JPS58135035A - 条鋼のかみ合せ式パイリングもしくは重合式パイリングの方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、条鋼用パイラーにおいて高さ調整可能なパイ
リングテーブル上に、重合式パイリング或はかみ合せ式
パイリングを形成するだめのパイリング方法並びにその
方法を実施するだめの装置に関するものであり、その際
それぞれのパイリング層を形成する条鋼は、層状に順次
パイリングテーブルへ移送され、順次積み上げられる。

条鋼群をパイリングする際、リフト台車と旋回磁石が交
互に条鋼群を１つずつ転倒された状態で或は転倒されて
いない状態でパイリングテーブル上に持ち上げることに
よって、条鋼群を重合された形に上下動可能なパイリン
グテーブル上に順次積み上げる方式オは、ドイツ特許第
２１０６０９１号公報から公知である。この場合、リフ
ト台車による条鋼群の積み上げは、支持梁をパイリング
テーブル内にある止め部の領域へ降ろした後、支持梁を
迅速に引き戻すことによって行なわれ、その際条鋼群は
、支持梁から取如去られ、パイリングテアプル上へ滑行
する。

さらに、ドイツ特許第２２３０７１５号公報から公知の
装置では、個々の条鋼を、横移送方向に走行可能で櫛状
支持部を具備する条鋼部用シフト台車上へ集め、旋回磁
石の作動領域へ走行させ、そして旋回磁石によって選択
的に重合式にまたはかみ合い式にフィリングテーブル上
に積み上げるようになっている。

しかしながら、上記両装置は、パイリングテーブル上に
１動作につき１つのパイリング層を形成するのに適して
いるにすぎない。ところで、これは、顧客からより小さ
なパイリングパック或はよシ小さなパイリング重量が要
求される場合不利である。なぜなら、いくつかのパイリ
ング層によってパイリングパックを形成する場合、パイ
ラーの能力はパイリングパックの幅に即ち１つのパイリ
ングパックあたりの条鋼の数量に依存するからである。

パイリングパックの幅が広ければ、より多くの条鋼が、
従って単位時間あたりより大きな重量がパイリングされ
るため、パイリングパックの幅が広いほどパイラーの能
力は大きい。パイリングされたパックの安定性を決定す
るのは、パック形状である。

パック形状が極端に平らであると、パイリング層が共に
動くため、輸送にも梱包にも不都合である。梱包の際安
定であるため、パック形状は正方形にすることが多い。

この条件では、パイラーの高能力は、パック重量が大き
い場合にのみ得られる。なぜなら、パイリングパックに
安定性をもたせるには、パック幅が広いこと、またパッ
クの高さが適当でおることが必要だからである。従って
この場合もパック重量が大きくなければならない。

パック重量が比較的小さい場合には、小幅のパイリング
層をパイリングし集積することが必要である。即ち、こ
の場合には、単位時間あたシに条鋼を積み上げ量が減少
し、バイラの能力が下がる。

本発明ＯＨ２題は比較的小さな条鋼のパイリングパック
の梱包時にもバイラの能力がほぼ完全に利　　□用出来
るようＫすることによって、上記のバイラの能率低下を
阻止することで１に の課題は、本発明によれば、次のようなパイ離される条
鋼群が各パイリング層毎に隙間をもってパイリングテー
ブル上に積み上げられ、そして連続して流れてくるパイ
リング層が２つまたはそれ以上の小ユニットにされて集
積されることによって、パイリングテーブル上に同時に
２つ！！たはそれ以上の小さなパイリングパックが形成
されるのである。

本発明によるパイリング方法の他の構成では、条鋼は、
２つまたはそれ以上のパイリング層に分離された一部の
パイリング層が同一の状態で層状に重合して積みあげら
れるか、或は２つまたはそれ以上のパイリング層に分離
された一部のパイリング層が、交互に転倒された状態で
または転倒されない状態で層状に積み上げられる。

