JPS58131154A - 電気集じん装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 効率を大鳴に尚めた屯気果じん装置に関するものである
。

電気乗じん装置は、放電部と集じん部との間に於いてコ
ロナ放′亀を発生させて荷電帯を構成し、この荷電帯に
捕取しようとする粉じんを通過させて帯電させ、この帯
′厄粉じんが來じん極に捕集されるものである。

第１図は従来一般に用いられている電気乗しん装置の一
実施例を示す平面図であって、集じん部は粉じんが含ま
れた気体の通路に沿って平行に設けられた板状の集じん
極１ａ　、ｌｂによって構成されており、放電部は乗じ
ん極１ａ。

１ｂの中間部分に延在する平板２と、この平板２の気体
流入側と気体流出側にそれぞれ止め金具３ａ，３ｂによ
って固定された針状片４ａ。

４ｂとによって放１１Ｌ＊５を構成している。ぞして、
針状片４ａは平板２の気体流入側の端部に沿って所定ピ
ッチで他殺されており、その先端は気体流入側に向って
延在している。また、針状片４ｂは平板２の気体流出側
の端部に沿って所定ピッチで植設されており、その先端
は気体流出側に延在している。

このように構成された電気業じん装置に於いて、集じん
極１ａ、ｌｂと放電極５との間に放電極５が負極となる
高電圧を印加すると、針状片４ａの先端から集じん極１
ａ、ｌｂに向って点線で示すようにコロナ放電が生ずる
。これに対して、矢印で示すように粉じんが含まれた気
体が流れると、コロナ放電エリアを通過する粉じんの大
部分は負に帯電する。従って、このコロナ放電が生じて
いる部分は荷電部に構成されていることになり、この荷
電部に於いて荷電された粉じんは、集じん極１ａ、ｌｂ
と放電極５との間に生ずる高電界によって引かれて集じ
ん極１ａ、ｌｂに捕集されることになる。また、荷電部
に於いて負極に帯電されなかった一部の逆帯電粉じんは
、放電極５を構成する平板２の表面に捕集されるように
構成されている。

しかしながら、上記構成による呆じん装置は、多数の針
状片４ａ　、４ｂが垂直方向に所足のピッチでただ単に
並設されたものであるために、谷放電部分は１厘の放電
となってしまう。この結果、荷電部によって決まる電気
業じん装置に於ける特性が低下し、これに伴なって機敏
ユニットを直列に接続して用いる等の対策が必要になる
。

このような問題を解決するものとしては、第２図に示す
ように、金属製の中空パイゾロを枠体７に固定すること
によって垂直に設置し、この中空バイブロに針状片８を
貫通させて気体の流れ方向に沿って延在させた放電極が
提案されている。

しかしながら、このような構成による電気業しん装置に
於いては、放電部分は２重化が限界であり、十分な放電
量を得るまでには致っていない。まだ、このような構成
に於いては、針状片８の植設に対して中空パイゾロの周
面に多数の孔を設けなけねばならず、その作業が極めて
繁雑であるとともに、中空ノ々イブ６の価格とが合まっ
て極めて高価なものとなってしまう。また、放電極側に
於いても逆帯電粉じんに対しである程贋の集じん面積を
必要とするが、上記構成に於いては中空バイブロの直径
によって、おのずからその表面積が限られてしまい、こ
れに伴なって板状電極あるいは中空パイプ９を並設して
放電極側に於ける集じん面積を増加する必要が生ずる等
の種々欠点を有している。

従って、本発明による目的は、小型にして極めて高い集
じん効率が得られる電気業じん装置を提供することであ
る。以下、図面を用いて詳細に説明する。

第３図は本発明による電気業じん装置の一実施例を示す
平面図であり、第１図と同一部分は同一記号を用いて示
しである。同図に於いて１０は平行に配置された集じん
極１ａ、ｌｂの中間位置に乗じん極１ａ、ｌｂに沿って
所定の間隔、つまシ互いのコロナ放電に影響を与えない
程度に離間して並設された放電極構体である。そして、
この放電極構体１０は１例えば第４図に示すように構成
されている。同図に於いて、１１ａ、１１ｂは横断面が
円弧状をなした棒状体であって、全体としてはとい状を
なしていることになる。そして、この棒状体１１ａ、ｌ
ｌｂの側縁には、プレス等によって切り欠かれて形（成
された鋸歯状部１２が棒状体１１ａ、ｌｌｂの長手方向
に沿って連設されている。１３は針状体であって、棒状
体１１ａ、ｌｌｂの円弧面の方向を一致させて並設した
状態でその並設方向に貫通することにより一体化してい
る。この場合棒状体１１ａ、ｌｌｂの円弧面の方向を一
致させても、その向きを逆にして向い合せれば円状にな
る。

