JPS5814259Y2 - 農作業機の走行変速操作装置 - Google Patents
農作業機の走行変速操作装置Info
- Publication number
- JPS5814259Y2 JPS5814259Y2 JP1977051271U JP5127177U JPS5814259Y2 JP S5814259 Y2 JPS5814259 Y2 JP S5814259Y2 JP 1977051271 U JP1977051271 U JP 1977051271U JP 5127177 U JP5127177 U JP 5127177U JP S5814259 Y2 JPS5814259 Y2 JP S5814259Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- main
- case
- auxiliary
- shifter shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、トラクタ等の農作業機の走行速度を任意に変
速する変速装置において、その変速操作を行なうための
装置に関するものであり、詳しくは、主変速機構と副変
速機構との二つの変速機構を備えた走行変速装置におい
て、両変速機構の変速レバーの操作性を向上すると共に
、部品の共通化を図り、且つミッションケースの構造を
単純化することを目的とするものである。
速する変速装置において、その変速操作を行なうための
装置に関するものであり、詳しくは、主変速機構と副変
速機構との二つの変速機構を備えた走行変速装置におい
て、両変速機構の変速レバーの操作性を向上すると共に
、部品の共通化を図り、且つミッションケースの構造を
単純化することを目的とするものである。
次に本考案を農用トラクタの変速装置に適用した場合の
実施例の図面について説明するに、図において１はトラ
クタのフレームシャーシ兼用のミッションケース、２は
該ケース１の後部に接合連結した差動歯車ケースで、該
歯車ケース２内にはトラクタの後輪に連なる差動歯車機
構（図示せず）及びＰＴＯ軸３への変速機構４が各々設
けられ、前記ミッションケース１内には、前部に主速室
５を後部に副変速室６を設け、主変速室５には中空の入
力軸７と変速軸８とを平行に軸支し、両軸７゜８間には
変速軸８上のクラッチ９の摺動によって二連、三速に、
入力軸７上の変速歯車１０の摺動によって一連へ逆転に
各々変速するようにした主変速機構１１が設けられ、一
方の副変速室６内には、前端１２′が前記入力軸７の前
端７′と共にエンジン１３の主クラッチ１４に連結され
後端１２″がＰＴＯ変速機構４への伝動軸１５に連結さ
れるメイーン軸１２と、後端の傘歯車１６′が差動歯車
機構に噛合するドライブ軸１６とを平行に軸支し、両軸
１２，１６間には、クラッチ付歯車１７の摺動によって
二速、三速に、変速歯車１８の摺動によって一連、超低
速に各々変速するようにした副変速機構２０が設けられ
ている。
実施例の図面について説明するに、図において１はトラ
クタのフレームシャーシ兼用のミッションケース、２は
該ケース１の後部に接合連結した差動歯車ケースで、該
歯車ケース２内にはトラクタの後輪に連なる差動歯車機
構（図示せず）及びＰＴＯ軸３への変速機構４が各々設
けられ、前記ミッションケース１内には、前部に主速室
５を後部に副変速室６を設け、主変速室５には中空の入
力軸７と変速軸８とを平行に軸支し、両軸７゜８間には
変速軸８上のクラッチ９の摺動によって二連、三速に、
入力軸７上の変速歯車１０の摺動によって一連へ逆転に
各々変速するようにした主変速機構１１が設けられ、一
方の副変速室６内には、前端１２′が前記入力軸７の前
端７′と共にエンジン１３の主クラッチ１４に連結され
後端１２″がＰＴＯ変速機構４への伝動軸１５に連結さ
れるメイーン軸１２と、後端の傘歯車１６′が差動歯車
機構に噛合するドライブ軸１６とを平行に軸支し、両軸
１２，１６間には、クラッチ付歯車１７の摺動によって
二速、三速に、変速歯車１８の摺動によって一連、超低
速に各々変速するようにした副変速機構２０が設けられ
ている。
２１．２２は主変速機構１１におけるクラッチ９及び変
速歯車１０にフォーク２３，２４を介して連動する主変
速シフター軸、２５，２６は副変速機構２０における両
変速歯車１７，１８にフォーク２７，２８を介して連動
する副変速シフター軸を各々示し、これら両シフター軸
対２１，２２及び２５，２６を、ミッションケース１内
の上部両側に、ケースの長手方向に沿って各々摺動自在
に軸支する一方、ミッションケース１の上面には、主変
速シフター軸封２１．２２０上部に主変速レバー２９を