上記方法を実施するための装置では、エンドレスコンベ
ヤに沿って運搬されてきた条鋼群から、位置調整可能で
かつ上下動可能なストッパ一群にて、所定の数量の条鋼
から成り、かつ所定幅のパイリング層が形成され、さら
にこのパイリング層は、旋回磁石の受は渡しポイントに
あるストッパ一群へ移送され、そして昇降装置及び旋回
磁石によって、受は渡し位置からパイリングテーブルの
作動領域へ移送されるが、この装置では、２つに分離さ
れたストッパ一群にて規制される比較的小さな条鋼群は
、少なくとも同時に旋回磁石、の下方まで移送位置決め
され、かつ上下動可能な並びに横移送可能なリフト台車
によって旋回磁石の下面までリフトされる。シングルア
ーム旋回磁石群は、材料移送方向に直角な・回幅軸のま
わりに、回転運動するダブルアーム旋回磁石の一部であ
る第１旋回磁石のアーム長さと重なる′ように回転する
。このダブルアーム旋回磁石の上部旋回磁石（例えば第
１旋回磁石）は、その都度受は取り位置にあり、そして
ダブルアーム旋回磁石のもう１つの下部旋回磁石（例え
ば第２旋回磁石）はその都度パイリングテーブルの上方
でパイリング位置にある。そしてダブルアーム旋回磁石
がそれぞれ１８０’回転した後は、２つに分離されたパ
イリングパックを形成するグループとして条鋼が層状に
順次積み上げられる。

条鋼を重合式パーｆ　ｌング形状ｃ条鋼の脚部が互には
まりあう形でパイルする）にパイリングするためにリフ
ト台車はパイリング層の持ち上げと積み上げとを交互に
行なうために、シングルアーム旋回磁石の作動領域へま
たはダブルアーム旋回磁石の１つのアームの作動領域へ
移動可能である。

かみ合□式パイ１，７え形状（や鋼。脚ＡＫ反対方向に
向き互にはまり込まない形でパイルする）にパイリング
するためにリフト台車はシングルアーム旋回磁石及びダ
ブルアーム旋回磁石の一つの旋回磁石の作動領域で上下
動可能なかつ水平面内で走行可能な引渡し往復台車から
形成される。

前記方法を実施するための他の装置では、１つの方向ま
たは反対の方向へ交互に可動なかつ櫛状支持部を具備す
る移送車対に、櫛状支持部の全幅にわたって順次同一状
態の条鋼が供給され、そしてその都度条鋼群を積載する
移送車群は、パイリングテーブルの前に配置される旋回
磁石群の作動領域へ走行可能であり、そしてこの旋回磁
石群は、各条鋼群を、旋回磁石の作動領域へ走行可能な
移送車群の櫛状支持部から持ち上げ、これを旋回磁石の
１８０°の旋回のもとに層状に順次パイリングテーブル
上へ積み上げるようになっているが、この装置では、櫛
状支持部は、ある間隔をもって配備される２つまたはそ
れ以上の櫛状支持部部分に細分されそしてこの分割され
た櫛状支持部部分内で形成される条鋼群は、２つまたは
それ以上に分離されたパイリング層ユニットとなってパ
イリングテーブル上に層状に積み上げられる。

本発明の他の構成では移送車群の櫛状支持部は、その分
離された部分で転倒していない条鋼群と転倒された条鋼
群とを交互に受取出来るようにパイリング層ごとに形成
されている。櫛状支持部は、移送車と取外し可能に結合
されている。

次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて説明する。

第１図には、詳細に図示されていないモータに！ツテ［
動すレルエンドレスチェーンコンベヤｌカ図示すしてい
る。エンドレスチェーンコンベヤ１は、バイラ本体に、
所定の数の条鋼Ｐの群を、。

例えば山形鋼の群を矢印Ｒ方向に供給する。チェーンコ
ンベヤｌに沿って、１つのグループの上下動可能なスト
ッパー２，３が配置されている。ストッパー２．３は、
後続の条鋼Ｐの群を、チェーン駆動部６によって回転軸
７αのまわりに円形軌道上を矢印Ｒ１方向に旋回運動す
るシングルアーム旋回磁石７の作動領域で、チェーンコ
ンベヤ１に沿って、配置された別のグループの上下動可
能なストッパー４，５にタッチしている条鋼Ｐの群が、
チェーンコンベヤｌから持ち上げられてしまうまでチェ
ーンコンベヤ１で移送されるのを阻止するものである。

