JPS58138748A - ゴム製品用光沢剤 - Google Patents

ゴム製品用光沢剤

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JPS58138748A
JPS58138748A JP2067682A JP2067682A JPS58138748A JP S58138748 A JPS58138748 A JP S58138748A JP 2067682 A JP2067682 A JP 2067682A JP 2067682 A JP2067682 A JP 2067682A JP S58138748 A JPS58138748 A JP S58138748A
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JP
Japan
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weight
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emulsion
copolymer
coating
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JP2067682A
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English (en)
Inventor
Shinji Asaeda
朝枝 真二
Akio Hiraharu
平春 晃男
Mikio Hikata
幹雄 日方
Shinsuke Yamaguchi
信介 山口
Fumiko Takao
高尾 文子
Seisuke Tomita
誠介 冨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
JSR Corp
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Bridgestone Corp
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はゴム製品用光沢剤に関し、さらに詳しく紘ゴム
展品に塗布することにより光沢のある被膜を生じ、必要
に応じてアルカリ性除去液によりこの被膜を容ToK剥
離でき、そして再び塗布する( 2) ことによ抄光沢のある被膜を生じることのできるゴム製
品用光沢剤に関するものである。
ゴム製品、例えばタイヤ、ホース、雨靴、防震材などは
無塗装で使用されることもあるが、美観上或いは表面保
護の九めに最近では光沢剤を塗装して使用されるように
なってきている。
しかしながらゴム製品のなかでも特にタイヤにおいては
その使用される状態において、伸び、縮み、属―等の変
形を絶えず受け、或いは泥水、雨、璽、はこり等により
汚染され、また直射日光にさらされたり、その゛他温度
変化を受ける等極めて苛酷な条件下において使用される
ものであるため、従来の光沢剤による被膜社、早期に光
沢を失ない、汚れが付着し晶く使用寿命が短いという欠
点があった。
本発明は以上の如き欠点を除き、苛酷な使用条件下にお
いても耐候性が大きく、汚れが付着しにくく、使用寿命
が長く、しかもアルカリ性溶液により容易に除去できる
ゴム製品用光沢剤を提供することを目的とする。
(3) 本発明の4I黴とするところは、そのアルキル部分が炭
素数4〜12のアルキル基である、アクリル酸アルキル
エステル及び/ま九はメタクリル酸アルキルエステルを
S0〜85重量−1及びα、l−不飽和カルボン酸を5
〜15 重量−含有して成る重合組成物を共重合して得
られる、テトラヒト−フラン中温度30°Cにおける固
有粘度が1.0〜ム#/l、ガラス転移温度が−40〜
−5°C1及び粒径がo−1s ミクロン以下である共
重倉体工1にジ璽ンを含有して成る点にある。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明においては、そのアルキル部分が炭素数4〜12
