JPS58131150A

JPS58131150A - 電気集じん装置

Info

Publication number: JPS58131150A
Application number: JP1353882A
Authority: JP
Inventors: Akiyo Hara; 原　昭代
Original assignee: ONO KAGAKU KIKAI KK
Current assignee: ONO KAGAKU KIKAI KK
Priority date: 1982-01-31
Filing date: 1982-01-31
Publication date: 1983-08-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は電気乗じん装置に関し、特に集じん効率を大幅
に高めた電気乗じん装置に関するものである。

電気乗じん装置は、放電部と乗じん部との間に於いてコ
ロナ放電を発生させて荷電帯を構成し、この荷電帯罠捕
収しようとする粉じんを通過させて帯電させ、この帯電
粉じんが乗じん極に捕集されるものである。

第１図は従来一般に用いられている電気乗じん装置の一
実施例を示す平面図であって、乗じん部は粉じんが含ま
ハた気体の通路に沿って平行に設けられた板状の乗じん
極１ａｌｌｂによって構成されており、放電部は集じん
極１ａ。

１ｂの中間部分に延在する平板２と、この平板２の気体
流入側と気体流出側にそれぞれ止め金具３ａ、３ｂによ
って固定された針状片４ａ。

４ｂとによって放電極５を構成している。そして、針状
片４ａは平板２の気体流入側の端部に沿って所定ピッチ
で植設されておシ、その先端は気体流入側に向って延在
している。また、針状片４ｂは平板２の気体流出側の端
部に沿って所定ピッチで植設されてお巾、その先端は気
体流出側に延在している、このように構成された電気乗じん装置に於いて、集じん
極１ａ、ｌｂと放電極５との間に放電極５が負極となる
高電圧を印加すると、針状片４ａの先端から集じん極１
　ａ　、　１　ｂ　ＶＣ向って点線で示すようにコロナ
放電が生ずる。これに対して、矢印で示すように粉じん
が含まれた気体が流れると、コロナ放電エリアを通過す
る粉じんの大部分は負に帯電する。従って、このコロナ
放電が生じている部分は荷電部に構成されていることに
なり、この荷電部に於いて荷電された粉じんは、集じん
極１ａ、Ｉｂと放電極５との間に生ずる高電界によって
引かれて集じん極１ａｌ　ｌｂに捕集されることになる
。また、荷電部に於いて負極に帯電されなかった一部の
逆帯電粉じんは、放電極５を構成する平板２の表面に捕
集さシ１．るように構成されている。

しかしながら、上記構成による集じん装置は、多数の針
状片４ａ、４ｂが垂直方向に所定のピッチでただ単に並
設されたものであるために、各放電部分は１重の放電と
なってしまう。この結果、荷電すによって決−止る電気
業じん装置に於ける特性が低下し、これに伴なって複数
ユニットを直列に接続して用いる等の対策が必要になる
。っこ−のような問題を解決するものとしては、第２図に示
すように、金属製の中空・ぞイブ６を枠体７に固定する
ことによって垂直に設置し、この中空パイゾロに針状片
８を貫通させて気体の流れ方向に沿って延在させた放電
極が提案されている。

しかしながら、このような構成による電気業じん装置に
於いては、放電部分は２重化が限界であり、十分な放電
蓋を得る１でには致っていない。また、このような構成
に於いては、針状片８の植設に対して中空ノクイゾ６の
周面に多数の孔を設けなければならず、その作業が極め
て繁雑であるとともに、中空ノ々イブ６の価格とが含ま
って極めて高価なものとなってし甘う。また、放電極側
に於いても逆帯電粉じんに対しである程度の集じん面積
を必要とするが、上記構成に於いては中空ノソイゾ６の
直径によって、おのずからその表ＵＹＪ損が限られてし
まい、これに伴なって板状電極あるいは中空パイプ９を
並設して放電極側に於ける集じん面積を増加する必侠が
生ずる等の種々欠点を有している。

従って、本発明による目的は、小型にして極めて高い集
じん効率が得られる電気業じん装置を提供することであ
る。以下、図面を用いて詳細に説明する。

第３図は本発明による電気業じん装置の一実施例全示す
平面図であシ、第１図と同一部分は同一記号を用いて示
しである。同図に於いて１０は平行に配置された集じん
極１ａ、１ｂの中間位置に集じん極１ａ、ｌｂに沿って
所定の間隔、つまシ互いのコロナ放電に影響を与えない
程度に離間して並設された放電極構体である。そして、
この放電極構体１０は、例えば第４図に示すように構成
されている。同図に於いて、ｌｌａ。

