JPS5836007Y2 - 感熱記録ペン - Google Patents
感熱記録ペンInfo
- Publication number
- JPS5836007Y2 JPS5836007Y2 JP9345578U JP9345578U JPS5836007Y2 JP S5836007 Y2 JPS5836007 Y2 JP S5836007Y2 JP 9345578 U JP9345578 U JP 9345578U JP 9345578 U JP9345578 U JP 9345578U JP S5836007 Y2 JPS5836007 Y2 JP S5836007Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal recording
- recording pen
- heat
- tip
- pen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Recording Measured Values (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は記録計等に使用する感熱記録紙に直接アナログ
信号を感熱記録するための感熱記録ペンに関するもので
ある。
信号を感熱記録するための感熱記録ペンに関するもので
ある。
最近計測器等の記録計にはインク式に代って熱ペンによ
る記録方式が広く使用されるようになった、例えば第１
図に示すようにセラミック等からなる熱ペンチツブ基材
１の先端部にまず断熱材料を被覆して断熱層２を形成し
、その上面にリード線３，４と共にニクロム線又は薄膜
、厚膜又は発熱ダイオード等の発熱材料により発熱体５
を形成し更にその上面に通常ガラス等による耐摩耗層（
耐熱性保護被膜）６が被覆されるものである。
る記録方式が広く使用されるようになった、例えば第１
図に示すようにセラミック等からなる熱ペンチツブ基材
１の先端部にまず断熱材料を被覆して断熱層２を形成し
、その上面にリード線３，４と共にニクロム線又は薄膜
、厚膜又は発熱ダイオード等の発熱材料により発熱体５
を形成し更にその上面に通常ガラス等による耐摩耗層（
耐熱性保護被膜）６が被覆されるものである。
このような構成からなる感熱記録ペンを図示していない
が、走行する感熱記録紙の上面に接触させながらリード
線３，４を通じ電力を供給して加熱することにより前記
感熱記録紙上に発色記録する。
が、走行する感熱記録紙の上面に接触させながらリード
線３，４を通じ電力を供給して加熱することにより前記
感熱記録紙上に発色記録する。
この場合感熱記録紙に対する耐摩耗性を向上するために
最近耐摩耗層として、例えばガラス材中にサファイヤ、
ルビー等のＡｌ２Ｏ３系の結晶粉末を混入させたものを
耐摩耗性保護被膜として使用するのが通例である。
最近耐摩耗層として、例えばガラス材中にサファイヤ、
ルビー等のＡｌ２Ｏ３系の結晶粉末を混入させたものを
耐摩耗性保護被膜として使用するのが通例である。
しかしこれらの感熱記録ペンにおいては耐摩耗性が例え
ば感熱記録ペンのペン圧を２０ｇとした場合最大５００
Ｉａ１１程度の長さの描画にしか耐えなかった、又発熱
体の移動変化に対し熱分布が広くボケる傾向があるため
描画が不均一であった。
ば感熱記録ペンのペン圧を２０ｇとした場合最大５００
Ｉａ１１程度の長さの描画にしか耐えなかった、又発熱
体の移動変化に対し熱分布が広くボケる傾向があるため
描画が不均一であった。
本考案はこのような使用状態をもつ従来の感熱記録ペン
の性能を更に向上させることを目的とし耐摩耗性が高く
且つ、描画性の変化のない感熱記録ペンを提供するもの
である。
の性能を更に向上させることを目的とし耐摩耗性が高く
且つ、描画性の変化のない感熱記録ペンを提供するもの
である。
以下本考案の実施例を図面により説明する。
第２図は本考案に係る感熱記録ペンのチップ先端要部の
断面を示した図であり１はセラミック等からなる熱ペン
チツブ基材、２は該熱ペンチツブ基材１の先端部に被覆
した断熱層を示し、３，４はその上面に設けたリード線
、５はニクロム線又は薄膜、厚膜又は発熱ダイオード等
の発熱材料により被覆された発熱体である、６は該発熱
体５の上面にガラス等による耐熱性保護被膜としての耐
摩耗層である、７は該耐摩耗層６のほぼ中央部上面に設
けた例えば０．２〜０．５ｆ程度からなるチタンカーバ
イト又はチタンナイトライドにして該耐摩耗層６のはソ