のアルキル基である、アクリル酸アルキルエステル及び
メタクリル酸アルキルエステルの一方まえは両方を50
〜85重量−1及びα、β−不飽和カルボン酸を5〜1
5重量−1その他必要に応じ1共重合性単量体を°7j
、、745 重量−を含有せしめて%九重合臘威物(即
ち単量体の混合物)を例えば乳化重合法により共重合せ
しめて得られる、テトラヒドロフラン中温度30°Cに
おける固が−40〜−5°Cであり、かつ粒径が0.1
5電クロン以下である共重合体エマルジ箇ンに、必要に
応じてレベリング剤、ll澗剤、9ツクス、アルカリ可
溶性樹脂、多価金属化合物等を含有せしめてゴム製品用
光沢剤を構成する。
前記アクリル酸アルキルエステル及びメタクリタクリル
酸ペンチル、アクリル酸ヘキシル、メタクリル酸へ中シ
ル、アクリル酸ヘプチル、メタクリル酸ヘプチル、アク
リル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸オクチル、メタ
クリル酸オクチル、アクリル酸ノニル、メタクリル酸ノ
ニル、アクリル酸デシル、メタクリル酸デシル、アクリ
ル酸つ/デシル、メタクリル酸ウンデシル、アクリル酸
ドデシル、メタクリル酸ドデシル等を挙げることが  
 今でき、このうち好ましいものはアクリル酸ロープ 
  )チル、アクリル酸2−エチルヘキシルであり、特
に好ましいものはアクリル酸2−エチルヘキシル(5) である。重合組成物中におけるこれらの使用量は50〜
85重量−であればよいが特に好ましくは55〜80重
量−である。これらの使用量が50 重量−未満では塗
布して得られる被膜の柔軟性が低く、低温時における耐
屈曲性が悪くなり、一方85 重量−を越えると塗布し
て得られる被膜の粘着性が強くなりすぎ耐汚染性が悪く
なる。
前記α、β−不飽和カルボン酸としては、アクリル酸、
メタクリル酸等があるがこのうちメタクリル酸が好まし
い。重合組成物中におけるこれらの使用量は5〜15 
重量%であればよい。これらの使用量が5重量−未満で
は塗布して得られ九被属をアルカリ性癖液により除去す
る場合における除去性が愚〈なり、一方塾重量一を越え
ると塗布して得られる被膜が硬くなりすぎ、耐水性が低
下するため好ましくない。なお、このα、β−不飽和カ
ルボン酸は共重合体エマルジ曹ンの粒子中により均一に
含有せしめると、塗布して得られた被膜をアルカリ性溶
液により除去する場合における除去性が向上する。従っ
て、重合方法としては(6) α、/−不飽和カルボン酸を連続的ないし間欠的に滴下
する重合方法が好ましく、この場合単独で滴下してもよ
いが他の単量体に溶解して滴下してもよいし、或い紘他
の単量体に溶解した上これを乳化して滴下してもよく、
特に好ましいのは乳下して滴下する方法である。
重合組成物中に必要に応じて含有せしめる共重合性単量
体としてり、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
アクリル酸しドロキシエチル、スチレン、アクリロニト
リル等を挙げることができ、好ましいもの社メタクリル
酸メチル、アクリロニトリル、スチレンであり、特に好
ましいものはメタクリル酸メチルである。重合組成中に
おけるこれらの使用量れθ〜45重量慢である。
前記重合組成物を共重合せしめて得られる共重合体エマ
ルジ曹ンの固有粘度は1.O40,5#/fであればよ
いが、特に好ましく Fi、t、O40,0#/fであ
る。仁の固有粘度が1.0 # / を未満では塗布し
て得られる被膜の粘着性が高く耐汚染性が急くなり、一
方、2Jtdt/lを越えると被膜形成性が悪(7) くなり、光沢かでK<くなる。ここで本発明における「
固有粘度」は、共重合体エマルジ嘗ンを乾燥させてフィ
ルム状にし友ものをテトラヒドロ727に溶解して温度
30°Cの下でガイストキャノン(Q@1st−Can
non )粘度針で常法に従って一定し九値である。