例えばそれぞれ３つの条鋼Ｐから形成される条鋼群ｌと
■の持ち上げは、往復台車１１のリフト梁１．１αを用
いて行なわれる。往復台車１１は一方では、車輪１２に
よって昇降ビーム１３上を、モータ１５によって駆動さ
れているエンドレスチェーン１４を介して走行可能であ
る。他方では、昇降ビーム１８は、ベルクランク１７．
１８が枢着されている支持部１６を介して支持されてい
る。

ベルクランク１７．１８は、共通の水平面内に配置され
る軸受１９，２０で支持されている、駆動軸２１．２２
で回転可能に支持されているベルクランク１７．１８は
、同期回転するように水平に配置されたリンク２８によ
シ互いにリンク機構で結合されている。

ストッパー４と５の上方には、シングルアーム旋回磁石
７が配置されている。このシングルアーム旋回磁石７は
、ダブルアーム旋回磁石の第１旋回磁石２５の作動領域
へアーム位置に位相差があるので旋回可能である。該第
１旋回磁石２５とダブルアーム旋回磁石の第２旋回磁石
２６は、対を成し互いに１８−０’の角度を置いて対位
し共通の旋回腕２７に連結されている。この旋回腕２７
は、軸受２８で支承される４ｄ１２９で矢印Ｒ１の方向
に円形軌道上を回転運動可能である。

第１旋回磁石２５は、その上限受取位、置にあり、一方
第２旋回磁石２６は下限引渡し位置に、第１図では、上
下動可能なパイリングテーブル３０の上方にある。パイ
リング層の授受制御によってそれぞれ同時にかつ連続的
に２つの条鋼群１．ＩＩ或はＩａ、ｎａが互にパックＡ
とＢに分割された状態でパイリングテーブル３０上に積
み上げられるため、パイリングテーブル幅そのものを小
パックのパイリング時にも完全に利用することが可能で
あシ、それによってバイラーの処理能力はほぼ完全に利
用される。

次に本発明による装置の作動を、第１図に図示された実
施例を用いて説明する。

まず、それぞれ３つの条鋼よりなる２つの条鋼群（パイ
リング層）Ｉとｎが、順次チェーンコンベヤ１上で矢印
Ｒの方向に、シングルアーム旋回磁石７の下方のストッ
パー４と５に接触する位置に到達し、上下動可能な往復
台車１１のリフト梁１１αによる捕捉によって及びチェ
ーンコンベヤｌの搬送面からの持ち上げによって、磁化
されたシングルアーム旋回磁石７の下面に接触する。そ
の後、往復台車１１は再び降ろされる。シングルアーム
旋回磁石７は、その回転軸７ａのまわりにまず１８０°
だけ回転され、セして櫛歯のように位相のずれた状態で
、上限受取位置にありかっ磁化された第１旋回磁石２５
０間へはいっていく。

シング匍磁石７は、消磁されると回転軸７αのまわりＫ
さらにほぼ９０°だけ円形軌道上を矢印Ｒ１方向へ動か
され、その結果条鋼群１、ＩＩは、第１旋回磁石２５の
上面に載置される。次に、旋回腕２７が回転軸２９のま
わりに矢印Ｒ１方向に、パイリングテーブル３０の下降
後に１８０°回転され、その結果第１旋回磁石２５上に
載っている両条鋼群Ｉとｌｌ１ｉパイリングテーブル３
０の上方に位置し、パイリングテーブル３０の上昇後及
び第１旋回磁石２５の消磁後、２つに分離されたパイリ
ングパックＡとＢの状態でパイリングテーブル上に積み
上げられる。

