JPS5813703Y2 - 感熱記録ペン - Google Patents
感熱記録ペンInfo
- Publication number
- JPS5813703Y2 JPS5813703Y2 JP1978137662U JP13766278U JPS5813703Y2 JP S5813703 Y2 JPS5813703 Y2 JP S5813703Y2 JP 1978137662 U JP1978137662 U JP 1978137662U JP 13766278 U JP13766278 U JP 13766278U JP S5813703 Y2 JPS5813703 Y2 JP S5813703Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal recording
- thermal
- tip
- recording pen
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D15/00—Component parts of recorders for measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
- G01D15/10—Heated recording elements acting on heatsensitive layers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Recording Measured Values (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は記録計等に使用する感熱記録紙に直接アナログ
信号を感熱記録するための感熱記録ペンに関するもので
ある。
信号を感熱記録するための感熱記録ペンに関するもので
ある。
最近計測器等の記録計にはインク式に代って熱ペンによ
る記録方式が広く使用されるようになった、例えば第１
図に示すようにセラミック等からなる熱ペンチツブ基材
１の先端部に１ず断熱材料を被覆して断熱層２を形成し
、その上面にリード線３，４と共にニクロム線又は薄膜
、厚膜又は発熱ダイオード等の発熱材料により発熱体５
を形成し更にその上面に通常ガラス等による耐摩耗層（
耐熱性保護被膜）６が被覆されるものである。
る記録方式が広く使用されるようになった、例えば第１
図に示すようにセラミック等からなる熱ペンチツブ基材
１の先端部に１ず断熱材料を被覆して断熱層２を形成し
、その上面にリード線３，４と共にニクロム線又は薄膜
、厚膜又は発熱ダイオード等の発熱材料により発熱体５
を形成し更にその上面に通常ガラス等による耐摩耗層（
耐熱性保護被膜）６が被覆されるものである。
このような構成からなる感熱記録ペンを図示していない
が、走行する感熱記録紙の上面に接触させながらリード
線３，４を通じ電力を供給して加熱することにより前記
感熱記録紙上に発色記録する。
が、走行する感熱記録紙の上面に接触させながらリード
線３，４を通じ電力を供給して加熱することにより前記
感熱記録紙上に発色記録する。
この場合感熱記録紙に対する耐摩耗性を向上するために
最近耐摩耗層として、例えばガラス材中にサファイヤ、
ルビー等のＡｌ２Ｏ３系の結晶粉末を混入させたものを
耐摩耗性保護被膜として使用するのが通例である。
最近耐摩耗層として、例えばガラス材中にサファイヤ、
ルビー等のＡｌ２Ｏ３系の結晶粉末を混入させたものを
耐摩耗性保護被膜として使用するのが通例である。
しかしこれらの感熱記録ペンにおいては耐摩耗性が例え
ば感熱記録ペンのペン圧を２０ｇとした場合最大５００
ｋｍ程度の長さの描画にしか耐えなかった、又発熱体の
移動変化に対し熱分布が広くボケる傾向があるため描画
が不均一であった。
ば感熱記録ペンのペン圧を２０ｇとした場合最大５００
ｋｍ程度の長さの描画にしか耐えなかった、又発熱体の
移動変化に対し熱分布が広くボケる傾向があるため描画
が不均一であった。
更には熱伝導性が比較的低く例えば耐摩耗層としてガラ
ス中にサファイヤ、ルビー等のＡｌ２Ｏ３系の結晶粉末
を混入した場合でも、その熱伝導率は０．００１６〜０
．００３４ ｃａｌ／ｃｎｔ ｓｅｃ’ｃ程度であった
、そのため加熱冷却時における熱応答が悪くなる傾向が
あった。
ス中にサファイヤ、ルビー等のＡｌ２Ｏ３系の結晶粉末
を混入した場合でも、その熱伝導率は０．００１６〜０
．００３４ ｃａｌ／ｃｎｔ ｓｅｃ’ｃ程度であった
、そのため加熱冷却時における熱応答が悪くなる傾向が
あった。
本考案はこのような使用状態をもつ従来の感熱記録ペン
の性能を更に向上させることを目的とし耐摩耗性が高く
且つ、細線記録が可能となり、熱応答性の高い感熱記録
ペンを提供するものである。