中央部の上面に例えば蒸着等により固着されている。
断面を示した図であり１はセラミック等からなる熱ペン
チツブ基材、２は該熱ペンチツブ基材１の先端部に被覆
した断熱層を示し、３，４はその上面に設けたリード線
、５はニクロム線又は薄膜、厚膜又は発熱ダイオード等
の発熱材料により被覆された発熱体である、６は該発熱
体５の上面にガラス等による耐熱性保護被膜としての耐
摩耗層である、７は該耐摩耗層６のほぼ中央部上面に設
けた例えば０．２〜０．５ｆ程度からなるチタンカーバ
イト又はチタンナイトライドにして該耐摩耗層６のはソ
中央部の上面に例えば蒸着等により固着されている。
次に第３図は第２図の上部平面図にして本考案に係る感
熱記録ペンの使用時における熱分布状態を示したもので
８はその分布範囲である。
熱記録ペンの使用時における熱分布状態を示したもので
８はその分布範囲である。
以上の構成からなる本考案に係る感熱記録ペンを、図示
していないが記録計に設置された感熱記録紙を走行する
場合、その上面に接触させながらリード線３，４を通じ
電力を供給することにより感熱記録紙上に発色記録する
のであるが、この場合熱ペンチツブ基材１の先端部に被
覆された耐摩耗層６の接触密度の最も高いほぼ中央部上
面に極めて高い硬度の被膜性を有し、比較的低温で密着
性のよい耐摩耗性被膜が得られるチタンカーバイト又は
チタンナイトライド７が固着されているので例えば感熱
記録ペンのペン圧を２（Ｂｉ’とした場合従来最大５０
０ｂ程度の描画可能範囲を最大２０００１ｃｍ程度まで
描画可能範囲を拡大することが実験結果確認された、従
って耐摩耗性を大幅に向上することができた。
していないが記録計に設置された感熱記録紙を走行する
場合、その上面に接触させながらリード線３，４を通じ
電力を供給することにより感熱記録紙上に発色記録する
のであるが、この場合熱ペンチツブ基材１の先端部に被
覆された耐摩耗層６の接触密度の最も高いほぼ中央部上
面に極めて高い硬度の被膜性を有し、比較的低温で密着
性のよい耐摩耗性被膜が得られるチタンカーバイト又は
チタンナイトライド７が固着されているので例えば感熱
記録ペンのペン圧を２（Ｂｉ’とした場合従来最大５０
０ｂ程度の描画可能範囲を最大２０００１ｃｍ程度まで
描画可能範囲を拡大することが実験結果確認された、従
って耐摩耗性を大幅に向上することができた。
次に本考案に係る感熱記録ペンを連続使用した場合には
第３図における８に示すように熱の分布状態が極めて良
好になる、即ちチタンカーバイト又はチタンナイトライ
ド７の比較的小さい周辺を殆んど均等に熱分布され、い
わゆるボケの現象がない。
第３図における８に示すように熱の分布状態が極めて良
好になる、即ちチタンカーバイト又はチタンナイトライ
ド７の比較的小さい周辺を殆んど均等に熱分布され、い
わゆるボケの現象がない。
従って発熱体５がＸＹ（又は前後）どちらの方向に変動
しても描画性の変化はなく常に一定となる。
しても描画性の変化はなく常に一定となる。
上述のような構成作用を有する本考案の感熱記録ペンは
従来のガラス材料と耐摩耗材料を混合した耐摩耗層に比
較し更に大きな耐摩耗性を保有するため長寿命の維持が
可能である上熱の分布状態が良好となり発熱体の方向性
がなくなり描画性が常に一定になる、等の実用効果を有
する。
従来のガラス材料と耐摩耗材料を混合した耐摩耗層に比
較し更に大きな耐摩耗性を保有するため長寿命の維持が
可能である上熱の分布状態が良好となり発熱体の方向性
がなくなり描画性が常に一定になる、等の実用効果を有
する。
第１図は従来の感熱記録ペンのチップ基材先端要部の断
面図、第２図は本考案に係る感熱記録ペンのチップ基材
先端要部の断面図、第３図は同じくチップ基材先端要部
の平面図を示す。 １・・・・・・熱ペンチツブ基材、２・・・・・・断熱
層、３゜４・・・・・・リード線、５・・・・・・発熱
体、６・・・・・・耐摩耗層、７・・・・・・チタンカ
ーバイト又はチタンナイトライド、８・・・・・・熱の
分布状態。
面図、第２図は本考案に係る感熱記録ペンのチップ基材
先端要部の断面図、第３図は同じくチップ基材先端要部
の平面図を示す。 １・・・・・・熱ペンチツブ基材、２・・・・・・断熱
層、３゜４・・・・・・リード線、５・・・・・・発熱
体、６・・・・・・耐摩耗層、７・・・・・・チタンカ
ーバイト又はチタンナイトライド、８・・・・・・熱の
分布状態。
Claims (1)
- 熱ペンチツブ基材の先端部に断熱材料を被覆しその上面