前記共重合体エマルジ璽ンのガラス転移温度状−40〜
−5°Cであればよいが、−40°C未満では塗布して
得られる被膜の粘着性が高く、耐汚染性が暴くなり、−
58Cを越えると]!に布して得られる被膜の低温時に
おける耐屈曲性が悪くなる。ここで本発明における「ガ
ラス転移温度」は、共重合体エマルジ嘗ンを乾燥させて
水差熱分析法に従りて一定した値である。
前記共重合体工ンルジ曹ンの粒径は0.15tり關ンよ
り小さければよいが、好ましくはQ、93〜0.15電
クロン、特に好ましくはQ、05.、〜0.1 ミクロ
ンである。この粒径がo、is Sクロ/を越えると塗
布して得られる被膜は光沢のでにくいものとなる。まえ
本発明ゴム製品用光沢剤をゴムタイヤKm布する場合に
おいて社、タイヤ表面の凹凸の関係上粒径が0.03〜
0.15ミクロンであることが好ましく、これより小さ
い場合状粘度が著しく高くなるためスプレー或い拡ハケ
などによる塗布作業が困lIKなり、被膜の厚さが必要
以上厚くなるため好ましくない。ここで本発明における
「粒径」紘プールターカウンター社製のtノサイザーを
用いて準弾性光散乱法に従って画定した値である。
本発明において重合組成物を共重合せしめて共重合体エ
マルジ冒ンを形成する手段としては、乳化重合法が好ま
しく、例えば^分子量重合体を得る丸めに社、重合組成
物を乳化させるか或い拡孔化させずに連続的或いは間欠
的に滴下させる方法で重合開始剤を少なくし分子量調節
剤社使用しない方がよい。
乳化重合法により重合組成物を共重合せしめる4″・1
1成−“°°11″KNL?・11    、剤を1〜
4重量部、重合開始剤を0.1〜O,S重量部、   
1水を150〜400重量部とし九条件下で重合せしめ
るのが好ましい、この乳化剤としては、例えばド(9) デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナ
トリウム、2ウリル硫酸アンモニウム、ドデシルジフェ
ニルオキサイドスルホン酸ナトリウム等の胸イオン性乳
化剤、及びポリオキシエチレンラF9ルエーテル、ホリ
オキシエチレンノニルフェノールエーテル等の非イオン
性乳化剤などを単独を九は併用して用いることができる
。重合開始剤として社、例えば過硫酸カリウム、過硫酸
ナトリウム、過硫酸アンモニウムなどを用いることがで
きる。また重合温度は50〜90°Cがよく、滴下する
方法により共重合せしめる場合、滴下時間は1−4時間
がよい。
本発明において杜、共重合体エマルジ璽ンに必ll!に
応じてレベリング剤、湿潤剤、ワックス、アルカリ可溶
性樹脂、多価金属化合物等を含有せしめることができる
レベリング剤壜九は湿潤剤としては、7ツ嵩系界函活性
剤、トリプトオキシフォスフェート、多価アルコール類
があり、このうちフッ素系界面活性剤、トリプトオキシ
フォスフェートが好ましい。
(lO) これらの使用貴社共重合体エマルジ璽ン100重量部(
f!l形分)に対し、固形分として20重量部以下、好
ましくは0.1−10重量部である。
ワックスとしては、天然または合成のワックスを用いる
ことができ、例えばカルナウバカンデリラ、密ろう、ポ
リエチレンワックスなどをイオン性ま九は非イオン性乳
化剤で乳化分散して用いればよい。これらの使用量線共
重合体エマルジ璽ン100重量部(固形分)に対し、固
形分として0〜lOO重量部、好ましくは0〜50重量
部である。
アルカリ可溶性樹脂としては、スチレン−マレイン駿共
重合体樹脂、シェラツク、ロジン変性マレイン酸樹脂な
どを用いることができる。これらの使用量は共重合体エ
マル917100重量部(固形分)に対し、固形分とし
て0〜50臘量部、好ましくll1O〜30重量部であ
る。
多価金属化合物としては、例えば亜鉛、ジルコニウム、
マグネシウムなどの多価金属、或いはこれらの酸化物、
塩類を炭酸を九は酢酸等の酸に溶解させるか、或いはこ
れらの酸と多価金属の塩の(11) 水溶箪をアンモニア、アミンなどによりpliを7〜1
1  K調整することによって容易に得られるものであ
