JPS5813756Y2 - 回転振子時計 - Google Patents
回転振子時計Info
- Publication number
- JPS5813756Y2 JPS5813756Y2 JP17849877U JP17849877U JPS5813756Y2 JP S5813756 Y2 JPS5813756 Y2 JP S5813756Y2 JP 17849877 U JP17849877 U JP 17849877U JP 17849877 U JP17849877 U JP 17849877U JP S5813756 Y2 JPS5813756 Y2 JP S5813756Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- cylindrical shaft
- decorative
- fixed
- rotating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は回転振子時計における駆動回転伝達機構の改良
に関する。
に関する。
回転振子時計は時計動作と装飾のための回転振子動作の
両方を果たすものであるが、一般的には時計動作の精度
を保持するために時計動作機構と回転振子動作機構とが
刷部動源により構成されたものが多く存した。
両方を果たすものであるが、一般的には時計動作の精度
を保持するために時計動作機構と回転振子動作機構とが
刷部動源により構成されたものが多く存した。
このようなものにおいて回転振子動作機構の駆動源は、
振子を一力向のみの回転とするもの□はモーター駆動方
式が多く使用され、芽た往復回動とするものには天府駆
動力式が多く用いられて た。
振子を一力向のみの回転とするもの□はモーター駆動方
式が多く使用され、芽た往復回動とするものには天府駆
動力式が多く用いられて た。
天府駆動方式とは電磁駆動により回動するもので、その
回動の正逆切換はコイルバネのバネ力によって果たす。
回動の正逆切換はコイルバネのバネ力によって果たす。
従来における回転振子時計は、回転する装飾部を吊る方
式と軸支する方式とに区分けでき、夫々欠点を有してい
た。
式と軸支する方式とに区分けでき、夫々欠点を有してい
た。
1ず装飾部を吊る方式であるが、この方式の利点はイ回
転装飾部としての飾り玉等に、その回転がなめらかとな
るぐらいの重量を用いることができること、日間転装飾
部の軸支を必要としないまたは簡単な軸支構造のみの構
成でよいこと、ハ正逆切換運動を回転装飾部に行なわせ
る場合においては、吊るための鋼線のねじり弾性にてそ
の運動が可能となること等があげられる75人 この方
式の最大の欠点は各構成のユニット化ができないことが
あげられる。
転装飾部としての飾り玉等に、その回転がなめらかとな
るぐらいの重量を用いることができること、日間転装飾
部の軸支を必要としないまたは簡単な軸支構造のみの構
成でよいこと、ハ正逆切換運動を回転装飾部に行なわせ
る場合においては、吊るための鋼線のねじり弾性にてそ
の運動が可能となること等があげられる75人 この方
式の最大の欠点は各構成のユニット化ができないことが
あげられる。
次に回転する装飾部を軸支する方式であるが、この方式
は、単に通常用いられている軸受構造では摩擦抵抗等が
大きくなってし1い、そのため駆動回転力を大きく設定
しなげれば実現できなかった。
は、単に通常用いられている軸受構造では摩擦抵抗等が
大きくなってし1い、そのため駆動回転力を大きく設定
しなげれば実現できなかった。
このことは、回転装飾部がかなりの重量を有するため当
然、軸径な大径にしなければならないことから理解でき
るものである。
然、軸径な大径にしなければならないことから理解でき
るものである。
しかしながら、前述吊り方式とは異なり、各構成のユニ
ット化は可能となりその意味での利点は在しており、そ
の改良が車重れていた。
ット化は可能となりその意味での利点は在しており、そ
の改良が車重れていた。
本考案は、従来の問題を解決した回転製飾部軸支方式の
改良であり、各構成のユニット化を実現できまた、摩擦
損失が少なくさらに各衝撃に対処し得る回転振子時計を
提供するものである。
改良であり、各構成のユニット化を実現できまた、摩擦
損失が少なくさらに各衝撃に対処し得る回転振子時計を
提供するものである。
本考案の要旨は、回転振子時計における駆動力伝達機構
を装飾部の自重を支える円筒軸と地板等に固定された固
定軸とに分け、軸支構造として固定軸を円筒軸に嵌入し
、その接合部を球面にて軸支し、さら□円筒軸には該軸
支における逃げ空部な設けてなる構造である。
を装飾部の自重を支える円筒軸と地板等に固定された固
定軸とに分け、軸支構造として固定軸を円筒軸に嵌入し
、その接合部を球面にて軸支し、さら□円筒軸には該軸
支における逃げ空部な設けてなる構造である。
以下、実施例に基づき詳細に説明する。
第1図〜第4図1でか本考案第1実施例を示している。
飾り玉1.1’j1“・・・は支え軸2に固定されてお
