JPS5813609A - 架橋型両性重合体の製造方法 - Google Patents

架橋型両性重合体の製造方法

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JPS5813609A
JPS5813609A JP11257581A JP11257581A JPS5813609A JP S5813609 A JPS5813609 A JP S5813609A JP 11257581 A JP11257581 A JP 11257581A JP 11257581 A JP11257581 A JP 11257581A JP S5813609 A JPS5813609 A JP S5813609A
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JP
Japan
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monomer
ammonium
crosslinked
dimethyl
amphoteric
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JP11257581A
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English (en)
Inventor
Rikio Tsushima
津「しま」 力雄
Yuzo Tsunoda
裕三 角田
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は架橋両性共重合体の製造方法に関す散剤(特に
顔料、乳濁剤、水不溶性殺菌剤、パール化剤、研磨剤等
の水不溶性固体微粒子を安定に分散しうる分散剤に適す
る架橋両性共重合体の製造方法に関する。
従来、増粘・分散剤として各種の高分子電解質が提案さ
れているが、必ずしも満足すべきものが得られていない
。例えば、ポリアクリル酸架橋物はその代表的なもので
あるが、これを増粘・分散剤として用いた場合、系が酸
性であったシ、可溶性塩類が共存すると著るしく粘度が
低下し、分散能も低下する。他方、広いpH範囲で有効
な分散剤を得る試みとして特公昭54−3783号公報
は両性共重合体(未架橋)を提案する。しかしながら、
そこに示されている両性共重合体も可溶性塩類の存在す
る系においては必ずしも十分満足のゆくものではなかっ
た。
そこで本発明者らは、広いpH範囲においても、可溶性
塩類が共存する系においても、優れた増粘効果及び分散
効果を発揮する高分子電解質を得るべく鋭意研究した結
果、下記の一般式(1)で表わされる両性単量体95〜
99.99モルチ及び架橋性単量体0.01〜5モルチ
からなる混合単量体を、ラジカル重合開始剤の存在下で
20〜120℃の温度範囲で共重合することにより、系
のpH、可溶性塩類の有無に拘らず、水不溶性固体微粒
子物質を安定に分散させうる架橋型両性重合体を製造し
うろことを見出し本発明を完成した。
(式(1)中、R,,1R4、R5は水素原子又はメチ
ル基、鳥、馬はメチル基又はエチル基であシ、Aは一〇
−又は−NH−1Xは−C02、−8O3又は−PH0
3であり、m、nは1〜3(7)′整数である。)本発
明に係る一般式(■)で表わされる両性単量体は、適当
なアクリル酸もしくはメタクリル酸のアミノアルキルエ
ステルあるいはアミノアルキルアミドとラクトン、サル
トンまたは環状ホスファイトとの反応によって合成する
ことができる。
これらり化合物としては、例えば3−ジメチル(アクリ
ロキシエチル)アンモニウム・エタンカルボキシレート
、3−ジエチル(アクリロキシエチル)アンモニウム・
エタンカルボキシレート、3−ジメチル(メタクリロキ
シエチル)アンモニウム・エタンカルボキシレート、3
−ジエチル(メタクリロキシエチル)アンモニウム・エ
タンカルボキシレート、3−ジメチル(アクリロキシエ
チル)アンモニウム・プロパンスルホネート、3−ジエ
チル(アクリロキシエチル)アンモニウム、・プロパン
スルホネ−)、3−ジメチル(メタクリロキシエチル2
アンモニウム・プロパンスルホネート、3−ジエチル(
メタクリロキシエール)アンモニウム−プロパンスルホ
ネート、3−ジメチル(アクリロキシエチル)アンモニ
ウム・エタンホスファイト、3−ジメチル(メタクリロ
キシエチル2アンモニウム・エタンホスファイト、3−
ジメチル(アクリロキシエチル)アンモニウム・2−ジ
メチルプロパンホスファイト、3−ジメチル(メタクリ
ロキシエチル)アンモニウム・2−ジメチルプロパンホ
スファイトなどを挙げることができる。
本発明に係る架橋性単量体とは、1分子中に2個以上の
ビニル基を有する化合物であって、例えばメチレンビス
アクIハルアミド、メチレンビスメタクリルアミド、ブ
タンジオールジアクリレート、ブタンジオールジメタク
リレート、エチレンクリコールジアクリレート、エチレ
ングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコー
ルジアクリレート、ポリエチレングリコールメタクリレ
ート、ポリプロピレングリフールジアクリレート、ポリ
プロピレングリコールジメタクリレート、トリメチロー
ルプロノ々ンドリアクリレート、トリメチロールプロノ
(ントリメタクリレート、ジアクリロキシエチルホスフ
ェート、ジメタクリロキジエチルホスフェート、ジメタ
クリロキジエチルホスフェート、トリアリルシアヌレー
ト、トリアリルイソシアヌレート、ジビニルベンゼン、
マレイン酸シアリルエステル、ポリアリルサッカロース
等を挙げることができる。
両性単量体と架橋性単量体の仕込量比は、モル比で99
.9910.01〜9515、好ま1.<は99.95
 / 0.05〜99/1である。
架橋性単量体が少なすぎると、生成する架橋型両性重合
体は十分な分散効果を有さす、逆に。
架橋性単量体が多すぎると、生成する架橋型両性重合体
が水に溶解又は膨潤せず分散剤として適さない。
重合反応は従来公知の方法、例えば、塊状重合、水溶液
重合、逆相懸濁重合、沈澱重合などの方法により遂行す
ることができ、反応温度20〜120℃、好ましくは3
5〜80℃でラジカル重合開始剤の存在下において円滑
に行なわれる。
′ ラジカル重合開始剤としては、過硫酸ナトリラム、
過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化べ/ジイ
ル、過酸化水素、過酢酸ナトリウム、ヒドロ過酸クメン
、アゾビスイソブチルニトリルなどが使用される。ラジ
カル重合開始剤の使用量はその種類により差はあるが、
一般に全単量体に対しOO1〜5重量%程度が好適であ
る。
本発明の実施にあたって、一般式中で表わされる両性単
量体の一部を、該両性単量体と共重合可能な他のビニル
単量体で置換して両者を共重合することも勿論可罷であ
る。但し、該ビニル単量体の割合は全単量体に対し50
モルチ以下、好ましくは30モルチ以下に抑える必要が
ある。ビニル単量体の割合が多すぎると、生成する架橋
型両性重合体は水と十分な分散性能を示さないものとな
る。これらビニル単量体はラジカル重合開始剤により゛
1谷1可能なモノビニル化合物であって、例えば、アク
リル酸メチル、アクリル酸エチル等のアクリル酸エステ
ル類、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル等のメ
タクリル酸エステル類、スチレン、a−メチルスチレン
等のスチレン化合物、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、ビニルエーテル、酢酸ビニルなどが挙げられる。
本発明により得られる架橋型両性重合体は、その2重量
%溶液(1モル食塩水)の粘度(25℃)が500〜1
0000センチポイズの範囲にあり、系のpH1可溶性
塩類の有無にかかわらず、顔料、乳濁剤、水不溶性殺生
剤、パール化゛剤、研磨剤などの水不溶性固体微粒子を
安定に分散しうる性能を有している。特に、上記粘度が
1000センチポイズ以上のものが優れた分散剤である
かかる優れた効果は従来公知の分散剤として知られてい
る物には見られない効果であり、いかなるpH1いかな
る可溶性塩の存在下にあっ:1:1・ ても高い分散効果を、示す高分子物質の製造を本発明が
初めて可能にしたのである。
以下に、実施例により本発明を具体的に説明するが、不
発BAはこれら実施例に限定されるものではない。
参考例1 攪拌機、温度計、還流冷却器及び滴下ロートを付したI
J−4ツロフラスコに、N1N−ジメチルアミノエチル
メタクリレート314(2,00モル)グ及びアセトン
2009に仕込み、フラスコ内の温度ff:0℃に保持
しながら、β−プロピオラクト7144F(2,00モ
ル)及びアセトン1009から成る混合物を約1時間か
けて滴下した。滴下終了後、同温度で4時間攪拌した後
、冷蔵庫(5℃)中で一晩放置し、析出した白色結晶’
t濾過し、アセトン洗浄後、更に減圧乾燥した。式(I
I)に示す3−ジメチル(メタクリロキシエチル)アン
モニウム・エタンカルホキシレー)390S’(収率8
5%)を得た。
参考例2 攪拌機、温度計、還流冷却器及び滴下ロートを付した1
t−4ソロフラスコに、N、N−ジメチルアミンエチル
メタクリレート2509(1,59モル)及びアセトン
300 PK−1込ミ、フラスコ内の温度を30℃に保
持しながら、1.3−プロパンサルトン1949 (1
,59モル)及びアセトン80ノとから成る混合物を約
1時間かけ滴下した。滴下終了後、同温度で4時間攪拌
した後、室温にて一晩放置し、析出した白色結晶を濾過
し、アセトン洗浄後、更に減圧乾燥した。式[相]に示
す3−ジメチル(メタクリロキシエチル)アンモニウム
・プロパ/スルボネート415y(収率93%)を得た
実施例1 答量約100dのガラスアンプルを窒素置換し、20℃
以下で、これに参考例1の3−ジメチル(メタクリロキ