り、また金属イオンの形になっ九ものをも含めることが
できる。これらの使用量としては、共重合体エマルジッ
ン100重量S(固形分)に対し、0−10重量部、好
ましくは0.05〜8重量部、さらに好ましくは(12
〜5重量部である。このように多価金属化合物を添加し
九場合は架橋効果により被膜が高い弾性を有するものと
なりガラス転移温度以上の高温での弾性率の急激な低下
及びそれに伴う粘着性の発現を抑えることができるので
好ましい。同様の理由から重合組成物中に架橋性単量体
を含有せしめる場合には、10重量−以下、好ましくは
5重量−以下の割合で含有せしめるのがよい。斯かる架
橋性単量体としては、ジビニルベンゼン、エチレンクリ
コールジアクリレート、エチレングリコールジメタ・、
クリレート、メタクリル酸アリル、フタル酸アリル、ト
リメチロールプ關バントリアクリレート等を挙けること
ができる。
その他目的に応じて共重合体エマルジ謬ンに消14開昭
58−138748 (4) 泡剤、可朧剤、成膜助剤など通常の光沢剤に用いられて
いる添加剤を加えることもできる。また水溶性若しく社
油溶性の染料、顔料ま良は充填剤などを加えることもで
き、この例としてはカーボンブラック、チタンホワイト
、フタロシアニンブルー、シリカなどであり、これらの
使用量は共重合体エマル217100重量W(固形分)
に対し、100重量部以下、好ましくは50重量部以下
である。
以上において本発明ゴム製品用光沢剤における固形分の
含有割合は10〜40重量%が好ましく、この固形分の
粘度としては、スプレーで塗布する場合社20 C1)
z以下であることが好ましく、スポンジ、布などで塗布
する場合は20 cps 以上でもよいがあtり高粘度
になると塗布して得られる被膜の厚さが厚くなり、乾燥
に時間がかかるため不利である。
本発明ゴム製品用光沢剛線以上のような構成で  今あ
るから、後述する実施例からも理解されるよう  )K
、ゴムに対する密着性が曳好であり、これをゴム製品に
塗布して乾燥せしめて得られる被膜は、(13) 優れ九光沢を有する上、粘着性が低いため大きな耐汚染
性が得られ、しかも低温時或いは高温時においても耐屈
曲性が大きいため、伸び、縮み、属―などの変形を絶え
ず受けるような使用条件下においても大きな耐久性が得
られ、ま九直射日光、風雨、雪などにさらされる状況に
おいても大きな耐候性が得られ長い使用寿命を得ること
ができる。
従って特にゴムタイヤに好適に使用することができる。
そして本発明ゴム製品用光沢剤はアルカリ性111KK
可溶であるため、例えば被膜が汚染され九り、損傷した
場合には、アルカリ性除去液例えばアンモニア或い鉱水
酸化ナトリウムなどのアルカリ水溶液ま九はこのアルカ
リ水ffI液にアルコール、ケトンなどの親水性有機溶
剤を加え九溶液でζするなどの処理を施すことにより当
諌被膜を容易Kik去することができ、従って除去し九
il再び本発明ゴム製品用光沢剤を塗布することによ抄
優れ九光沢のある被膜を繰り返して得ることができる。
なお本発明ゴム勇品用光沢剤は、合成樹層、木、(14
) 金属、ガラス、皮革などに用いることを禁止されるもの
で社ない。
以下本発明の実施例について説明するが本発明はこれら
の実施例に限定されるものではない。
実施例1 冷却器、攪拌器、温度針及び単量体添加ポンプを具えて
成るフラスコ反応器に加熱器及び窒素還流装置をMRり
付け、当該フラスコ反応器内に水153J重量部、乳化
剤としてラウリル硫酸ナトリウム2重量部を仕込み、窒
素還流しながらフラスコ反応器内を温度80〜82°C
K加熱した上重合触媒として過硫酸ナトリウム03重量
部を加え、次いでアクリル酸2−エチルへキシルアクリ
レート65重量部、メタクリル酸メチル25重量部、及
びメタクリル酸10重量部よ9威る重合組成物(即ち単
量体の混合物)を1時間に亘り連続的に前記フラスコ反
応器内に添加することによ抄重合せしめる。この添加が
終了し良後温度85〜90@Cで2時間保持し、その後
冷却して濾過して固有粘度がIJ dl / f、ガラ
