JPS5813076B2 - ゴ−スト除去回路方式 - Google Patents

ゴ−スト除去回路方式

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JPS5813076B2
JPS5813076B2 JP52088633A JP8863377A JPS5813076B2 JP S5813076 B2 JPS5813076 B2 JP S5813076B2 JP 52088633 A JP52088633 A JP 52088633A JP 8863377 A JP8863377 A JP 8863377A JP S5813076 B2 JPS5813076 B2 JP S5813076B2
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倉橋浩一郎
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はテレビジョン放送の受信に際して障害になっ
ているゴースト波をテレビジョン受像機内で除去するゴ
ースト除去回路方式に関する。
従来この種のゴースト除去回路方式は種々提案されてい
るが、ゴースト除去を実用化するためにはこれらの回路
におけるゴースト除去条件を自重的に設定することが必
要である。
すなわち、テレビジョン受像機内でのゴースト除去に関
して、ゴースト波の直接波に対する位相がゴースチ除去
条件のパラメータとなっているが実際のゴースト波では
この位相は時々刻々変動するものである。
そのために、このゴースト除去条件の設定を手動で行な
うようにした従来のゴースト除去回路においては視聴者
がたえず手動でゴーストのない受像条件に設定せねばな
らないという問題を有しており実用的ではなかった。
この発明は現在のテレビジョン放送中に含まれている信
号を基準信号として使用し、簡易な回路構成によりゴー
スト除去を自動的に行ない得るようにしたゴースト除去
回路力式を新規に提供するものである。
以下この発明の実施例を図について詳細に説明する。
第1図はこの発明の第1の実施例を示す図で、この発明
の本質であるテレビジョン受像機中でのビデオ検波部の
みを示している。
説明の便宜上第1図におけるゴースト除去条件をまず説
明し、次にこの除去条件の設定を自動的に行なう部分の
構成および動作を説明する。
第1図において、1はVIF増幅段でこれは通常の特性
を有するものである。
2は狭帯域増幅器で構成された搬送波抽出回路で、基準
となる位相をもった搬送波を発生する。
VIF増幅段1からの出力信号は直接波とゴースト波が
合成されたものであり、直接波の搬送波位相と合成波の
搬送波位相との位相差をφとすれば搬送波抽出回路2の
出力信号はcos(ωt+ψ)で与えられる。
3Aは第1の移相回路で上記搬送波抽出回路2よりの搬
送波信号cos(ωt+φ)をβだけ進めてh1=co
s(ωt+φ+β)なる位相をもった検波軸信号を発生
する。
また、3Bは第2の移相回路で上記搬送波抽出回路2よ
りの搬送波信号cos(ωt+φ)をβだけ遅相してh
2=cos(ωt+φ−β)なる位相をもった検波軸信
号を発生する。
4A,4Bは第1、第2の位相検波回路で上記h1,h
2を検波軸信号としてVIF増幅段1よりの信号をそれ
ぞれ位相検波する。
5は遅延回路で、この遅延時間はゴースト波の遅延時間
に実質的に等しくなるように設定されている。
5A,5Bは係数回路、7,8はそれぞれ第1および第
2の加算回路である。
第1の加算回路7は係数回路6Aの出力と係数回路6B
の出力を加算するように構成されている。
また第2の加算回路8は第1、第2の位相検波回路4A
,4Bの出力と遅延回路5の出力とを加算するように構
成されている。
9は第2の加算回路8の出力端であり、以下に詳細に説
明するごとくこの出力端においてゴースト成分が除去さ
れた信号が得られる。
したがってこの出力端9の信号を、テレビジョン受像機
におけるビデオ検波出力として以後必要な信号処理を行
ってブラウン管に表示すればゴーストの除去された映像
を表示できる。
VIF増幅段1の出力は中間周波帯における搬送波の周
波数をω、ゴースト波の直接波に対する遅延時間をr1
振幅比をGとし、搬送波分Ccosωt+GCcos(
ωt+α) ・・・・・・(1)を除いて考えると で表わされる。
ここで第1項、第2項が直接波の同相成分および直交成