に発熱体を形成すると共に最上面に耐摩耗層を形成した
感熱記録ペンにおいて、該耐摩耗層のはゾ中央部上面に
チタンカーバイト又はチタンナイトライドを固着したこ
とを特徴とする感熱記録ペン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9345578U JPS5836007Y2 (ja) | 1978-07-07 | 1978-07-07 | 感熱記録ペン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9345578U JPS5836007Y2 (ja) | 1978-07-07 | 1978-07-07 | 感熱記録ペン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5511519U JPS5511519U (ja) | 1980-01-24 |
| JPS5836007Y2 true JPS5836007Y2 (ja) | 1983-08-13 |
Family
ID=29024603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9345578U Expired JPS5836007Y2 (ja) | 1978-07-07 | 1978-07-07 | 感熱記録ペン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5836007Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4702881A (en) * | 1985-04-02 | 1987-10-27 | Westinghouse Electric Corp. | Nuclear reactor spacer grid |
-
1978
- 1978-07-07 JP JP9345578U patent/JPS5836007Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5511519U (ja) | 1980-01-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH06507521A (ja) | 高温センサ技術のための高速白金族金属温度センサ用装置 | |
| JPS5813703Y2 (ja) | 感熱記録ペン | |
| JPS5836007Y2 (ja) | 感熱記録ペン | |
| JPS5836973Y2 (ja) | 感熱記録ペン | |
| JPS5936468Y2 (ja) | 感熱記録ペン | |
| JP2561956B2 (ja) | 厚膜型サーマルヘッド | |
| JPS5522956A (en) | Heat sensitive head | |
| JPS5825972A (ja) | サ−マルヘツドの製造方法 | |
| JPS5682282A (en) | Manufacture of heat sensitive recording head | |
| SU647531A1 (ru) | Термопечатающа головка | |
| JPS63303766A (ja) | サ−マルヘツド | |
| JPS6249193B2 (ja) | ||
| JPH0144510B2 (ja) | ||
| JPS5777584A (en) | Thermal head | |
| JPS6014588Y2 (ja) | 熱ペン | |
| JPS5699680A (en) | Thermal head | |
| JPS6016355B2 (ja) | 薄膜型サ−マルヘツド | |
| JPH11157111A (ja) | サーマルヘッド | |
| JP3197545B2 (ja) | 炭素被膜 | |
| JPS6116930B2 (ja) | ||
| JPS5789978A (en) | Thermal head | |
| JPS62202756A (ja) | 薄膜型サ−マルヘツド | |
| JPS5494347A (en) | Thin film type thermal head | |
| JPH06210885A (ja) | サ−マルヘッド | |
| GB1338352A (en) | Process for the thermal cracking of hydrocarbons |