798878 U JP5798878 U JP 5798878U JP 5798878 U JP5798878 U JP 5798878U JP S5814282 Y2 JPS5814282 Y2 JP S5814282Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating
- ring
- sealing device
- housing
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、回転子内に液体を導いて回転子コイルを冷
却する液体冷却発電機などの回転機の軸封装置の改良に
関するものである。
却する液体冷却発電機などの回転機の軸封装置の改良に
関するものである。
従来、この種の軸封装置として第１図に示すものが知ら
れている。
れている。
第１図において、１は回転軸、２は高圧側３と低圧側４
とを仕切るハウジング、５は回転軸１のハウジング２貫
通部の外周面に形成したねじ部、６は前記ハウジング５
の低圧側４に近接した部分で回転軸１外側に圧接可能な
薄膜状のゴム、７はゴム６の外周側に形成した環状の圧
力室、８は圧力室γへの高圧気体供給口である。
とを仕切るハウジング、５は回転軸１のハウジング２貫
通部の外周面に形成したねじ部、６は前記ハウジング５
の低圧側４に近接した部分で回転軸１外側に圧接可能な
薄膜状のゴム、７はゴム６の外周側に形成した環状の圧
力室、８は圧力室γへの高圧気体供給口である。
以上のように回転軸１のねじ部５とそのハウジング２と
で構成されたねじシールは、回転軸１の回転によるポン
プ作用で、液体を高圧側３に押戻す。
で構成されたねじシールは、回転軸１の回転によるポン
プ作用で、液体を高圧側３に押戻す。
従って、回転軸１の一定回転数から定格回転数１での回
転時には、液体の低圧側４への漏れを防止することがで
きる。
転時には、液体の低圧側４への漏れを防止することがで
きる。
しかし、回転軸１の停止時や低回転数の回転時には、前
述のねじシールは所定の性能を発揮しない。
述のねじシールは所定の性能を発揮しない。
そこで、回転軸１の停止時や低回転数の回転時における
液体の漏れを防止するた・めに、薄膜状のゴム６、圧力
室７および高圧気体供給口８を備えゴムシールを設けて
いる。
液体の漏れを防止するた・めに、薄膜状のゴム６、圧力
室７および高圧気体供給口８を備えゴムシールを設けて
いる。
そして、前記供給口８から圧力室７へ高圧気体を供給し
、その出力で薄膜状のゴム６を変形させて回転軸１の外
周に押付けることにより、液体の漏れを防止している。
、その出力で薄膜状のゴム６を変形させて回転軸１の外
周に押付けることにより、液体の漏れを防止している。
しかし、前記薄膜状のゴム６ば、回転軸１の低回転数で
長時間使用すると、摩耗量が増大し信頼性が低下する。
長時間使用すると、摩耗量が増大し信頼性が低下する。
従って、前記ゴムシールは、回転軸１の停止時にだけ使
用することができるが、ねじシールがその性能を発揮で
きない回転数以下での低回転時にゴムシールを使用する
ことは、このシールの寿命や信頼性の点から好１しくな
い。
用することができるが、ねじシールがその性能を発揮で
きない回転数以下での低回転時にゴムシールを使用する
ことは、このシールの寿命や信頼性の点から好１しくな
い。
この考案は、前述のような従来のものの欠点を除去する
ためになされたもので、ねじを切った回転リングを回転
軸の外周で回転させることにより、回転軸の回転停止あ
るいは回転数の高低と無関係に信頼性のある軸封装置を
提供することを目的とするものである。
ためになされたもので、ねじを切った回転リングを回転
軸の外周で回転させることにより、回転軸の回転停止あ
るいは回転数の高低と無関係に信頼性のある軸封装置を
提供することを目的とするものである。
以下この考案の実施例を図面に基いて説明する。
第２図はこの考案の一実施例を示す。
第２図において、１は回転軸、２はハウジング、３は高
圧側、４は低圧側であり、前記ハウジング１に形成した
透孔に回転軸２が貫通され、この貫通部にはハウジング
１の透孔周面および回転軸２外周面の間にそれぞれ隙間
を設けて回転リング９が介挿され、この回転リング９の
内周面にはねじ９ａが軸方向の全体に形成されている。
圧側、４は低圧側であり、前記ハウジング１に形成した
透孔に回転軸２が貫通され、この貫通部にはハウジング
１の透孔周面および回転軸２外周面の間にそれぞれ隙間
を設けて回転リング９が介挿され、この回転リング９の
内周面にはねじ９ａが軸方向の全体に形成されている。
また回転リング９の外周にはねじ９ｂが高圧側３に近い
側にだけ形成されて、回転リング９外周と−・ウジング
１の透孔内周との間の非接触シール手段が構成されてい
る。
側にだけ形成されて、回転リング９外周と−・ウジング
１の透孔内周との間の非接触シール手段が構成されてい
る。
前記リング９ば、ハウジング２に固定した軸受１０，１
０で低圧側４に近い側が支持され、軸受１０，１０間の
外周面に磁石１１が固定されてイル。
０で低圧側４に近い側が支持され、軸受１０，１０間の
外周面に磁石１１が固定されてイル。
この磁石１１と対向してハウジング２に電磁コイル１２
が固定されている。
が固定されている。
以上のように構成された軸封装置は、電磁コイル１２に
電流を流し、これと磁石１１とによる磁気相互作用によ
ってリング９を回転させる。