ス転移温度が一276C,及び粒径が(15) OD@ミクロンの共重合体エマルクロンを得た。得られ
え共重合体エマルジlン100重量部と、これにアルカ
リ可溶性樹脂としてr PR−19788J (住友ベ
ークライト社製) 13重量部、ワックスとして「ポリ
エチレンワックスB 5403 B J (東部化学社
II)20重量部、レベリング剤としてjTBXPJ(
大入化学社製) 14重量部、湿潤剤として「フッ素界
函活性剤 FC1Z8J(住友スリーエム社II)(1
001重量部を混合し、固形分の含有−金が25重量%
となるよう水で希釈して本発明ゴム製品用光沢剤を作製
した。これを「試料1」とする。
比較11111 アクリル酸2−エチルへキシルアクリレート4@重量部
、メタクリル酸メチル42重量部、及びメタクリル酸1
0重量部よ抄成る重合組成物を用いえ傭は実施例1と同
様にして、−有粘度が1.7#/f、ガラス転移温度が
−1,70、及びIIL価がOn」クロンの共重合体エ
マルクロンを得え。この共重合エマルジ璽ンを用い実施
例1と同様にして比較用ゴム員品用光沢剤を作製した。
これを「比較試料1」とする。
比較例2 アクリル酸2−エチルへキシルアクリレート79重量部
、メタクリル酸メチル11重量部、及びメタクリル酸1
0重量部よ一成る重合組成物を用い九他は実施例1と同
様にして、固有粘度が1.5 m/f、ガラス転移温度
が一45’C1及び粒径が0.09ミクーンの共重合体
エマルジlンを得九。この共重倉体エマルジ■ンを用い
実施例1と同様にして比較用ゴム製品用光沢剤を作製し
た。これを「比較試料2」とする。
比較例3 アクリル酸2−エチルへキシルアクリレート68重量部
、メタクリル酸メチル33重量部、及びメタクリル酸2
重量部よ勢威る重合組成物を用い九他は実施例1と同様
にして、固有粘度が1.64i/f、ガラス転移温[q
−30”C,及び粒径が0り8ミクロンの共重合体エマ
ルジ譜ンを得た。この共    イ重合体エマルシロン
を用い実施例1と同様にして比較用ゴム展品用光沢剤を
作製しえ。これを「比(17) 較試料3」とする。
比較例4 アクリル酸2−エチルへキシルアクリレート65重量部
、メタクリル酸メチル10重量部、及びメタクリル酸2
5重量部より成る重合組成物を用いた鉤は実施例1と同
様にして、固有粘度が1.71/f、ガラス転移温度が
一21°C1及び粒径がobttクロンの共重合体エマ
ルジ1ンを得た。この共重合体エマルジ1ンを用い実施
例1と同様にして比較用ゴム製品用光沢剤を作製した。
これを「比軟試料4」とする。
以上の試料1並びに比較試料1〜4をそれぞれゴムシー
トに約11/dの付着量となるよう塗布して得られた試
験用ゴムシートを用い下記の試験(1)〜(ηを行なっ
た。また試料1並びに比較試料1〜4をそれぞれゴムタ
イヤに2回塗りして得られえ試験用ゴムタイヤを用い下
記の試験(8)を行なり九。
試験(1)〔光沢試験〕 目視により被膜の光沢の程度管調べた。評価は、(18
) ○:非常に光沢がある、Δ:光沢がある、X:塗布前後
の変化なし、の3段階とした。
試験(匂〔耐伸長疲労試験〕 デマッチャ試験器によりもとの長さのθ〜20−の伸び
となるよう伸長テストを40万回繰り返して行なワて被
膜の表面状態を調べた。評価は、○:40万回でガミ化
なし、Δ:20〜30 万一で被膜にクラックが発生し
た、x:io  ガミ以下で被膜にクラックが発生した
、の3段階とした。
試験(3)〔耐候性試験〕 サンシャインウェザ−メータでtsoHa暴露後の被膜
の光沢及び表面状態の変化を目視により調べ友。評価紘
、○:はとんど変化なし、Δ:光沢低下が明らかに認め
られた、X:光沢が消失し白化がみられ九、の3段階と
した。
試験(尋〔耐嘩屈曲性試験〕 温度−30°Cの雰囲気におりて各試験用ゴムシートを
折り−げ、これによる被膜の変化を調べた。
評価は、○:変化なし、Δ:わずかにクラックが発生し
た、×:クラックの発生が著しかった、の(19) 33R階とし喪。