その間、ストッパー４と５には、それぞれ２つの条鋼Ｐ
より成る条鋼群Ｉα、■αがチェーンコンベヤｌ上によ
る横移送により接触している。往復台車１１の上方への
持ち上げにより、両条鋼群ｌａ、Ｉｇは、リフト梁１１
（ｌによって捕捉され、そして昇降駆動部による往復台
車１１の昇降ビーム１８の持ち上げによって、チェーン
コンベヤｌから鎖線で示した上限位置へ持ち上げられる
。往復台車１１は、車輪１２で昇降ビーム１８のレール
上を、この時点で上限位置にある第２旋回磁石２６の作
動領域へ走行させられる。次に、リフト梁１１　ａが、
昇降ビーム１３の下降によって第２旋回磁石２６の載置
面より下へ降ろされる。その際、両条鋼群■α、■αが
磁化された第２旋回磁石２６上へ載置される。リフト梁
１１αをもつ往復台車１１は、ストッパー４．５下の待
機位置へ復帰動され、さらにシングルアーム旋回磁石７
は、円形軌道上を矢印Ｒ８方向にその待機位置へ復帰旋
回される。第２旋回磁石２６は、第１旋回磁石２５と共
に、パイリングテーブル８０の下降後再び１８０°回転
される。

従って両条鋼群１ａ、■ａをもつ第２旋回磁石２６はパ
イリングテーブル８０の上方へ位置する。

パイリンクテーブル３０が上昇し、そして第２旋回磁石
２６が消磁されることにより、両条鋼群Ｉα。

■αは２つの分離されたパイリングツ；ツクＡとＢの状
態でパイリングテーブル上に積み上げられる。

バイラの作動サイクルは前述のプロセス、２つの集積さ
れた小パンクＡとＢが同時に並列して、Ｓイリングテー
ブル上に形成されるまで継続される。

その後、パイリングテーブル８０が降ろされ、小パンク
ＡとＢＦｉ、搬出のために走行可能な移送車上へ降ろさ
れる。

第２図にはバイラの他の実施例が原理的に図示されてい
る。このバイラも、いくつかの小ノシイリングパックを
同時に並置してパイリングテーブル上に集積するのに適
している。

条鋼Ｐを例えば溝形鋼をその縦軸線に対して横に、矢印
Ｆの方向に動かすことのできるエンドレスチェーンコン
ベヤ８１は、）くイラ側の端部に、カムまたはポケット
部８２αを円周上に具備する回転ホイール８２０群を有
する。チェーンコンベヤ８１に接続される、矢印Ｆ、力
方向上下動可能な別のエンドレスチェーンコンベヤ８４
は、チェーン部に止め部８４αを具備する。チェーンコ
ンベヤ８４は、回転ホイール３２のカム８２ａから供給
される条鋼Ｐを、リフトした状態では転倒せずに、そし
て下方へ降ろされた状態では転倒しながら、円周上にカ
ム８５αを具備する別の供給ホイール３５の群に供給す
る。順次供給された条鋼Ｐは、カム８５ａによって、一
群の移送車３６の櫛状支持部８６ａ上に順次２つに分割
された条鋼群■と■となって積み上げられる。その間移
送車８６には、順次１つの条鋼群■に対応する数の条鋼
Ｐが積載され、その際移送車８６は、連結棒８７αを介
してワイヤロープ８７と連結され、条鋼授受のたびに条
鋼Ｐの幅だけバイラの方向へ走行される。移送車３６の
積載面に最初のグループの条鋼Ｉが積載されると、条鋼
の幅よりも幾分大きな隙間を形成するためそれに相当す
る移動が行なわれ、続いて移動車８６の積載面上に、前
述したようにと■が形成されると、移送車３６は、昇降
ビーム３８によ−って矢印Ｆ、の方向に持ち上げられ、
そしてワイヤロープ３７を介して昇降ビーム８８上の走
行軌道に沿って一部の旋回磁石４０の作動領域へ移動し
、その結果両条鋼群Ｉと■は、旋回磁石４０のリフト梁
の上方に位置決めされる。その後、昇降ビーム８８が矢
印Ｆ、の方向に降ろされ、その際両条鋼群Ｉと■が、磁
化された旋回磁石４０の表面上に積み上げられる。続い
て、移送車３６は、新たに条鋼Ｐを順次積載するべく、
供給ホイール８５の作動領域へ復帰動される。この新た
な条鋼Ｐは、上下動可能なチェーンコンベヤ３４が回転
ホイール８２の作動領域内の下限位置にあるかまたは上
限位置にあるかに従って゛、転倒された条鋼Ｐをもつ２
つに分離された条鋼群１．ＩＩを、または転倒しない条
鋼Ｐをもつ２つに分離された条鋼群ｌα、Ｉαを形成す
る。

