JPS5813165Y2 - シヨツクアブソ−バの温度変化に伴う減衰力補正装置 - Google Patents
シヨツクアブソ−バの温度変化に伴う減衰力補正装置Info
- Publication number
- JPS5813165Y2 JPS5813165Y2 JP14054578U JP14054578U JPS5813165Y2 JP S5813165 Y2 JPS5813165 Y2 JP S5813165Y2 JP 14054578 U JP14054578 U JP 14054578U JP 14054578 U JP14054578 U JP 14054578U JP S5813165 Y2 JPS5813165 Y2 JP S5813165Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- shock absorber
- damping force
- leaf
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来公知のショックアブソーバは例えば第２図に示すよ
うにピストン下方ド１の先端小径部に固着したピストン
２に、内外二重の通路４，５を軸方向に貫通して設け、
これら通路４，５が開口するピストン上面に、リーフバ
ルブ８とこのリーフバルブを該上面に弾圧する板ばね３
を間座６を介してその内周面を押え金具７により押し付
け、ピストン２の通路４が開口する下面にはピストン２
の小径部に螺着したナンド部材９により間座１０を介し
その内周面が押し付けられたリーフバルブ１１を設け、
該リーフバルブの自己の弾力と、さらにばね１３の弾力
に抗してナツト部材９に沿い変位する保持部材１２が設
けられ、ショックアブソーバの伸長行程（ピストンの上
昇行程）において、ピストン速度が比較的低速領域にあ
る場合ピストンの上方の作動油がピストン表面部分に設
けたオリフィス２を経てピストンの下方に流動し、該オ
リフィス２により減衰力を発生するとともに、ピストン
速度が比較的高速領域にある場合、他の通路を径て通路
４に進入した作動油がリーフバルブ１１を押開いてピス
トン下方に流動し、該リーフバルブ１１により減衰力を
発生し、またショックアブソーバの圧縮行程（ピストン
の下降行程）においては、ピストン下方の作動油がピス
トンの低速領域においてオリフィス２″を経て、また高
速領域においてリーフバルブ８を押開いてピストン上方
に流動し、該リーフバルブ８により減衰力を発生してい
る。
うにピストン下方ド１の先端小径部に固着したピストン
２に、内外二重の通路４，５を軸方向に貫通して設け、
これら通路４，５が開口するピストン上面に、リーフバ
ルブ８とこのリーフバルブを該上面に弾圧する板ばね３
を間座６を介してその内周面を押え金具７により押し付
け、ピストン２の通路４が開口する下面にはピストン２
の小径部に螺着したナンド部材９により間座１０を介し
その内周面が押し付けられたリーフバルブ１１を設け、
該リーフバルブの自己の弾力と、さらにばね１３の弾力
に抗してナツト部材９に沿い変位する保持部材１２が設
けられ、ショックアブソーバの伸長行程（ピストンの上
昇行程）において、ピストン速度が比較的低速領域にあ
る場合ピストンの上方の作動油がピストン表面部分に設
けたオリフィス２を経てピストンの下方に流動し、該オ
リフィス２により減衰力を発生するとともに、ピストン
速度が比較的高速領域にある場合、他の通路を径て通路
４に進入した作動油がリーフバルブ１１を押開いてピス
トン下方に流動し、該リーフバルブ１１により減衰力を
発生し、またショックアブソーバの圧縮行程（ピストン
の下降行程）においては、ピストン下方の作動油がピス
トンの低速領域においてオリフィス２″を経て、また高
速領域においてリーフバルブ８を押開いてピストン上方
に流動し、該リーフバルブ８により減衰力を発生してい
る。
このように作動油の粘性抵抗により減衰力を発生するシ
ョックアブソーバは、作動油の温度変化に伴い減衰性能
が変動する問題点がある。
ョックアブソーバは、作動油の温度変化に伴い減衰性能
が変動する問題点がある。
本考案はこのような問題点を解決することを目的とした
もので、第１図に示した本考案の実施例において、リー
フバルブ８を弾圧している板ばね３とその内周面を間座
６を介してピストン２の上面に押し付けた押え金具７の
間にバイメタル１５を、またばね１３とナンド部材９の
間にバイメタル１６をそれぞれ装着したもので、これら
バイメタル１５．１６は温度の上昇または下降に対応し
て軸方向体積を拡大または縮少変形するものである。
もので、第１図に示した本考案の実施例において、リー
フバルブ８を弾圧している板ばね３とその内周面を間座
６を介してピストン２の上面に押し付けた押え金具７の
