JPH0393815A - 吸水性樹脂組成物 - Google Patents

吸水性樹脂組成物

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JPH0393815A
JPH0393815A JP23246689A JP23246689A JPH0393815A JP H0393815 A JPH0393815 A JP H0393815A JP 23246689 A JP23246689 A JP 23246689A JP 23246689 A JP23246689 A JP 23246689A JP H0393815 A JPH0393815 A JP H0393815A
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JP
Japan
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water
meth
monomer
formula
resin composition
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JP23246689A
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English (en)
Inventor
Keiji Tanaka
田中 敬次
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は吸水性樹脂組成物に関するものである。
さらに詳しくは熱可塑性の吸水性樹脂組成物に関する。
[従来の技術コ 従来、吸水性樹脂は3次元架橋高分子であるため成形す
ることはできず、適当な形状に変形させるためには、通
常、所定の形状の容器内で重合する方法、未架橋重合体
を成形した後架橋する方法、比較的小粒径の吸水性樹脂
を成形可能な樹脂の中に便宜活性剤などの相溶化剤を用
い分散して成形するという手法が用いられている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の方法では任意の形に成形すること
が困難である、あるいは製造工程が複雑であるといった
問題点があった。
[課題を解決するための手段コ 本発明者は任意の形に成形することができ、製造工程の
簡単な吸水性樹脂組成物について、鋭意検討した結果、
本発明に至った。
即ち、本発明は、 [1コ式で表されるモノマーを親水
性モノマー水溶液に可溶化し、水中で重合した共重合体
からなり、共重合体の吸水量が10g/g以上である吸
水性樹脂組成物である。
[1コ式 O (式中、RIはHまたはCHh R2は炭素数が5以上
のアルキル基、nは2以上の実数、題はOまたは正の実
数である。) [1]式において、nは好ましくは2〜50の実数であ
る。nが2より小さいと水中でのミセル形成が困難とな
り、目的の吸水性樹脂は得られない。口は好ましくは0
〜20である。
また、n個のO C * Ha、m個のOCsHaとの
結合順序は問わない。結合形式もランダム、ブロック等
いづれでもよく、特に制限しない。
また、Rmのアルキル基は直鎖状、枝状、環状を問わな
いが、その炭素数は好ましくは10以上である。炭素数
が5より小さいと水中でのミセル形成が困難となり、目
的の吸水性樹脂組成物は得られない。
[1]式に示されるモノマーの合成法は特に限定されな
いが、通常、炭素数5以上の高級アルコールのエチレン
オキサイドおよび/またはプロピレンオキサイド付加物
と(メタ)アクリル酸または(メタ)アクリル酸クロラ
イドとのエステル反応によって得ることができる。
R1 1 CH2=’:C    +   H  COC*Ha)
nORs1 COOH U 本発明に用いる親水性モノマーとしては、アニオン性ビ
ニル単量体、カチオン性ビニル単量体、非イオン性水溶
性ビニル単量体及びこれらの混合物があげられる。
アニオン性ビニル単量体としては、アニオン性を示すも
のであればいずれでもよいが、好ましくは、カノレボキ
シル基及び/またはスノレホン話をイ了するものである
カルボキシル基を有するアニオン性ビニル車量体として
は、不飽和モノまたはポリカルボン酸[(メタ)アクリ
ル酸(アクリル酸および/またはメタクリル酸をいう。
以下同様の記載を用いる。)、エタアクリル酸、クロト
ン酸、ソルビン酸、マレイン酸、イタコン酸、ケイ皮酸
などコ、それらの無水物[無水マレイン酸など]、およ
びそれら塩[アルカリ金属塩(ナトリウム、カリウム、
リチウムなどの塩)、アルカリ土類金属塩(カルシウム
、マグネシウムなどの塩)、アンモニウム塩およびアミ
ン塩(メチルアミン、トリメチルアミンなどのアルキル
アミンの塩; トリエタノールアミン、ジエタノーノレ
アミンなどのアノレカノーノレアミンの塩など)]およ
び上記単量体の2種以上の混合物があげられる。これら
のうちで好ましいものは、 (メ.タ)アクリル酸アル
カリ金属塩である。
スルホン基を有するアニオン性ビニル単量体としては、
脂肪族または芳香族ビニルスルホン酸[ビニルスルホン
酸、アリルスルホン酸、ビニルトルエンスルホン酸、ス
チレンスルホン酸など]%(メタ)アクリルスルホン酸
[(メタ)アクリル酸スルホエチル、(メタ)アクリル