、副変速シフター軸対２５，２６０上部に副変速レバー
３０を各々首振り自在に球関節にて設け、主変速レバー
２９の下端には両シフター軸２１．２２上のシフター３
１，３２における溝３１’、３２”に嵌合する球係合子
２９′を、副変速レバー３０の下端には両シフター軸２
５゜２６上のシフター３３，３４における溝３３′ 。
速歯車１０にフォーク２３，２４を介して連動する主変
速シフター軸、２５，２６は副変速機構２０における両
変速歯車１７，１８にフォーク２７，２８を介して連動
する副変速シフター軸を各々示し、これら両シフター軸
対２１，２２及び２５，２６を、ミッションケース１内
の上部両側に、ケースの長手方向に沿って各々摺動自在
に軸支する一方、ミッションケース１の上面には、主変
速シフター軸封２１．２２０上部に主変速レバー２９を
、副変速シフター軸対２５，２６０上部に副変速レバー
３０を各々首振り自在に球関節にて設け、主変速レバー
２９の下端には両シフター軸２１．２２上のシフター３
１，３２における溝３１’、３２”に嵌合する球係合子
２９′を、副変速レバー３０の下端には両シフター軸２
５゜２６上のシフター３３，３４における溝３３′ 。
３４′に嵌合する球係合子３０′を各々設けて、両変速
レバー２９．３０によって両度速機構１１゜２０を任意
に変速操作するにおいて、前記両変速レバー２９，３０
を、同じ形状に構成すると共に、両変速レバー２９，３
０をミッションケース１の平面視においてその中心線を
挾んで左右略対称の位置に配設する一方、シフター軸封
２１．２２及びシフター軸封２５，２６を、互に平行す
ると共に同じ直径にして、□ツションケース１の平面視
においてその中心線を挾んで左右略対称の位置に配設し
て成るものである。
レバー２９．３０によって両度速機構１１゜２０を任意
に変速操作するにおいて、前記両変速レバー２９，３０
を、同じ形状に構成すると共に、両変速レバー２９，３
０をミッションケース１の平面視においてその中心線を
挾んで左右略対称の位置に配設する一方、シフター軸封
２１．２２及びシフター軸封２５，２６を、互に平行す
ると共に同じ直径にして、□ツションケース１の平面視
においてその中心線を挾んで左右略対称の位置に配設し
て成るものである。
本考案は以上のように、□ツションケースの前後に配設
された両度速機構１１，２０の変速レバー２９．３０を
、ミッションケース１の上面における左右略対称の位置
に設けたから、運転者は略同じ位置において両度速機構
１１，２００変速操作を行なうことができるの共に、両
変速レバーにおける変速位置を一見して確認できるので
、両変速レバーによる操作性が、両変速レバーを前後に
設けた場合よりもはるかに向上できて、誤操作するおそ
れが少なくて迅速且つ的確にできるのであり、しかも、
両変速レバー２９．３０を同じ形状に構成したから、部
品を共通化することができるのである。
された両度速機構１１，２０の変速レバー２９．３０を
、ミッションケース１の上面における左右略対称の位置
に設けたから、運転者は略同じ位置において両度速機構
１１，２００変速操作を行なうことができるの共に、両
変速レバーにおける変速位置を一見して確認できるので
、両変速レバーによる操作性が、両変速レバーを前後に
設けた場合よりもはるかに向上できて、誤操作するおそ
れが少なくて迅速且つ的確にできるのであり、しかも、
両変速レバー２９．３０を同じ形状に構成したから、部
品を共通化することができるのである。
また、変速用のシフター軸封２１，２２及び副変速用の
シフター軸封２５，２６を、互に平行すると共に、同じ
直径にし、且つ左右対称の位置に設けたことにより、両
シフター軸対２Ｌ２２．２５．２６及びその位置決め用
ボールクラッチ並びにフォーク２３，２４．２７，２８
等も左右同一形状にすることが可能となり、部品の共通
化ができるのである。
シフター軸封２５，２６を、互に平行すると共に、同じ
直径にし、且つ左右対称の位置に設けたことにより、両
シフター軸対２Ｌ２２．２５．２６及びその位置決め用
ボールクラッチ並びにフォーク２３，２４．２７，２８
等も左右同一形状にすることが可能となり、部品の共通
化ができるのである。
前記部品の共通化は、走行変速装置の組立て、分解に対
して、その作業及び部品の交換をきわめて簡単に行なう
ことができるのである。
して、その作業及び部品の交換をきわめて簡単に行なう
ことができるのである。
その上、□ツションケースにおいても、両変速レバー２
９．３０に対する２つの取付座及び両シフター軸対２１
，２２．２５，２６に対する複数軸受を、同じ形状にで
きるから、ミッションケースの構造が単純化できるばか
りか、ミッションケースの左右に荷重を均等に分配でき