このような棒状体１１ａ、ｌｌｂは、例えばプレスによ
って打ち抜かれた鋸歯状部１２を有する帯状体を、円弧
状に曲げられて作られる。

そして、この場合に於ける鋸歯状部１２は、その先端が
先鋭化されているとともに、針状体１３はその先端が棒
状体１１ａ、ｌｌｂの表面から十分に突出し、かつ先端
が先鋭化されて主放電が行なわれ、各鋸歯状部１２の先
端は副放電が行なわれるようになっている。

従って、このような放電極構体１０を有する電電果じん
装置は、第３図に気体流入側の放電極嘴体１０を代表し
て示すように、鋸歯状部１２および針状体１３の先端か
ら集じん極１　ａ、１　ｂに向ってそれぞれコロナ放電
が生ずることになる。この場合、棒状体１１ａ、ｌｌｂ
の側部にはその長手方向に沿って多数の鋸歯状部１２が
それぞれ設けられているために、無数の放電が両側に行
なわれていることになり、針状体１３と鋸歯状部１２に
よって多１Ｆ放電が行なわれる。

このように、多重放電がなされた場合に於いては、荷電
部に於けるコロナ放電が緻密でかつ強いものとなる。よ
って、この荷電部を通過する粉じんのすべてが確実に荷
電されることになり、これに伴なって確実でかつ効率の
高い呆じんが行なわれることになる。また、このような
構成による放電１極構体に於いては、円弧状をなした棒
状体１１ａ、ｌｌｂの内外面を逆帯電粉子の乗じん而と
して有効に利用出来ることになる。

そして、このことは、従来に於ける中空ノぐイブの内面
をも有効に利用したことになる。

なお、上記実施例に於いては、２本の棒状体を一体化し
た場合について説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、複数本の棒状体を用いたものであれば良
い。そして、この各棒状体を一体化する場合に於いて、
円弧面の向きは限定されるものではなく、例えば第５図
（、）　、　（ｂ）　、　（ｃ）に示すように構成する
ことも出来る。

また上記実施例に於いては、鋸歯状部を三角形状とした
が、本発明はこれに限定されるものではなく、要は先鋭
部を有するものであれば良い。

以上説明したように、本発明による電電果じん装置によ
れば、放電部のほぼすべてから多重に放電が行なわれる
ことから、荷電部の幅および密度が極めて高くなり、こ
れに伴なって乗じん効率が極めて高いものとなる優れた
効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１．第２図は従来の電気果しん装置の一例を示す平面
図および要部斜視図、第３図は本発明による眠気果じん
装置の一実施例を示す平向７− 図、第４図は第３図に示す放電極構体の要部斜視図、第
５図（、）〜（ｃ）は放電極構体の他の構成例を示す平
面図である。 ｌａ、ｌｂ・・・集じん極、１ｏ・・・放電極構体、１
１ａ、ｌｌｂ・・・棒状体、１２・・・鋸歯状部、１３
・・・針状体。 ８− 図面の浄書（内容に変更なし） 第１図 第３図 第４図　　　　　　　　第５図 手続補正ｒ１（方式） ％式％ １　事件の表示 昭和６７年　特許　酔〔１第１８５４２号２　発明の名
称　　電電果じん装置 ３　補正をする者 月にとの関係　　特許出願人 ４、代理人 ８、補正の内容 図面の浄書（内容に変更なし）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）気体の通路に沿って配置された集じん部と、前記
   集じん部から予め定められた一定距離離れて平行に配置
   された放電部とを有する′電気乗じん装置に於いて、前
   記放電部は横断面が円弧状をなしかつその円弧面の方向
   を一致させるとともに互いに所定距離離間して並設され
   た状態に一体化された複数本の棒状体と、前記各棒状体
   の側縁に沿って設けられた先鋭部分を有する鋸歯状部と
   、最も外側に位置する前記棒状体の外衣面から棒状体の
   並設方向に沿って延在する針状体とによって構成される
   ことを特徴とする電気乗じん装置。