酸スルホプロビルなどコ、  (メタ)アクリルアミド
スルホンa[2−アクリルアミドー2−メチルプロパン
スルホン酸などコ、およびそれらの塩[アルカリ金属塩
(ナトリウム、カリウム、リチウムなどの塩)、アルカ
リ土類金属塩(カルシウム、マグネシウムなどの塩)、
アンモニウム塩およびアミン塩(メチルアミン、トリメ
チルアミンなどのアルキルアミンの塩; トリエタノー
ルアミン、ジエタノールアミンなどのアルカノールアミ
ンの塩など)]および上記単量体の2種以上の混合物が
あげられる。これらのうちで好ましいものは、 (メタ
)アクリルアミドスルホン酸アルカリ金属塩である。
カチオン性ビニル単量体としては、カチオン性を示すも
のであればいずれでもよいが、好ましくは第四級アンモ
ニウ私塩基を有するものである。
第四級アンモニウム塩基を有するカチオン性ビニル単量
体としては、ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリ
レートとアルキルハライドまたはジアルキル硫酸との反
応物[たとえば(メタ)アクリロイルオキシエチルトリ
メチルアンモニウムクロライドまたはプロマイド、 (
メタ)アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウ
ムメトサルフェート、 (メタ)アクリロイルオキシエ
チルジメチルエチルアンモニウムクロライド、 (メタ
)アクリロイルオキシエチルジエチルメチルアンモニウ
ムクロライド、 (メタ)アクリロイルオキシエチルジ
メチルベンジルアンモニウムクロライド、(メタ)アク
リロイルオキシプロビルトリメチルアンモニウムクロラ
イド、 (メタ)アクリロイルオキシプロビルトリメチ
ルアンモニウムメトサルフェートなど];ジアルキルア
ミノヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートとアルキ
ルハライドまたはジアルキル硫酸との反応物[たとえば
(メタ)アクリロイルオキシヒド口キシエチルトリメチ
ルアンモニウムクロライドまたはブロマイド、(メタ)
アクリロイルオキンヒドロキシエチルトリメチルアンモ
ニウムメトサルフェート、 (メタ)アクリロイルオキ
シヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライ
ドなどコ; ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリ
ルアミドとアルキルハライドまたはジアルキル硫酸との
反応物[たとえばトリメチルアミノエチル(メタ)アク
リルアミドの塩化物または臭化物、トリメチルアミノブ
口ピル(メタ)アクリルアミドの塩化物、ジエチルメチ
ルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドの塩化物など
コ;ジアルキルアミノヒドロキシアルキル(メタ)アク
リルアミドとアルキルハライドまたはジアルキル硫酸と
の反応物〔たとえばトリメチルアミノヒドロキシエチル
(メタ)アクリルアミドの塩化物、トリメチルアミノヒ
ドロキシプロビル(メタ)アクリルアミドの塩化物、ジ
エチルメチルアミノヒドロキシプロビル(メタ)アクリ
ルアミドの塩化物など];N−アルキルビニルピリジニ
ウムハライド[たとえばN−メチル−2−ビ二ルビリジ
ニウムクロライドまたはプロマイド、N−メチル−4−
ビニルピリジニウムクロライドなど]、トリアルキルア
リルアンモニウ真ハライド[たとえばトリメチルアリル
アンモニウムクロライドまたはブロマイド、トリエチノ
レアリノレアンモニウムクロライドなどコおよびこれら
の2種以上の混合物があげられる。これらのうち好まし
ものは、ジアルキルアミノ(メタ)アクリレートとアル
キルハライドとの反応物である。
非イオン性水溶性ビニル単量体としては、たとえばヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプ口ピ
ル(メタ)アクリレート、 (メタ)アクリルアミド、
ビニルピロリドンなどがあげられる。
[1]式で表されるモノマーと親水性モノマーの重量比
は通常l:99〜80:20である。1より小さいとミ
セル相を形成しにくくなる。80より多いと得られた樹
脂の親水性が小さくなり、用途が限定される。
本発明において吸水性を付与するため即ち水不溶性にす
るために重合時架橋剤を必要としない。
しかしながら分子量を大きくするためなど′の目的で極
めて少量の架橋剤を用いてもよい。この場合の架橋剤の
量は、 [1コで表されるモノマーと親水性モノマーの
合計重量に対して、通堂0〜5%、好ましくはθ〜1%
である。架橋剤の量が5重量%より多いと得られる吸水
性樹脂組成物が熱を加えても可塑性を示さなくなる。架
橋剤の種類は特願昭1i3−271878号明細書、特
願平1−153054号明細書に記載されている。
これらの単あ【体から構成される重合体としては、[1
]式で表されるモノマーとアクリル酸ナトリウムの共重
合体、あるいは[1]式で表されるモノマーとポリ2−
アクリルアミドー2−メチルプロパン酸共重合体などが
あげられる。
吸水性樹脂の組成は目的により便宜選べばよく、例えば
、高吸水性が目的の場合、アニオン性高分子が好ましく
、耐塩吸水性が目的の場合、両性高分子が好ましい。
