JPS5813726Y2 - 炉況計測装置の断熱容器 - Google Patents
炉況計測装置の断熱容器Info
- Publication number
- JPS5813726Y2 JPS5813726Y2 JP15372078U JP15372078U JPS5813726Y2 JP S5813726 Y2 JPS5813726 Y2 JP S5813726Y2 JP 15372078 U JP15372078 U JP 15372078U JP 15372078 U JP15372078 U JP 15372078U JP S5813726 Y2 JPS5813726 Y2 JP S5813726Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- insulating material
- water tank
- measuring device
- melting point
- Prior art date
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、加熱炉等の炉内状況をm+Jする装置のため
の断熱容器に関するものである。
の断熱容器に関するものである。
加熱炉等の炉内零囲気または加熱炉内に装入される金属
材料の温度経時変化等を知るために、炉況計測装置が開
発された。
材料の温度経時変化等を知るために、炉況計測装置が開
発された。
この炉況計測装置は断熱容器内に電子計測素子を内蔵さ
せ、断熱容器外部に設けた検出器からの検出信号を電子
計測素子に送り、適当なタイミングで検出信号を分析・
記憶するように構成されている。
せ、断熱容器外部に設けた検出器からの検出信号を電子
計測素子に送り、適当なタイミングで検出信号を分析・
記憶するように構成されている。
との炉況計測装置は、炉内の適当な位置に設置されろか
、あるいは装入材料に取り付けられて炉内の状況を経時
的に記憶する。
、あるいは装入材料に取り付けられて炉内の状況を経時
的に記憶する。
所要の時間後に計測装置は炉外に取り出され、別に用意
しである読出装置にかけられて、先に記憶した計測結果
が読み出される。
しである読出装置にかけられて、先に記憶した計測結果
が読み出される。
このような計測装置d断熱容器は、鉄製の箱の内側に断
熱材を張り付け、その内に水タンクを置き、水タンクの
凹部内にジュツ(Dewar)びんを入れた構造になっ
ている。
熱材を張り付け、その内に水タンクを置き、水タンクの
凹部内にジュツ(Dewar)びんを入れた構造になっ
ている。
電子コ唄1]素子はジュツびん内に挿入される。
このような断熱容器においては、断熱材、水タンク、ジ
ュツびんの三重構造をとって断熱効果を得ている。
ュツびんの三重構造をとって断熱効果を得ている。
水タンク内壁温度は工OO℃1でしか下げられないので
、水タンク内にジュツびんを入れて電子部品の通常の使
用上限温度である70’C1でに抑えている。
、水タンク内にジュツびんを入れて電子部品の通常の使
用上限温度である70’C1でに抑えている。
したがって、このような断熱構造では、ジュツびんが不
可欠のものである。
可欠のものである。
しかし、通常ジュツびんは円筒形で、一方、電子計測素
子は直方体であるから、収納効率が悪く、したがって、
電子計測素子の分析・記憶容量も低下する。
子は直方体であるから、収納効率が悪く、したがって、
電子計測素子の分析・記憶容量も低下する。
逆に、所望の分析・記憶容量を得るためには、断熱容器
が大型化するという欠点がある。
が大型化するという欠点がある。
したがって、本考案の目的は、電子計測素子の収納に適
し、しかもこの素子を効率よく作動させることのできろ
断熱容器を得ろことにある。
し、しかもこの素子を効率よく作動させることのできろ
断熱容器を得ろことにある。
本考案の炉況計測装置の断熱容器は、従来の断熱容器に
不可欠であったジュツびんを排除し、その代わりに低融
点金属の断熱層を設け、その内側に電子計測素子を入れ
る構成をとった点VC特徴がある。
不可欠であったジュツびんを排除し、その代わりに低融
点金属の断熱層を設け、その内側に電子計測素子を入れ
る構成をとった点VC特徴がある。
次に、図面を参照して、本考案の炉況計測装置の断熱容
器の構造について具体的に説明する。
器の構造について具体的に説明する。
第1図から第3図において、本考案の断熱容器1は、金
属製の箱11の内側に例えばアスベスト、炭化コルク、
セラミック・ファイバ等の断熱材12が張り付けられ、
さらにその内側に水タンク13が入れられろ。
属製の箱11の内側に例えばアスベスト、炭化コルク、
セラミック・ファイバ等の断熱材12が張り付けられ、
さらにその内側に水タンク13が入れられろ。
水タンク13の位置を固定するために、適当な断熱材か
らなる支柱131を水タンク13と金属製の箱11との
間に設けてもよい。
らなる支柱131を水タンク13と金属製の箱11との
間に設けてもよい。
水タンク13のほぼ中央には、直方体の凹部132が形
成されている(第3図)。
成されている(第3図)。
との凹部132に合せて断熱材12訃よび箱11にそれ
ぞれ開口121釦よび111が明けられている。
ぞれ開口121釦よび111が明けられている。
水タンク13の頂部には蒸気抜パイプ133が設はうし
ていて箱11の外部に連通している。
ていて箱11の外部に連通している。
このパイプ133は水タンク13への水の補給にも用い
られる。
られる。
水タンク13の内側には、さらに断熱材14を張り付け
、その内側に低融点金属からなる融解断熱層15を設け
る。
、その内側に低融点金属からなる融解断熱層15を設け
る。
低融点金属としては、融解点58.40の酢酸ナトリウ
ム、融解点70Cのビスマス、鉛、スズ、カドミウムか
らなる合金が利用できる。
ム、融解点70Cのビスマス、鉛、スズ、カドミウムか
らなる合金が利用できる。
水タンク13の凹部132の入口付近には、後述する蓋
2を挿入できるように、前述の断熱材14および融解断
熱層15が設けられていない。
2を挿入できるように、前述の断熱材14および融解断
熱層15が設けられていない。