電流を流し、これと磁石１１とによる磁気相互作用によ
ってリング９を回転させる。
この場合に、回転軸１、リング９およびリング９と・・
ウジング２からなる２個所のねじシールが、その機能を
発揮する回転数以上で、リング９を回転させる。
ウジング２からなる２個所のねじシールが、その機能を
発揮する回転数以上で、リング９を回転させる。
前記両ねじシールは、リング９の回転によるポンプ作用
で液体を高圧１１ｉ３に押戻す。
で液体を高圧１１ｉ３に押戻す。
従って回転軸１の回転、停止に関係なく、リング９を回
転軸１の回転方向と逆方向に回転させて、前述のねじシ
ール機能を発揮させることにより、液体冷却発電機など
の回転機における流体の漏れを防止することができる。
転軸１の回転方向と逆方向に回転させて、前述のねじシ
ール機能を発揮させることにより、液体冷却発電機など
の回転機における流体の漏れを防止することができる。
第３図はこの考案の他の実施例を示す。
第３図ニオ−て、１３はハウジング５またはこれに固定
した部材の内周面に形成して、回転リング９の嵌合部外
周面と対向させたねじで、外周面にねじを形成してない
回転リング９を回転させることによって、軸受１０側へ
の液体の漏れを防止するものである。
した部材の内周面に形成して、回転リング９の嵌合部外
周面と対向させたねじで、外周面にねじを形成してない
回転リング９を回転させることによって、軸受１０側へ
の液体の漏れを防止するものである。
そして、この実施例によってもこの考案の前述した目的
を達成できる。
を達成できる。
なお、この考案において、電磁力以外の駆動手段を用い
てリング９を回転させても、この考案の目的を達成でき
る。
てリング９を回転させても、この考案の目的を達成でき
る。
以上説明したようにこの考案によれば、ゴムシールがな
いので寿命が長く、シかも回転軸の停止、回転に関係な
く回転リングが回転してねじシール機能を発揮するので
回転軸の低回転時にも流体漏れを防止でき、信頼性の高
い回転機の軸封装置を提供できる。
いので寿命が長く、シかも回転軸の停止、回転に関係な
く回転リングが回転してねじシール機能を発揮するので
回転軸の低回転時にも流体漏れを防止でき、信頼性の高
い回転機の軸封装置を提供できる。
第１図は従来の軸封装置の一例を示す側断面図、第２図
はこの考案の一実施例を示す側断面図、第３図は同地の
実施例を示す側断面図である。 １・・・・・・回転軸、２・・・・・・ハウジング、３
・・・・・・高圧側、４・・・・・・低圧側、９・・・
・・・回転リング、９ａ。 ９ｂ・・・・・・ねじ、１０・・・・・・軸受、１１・
・・・・・磁石、１２・・・・・・電磁コイル、１３・
・・・・・ねじ。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
はこの考案の一実施例を示す側断面図、第３図は同地の
実施例を示す側断面図である。 １・・・・・・回転軸、２・・・・・・ハウジング、３
・・・・・・高圧側、４・・・・・・低圧側、９・・・
・・・回転リング、９ａ。 ９ｂ・・・・・・ねじ、１０・・・・・・軸受、１１・
・・・・・磁石、１２・・・・・・電磁コイル、１３・
・・・・・ねじ。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- ハウジングに形成した透孔ととの透孔に貫通させた回転
軸との間に回転リングを遊嵌し、この回転リングの内周
面にねじを形成し、回転リングの外周とハウジングの透
孔の内周との間に非接触シール手段を設け、前記回転リ
ングの回転によって流体を押戻すようにしたことを特徴
とする回転機の軸封装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5798878U JPS5814282Y2 (ja) | 1978-04-27 | 1978-04-27 | 回転機の軸封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5798878U JPS5814282Y2 (ja) | 1978-04-27 | 1978-04-27 | 回転機の軸封装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54158962U JPS54158962U (ja) | 1979-11-06 |
| JPS5814282Y2 true JPS5814282Y2 (ja) | 1983-03-22 |
Family
ID=28956391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5798878U Expired JPS5814282Y2 (ja) | 1978-04-27 | 1978-04-27 | 回転機の軸封装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5814282Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-04-27 JP JP5798878U patent/JPS5814282Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54158962U (ja) | 1979-11-06 |
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