り、支え軸2の回動に関して適度な回転トルクを発生さ
せるような重さを持つ。
り、支え軸2の回動に関して適度な回転トルクを発生さ
せるような重さを持つ。
第1円筒軸3は上部において支え軸2と着脱可能に結合
しており、下部において第2円筒軸4と結合している。
しており、下部において第2円筒軸4と結合している。
したがって、飾り玉1.1′・・・からなる装飾部と駆
動部とはユニット化が可能となる。
動部とはユニット化が可能となる。
天府6は2枚の天府板601.602から構成され磁石
7゜8とバランスウェイト9,10を相々軸対称に設け
てなり、第2円筒軸4に固着されている。
7゜8とバランスウェイト9,10を相々軸対称に設け
てなり、第2円筒軸4に固着されている。
天府駆動用コイル11は、天府6における磁石7.8の
間に位置し図示は省略したが付属する回路構成により、
天府6を磁気付勢する目的をもつ。
間に位置し図示は省略したが付属する回路構成により、
天府6を磁気付勢する目的をもつ。
ゼンマイ状に成形されたコイルバネ12は、その中心端
を第1円筒軸3に、また外端を上板13に支持されてお
り天府6に対し正逆回動における弾性付勢を与える。
を第1円筒軸3に、また外端を上板13に支持されてお
り天府6に対し正逆回動における弾性付勢を与える。
ここで上板13と下板14は3本の支柱15j16j1
7により支えられている。
7により支えられている。
筐た上板13には、第1円筒軸3の上方への突出を果た
す透孔13aが設げられている。
す透孔13aが設げられている。
固定軸5は下板14に植設され、前記第1.第2円筒軸
3゜4に嵌入しており第1円筒軸3の内面において、球
体20を接合部として支え軸2を軸支している。
3゜4に嵌入しており第1円筒軸3の内面において、球
体20を接合部として支え軸2を軸支している。
その詳細は、第3図の拡大図に示すとおり第1円筒軸3
には内面に設けた球体20とほぼ円径からなる嵌合溝3
01及び該嵌合溝301より大径なる逃げ空部302を
有している。
には内面に設けた球体20とほぼ円径からなる嵌合溝3
01及び該嵌合溝301より大径なる逃げ空部302を
有している。
固定軸5は、その先端に凹部501が設げである。
球体20は第1円筒軸3の嵌合溝301に嵌合した状態
にて、固定軸5の凹部501と係接し第1.第2円筒軸
3#4を中心軸5をもって回動自在に軸支する役目を果
たす。
にて、固定軸5の凹部501と係接し第1.第2円筒軸
3#4を中心軸5をもって回動自在に軸支する役目を果
たす。
こお構造での回動摩擦は従来における軸受構造より微小
となることは当然理解できるものである。
となることは当然理解できるものである。
一方、第2円筒軸4の下部には受は部としての小径部4
01が設けられ、第1.第2円筒軸3,4の振れを防ぐ
役目を果たしている。
01が設けられ、第1.第2円筒軸3,4の振れを防ぐ
役目を果たしている。
以上のような構造から成る第1実施例は、回転装飾部と
しての飾り玉1.1’、1“・・・の自重を支える第1
.第2円筒軸3,4を固定軸5によりその接合部を球体
20として軸支するものであり第1、第2円筒軸3,4
の回動(すなわち飾り玉1j1′・・・の装飾回動)に
おける摩擦損失を少なくすることができる。
しての飾り玉1.1’、1“・・・の自重を支える第1
.第2円筒軸3,4を固定軸5によりその接合部を球体
20として軸支するものであり第1、第2円筒軸3,4
の回動(すなわち飾り玉1j1′・・・の装飾回動)に
おける摩擦損失を少なくすることができる。
また第2円筒軸4の固定軸5に対する振れを防ぐための
小径部401と固定軸5との摩擦損失であるが、これは
固定軸5を必要以上に大径としない限り問題とはならな
い。
小径部401と固定軸5との摩擦損失であるが、これは
固定軸5を必要以上に大径としない限り問題とはならな
い。
さらに該構造においては、各軸2.3j4に対するラジ
アル方向の衝撃付加に対しても第4図に示すように球体
20が固定軸5の先端部凹部501から脱することによ
って対処し得る。
アル方向の衝撃付加に対しても第4図に示すように球体
20が固定軸5の先端部凹部501から脱することによ
って対処し得る。
このとき、固定軸5は第1円筒軸3の逃げ空部302へ
移動することになり、その後は球体20の曲面により元
の状態に復帰する。
移動することになり、その後は球体20の曲面により元
の状態に復帰する。
第5図は本考案第2実施例を示す要部拡大図で、上述第
1実施例における球体20をここにおいては、第1円筒
軸3の内面に一体的に球状突起310として設けたもの
であり、特徴等は上述第1実施例と変わりはない。
1実施例における球体20をここにおいては、第1円筒
軸3の内面に一体的に球状突起310として設けたもの
であり、特徴等は上述第1実施例と変わりはない。
また第6図は、本考案第3実施例を示す要部拡大図で、
前述第5図での球状突起310を固定軸5の先端に球状