蓋2は、箱11と同じ材質の金属板21に断熱材12と
同じ材質の断熱材22を固定し、断熱材22の先端にホ
ルダ23を固定し、ホルダ23から断熱材22、金属板
21を貫通して入力導線24を埋め込んだ構成になって
いる。
同じ材質の断熱材22を固定し、断熱材22の先端にホ
ルダ23を固定し、ホルダ23から断熱材22、金属板
21を貫通して入力導線24を埋め込んだ構成になって
いる。
ホルダ23の先端には、電子計測素子3が着脱自在に装
着される。
着される。
蓋2が第3図に示す位置から第1図に示す状態に挿入さ
れたとき、電子計測素子3が融解断熱層15内に収納さ
れ、lた、蓋2の断熱材22およびホルダ23が水タン
ク132の凹部132および断熱材12の開口132内
に収納gkそして、金属板24が箱11の開口111を
塞ぐ。
れたとき、電子計測素子3が融解断熱層15内に収納さ
れ、lた、蓋2の断熱材22およびホルダ23が水タン
ク132の凹部132および断熱材12の開口132内
に収納gkそして、金属板24が箱11の開口111を
塞ぐ。
金属板24は箱11に慣用のボルト等で止めてもよい。
ホルダ23は、断熱材14恥よび融解断熱層15の端面
に密着して、融解断熱層15が融解したときの外部漏洩
を防止する。
に密着して、融解断熱層15が融解したときの外部漏洩
を防止する。
箱11の外形寸法が50 x 200 x 300 (
m)のとき、融解断熱層15として低融点金属(融解点
70℃、比重9.2拘〆ぜ、融解潜熱7−&4KcaI
At)を10mm厚とし、さらにその外側の断熱材14
としてIOm厚の炭化コルク板を使用した。
m)のとき、融解断熱層15として低融点金属(融解点
70℃、比重9.2拘〆ぜ、融解潜熱7−&4KcaI
At)を10mm厚とし、さらにその外側の断熱材14
としてIOm厚の炭化コルク板を使用した。
このように構成した断熱容器1を加熱炉内に装入したと
きの容器内部の温度変化を第4図に示す。
きの容器内部の温度変化を第4図に示す。
第4図に示すグラフかられかるように、水タンク13内
の水の温度Aは装入後約工時間で100cに達し、その
後は蒸発潜熱によって水タンクの内面温度をほぼ100
℃に保持する。
の水の温度Aは装入後約工時間で100cに達し、その
後は蒸発潜熱によって水タンクの内面温度をほぼ100
℃に保持する。
低融点金属の温度Bは約1.3時間後に70Cに達しそ
の後低融点金属は融解を開始し、約4時間後に低融点金
属は完全に融解し、この間融解潜熱によって70℃を維
持し、その後は昇温する。
の後低融点金属は融解を開始し、約4時間後に低融点金
属は完全に融解し、この間融解潜熱によって70℃を維
持し、その後は昇温する。
したがって、この実施例の場合には、約4時間断熱容器
として使用できる。
として使用できる。
許容使用時間は、利用できろ低融点金属トよび断熱材の
厚みをそれぞれ適当に選ぶことによって、延長すること
も咬た短縮することも可能である。
厚みをそれぞれ適当に選ぶことによって、延長すること
も咬た短縮することも可能である。
第1図は本考案の断熱容器の縦折面図、第2図は第1図
の[−TI線からみた横断面図、第3図は第1図と同様
な図面であって、断熱容器から蓋および電子計測素子を
抜き出した状態を示す。 第4図は本考案の断熱容器の効果を示すグラフ。 1:断熱容器、2:蓋、3:電子計測素子、11:箱、
12:断熱材、13:水タンク、14:断熱材、15:
融解断熱層、21:鉄板、22:断熱材、23:ホルダ
、24:入力導線。
の[−TI線からみた横断面図、第3図は第1図と同様
な図面であって、断熱容器から蓋および電子計測素子を
抜き出した状態を示す。 第4図は本考案の断熱容器の効果を示すグラフ。 1:断熱容器、2:蓋、3:電子計測素子、11:箱、
12:断熱材、13:水タンク、14:断熱材、15:
融解断熱層、21:鉄板、22:断熱材、23:ホルダ
、24:入力導線。
Claims (1)
- 外被を形成する金属製の箱と、鉄箱の内側に張り付けら
れる断熱材と、該断熱材の内側に挿入されかつ中央部に
凹所な有する水タンクと、該水タンクの凹所の内側に張
り付けられろ断熱材と、該断熱材の内側にそって配置さ
れて電子計測素子を収納する空間を画定しかつ低融点金
属からなる融解断熱層と、前記水タンクの凹所入口を塞
ぎかつ前記電子計測素子を保持する蓋とからなる炉況計
測装置の断熱容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15372078U JPS5813726Y2 (ja) | 1978-11-08 | 1978-11-08 | 炉況計測装置の断熱容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15372078U JPS5813726Y2 (ja) | 1978-11-08 | 1978-11-08 | 炉況計測装置の断熱容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5569735U JPS5569735U (ja) | 1980-05-14 |
JPS5813726Y2 true JPS5813726Y2 (ja) | 1983-03-17 |
Family
ID=29141165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15372078U Expired JPS5813726Y2 (ja) | 1978-11-08 | 1978-11-08 | 炉況計測装置の断熱容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5813726Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-08 JP JP15372078U patent/JPS5813726Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5569735U (ja) | 1980-05-14 |
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