の性能を更に向上させることを目的とし耐摩耗性が高く
且つ、細線記録が可能となり、熱応答性の高い感熱記録
ペンを提供するものである。
以下本考案の実施例を図面により説明する。
第２図は本考案に係る感熱記録ペンのチップ先端要部の
断面を示°した図であり１はセラミック等からなる熱ペ
ンチツブ基材、２は該熱ペンチツブ基材１の先端部に被
覆した断熱層を示し、３，４はその上面に設けたリード
線にしてニクロム線又は薄膜、厚膜又は発熱ダイオード
等の発熱材料により被覆され発熱体５として形成されて
いる、６は該発熱体５の上面にガラス等による耐熱性保
護被覆としての耐摩耗層である、７は例えば直径０．１
〜０．３閣程度からなる円柱形のＩＩａタイプのダイヤ
モンドにしてその一部を前記発熱体５のほぼ中央部に埋
込み、かつ前記耐摩耗層６により少なくとも該耐摩耗層
６０表面より露出するように固着されている。
断面を示°した図であり１はセラミック等からなる熱ペ
ンチツブ基材、２は該熱ペンチツブ基材１の先端部に被
覆した断熱層を示し、３，４はその上面に設けたリード
線にしてニクロム線又は薄膜、厚膜又は発熱ダイオード
等の発熱材料により被覆され発熱体５として形成されて
いる、６は該発熱体５の上面にガラス等による耐熱性保
護被覆としての耐摩耗層である、７は例えば直径０．１
〜０．３閣程度からなる円柱形のＩＩａタイプのダイヤ
モンドにしてその一部を前記発熱体５のほぼ中央部に埋
込み、かつ前記耐摩耗層６により少なくとも該耐摩耗層
６０表面より露出するように固着されている。
なお本考案においてはＩＩａタイプのダイヤモンドアの
形状は円柱形に限らず例えば角柱形等いかなる形状でも
差し支えない。
形状は円柱形に限らず例えば角柱形等いかなる形状でも
差し支えない。
次に第３図は第２図の上部平面図にして本考案に係る感
熱記録ペンの使用時における熱分布状態を示したもので
８はその分布範囲である。
熱記録ペンの使用時における熱分布状態を示したもので
８はその分布範囲である。
以上の構成からなる本考案に係る感熱記録ペンを、図示
していないが記録計に設置された感熱記録紙を走行する
場合、その上面に接触させながらリード線３，４を通じ
電力を供給することにより感熱記録紙上に発色記録する
のであるが、この場合熱ペンチツブ基材１の先端部に被
覆された耐摩耗層６の接触密度の最も高いほぼ中央部に
Ｉ［ａタイプのダイヤモンド７が固着されているので細
線記録ができ例えば感熱記録ペンのペン圧を２０ｇとし
た場合的０ 、１５ｍｍの記録線巾で従来最大５００ｋ
ｍ程度の描画可能範囲を最大２０００ｋｍ程度１で描画
可能範囲を拡大でき耐摩耗性を大幅に向上することがで
きた、更に本考案ではＩＩａタイプのダイヤモンド７の
一部が発熱体５の内部に埋込１れているので熱伝導率に
おいても従来の０．００１６〜ＯＪ） ０３４ ｃａｌ
！ ／ａｎｔ ｓｅｅ ’Ｃ程度のものを３〜５ｃａｌ
ｌ Ａ逼ｓｅｃ℃以上１で向上された。
していないが記録計に設置された感熱記録紙を走行する
場合、その上面に接触させながらリード線３，４を通じ
電力を供給することにより感熱記録紙上に発色記録する
のであるが、この場合熱ペンチツブ基材１の先端部に被
覆された耐摩耗層６の接触密度の最も高いほぼ中央部に
Ｉ［ａタイプのダイヤモンド７が固着されているので細
線記録ができ例えば感熱記録ペンのペン圧を２０ｇとし
た場合的０ 、１５ｍｍの記録線巾で従来最大５００ｋ
ｍ程度の描画可能範囲を最大２０００ｋｍ程度１で描画
可能範囲を拡大でき耐摩耗性を大幅に向上することがで
きた、更に本考案ではＩＩａタイプのダイヤモンド７の
一部が発熱体５の内部に埋込１れているので熱伝導率に
おいても従来の０．００１６〜ＯＪ） ０３４ ｃａｌ
！ ／ａｎｔ ｓｅｅ ’Ｃ程度のものを３〜５ｃａｌ
ｌ Ａ逼ｓｅｃ℃以上１で向上された。
なお本考案に係るＩｒａタイプのダイヤモンド７は、通
例ダイヤモンドには紫外領域の光に対１−３０００Ａ以
下の波長の光を吸収するものとして型■と２２５ＯＡ以
上の光を透過するものとしての型■とがあるとされてい
るが本考案ではそのうち実験により最も熱伝導率の高い
ＩＩａタイプを使用するものである。
例ダイヤモンドには紫外領域の光に対１−３０００Ａ以
下の波長の光を吸収するものとして型■と２２５ＯＡ以
上の光を透過するものとしての型■とがあるとされてい
るが本考案ではそのうち実験により最も熱伝導率の高い
ＩＩａタイプを使用するものである。
（例えば銅による熱伝導率に対し５〜１０倍）。
次に本考案に係る感熱記録ペンを連続使用した場合には
第３図における８に示すように熱の分布状態が極めて良
好になる、即ちＩＩａタイプのダイヤモンド７の比較的
小さい周辺を殆んど均等に熱分布され、いわゆるボケの
現象がない。
第３図における８に示すように熱の分布状態が極めて良
好になる、即ちＩＩａタイプのダイヤモンド７の比較的