シエチル)アンモニウム・エタ/カルボキシレート22
.9グ(0,1モル)、水50ノ、メチレンビスアクリ
ルアミド0,03y(0,2ミリモル)及び過硫酸カリ
ウム0032を入れ封管する。封管したアンプルを70
℃の恒温槽に浸し、時々浸盪しながら7時間重合を行5
つだ。重合系は全体がゲル化したものとなるが、これi
llのエタノール中に投入し、ホモミキサーで攪拌、粉
砕した後、p過、乾燥して架橋型両性重合体の粉末21
ノ(収率92%)を得た。
得られた架橋型両性重合体yIM食塩水に溶かし2重量
%溶液とし、B型粘度計(1r、 p、m、、25℃)
を用いて粘度を測定した。粘度は1400センチボイズ
であった。
以下の実施例及び比較例中の粘度は、いずれ山 も上記方法による値である。
実施例2 架橋性単量体としてジアクリロキシエチルポスフェート
0.0599 (0,2ミリモル)を用いる以外は実施
例1と同様の操作を行ない、架橋型両性重合体2IP(
収率92%)を得た。
粘度は1900センチポイズであった。
比較例1 一架橋性単量体のメチレンビスアクリルアミドを用いな
い以外は実施例1と同様の操作を行ない、両性重合体(
非架橋)219(収率92%)を得た。
粘度は7,0センチポイズであった。
実施例3 両性単量体と1、して、参考例2の3−ジメチル(メタ
クリロキ:、8ジエチル)アンモニウム・プロパンスル
ホネー) 27.9 (0,1モル)ヲ用いる以外は実
施例1と同様の操作を行ない、架橋型両性重合体262
(収率93%)を得た。
粘度は1500センチポイズであった。
比較例2 架橋性単量体のメチレンビスアクリルアミドを用いない
以外は実施例3と同様の操作を行ない両性重合体(非架
橋) 26fi’(収率93%ンを得た。
粘度は1500セ/チポイズであった。
試験例1     ゛ 実施例1〜3及び比較例1〜2で合成した架橋型及び非
架橋型重合体を用い、表1に示す配合組成(重量%)に
ついて分液安定性を調べた。
結果を表1に示す。
(試験法及び評価〕 各組成物をガラス製サンプルびんに入れ、50℃の恒温
槽中に1ケ月保存し、酢酸ビニル粒子の分散安定性全肉
眼で観察した。
○:均一に分散している。
×:酢酸ビニル粒子が沈澱している。
表1 *t):酢111’ニルエマルシ璽ン 固形分 40重量−1平均粒1115μ試験例2 実施例1〜3及び比較例1〜2で合成した果1IJl及
び非I! IF m N tl 11 合体t 用イ*
 411 K 示す配合組成(重量−ンについて分散安
定性管調べた。結果を表2に示す。
(試験法及び評価) 各組成−をガラス製サンプルびんに入れ。
sO℃の恒温槽中に1選間保存し、シリカ粉末の分散安
定性を自限で観察した。
O:均一に分散 ×ニジリカ粉末が沈澱し、上Sははとんど透明 2 代理人 望刀孜部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式(1)で表わされる両性単量体95〜999
    9モルチ及び架橋性単量体0.01〜5モルチからなる
    混合単量体を、ラジカル重合開始剤の存在下で20〜1
    20℃の温度範囲で重合することからなる架橋型両性重
    合体の製造方法。 (式中中、z、Ra、R−、は水素原子又はメチル基、
    鳥、鳥はメチル基又はエチル基であり、Aは一〇−又は
    −NH−1Xは−CO2、−803又は−PH03であ
    り、m、nは1〜3の整数である。)
JP11257581A 1981-07-17 1981-07-17 架橋型両性重合体の製造方法 Pending JPS5813609A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6128434A (ja) * 1984-07-19 1986-02-08 Nippon Paint Co Ltd 分散安定剤とその使用
JPS6193012U (ja) * 1984-11-22 1986-06-16
JPH05195068A (ja) * 1991-10-15 1993-08-03 Japan Steel Works Ltd:The 高低圧一体型タービンロータの製造方法
JP2014091823A (ja) * 2012-11-07 2014-05-19 Hokkaido Univ 水性ゲル基材

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JPS6128434A (ja) * 1984-07-19 1986-02-08 Nippon Paint Co Ltd 分散安定剤とその使用
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JPH05195068A (ja) * 1991-10-15 1993-08-03 Japan Steel Works Ltd:The 高低圧一体型タービンロータの製造方法
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