る効果を有する。
９．３０に対する２つの取付座及び両シフター軸対２１
，２２．２５，２６に対する複数軸受を、同じ形状にで
きるから、ミッションケースの構造が単純化できるばか
りか、ミッションケースの左右に荷重を均等に分配でき
る効果を有する。
図面は本考案の実施例を示し、第１図はトラクタ変速装
置の概略図、第２図は走行変速装置の縦断面図、第３図
は第２図の［［−ｍ視断面図、第４図は第２図ＩＶ−Ｉ
Ｖ視断面図である。 １・・・・・・ミッションケース、１１・・・・・・主
変速機構、２０・・・・・・副変速機構、２１，２２・
・・・・・主変速シフター軸、２５，２６・・・・・・
副変速シフター軸、２９・・・・・・主変速レバー、３
０・・・・・・副変速レバー。
置の概略図、第２図は走行変速装置の縦断面図、第３図
は第２図の［［−ｍ視断面図、第４図は第２図ＩＶ−Ｉ
Ｖ視断面図である。 １・・・・・・ミッションケース、１１・・・・・・主
変速機構、２０・・・・・・副変速機構、２１，２２・
・・・・・主変速シフター軸、２５，２６・・・・・・
副変速シフター軸、２９・・・・・・主変速レバー、３
０・・・・・・副変速レバー。
Claims (1)
- 前部に主変速機構を後部に副変速機構を内蔵したミッシ
ョンケースの上面には、主変速レバーと副変速レバーを
、ミッションケースの内部には、主変速機構を主変速レ
バーに連動する主変速シフター軸と副変速機構を副変速
レバーに連動する副変速シフター軸を各々設けるにおい
て、前記主変速レバー及び副変速レバーを同じ形状に構
成すると共に、両変速レバーをミッションケースの平面
視においてその中心線を挾んで左右略対称の位置に配設
する一方、前記主変速シフター軸及び副変速シフター軸
を、互に平行にすると共に同じ直径にして、ミッション
ケースの平面視においてその中心線を挾んで左右略対称
の位置に配設して戒る農作業機の走行変速操作装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977051271U JPS5814259Y2 (ja) | 1977-04-18 | 1977-04-18 | 農作業機の走行変速操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977051271U JPS5814259Y2 (ja) | 1977-04-18 | 1977-04-18 | 農作業機の走行変速操作装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53143986U JPS53143986U (ja) | 1978-11-13 |
| JPS5814259Y2 true JPS5814259Y2 (ja) | 1983-03-22 |
Family
ID=28940322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977051271U Expired JPS5814259Y2 (ja) | 1977-04-18 | 1977-04-18 | 農作業機の走行変速操作装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5814259Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60188642A (ja) * | 1984-03-02 | 1985-09-26 | シユタイル−ダイムレル−プ−フ・アクチエンゲゼルシヤフト | 自動車用歯車変速機 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS505327B2 (ja) * | 1972-05-22 | 1975-03-03 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS505327U (ja) * | 1973-05-15 | 1975-01-21 |
-
1977
- 1977-04-18 JP JP1977051271U patent/JPS5814259Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS505327B2 (ja) * | 1972-05-22 | 1975-03-03 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53143986U (ja) | 1978-11-13 |
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