試験(5)〔粘着性試験〕 光沢剤塗布後1日経過した試験用ゴムシートをそれぞれ
2枚ずつ用意し、1枚は温度20°C1他の1枚は温度
50°Cの寥囮気下に3時間に亘り放置した後の被膜の
粘着性を詞べた。評価は、○:湿温度0’C1温度50
”Cにおける両者とも粘着性がなかつ九、△:温度20
°Cにおけるもので粘着性がわずかにあったものと、温
度20’Cでは粘着性がなかったが温度50°Cでは粘
着性が生じたものとがあ−)良、×:温度20°C1温
度50@CKおける両者とも粘着性が著しかった、の3
R階とした。
試験(−゛〔耐水性試験〕 各試験用ゴムシートを24時間に亘り水に浸漬し良後被
膜の状態を調べえ。評価は、〇二変化なし、Δ:わずか
に白化し、膨潤が与られた、×:白化、膨潤が著しかっ
た、め3段階としえ。
試験(7) [アルカリ性溶液による除去性試験〕壺試
験用ゴムシートを濃度5−のアンモニア水に20分間に
亘−浸漬し九後軽くブラッシングして被膜の変化を調べ
た。評価紘、○:被被膜完全に除去された、△:被被膜
一部が残存した%X:被膜の除去ができなかつ良、03
段階とじ九。
試験(a)〔タイヤでの走行試験〕 各試験用ゴムタイヤを自動車に装着して同様の条件下で
2万一走行した後被膜の変化を調べた。
評価は、○:元沢の低下がなく、クラックの発生もみら
れず、はこりの付着もわずかであった、Δ:光沢が若干
低下し、クラックの発生が看干みられ、はこりの付着が
相当あった、X:光沢の低下が着しく、クラックの発生
も著しく、更にほこりの付着が著しくて外観が著しく損
われた、の3段階とした。
以上の試験結果を第1表に示す。
(21) jI1表 以上の結果より、ガラス転移温度が一5°C以上の比較
試料1による被膜は試験(匂〔耐伸畏疲労試験〕におい
てクラックが発生し、ま友光沢、耐水性、アルカリ性溶
液による除去性もやや劣り、2万一のタイヤでの走行に
も耐えることができなか2え。ま九比較試料2のように
ガラス転移温度が一409C以下のものによる被膜は粘
着性が生じはζりなどが付着し易いため傷が発生し易く
好ましくない。まえ比較試料3による被膜はα、β−不
(22) 飽和カルボン酸であるメタクリル酸の重合組成物中にお
ける含有割合が5重量%より小さい丸めアルカリ性溶液
による除去性が著しく低下し、このため長期閾使用後古
い被膜を除去して再塗布することが困難となる。また比
較試料4による被膜紘耐水性、耐伸長疲労が悪化するた
め好ましくない。
これら比較試料1〜4による被膜に比べ、本発明に係る
試料IKよる被jlIFiゴム製品用光沢剤として要求
される性能を充分に満足するものである。
実施例2 アクリル酸2−エチルへキシルアクリレート65重量部
、メタクリル酸メチル25重量部、及びメタクリル酸1
0重量部より成る重合組成物を用い、分子量調節剤及び
重合開始剤を用いた他は実施例1と同様にして固有粘度
が1.6#/f、ガラス転移温度が一27°C1及び粒
径が0.08 iクロンの共重合体エマルジ扇ンを得九
。この共重合体エマルジ薦ンを用い実施例1と同様にし
て本発明ゴム展品用光沢剤を作製し九。これを「試料2
」とする。
(23) 比較例5 分子量調節剤及び重合開始剤の含有割合を代え九倫紘実
施例2と同様にして固有粘度が044/f、ガラス転移
温度が一30’C、及び粒径が8.08ミクロンの共重
合体エマルクロンを得え。この共重合体エマルクロンを
用い実施例1と同様にして比較用ゴム製品用光沢剤を作
製した。これを「比較試料5」とする。
比較例6 分子量調節剤及び重合開始剤の含有割合を代え九他は実
施l12と同様にして固有粘度がua7t、ガラス転移
温度が一23°C1及び粒径が0.Q8tクロンの共重
合体エマルジ腸ンを得九。この共重合体エマルクロンを
用い実施例1と同様にして比較用ゴム製品用光沢剤を作
製しえ。これを「比較試料6」とする。
比軟f17          :・ 分子量関節剤及び重合開始剤の含有−合を代え九倫は実
施例2と同様にして固有粘度が1.5#/f、ガラス転
移温度が一27°C1及び粒径が0.045 <Hi#