小さい周辺を殆んど均等に熱分布され、いわゆるボケの
現象がない。
従って発熱体５がＸＹ（又は前後）どちらの方向に変動
しても描画性の変化は起らない。
しても描画性の変化は起らない。
上述のような構成作用を有する本考案の感熱記録ペンは
次のような効果を有する。
次のような効果を有する。
Ａ 従来のガラス材料と耐摩耗材料を混合した耐摩耗層
に比較し更に大きな耐摩耗性と０．１５ｍｍ以下の細線
記録が可能である。
に比較し更に大きな耐摩耗性と０．１５ｍｍ以下の細線
記録が可能である。
Ｂ Ｈａａタイプダイヤモンドを熱ペンチツブ基材先
端部の表面に固着されているので熱の分布状態が良好と
なり発熱体の方向性がなくなり描画性が更に良くなる。
端部の表面に固着されているので熱の分布状態が良好と
なり発熱体の方向性がなくなり描画性が更に良くなる。
Ｃ熱伝導性が高くなることにより加熱冷却時における熱
応答が従来より更に向上する。
応答が従来より更に向上する。
第１図は従来の感熱記録ペンのチップ基材先端要部の断
面図、第２図は本考案に係る感熱記録ペンのチップ基材
先端要部の断面図、第３図は同じくチップ基材先端要部
の平面図を示す。 １・・・・・・熱ペンチツブ基材、２・・・・・・断熱
層、３゜４・・・・・・リード線、５・・・・・・発熱
体、６・・・・・・耐摩耗層、７・・・・・・■ａａタ
イプダイヤモンド、８・・・・・・熱の分布状態。
面図、第２図は本考案に係る感熱記録ペンのチップ基材
先端要部の断面図、第３図は同じくチップ基材先端要部
の平面図を示す。 １・・・・・・熱ペンチツブ基材、２・・・・・・断熱
層、３゜４・・・・・・リード線、５・・・・・・発熱
体、６・・・・・・耐摩耗層、７・・・・・・■ａａタ
イプダイヤモンド、８・・・・・・熱の分布状態。
Claims (1)
- 熱ペンチツブ基材の先端部に断熱性材料を被覆し、その
上面に発熱体を形成すると共に最上面に耐摩耗層を形成
した感熱記録ペンにおいて、前記発熱体層内はぼ中央部
にＩＩａタイプのダイヤモンドの一部を埋込むと共に該
ＩＩａタイプのダイヤモンドを少なくとも該耐摩耗層の
表面より露出するように固着したことを特徴とする感熱
記録ペン。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978137662U JPS5813703Y2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | 感熱記録ペン |
| US06/080,115 US4236163A (en) | 1978-10-06 | 1979-09-28 | Thermal recording stylus |
| DE2940507A DE2940507C2 (de) | 1978-10-06 | 1979-10-05 | Thermischer Aufzeichnungsstift |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978137662U JPS5813703Y2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | 感熱記録ペン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5553420U JPS5553420U (ja) | 1980-04-10 |
| JPS5813703Y2 true JPS5813703Y2 (ja) | 1983-03-17 |
Family
ID=15203878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978137662U Expired JPS5813703Y2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | 感熱記録ペン |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4236163A (ja) |
| JP (1) | JPS5813703Y2 (ja) |
| DE (1) | DE2940507C2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS564481A (en) * | 1979-06-22 | 1981-01-17 | Tdk Corp | Thermal pen tip and preparation thereof |
| DE3040327A1 (de) * | 1980-10-25 | 1982-06-03 | Hartmann & Braun Ag, 6000 Frankfurt | Elektrisch heizbarer aufzeichnungsschreibstift fuer den schreibzeiger eines registriergeraetes |
