JPH11326013A - 液位検出装置 - Google Patents

液位検出装置

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JPH11326013A
JPH11326013A JP13555698A JP13555698A JPH11326013A JP H11326013 A JPH11326013 A JP H11326013A JP 13555698 A JP13555698 A JP 13555698A JP 13555698 A JP13555698 A JP 13555698A JP H11326013 A JPH11326013 A JP H11326013A
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JP
Japan
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thermocouple
liquid level
sheath
liquid metal
liquid
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13555698A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Tamaki
光男 玉木
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体金属の付着や温度変化による影響を受け
ることなく液体金属の液位を精度良く検出することので
きる液位検出装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 液体金属12を貯溜した容器11内に略
鉛直に配置される金属製シース13と、このシース13
内の下部に設けられた第1の熱電対14と、この第1の
熱電対14と距離を隔ててシース13内の上部に設けら
れた第2の熱電対15と、この第2の熱電対15と略同
じ高さでシース13内に設けられた電気ヒータ17とを
備え、第2の熱電対15をヒータ17により加温し、第
1の熱電対14と第2の熱電対15との間に生じた温度
差に基づいて液体金属12の液位を検出することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速増殖炉の冷却
材として使用される液体金属ナトリウム等の液位を検出
する液位検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高速増殖炉の冷却材として使用される液
体金属ナトリウムは熱伝導性に優れていることが従来か
ら知られており、このような液体金属の液位を検出する
手段として、図3に示す接点式液面計や図4に示す誘導
式液面計などがある。
【0003】接点式液面計は容器1内に貯溜された液体
金属2の導電性を利用して液体金属2の液面位置を検出
するものであり、電極棒3に液体金属2が接すると、電
極棒3に電源4を介して接続された表示ランプ5が点灯
するようになっている。
【0004】一方、誘導式液面計は一次コイル6と二次
コイル7とからなる差動トランスを用いて液体金属2の
液面位置を検出するものであり、二次コイル7には増幅
器8を介して電圧計9が接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した接点式液面計
では液体金属2が低温の時には液体金属2の液位を精度
良く検出することが可能であるが、液体金属2が高温の
時には液体金属2の蒸気が電極棒3の表面に付着するた
め、検出精度の低下を招くという問題があった。一方、
誘導式液面計の場合には上記のような問題が生ずること
はないが、液体金属2の温度変化による影響を受け易い
という問題があった。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、液体金属の付着や温度変化による影響を受ける
ことなく液体金属の液位を精度良く検出することのでき
る液位検出装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、液体金属を貯溜した容器内に
略鉛直に配置される金属製シースと、このシース内の下
部に設けられた第1の熱電対と、この第1の熱電対と距
離を隔てて前記シース内の上部に設けられた第2の熱電
対と、この第2の熱電対と略同じ高さで前記シース内に
設けられたヒータとを備え、前記第2の熱電対を前記ヒ
ータにより加温し、前記第1の熱電対と前記第2の熱電
対との間に生じた温度差に基づいて前記液体金属の液位
を検出することを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1お
よび図2を参照して説明する。本発明の一実施形態に係
る液位検出装置の概略構成を図1に示す。同図におい
て、11は液体金属12を貯溜した容器であり、この容
器11内には金属製のシース13が略鉛直に設けられて
いる。このシース13内には第1の熱電対14と第2の
熱電対15が収容されており、これらの熱電対14,1
5はシース13内に充填された絶縁材16によって電気
的に絶縁されている。
【0009】第1の熱電対14はシース13内の下部に
配置されており、この第1の熱電対14のマイナス側端
子には第2の熱電対15のマイナス側端子が接続されて
いる。
【0010】第2の熱電対15は第1の熱電対14と距
離Lを隔ててシース13内の上部に配置されており、こ
の第2の熱電対15のプラス側端子には温度差検出器1
8のマイナス側入力端子18aが接続されている。ま
た、第2の熱電対15は電気ヒータ17により加温され
るようになっており、この電気ヒータ17は第2の熱電
対15と略同じ高さでシース13内に設けられている。
【0011】温度差検出器18は第1の熱電対14と第
2の熱電対15との間に生じた温度差ΔTを検出し、そ
の検出値が予め設定された基準値Tより上であるか下で
あるかを検知するものであり、この温度差検出器18の
プラス側入力端子18bには第1の熱電対14のプラス
側端子が接続されている。
【0012】また、温度差検出器18は表示ランプ点灯
スイッチ19を有しており、第1の熱電対14と第2の
熱電対15との間に生じた温度差ΔTが基準値T以下に
なると、上記スイッチ19がOFFからONに切り替わ
ることにより表示ランプ20が点灯するようになってい
る。
【0013】このような構成の液位検出装置により液体
金属12の液位を検出する場合には、電気ヒータ17に
より第2の熱電対15を加温し、第1の熱電対14と第
2の熱電対15との間に温度差ΔTを生じさせる。この
温度差ΔTは液体金属12の液位によって変化し、例え
ば液体金属12の液位がシース13の下方にある場合
(図中レベルA)には、熱電対14,15間の温度差は
図2に示すようにΔT1となる。また、液体金属12の
液位が上昇して第1の熱電対14付近に達すると(図中
レベルB)、シース13内の下部付近の熱が液体金属1
2に吸熱されることにより、熱電対14,15間の温度
差はΔT1からΔT2(>ΔT1)に変化する。そして、
液体金属12の液位がさらに上昇し、液体金属12の液
位が電気ヒータ17付近に達すると(図中レベルC)、
シース13内の上部付近の熱が液体金属12に吸熱され
ることにより、熱電対14,15間の温度差はΔT2か
らΔT3(<ΔT1)に変化する。
【0014】従って、上述した実施形態では、温度差検
出器18の基準値TをΔT1とΔT3との間に設定するこ
とにより、液体金属12の液位によって表示ランプ20
が点灯したり消灯したりする。よって、シース13の表
面に液体金属12が付着したり或いは液体金属12に温
度変化が生じても液体金属12の液位を精度良く検出す
ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
液体金属の付着や温度変化による影響を受けることなく
液体金属の液位を精度良く検出することのできる液位検
出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る液位検出装置の概略
構成を示す図である。
【図2】同実施形態の作用を説明するための図である。
【図3】接点式液面計の概略構成を示す図である。
【図4】誘導式液面計の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
11 容器 12 液体金属 13 シース 14 第1の熱電
対 15 第2の熱電対 17 電気ヒ−タ 18 温度差検出器 19 スイッチ 20 表示ランプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体金属を貯溜した容器内に略鉛直に配
    置される金属製シースと、このシース内の下部に設けら
    れた第1の熱電対と、この第1の熱電対と距離を隔てて
    前記シース内の上部に設けられた第2の熱電対と、この
    第2の熱電対と略同じ高さで前記シース内に設けられた
    ヒータとを備え、 前記第2の熱電対を前記ヒータにより加温し、前記第1
    の熱電対と前記第2の熱電対との間に生じた温度差に基
    づいて前記液体金属の液位を検出することを特徴とする
    液位検出装置。
JP13555698A 1998-05-18 1998-05-18 液位検出装置 Withdrawn JPH11326013A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009162487A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Watty Corp 誘導加熱型液面レベルセンサ
CN104101403A (zh) * 2014-07-21 2014-10-15 南通高新工业炉有限公司 一种铝液下限位测试装置
CN108254041A (zh) * 2018-03-18 2018-07-06 李晨天 异步采样热导式液位传感器

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Effective date: 20050802