il昭58−138748(ン)クロンの共重合体エマ
ルクロンを得喪。この共重合体エマルジーンを用い実施
例1と同様にして比較用ゴム製品用光沢剤を作製した。
これを「比較試料7」とする。
比較例8 分子量調節剤及び重合開始剤の含有割合を代え九他鉱実
施例2と同様にして固有粘度が1.6#/f。
ガラス2転移温度が−2799、及び粒径が0.23 
<クロンの共重合体エマルジlンを得え。この共重合体
エマルクロンを用い実施例1と同様にして比較用ゴム製
品用光沢剤を作製し喪。これを「比較試料8」とする。
以上の試料2並びに比較試料5〜8を用いて前述と同様
にして試験用ゴムシート及び試験用ゴムタイヤを作製し
、前述の試験(1)〜(櫛を同様に行な、より。、。2
57よ、え。1.□、2.よオ   ゛す。
(25) 第2表 以上の結果より、比較試料5による被膜は固有粘度が1
.0#/f以下であるため耐−性及び耐水性が劣り、ま
た粘着性が著しく増大しほこりなどが付着し易い。一方
比較試料6による被膜のように固有粘度が2.5#/f
以上になると被膜形成が困難となり、密着性が悪く、耐
伸長疲労が著しく−下し、また耐寒屈−性も悪化するた
め実用性に乏しい◎即ち固有粘度は1.0〜Z5dl/
l であることが必要で、これより大きくても小さくて
も実用性が失なわれる。粒径についてはO,XSミクロ
ンより大きくなると光沢がでにくく耐水性もやや劣る。
次に実施例1における試料1、従来の床用光沢剤「フロ
アーボリッシ、J (ロームアントノ〜−ス社製)、市
販のタイヤ用光沢剤人「ダイヤブラック」(スター°ラ
イト工業社製)及び市販のタイヤ用光沢剤B「タイヤワ
ックス」(ジ冒ンソン社製)のそれぞれを塗布したゴム
シートを用い、前述の試験(D〜(ηを行ない、さらに
被膜の密着性を調べた。密着性の評価は、O:良好、Δ
:やや劣る、X:不嵐、03段階とし友。結果は第3表
に示す。
第  3  表 (27) 以上の結果から、従来の床用光沢剤社クラックが発生し
鳥く、害鳥に膜剥離が生じ、耐水性、密着性も劣る。ま
良市販のタイヤ用光沢剤ム及びBについては、一層性が
劣り、軽いブラッシングで害鳥に膜剥離が生じ、耐水性
及び耐候性も劣り、経時的に光沢の低下が著しく外観の
変化が著しいため長期間に亘る使用には適していない。
次に実施fa1において得られた共重合体エマルクロン
に、添加剤としてレベリング剤、湿潤剤、ワックス、及
びアルカリ可溶性樹脂を種々の含有割合で加えてゴム製
品用光沢剤を作製し、これらをゴムシートに塗布して前
述の試験(1)〜(ηを行ない、さらにゴムシートへの
ぬれの真否及び密着性を調べた。まえ、ゴムタイヤにも
塗布して前述の試験(鴫を行なった。結果は第4表に示
す。尚ゴムシートへのぬれの評価及び密着性の評価は、
○:嵐好、Δ:やや劣る、×:不良、の3段階とした。
表中数字は重量部を表わす。
’41nn昭58−138748 (8)第4表(その
1) (29) 第4表(その2) (30) 第4表の結果より、A2及び属7はレベリング剤及び湿
潤剤が欠如しているためゴムシートへの塗布が困難とな
る。即ち湿潤剤は光沢剤の−に四張力を丁げゴム製品へ
遊布する脈はじきをなくしぬれを良くする点で重要であ
る。しかし湿潤剤の含有割合が多すぎると耐水性が低ド
し、耐候性試験でね被膜のi化が与られた。またレベリ
ング剤は均一にかつ平滑に塗布するために重要であり、
被膜の厚さを均一にし、・光沢4均−にする。レベリン
グ剤が欠如している場合は塗布後乾燥する過程でむらが
生じ、被膜の淳さが不均一となり美観を損う。しかしレ
ベリング剤の含有割合が多すぎると被膜に粘着性が生じ
、はこりなどが付着し易くなり、ま九被膜が柔くなりす
ぎるため傷が生じ易く耐久性が劣る。アルカリ可溶性拘
脂は古い被膜をアルカリ性溶液で除去する際の除去性を
高める点でXiであるが、含有割合が多すき°るとガラ
ス転移温度が高くなり、クラックが発生し易く、耐水性
も低下するため、含有割合社光沢剤の使用目的に応じて