その間、旋回ａ石４０群は、その回転軸４０αのまわり
に約１８０°だけ、上下動可能なパイリングテーブル４
２の作動領域へ旋回されている。

このパイリングテーブル４２上へ、両条鋼群ｌ。

■は同時に、旋回磁石４０を消磁することにより、分離
された小パイリングパンクＡとＢの状態で層状に図示さ
れているように互にかみ合された状態に積み上げられる
。この過程は、小パイリングパックＡとＢがほぼ正方形
の大きさになるまで反復される。その後、上下動可能な
並びに横走行可能な移送車４４がパイリングテーブル４
２の積載面の下へ走行することができるようになるまで
、パイリングテーブル：４２が持ち上げられる。移送車
４４は、両手パックＡとＢをパイリングテーブル４２か
ら受は取り搬出プーラテーブル４５へ移送し、そして搬
出のためにローラテーブル上に移載する。

パイリング装置の長手方向の配置に関してさまざまな長
さの条鋼をパイリングするために、互いに取外し可能な
かつ別々に稼動可能な、または共に制御可能ないくつか
のユニットからノぐイリング装置が構成されるように構
想することも公知であるため、パイリング装置の全長に
わたって、各ユニットごとに、条鋼の長さが比較的短い
いくつかの並列する小パイリングパックグループを形成
することも可能である。

上記パイリング装置は、極めて異なる形状の条鋼、例え
ば平鋼溝形鋼、等送出形鋼、不等辺山形鋼、／ｊ１Ｔ形
鋼、■形鋼等を一部は互いに重合した形態のみで、一部
は互に重合した状態かかみ合わされた状態にパイリング
するのに適している。必要に応じて、２つまたはそれ以
上の小パックを同時に同様な方法でパイリングすること
ができる。

公知なように、旋回磁石７，２５，２６．４０並びに移
送車８６は、条鋼の断面形状と同じレーキ状のまたは平
担な櫛状支持部を具備し、それぞれの条鋼は、その横断
面サイズ長さ、並びに形状に応じて櫛状支持部に収納さ
れる。櫛状支持部は、旋回磁石７，２５，２６．４０並
びに移送車３６に取外し可能に取り付けられている。

【図面の簡単な説明】

第１図はパイリングテーブル上に２つの小パイリングパ
ックを同時に形成するためのパインを原理的に示した図
、第２図はパイリングテーブル上に２つの小パックを同
時、に形成するための他のパィリング装置を原理的に示
した図である。 Ｐ・・・条鋼　　　　Ａ、Ｂ・・・パイリングツ（ツク
ｔ、ｎ；ｘα、■α・・・条鋼群 ４．５・・・ストッパ一群 ７・・・シングルアーム旋回磁石 ■１・・・往復台車 ２５．２６・・・ダブルアーム旋回磁石８０．４２・・
・パイリングテーブル ３６・・・移送車