突起510として設け、さらに第1円筒軸3の内面に凹
部320を設けたものであり、これについても上述第1
実施例と同様な特徴を持つものである。
前述第5図での球状突起310を固定軸5の先端に球状
突起510として設け、さらに第1円筒軸3の内面に凹
部320を設けたものであり、これについても上述第1
実施例と同様な特徴を持つものである。
以上、本考案はかなりの重さを有する回転装飾部を持つ
回転振子時計において、回転装飾部の自重を支える円筒
軸の固定軸に対する軸支において回動による摩擦損失が
少なく、さらにラジアル方向の衝撃付加に対処し得る構
造を提供するものである。
回転振子時計において、回転装飾部の自重を支える円筒
軸の固定軸に対する軸支において回動による摩擦損失が
少なく、さらにラジアル方向の衝撃付加に対処し得る構
造を提供するものである。
第1〜第4図は本考案第1実施例を示すもので第1図は
正面図、第2図は第1図A−A線断面図。 第3図と第4図は第1図X部拡大図。 第5図は本考案第1実施例を示す要部拡大図。 第6図は本考案第3実施例を示す要部拡大図。 1.1’、1”・・・・・・飾り玉、3・・・・・・第
1円筒軸、302・・・・・・逃げ空部、4・・・・・
・第2円筒軸、5・・・・・・固定軸、6・・・・・・
天府、11・・・・・・駆動コイル、20・・・・・・
球体。
正面図、第2図は第1図A−A線断面図。 第3図と第4図は第1図X部拡大図。 第5図は本考案第1実施例を示す要部拡大図。 第6図は本考案第3実施例を示す要部拡大図。 1.1’、1”・・・・・・飾り玉、3・・・・・・第
1円筒軸、302・・・・・・逃げ空部、4・・・・・
・第2円筒軸、5・・・・・・固定軸、6・・・・・・
天府、11・・・・・・駆動コイル、20・・・・・・
球体。
Claims (1)
- 飾り玉等が回動することによって装飾的効果を持たせる
装飾部と、回転駆動部(天府、モーター等)と、該回転
駆動部の回転を装飾部に伝達する伝達機構とから成り\
少なくとも伝達機構は上端に着脱可能に固定された装飾
部の自重を支える円筒軸と、該円筒軸に挿入され地板等
に固定された固定軸とを有し、両軸の接合部を球面及び
凹部面とすることにより固定軸に対して円筒軸を回転自
在に軸支し、ざら□円筒軸には該軸支における径方向の
逃げ空部な設けてなる構造を有する回転振子時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17849877U JPS5813756Y2 (ja) | 1977-12-28 | 1977-12-28 | 回転振子時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17849877U JPS5813756Y2 (ja) | 1977-12-28 | 1977-12-28 | 回転振子時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54103245U JPS54103245U (ja) | 1979-07-20 |
JPS5813756Y2 true JPS5813756Y2 (ja) | 1983-03-17 |
Family
ID=29189015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17849877U Expired JPS5813756Y2 (ja) | 1977-12-28 | 1977-12-28 | 回転振子時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5813756Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020101539A (ja) * | 2018-12-20 | 2020-07-02 | ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド | 時計ムーブメントの軸受、とりわけ、ショック・アブソーバー、およびロータリー・ホイール・セット |
-
1977
- 1977-12-28 JP JP17849877U patent/JPS5813756Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020101539A (ja) * | 2018-12-20 | 2020-07-02 | ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド | 時計ムーブメントの軸受、とりわけ、ショック・アブソーバー、およびロータリー・ホイール・セット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54103245U (ja) | 1979-07-20 |
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