JPS5813249B2 - クロスフイン形熱交換器の製造方法 - Google Patents

クロスフイン形熱交換器の製造方法

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JPS5813249B2
JPS5813249B2 JP5361578A JP5361578A JPS5813249B2 JP S5813249 B2 JPS5813249 B2 JP S5813249B2 JP 5361578 A JP5361578 A JP 5361578A JP 5361578 A JP5361578 A JP 5361578A JP S5813249 B2 JPS5813249 B2 JP S5813249B2
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JP
Japan
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cooling pipe
pipe
joint
heat exchanger
manufacturing
Prior art date
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JP5361578A
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JPS54145366A (en
Inventor
西田巌
前川浩
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はクロスフィン形熱交換器の製造方法、詳しくは
冷却管に多数のフィンを挿入した後、前記冷却管を水圧
により拡管して、該冷却管とフィンとを密着させるごと
くしたクロスフィン形熱交換器の製造方法に関する。
従来、此種の熱交換器の製造方法は、先ず第4図のごと
く冷却管1の内面に嵌合する支持部21と冷却管1の端
面に接当する凸縁22と凹溝23及び水供給管の接続体
24を順に同一軸方向に連設するごとくした筒伏の継手
本体25を形成すると共に、冷却管1遊端部の外周面に
対し互いに逆方向外方から圧接する半筒状の圧接部26
と継手本体25に対するストッパー27とを備えた2つ
のチャック28を形成する。
次に継手本体25の支持部21を冷却管1の遊端内部に
、該本体25の凸縁22が冷却管1の遊端部に接当する
迄嵌入しそして2つのチャック28,28の圧接部26
,26を冷却管1遊端部外周面に当てかうと共に、スト
ッパー27,27を凹溝23に嵌合した状態で、両チャ
ック28,28を締付ボルト29により締付けて、冷却
管1に継手本体25を固定する。
然る後、水供給管から継手本体25内部を介して冷却管
1内に水を供給し水圧拡管を行なっていたのである。
所がフイン2を設けていない冷却管1の遊端部は強度的
に内圧に弱く拡管時破損しやすい問題があり、また冷却
管1相互のピッチが小さい場合、チャック28が相隣接
する冷却管側に対し邪魔になって、冷却管1の遊端部に
取付けられなくなる問題があり、この問題を解決するた
めチャック28を薄肉に形成して邪魔にならないように
しようとしても、チャック28の肉厚が薄くなりすぎる
と、ボルト29に対するネジ山の数も少なくなりすぎる
ため、拡管時例えば200kg/cm2のような高圧と
なる水圧に対し、チャック28或いはボルト29が強度
的に耐えられず、継手本体25を確実かつ安全に支持で
きなくなるのである。
そこで、冷却管1の遊端部を十分に長くして遊びを形成
し、隣接する冷却管とのピッチが小さくとも、この隣接
する冷却管側にチャック28が当らないようにすると、
該遊びのため取扱いが不便であると共に、拡管後切断す
る必要があって無駄が多く、工数が増加することとなり
かつ拡管時該遊び部分に強圧が加わってビビ割れなどの
事故が生ずる困となる問題があった。
そのため、従来は、冷却管1のピッチが小さい場合冷却
管遊端部に出入口配管をロウ付により取付けた後該配管
に前記継手本体25を取付け水圧拡管を行なうようにし
ていたのである。
所が、この方法では、拡管時に加える水圧が前記したご
とく高水圧であるため、拡管時ロウ付部分が破損しやす
くなる問題があり、又継手本体25を取付ける出入口配
管の肉厚を必要以上に厚いものにしなければならなかっ
たのである。
本発明は以上の問題に鑑み発明したのであり、冷却管に
多数のフィンを挿入し、前記冷却管を水圧により拡管し
て該冷却管とフィンとを密着させるごとくしたクロスフ
ィン形熱交換器の製造方法であって、前記冷却管の内径
より小径で、かつ先端に受部をもった所要長さの筒体と
、水供給管の接続体とから成る継手本体及びこの継手本
体の前記筒体外周に摺動自由に設ける押体並びに前記筒
体先端の受部と、押体先端との間に介装する環状弾性体
をそれぞれ形成し、前記継手本体の筒体を冷却管の遊端
内部に挿入して、この挿入位置で固定した後前記押体を
、前記筒体の受部側に押圧して前記環状弾性体を拡径さ
せ、該弾性体の外周面を前記冷却管の内周面に圧接して
前記冷却管に継手本体を固定し、然る後水供給管より水
を供給して水圧拡管を行なうごとくして、冷却管のピッ
チ如何に拘わらず、冷却管の遊端部に出入口配管をロウ
付する前に、確実かつ安全にしかも簡単に水圧拡管を行
なうことができ、さらに、水圧拡管の作業中に冷却管に
生じた変形により熱伝達率を向上させる効果も生ずるも
のである。
以上本発明を実施例を示す図面に基づいて詳記する。
図面において1はクロスフィン形熱交換器の冷却管で、
水圧拡管を行なう前に先ず該冷却管1の周囲に該冷却管
1の外径よりやゝ大径の嵌合部を持つフイン2を順に多
数挿入し、次いでこの冷却管1の遊端部に対し出入口配