| JPS5887074A (ja) * | 1981-11-18 | 1983-05-24 | Noritake Co Ltd | 熱ペン |
| JPS6135974A (ja) * | 1984-07-28 | 1986-02-20 | Alps Electric Co Ltd | サ−マルヘツドおよびその製造方法 |
| JPS6186267A (ja) * | 1984-10-05 | 1986-05-01 | Toshiba Corp | サ−マルヘツド及びその製造方法 |
| US4626871A (en) * | 1985-02-08 | 1986-12-02 | Gulton Industries, Inc. | Thermal print head wear bar |
| US6355857B1 (en) | 1999-06-17 | 2002-03-12 | Clean Technologies International Corporation | Metal alloy treatment process for radioactive waste |
| CN101767488B (zh) * | 2008-12-27 | 2012-07-18 | 鸿富锦精密工业（深圳）有限公司 | 热打印头与热打印系统 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57337U (ja) * | 1980-06-03 | 1982-01-05 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1276353B (de) * | 1965-10-26 | 1968-08-29 | Fritz Hellige & Co G M B H Fab | Elektrisch beheizter Schreibzeiger fuer Registriergeraete mit thermosensitivem Aufzeichnungstraeger |
| US3811030A (en) * | 1971-11-15 | 1974-05-14 | C Veach | Electrically heated stylus for transferring a printing medium |
| US3969606A (en) * | 1974-08-05 | 1976-07-13 | Veach Carlos W | Electrically heated stylus for transferring a printing medium |
| US4027311A (en) * | 1975-10-31 | 1977-05-31 | Telautograph Corporation | Thermal writing power |
| DE2818911C2 (de) | 1978-04-28 | 1979-08-02 | Diamond S.A., Losone (Schweiz) | Gerät zur lokalen Erwärmung eines Objektes |
| US4168505A (en) * | 1978-10-04 | 1979-09-18 | Atlan-Tol Industries, Inc. | Stylus construction |
-
1978
- 1978-10-06 JP JP1978137662U patent/JPS5813703Y2/ja not_active Expired
-
1979
- 1979-09-28 US US06/080,115 patent/US4236163A/en not_active Expired - Lifetime
- 1979-10-05 DE DE2940507A patent/DE2940507C2/de not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57337U (ja) * | 1980-06-03 | 1982-01-05 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE2940507A1 (de) | 1980-04-10 |
| DE2940507C2 (de) | 1984-10-11 |
| JPS5553420U (ja) | 1980-04-10 |
| US4236163A (en) | 1980-11-25 |
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