定めることが重要である。即ち共重合(31) 体エマルジlンがアルカリ除去性が良好な場合紘含有割
合を小さくし、アルカリ除去性が不良な場合紘含有割合
を大きくすればよい。ワックスは被膜が受ける衝撃力、
摩擦力を緩和し、被膜の傷などを充填する作用を有する
ため、被膜の平滑性、光沢を保つ点で重要である。しか
しワックス紘離瀾剤としても作用するため含有割合が多
すぎると密着性が低下し、光沢も低下する。
次に本発明ゴム製品用光沢剤をゴムシート、プラスチッ
ク板、ガラス板、鉄板、化粧合板に塗布して前述の試験
(1) 、 (@ 、 (7)を行ない、さらに密着性
耐摩耗性及び試験(3)〔耐候性試験〕を行なった後の
被塗布材の色の変化を調べえ。密着性及び耐摩耗性につ
いてll1Oは良好を表わし、色の変化について社○が
変化なし、Δがやや変化有抄を表わす、結果は第5表に
示す。
特開昭58−138748 (9) 第  5  衆 この結果から、本発明ゴム製品用光沢剤社被塗布材によ
らず、光沢、密着性、耐摩耗性、耐水性及びアルカリ除
去性が優れていることが理解される。友だし、耐候性試
験後の被塗布材の色の変化については鉄板及び化粧合板
にやや変化がみられ保−属としての機能は中や劣る。
次に本発明ゴム製品用光沢剤をゴムシートに1−塗すし
え場合と2WA塗りし九場合における両者の耐候性を調
べる丸め前述の試験(3)を行なった後   1の光沢
を調べえ。ま良耐候性試験後の被膜を5−のアンモニア
水を主成分とするアルカリ性水溶液により除去した後再
び塗布してその光沢を調べた。
(33) 光沢は「村上式光沢度計」(村上色彩技術研究新製、6
0度反射)Kより測定しえ。結果は第6表に示す。
xi  表 このように再塗布後の被膜は除去する前の被膜の初期の
光沢と同様の光沢が得られることが理解される。
次に実施例1において、架橋性単量体をその含有−合を
変えて重合組成物中に溶解し、同様に重合して共重合体
エマルジlンを得、これに多価金属化合物をその含有割
合を変えて添加しえ他は同様にして本発明ゴム製品用光
沢剤を作製し、これをゴムシート及びゴムタイヤに塗布
して前述の試験(1)〜(η及び(@を行なった。また
密着性も調べ丸。
結果は第7表に示す。尚多価金属化合物としては(34
) 酸化亜鉛を炭酸アンモニウム水により錯塩とし友ものを
用いえ。表中数字社共重合体エマルジ譜ン100重量部
に対して添加せしめる重量部数を表わす。密着性の評価
FiOが良好、Δがやや劣る、Xが不良を表わす。
jl 7 表 (35) 多価金属化合物及び架橋性単量体はガラス転移温度以上
の温度寥■気下において見られる急激な弾性率の低下及
び粘着性の発生を防止するために重要であるが添加量は
、第7表から塩解されるように少量であることが好まし
い。添加量が多すVると置部性が低下し、伸縮、屈曲な
どの変形により容JIK被膜が剥れ、クラックが発生し
鳥くなる。
特開昭58−138748(10) 第1頁の続き ■出 願 人 ブリデストンタイヤ株式会社東京都中央
区京橋1丁目1o番1 号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. l)そのアルキル部分が炭素数4〜12のアルキル基で
    ある、アクリル酸アルキルエステル及び/ま九はメタク
    リル酸アルキルエステルを50〜85重量−1及びα、
    /−不飽和カルボン酸を5〜15重量−含有して成る重
    合組成物を共重合して得られる、テトラヒドロフラン中
    温度30’CKおける固有粘度が1.0〜15 m/f
    、 tj5ス転1111度カー 40〜−5°C1及び
    粒径がo、isミクロン以下である共重合体エマルジ曹
    ンを含有して成ることを譬徽とするゴム製品用光沢剤。
JP2067682A 1982-02-13 1982-02-13 ゴム製品用光沢剤 Pending JPS58138748A (ja)

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