[1コ式で表されるモノマーを親水性モノマー水溶液に
可溶化し水中で重合することにより共重合体が得られる
モノマー水溶液にはミセル形成が破壊しない程度にほか
の親水性溶剤(例えば、メタノール、アセトン、DMF
,DMSO,  テトラヒド口フランなど)を添加する
こともできる。
水中での全七ノマー濃度は特に制限しないが、重合発熱
により、自己架橋が起きない様に調整することが望まれ
る。モノマー水溶液中のモノマー濃度は通常2〜70%
である。
重合は重合触媒を用いて行うことができ、重合触媒とし
ては、アゾビスアミジノプロパンジハイドロクロライド
などのアゾ系触媒、t−ブチルパーマレイン酸などの有
機過酸化系触媒、過硫酸カリュウムなどの無機過酸化系
触媒、その他レドックス系触媒などがあげられる。
重合後の含水ゲルは、目的に応じ、含水のままあるいは
乾燥して、便宜任意の形に細断(板状、棒状、粉末状な
ど)することができる。
乾燥は常法に従って行えばよい。即ち、重合ゲルを必要
により細断して熱風あるいは減圧により脱水乾燥する方
法、凍結乾燥法などがあげられる。
共重合体の吸水量は1 0g/g以上好ましくは!5〜
600g/gである。10g/g未満では吸水景が低す
ぎ、川途が限定される。
本発明において、 [1]式で表されるモノマーが親水
性セグメントと親油性セグメントの両方を保有している
ため、重合時疎水性セグメント内側にしてミセル相を一
形成し水中に可溶化するものと考えられる。従って得ら
れた粒子は、粒子内部に疎水性セグメントのミセルに基
づく疑似架橋が形り吸水性樹脂を水溶性重合体に転移さ
せうるものである。
[実施例コ 以下、実施例により本発明の吸水性樹脂組成物を説明す
るが、これに限定されるものではない。
以下において、部は重量部を表す。
尚、本発明の吸水性樹脂組戚物の吸水量は以下の方法を
用いて測定した。
即ち、250メッシュのナイロン性の袋にサンプル試験
片0.2gを入れ、イオン交換水中に4時間浸漬する。
ナイロン性袋を取り出して,  15分水切りを行った
後、重量を測定し、その増加量の5倍を吸水蚤( g/
g)とする。
実施例1 高級アルコールのエチレンオキサイドの付加物とアクリ
ル酸とのエステル化反応により合成した、[1]式にお
いてR+がH1 nが20,1 taが01 R*が炭
素数20の直鎖状アルキル基のモノマー(A)3部をア
クリル酸Na(74モル%中和)45%水溶液20部に
可溶化し、反応容器にて、40℃で1時間窒素置換した
。アゾピスアミジノプロパンジハイドロクロライドo.
oot部の溶けた水溶液0.5部を反応容器にいれたと
ころ、20分後系がゲル化し、50℃にて5時間熟成し
た。重合ゲルをミンチで細断して80゜Cにて5時間順
風乾燥した。乾燥した樹脂をミキサーで粉砕して、粉末
状の本発明の吸水性樹脂組成物を得た。このものの吸水
量は310g/gであり、長鎖アルキル基が効率よくミ
セル相即ち架橋点を形成していることがわかった。
実施例2 実施例1においてアクリル酸Na(74モル%中和)4
5%水溶液20部の代わりに、アクリロイルオキシエチ
ルトリメチルアンモニウムクロライドとアクリル酸の混
合物(モル比III) [i0%水溶液20部を用いた
以外は同様に重合及び後処理を行い、本発明の吸水性樹
脂組成物を得た。このものの吸水量は180g/gであ
り、長鎖アルキル基が効率よくミセル相即ち架橋点を形
成していることがわかった。
実施例3 実施例1において、モノマー(A)3部のかわりに高級
アルコールのエチレンオキサイド付加物とアクリル酸と
のエステル化反応により合成した、[1]式においてR
+がH1nが301yaがO1 Raが炭素数IBの直
鎖状アルキル基のモノマー(B)6部を用いた他は同様
にして本発明の成形性吸水性樹脂組成物を得た。このも
のの吸水量は150g/gであり、長鎖アルキル基が効
率よくミセル相即ち架橋点を形成していることがわかっ
た。
比較例1 実施例1において、モノマー(A)3部のかわりに高級
アルコールのエチレンオキサイド付加物とアクリル酸と
のエステル化反応により合成した、[1コ式においてR
1がH1 nが20、指が0、R2が炭素数2の直鎖状
アルキル基のモノマー(C)3部を用いた以外は同様に
重合及び後処理を行い、粉末状の樹脂を得た。このもの
のは水溶性であり、ア・ルキル基がミセル相即ち架橋点
を形成していないことがわかった。
[発明の効果]

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、[1]式で表されるモノマーを親水性モノマー水溶
    液に可溶化し、水中で重合した共重合体からなり、共重
    合体の吸水量が10g/g以上である吸水性樹脂組成物
    。 [1]式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1はHまたはCH_3、R_2は炭素数が
    5以上のアルキル基、nは2以上の実数、mは0または
    正の実数である。) 2、架橋剤の非存在下、重合した請求項1記載の組成物
JP23246689A 1989-09-06 1989-09-06 吸水性樹脂組成物 Pending JPH0393815A (ja)

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