間にバイメタル１５を、またばね１３とナンド部材９の
間にバイメタル１６をそれぞれ装着したもので、これら
バイメタル１５．１６は温度の上昇または下降に対応し
て軸方向体積を拡大または縮少変形するものである。
従って作動油の温度が上昇または低下したときこれに対
応してその体積が軸方向に拡大または縮少するバイメタ
ルの変形により各リーフバルブ８゜１１の初期設定荷重
を増減し、温度変化による作動油の粘性抵抗の相違に伴
う減衰性能の変動を自動的に補正することができる効果
がある。
応してその体積が軸方向に拡大または縮少するバイメタ
ルの変形により各リーフバルブ８゜１１の初期設定荷重
を増減し、温度変化による作動油の粘性抵抗の相違に伴
う減衰性能の変動を自動的に補正することができる効果
がある。
第１図は本考案装置を有するショックアブソーバの一実
施例の要部縦断面図、第２図は従来のショックアブソー
バの部分縦断面図である。 ２・・・・・・ピストン、３・・・・・・板ばね、４・
・・・・・通路（内側）、５・・・・・・通路（外側）
、７・・・・・・押え金具、８・・・・・・リーフバル
ブ、９・・・・・・ナツト部材、１１・・・・・・リー
フバルブ、１３・・・・・・ばね、１５・・・・・・バ
イメタル、１６・・・・・・バイメタル。
施例の要部縦断面図、第２図は従来のショックアブソー
バの部分縦断面図である。 ２・・・・・・ピストン、３・・・・・・板ばね、４・
・・・・・通路（内側）、５・・・・・・通路（外側）
、７・・・・・・押え金具、８・・・・・・リーフバル
ブ、９・・・・・・ナツト部材、１１・・・・・・リー
フバルブ、１３・・・・・・ばね、１５・・・・・・バ
イメタル、１６・・・・・・バイメタル。
Claims (1)
- ピストン２の軸方向に設けた内外二重の通路４゜５が開
口したピストン上面を弁座とするリーフバルブ８を該弁
座に弾圧した板ばね３と、該リーフバルブおよび板ばね
の内周面を上記弁座に押し付けた押え金具７の間、およ
びピストンの内側通路４が開口したピストン下面を弁座
とするリーフバルブ１１を弾圧するばね１３と、該ばね
１３を支持するナンド部材９の間に、温度の上昇または
低下に対応して軸方向の体積が拡大または縮少するバイ
メタル１５．１６をそれぞれ装着してなるショックアブ
ソーバの温度変化に伴う減衰力補正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14054578U JPS5813165Y2 (ja) | 1978-10-12 | 1978-10-12 | シヨツクアブソ−バの温度変化に伴う減衰力補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14054578U JPS5813165Y2 (ja) | 1978-10-12 | 1978-10-12 | シヨツクアブソ−バの温度変化に伴う減衰力補正装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5556940U JPS5556940U (ja) | 1980-04-17 |
| JPS5813165Y2 true JPS5813165Y2 (ja) | 1983-03-14 |
Family
ID=29115576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14054578U Expired JPS5813165Y2 (ja) | 1978-10-12 | 1978-10-12 | シヨツクアブソ−バの温度変化に伴う減衰力補正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5813165Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6221168Y2 (ja) * | 1981-04-20 | 1987-05-29 | ||
| JPS591949U (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-07 | トヨタ自動車株式会社 | 温度補償型流体式シヨツクアブソ−バ |
| JP2570266B2 (ja) * | 1986-07-25 | 1997-01-08 | トヨタ自動車株式会社 | 液圧緩衝器 |
-
1978
- 1978-10-12 JP JP14054578U patent/JPS5813165Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5556940U (ja) | 1980-04-17 |
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