管(図示せず)を嵌大してロウ付接続するための拡大部
1aを形成するのである。
しかして、本発明は、斯くのごとく組立てた前記冷却管
1を、水圧により拡管して、該冷却管1と各フイン2・
・・・・・とを密着させるごとく成す熱交換器の製造方
法であって、先ず前記冷却管1の内径より小径で、かつ
先端に受部3をもった所要長さの筒体4と、水供給管の
接続体5とから成る継手本体6を形成すると共に、この
継手本体6の前記筒体4外周に摺動自由に設ける押体7
を形成する。
そして冷却管1の内径よりや5小さく、かつ筒体4の外
径よりやゝ大なる環状弾性体8と、該環状弾性体8とほ
ゞ同内外径を有する金属製カラー11とをそれぞれ形成
する。
尚9は前記継手本体6の固定板、10は前記押体7の加
圧板である。
そして先ず筒体4に前記環状弾性体8を3個と各環状弾
性体8の間に2個の前記カラー11を介装した後前記継
手本体6の筒体4を、第1図図示のごとく前記冷却管1
の遊端内部に挿入して、この挿入位置で固定した後、前
記押体7を、前記筒体4の受部3側に押圧して第2図図
示の如く前記環状弾性体8を拡径させ、該弾性体8の外
周面を前記冷却管1の内周面に圧接して水密状に支持し
前記冷却管1に継手本体6を固定するのである。
尚、前記環状弾性体8は、前記実症例の如く3個に限定
するものでなく、複数個設けるもので、複数個設ける場
合各弾性体8の間に第1図のごとくそれぞれ前記のカラ
ー11を介装するのである。
斯くのどとく前記冷却管1の両遊端部に前記継手本体6
を固定した状態で、水供給管(図示せず)から該継手本
体6の導通路12を介して所要水圧の水を冷却管1の内
部に供給して水圧拡管を行なうごとく成したのである。
尚、以上のごとく冷却管1の水圧拡管を行なった後前記
押体7に加えていた加圧力を取り去ることにより、環伏
弾性体8は拡径状態から縮径して復帰するのであり、継
手本体6の固定を外すと共に該継手本体6及び押体7を
冷却管1の遊端内部から引き抜いて拡管作業の全工程を
終了するのである。
しかして前記製造方法において、前記押体7の加圧によ
り前記弾性体8が拡径し、第2図に示すごとく該拡径部
の外周面が冷却管1内面に食い込むのであり、この食い
込みにより冷却管1及びフイン2嵌合部が互いに相密着
した状態で膨大状に塑性変形するのである。
このため冷却管1の拡管作業時水圧が例えば200kg
/cm2のような高圧であるにも拘わらず、冷却管1の
膨大部だけでなく該膨大部と相密着しながら膨大したフ
イン2の嵌合部の膨大部が相乗して弾性体8を相対移動
させることなく確実に支持ししかも冷却管1の膨大した
内面に対し弾性体8の拡径した外周面が強固に密着状に
食い込んで確実に水密性を維持するので、水圧拡管中に
継手本体6と冷却管1の遊端部とが水圧により互いに離
脱したり、冷却管1内に供給した加圧水が弾性体8の外
周面部から漏出したりするようなことは全くなく、簡単
かつ容易に水圧拡管を行なうことができるのである。
尚、以上の説明では、前記弾性体8は無端の輪状に形成
したが、切目のある有端伏でも良いし、又第3図に示す
ごとくコイル巻線状に形成しても良いのであり、斯くコ
イル巻線状とする場合には該巻線間に、断面四角状の金
属線をコイル巻線状となしたカラー11を形成して該カ
ラー11を介装させるごとく成すのである。
以上のごとく、本発明によれば、冷却管の遊端内部に継
手本体を挿入して固定した状態で、押体を押圧し弾性体
を拡径するごとく成すだけの簡単な作業により、冷却管
の遊端部に冷却管のピッチ如何に拘わらず継手本体を確
実に支持でき、しかも弾性体の拡径した外周面が膨大し
た冷却管内周面に強固に密着して確実な水密性を維持で
きるので、安全かつ確実に水圧拡管を行なえるのである
しかも、本発明によれば、水圧拡管を行った後、冷却管
内面に弾性体により拡径された膨大部が残るので、冷却
管の実質的伝熱面積が大きくなり、しかも冷却管内部を
流通する流体がこの膨大部により流動状態を変えられる
ので全体的に熱伝達率を向上できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す説明断面図、第2図は弾
性体の拡径状態を示す要部説明断面図、第3図は他の実
施例を示す要部断面説明図、第4図は従来例を示す説明
図である。 1・・・・・・冷却管、3・・・・・受部、4・・・・
・・筒体、5・・・・・・接続体、6・・・・・・継手
本体、7・・・・・・押体、8・・・・・・弾性体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 冷却管1に多数のフイン2・・・・・・を挿入し、
    前記冷却管1を水圧により拡管して該冷却管1とフイン
    2とを密着させるごとくしたクロスフィン形熱交換器の
    製造方法であって、前記冷却管1の内径より小径で、か
    つ先端に受部3をもった所要長さの筒体4と、水供給管
    の接続体5とから成る継手本体6及びこの継手本体6の
    前記筒体4外周に摺動自由に設ける押体7並びに前記筒
    体4先端の受部3と、押体7先端との間に介装する環状
    弾性体8をそれぞれ形成し、前記継手本体6の筒体4を
    冷却管1の遊端内部に挿入して、この挿入位置で固定し
    た後前記押体7を前記筒体4の受部3側に押圧して前記
    環状弾性体8を拡径させ、該弾性体8の外周面を前記冷
    却管1の内周面に圧接して前記冷却管1に継手本体6を
    固定し、然る後水供給管より水を供給して水圧拡管を行
    なうごとくしたことを特徴とするクロスフィン形熱交換
    器の製造方法。
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