１１ｂは横断面が円弧状を々した棒状体であって、全体
としてはとい状をなしていることに々る。そして、この
棒状体１１ａ、１ｌｂＯ側縁には、プレス等によって切
シ欠かれて形成され＝４− た鋸歯状部１２が棒状体１１ａ、ｌｌｂの長手方向に沿
って連設されている。１３は連結体であって、棒状体１
１ａ、１１ｂの円弧面の方向を一致させて並設した状態
で各棒状体を連結して一体化している。この場合棒状体
１１　ａ、１１ｂの円弧面の方向を一致させても、その
向きを逆にして向い合せれば第３図に示すようになる。

そして、このような棒状体１１ａ、１１ｂは、例えばプ
レスによって打ち抜かれた鋸歯状部１２を有する帯状体
を、円弧状に曲げられて作られる。そして、この場合に
於ける鋸歯状部１２ば、その先端が先鋭化されて放電針
を構成することになる。従って、このような放電極構体
１０を有する電気業じん装置は、第４図に気体流入側の
放電極構体１０を代表して示すように、鋸歯状部１２の
先端から集じん極Ｌａ＋１ｂに向ってそれぞれコロナ放
電が生ずることになる。この場合、棒状体１１ａ、ｌｌ
ｂの側部には、その長手方向に沿って多数の鋸歯状部１
２がそれぞれ設けられているために、無数の針状放電が
両側に行なわれていることになる。このように、多重放
電がなさｆｌ−た場合に於いてなよ、荷電部に於けるコ
ロナ放電が緻密でかつ強いものとなる。

よつで、この荷電部を通過する粉じんのすべてが確実に
荷電されることになり、これに伴なって確実でかつ効率
の高い乗じんが行なわれることになる。また、このよう
な構成による電気乗じん装置に於いては、円弧状をなし
た棒状体１１ａ、ｌｌｂの内外面を逆帯電粉子の集じん
面として有効に利用出来ることになる。そして、このこ
とは、従来に於ける中空ノξイゾの内面をも有効に利用
したことになる。

なお、上記実施例に於いてね二、放電極構体として２本
の棒状体を一体化した場合について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、複数本の棒状体を用
いたものであれば良い。そして、この各棒状体を一体化
する場合に於いて、円弧面の向きは限定されるものでは
なく、例えば第５図（ａ）、　（ｂ）に示すように構成
することも出来る。また上記実施例に於い−Ｃは、鋸７
− 歯状部を三角形状としたが、本発明はこノＬに限定され
るもので幻、なく、要は先鋭部を有するものであれば良
い。

以上説明し７ビように、本発明による電気乗じん装置に
よれば、放電部のほぼすべてから多重に放電が行なわれ
ることから、荷電帯の幅および密度が極めて高くなシ、
これに伴なって集じん効率が極めて高いものと力、る優
れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は従来の電気乗じん装置の一例を示す平
面図および要部斜視図、第３図は本発明による電気乗じ
ん装置の一実施例を示す平面図、第４図は第３図に示す
放電極構体の要部斜視図、第５図（ａ：ｌ　（ｂ）は放
電極構体の他の実施例を示す平面図である。ｌａ、ｌｂ・・・集じん極、１０・・・放電極構体、１
１ａ、ｌｌｂ・・・棒状体、１２・・・鋸歯状部、１３
・・・連結体。８− 図面の浄書（内容に変更なし）第１図第３図１コ第４図規手続袖正書（方式）１１召和５７竿５月２８日特許庁　　　　　　　　殿］１１１件の表示昭和５７て１．特ｉｉ’Ｆ　　願第１８５８８号２、発
明の名称　　　電電果じん装置３　補正をする者事件との関係　　特許出願人４、代理人図面の浄書（内容に変更なし）。２７４−

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　気体の通路に沿って配置さｈた集じん部と、
前記集じん部から予め定められた一定距離離れて平行に
配置さノ９た放電部とを有する電気乗じん装置に於いて
、前記放電部は横断面が円弧状をなした複数本の棒状体
と、前記各棒状体の側縁にその長手方向に沿って形成さ
れた鋸歯状部と、前記各棒状体をその円弧面の方向を一
致させた状態で互いに所定距離離して一体化する連結体
とによって構成されていることを特徴とする電気乗じん
装置。