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）条鋼用バイラ機械の高さ調整可能なパイリングテ
   ーブル上に、かみ合せ式パイリング或は重合式パイリン
   グを形成する方法であって、その際その都度パイリング
   層を形成する条鋼層が、層状に順次パイリングテーブル
   上へ移送され、そして重なりあって積み上げられる前記
   パイリング方法において、各移送過程中同時に、２つま
   たはそれ以上のグループに分離された条鋼群（パイリン
   グ層〕が、該グループ間に隙間をもってパイリングテー
   ブル上に積み重ねられ、そして連続して供給される一群
   の条鋼群（パイリング層）が、２つまたはそれ以上の小
   バツクになってパイリングもれることを特徴とするパイ
   リング方法。 （２）重合式パイリングを形成するパイリング方法に於
   て、２つまたはそれ以上の条鋼群（パイリング層）に分
   離された条鋼群が、同一の状態で層状に重なシ合って積
   み上げられることを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載のパイリング方法。 （３）かみ合せ式パイリングを形成するためのパイリン
   グ方法に於て、２つまたはそれ以上の条鋼群（パイリン
   グ層）に分離された条鋼群が、転倒された状態と転倒し
   ない状態で交互に層状に重なり合って積み上げられるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のパイル方
   法。 （４）特許請求の範囲第１項に記載の方法を実施するた
   めの装置であって、その際エンドレスコンベヤに沿って
   運搬され九条鋼群から、位置調整可能な上下動可能なス
   トッパ〒対によって、予め選定された東鋼数の小さな所
   定幅をもつ条鋼群（パイリング層）が形成され、そして
   これらの条鋼層が受取位置の領域内にあるストッパ一群
   へ移送され、さらに昇降装置と旋回磁石によって、受取
   位置からパイリングテーブルの領域へ運搬される前記装
   置に於て、分離されたストッパ一群（４，５）に接合す
   る少なくとも２つのグループの小さな条鋼群（パイリン
   グ）層が、同時に回転磁石（７）の下方へ位置され、か
   つ上下動可能な並びに横に走行可能な往復台車（１１）
   によってと＠該旋回磁石（７）群の下側に接触可能であ
   り、旋回磁石（７）が、供給方向（Ｒ）に対して交叉す
   る方向に回転運動可能な軸（７α）のまわりに、回転運
   動可能なダブルアーム旋回磁石（２５，２６）の一部で
   ある第１旋回磁石（２５）の間へ旋回可能であり、そし
   てこのダブルアーム旋回磁石（２５，２６、）のうち上
   部の第１旋回磁石（２５）が、その都度受取位置にあり
   、他方下部の第２旋回磁石（２６）が、その都度パイリ
   ングテーブル（８０）の上方のパイリング位置にあり、
   そ゛じてダブルアーム旋回磁石、がそれ矛れ１８０°回
   転した後、２つまたはそれ以上の分離されたパック（Ａ
   　、　Ｂ）を形成するグループとしての条鋼（Ｐ）が層
   状に順次積み上げ可能であることを特徴とする装置。 （５）差込昇降装置が、条鋼層の持ち上げと積み上げを
   交互に行なうために、供給面の下方の領域から旋回磁石
   （７）の領域へまたはダブルアーム磁石（２５，２６）
   の第２旋回磁石（２６）の受取位置へ移動可能であるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第４項に記載の装置。 （６）昇降装置が、旋回磁石（７）及びダブルアーム旋
   回磁石（２５或は２６゛）の領域で上下動可能なかつ水
   平面内で走行可能な往復台車（１１）の対から形成され
   ることを特徴とする特許請求の範囲第４項または第５項
   に記載の装置。 ■　１つの方向にまたは他の方向に交互に移動可能なか
   つ櫛状支持部を具備する移送車群に、櫛状支持部全幅に
   わたって順次同じ長さの条鋼が供給され、そしてその都
   度条鋼群を積載する移送車群が、パイリングテーブルの
   前に配置される旋回可能な旋回磁石群の領域へ走行可能
   であり、この旋回磁石群が、各条鋼群を、旋回磁石の領
   域へ走行させられる移＾の櫛状支持部から持ち上げ、そ
   して旋回磁石の１８０°旋回の後下方にそれらを層状に
   順次パイリングテーブル上へ積み上げる特許請求の範囲
   第１項に記載のパイル方法を実施する装置に於て、移送
   車（８６）の櫛状支持部（８６ａ）が、２つまたはそれ
   以上にある間隔で分離された部分に細分され、この分離
   された部分に形成される条鋼群（１，ＩＩ或はｌα、ｌ
   １ａ）が、２つまたはそれ以上に分離されたパイリング
   パック（Ａ、Ｂ）としてパイリングテーブル（４２）上
   に層状に積み上げ可能であることを特徴とする装置。 （８）両移送車（８６）群の櫛状支持部（８６α）が、
   その分離された部分で転倒された条鋼群と転倒されてい
   ない条鋼群とを交互に受取るためにパイリング層ｃ条鋼
   群）ごとに形成されていることを特徴とする特許請求の
   範囲第７項に記載の装置。 （９）櫛状支持部（８６α）が、移送車（３６）と取外
   し可能に取り付けられていることを特徴とする特許請求
   の範囲第７項または第８項に記載の装置。