分を、第3項、第4項がゴースト波の同相成分および直
交成分をそれぞれ表わしている。
第2項および第4項はテレビジョン信号が残留側帯波信
号であるために付随するものでa(t)とb(t)とは
直交している。
またαはゴースト波の直接波に対する位相角で、放送波
の搬送波の周波数をωc、ゴースト波の直接波に対する
遅延時間をτとして ωcτ=−a+2nπ(n=0,1,2.・・・)・・
・・・・(3) で与えられる。
(2)式に示される中間周波侶号f(t)を第1、第2
の移相回路3A,3Bよりの出力h1=cos(ωt+
φ+β),h2=cos(ωt+φ−β)を検波軸信号
とする位相検波回路4A,4Bで位相検波すれば位相検
波回路4A,4Bよりの出力はそれぞれ で与えられる。
ここでa(t)をa,a(t−τ)をaτのように表わ
した。
(4)式、(5)式で示された第1、第2の位相検波回
路4A,4Bよりの出力u1およびu2はそれぞれ係数
回路5A,5Bを通して第1の加算回路7で合成され、
ゴースト波の遅延時間に実質的に等しい遅延時間をもつ
遅延回路5に導かれる。
第2の加算回路8は、上記u1,u2と遅延回路5の出
力とを加算するように構成されている。
したがって第2の加算回路8の出力端子9には係数回路
6A,6Bの係数をそれぞれk1,k2として次に示す
ような信号Xが得られる。
すなわち、ここで係数回路6A,6Bの係数k1,k2
をなるように設定すれば、上記(6)式において第3項
、第4項は零になり、β=π/3程度に選べば第5項、
第6項はG2程度の饋になる。
Gはふつう1/3以下と考えられるからこれは十分小さ
い値となる。
また第1項は第2項に対し、ゴースト波の位相変動によ
りαがどのように変化しても常に約3倍以上の振幅をも
つことになるから直接波の直交成分は一般には無視でき
る。
したがって第1図に示したビデオ検波力式では、ゴース
ト波の同相成分および直交成分を除去できると共に直接
波の直交成分を同相成分に対し、十分小さくすることが
できる。
以上で、2個の位相検波回路4A,4Bの検波位相を直
接波とゴースト波の合成波の搬送波位相に対し、対称と
なるように設定すると共に係数回路5A,5Bの係数k
1,k2を(7)式、(8)式に示すような値に設定す
ることにより、ゴースト波が除去できることを示した。
次に係数回路5A,5Bの係数k1,k2を(7)式、
(8)式に示した値に設定することが自動的に行なわれ
ることを説明する。
第1図において、10はバースト信号抜取り回路であり
、上記第2の加算回路8からの出力信号のうち、直接波
のバースト信号を抜取る回路である。
11は色副搬送波発生回路で、バースト信号抜取り回路
10で抜き取ったバースト信号の位相にロックした連続
波を発生する。
12Aは第3の移送回路で、色副搬送波発生回路11の
出力信号をγだけ移相する回路である。
また12Bは第4の移送回路で、色副搬送波発生回路1
1の出力信号を−γだけ移送する回路である。
13A,13Bは、それぞれ色信号検波回路で、上記第
2の加算回路8からの出力信号を、第3、第4の移送回
路12A,12Bよりの出力信号を検波軸信号としてそ
れぞれ位相検波する。
14は比較信号発生回路で、上記バースト信号抜取り回
路10でバースト信号を抜き取る信号が発生してからゴ
ースト波の遅延時間τだけ遅れた時間後に比較信号を発
生する回路である。
15A,15Bは比較回路であり、比較信号発生回路1
4からの信号により、色信号検波回路13A,13Bの
出力信号が正であるか負であるかを判別する。
16A,16Bは積分回路であり、この出力がおのおの
係数回路6A,6Bに接続されている。
テレビジョン放送では、水平同期信号の後緑にバースト
信号がそう入されている。
垂直帰線期間内で水平同期信号の他にはバースト信号の
みしか含まれていない水平走査線がいくつかあるので、
これらの水平走査線中のバースト信号を用いることによ
り、実際の映像信号の直接波およびゴースト波に影響さ
れずにゴースト波のみを検出できる。
バースト信号の周波数をpとして同相成分をcospt
で表わせば直交成分はsinptとかけるから第2の加
算回路8よりの出力信号Xのうちのバースト信号は、(
6)式を参照して となる。
ここで第2項は第1項よりゴースト波の遅延時間τだけ
遅れた信号であり、第3項は第2項より同様に上記τだ
け遅れた信号である。
バースト信号抜取り回路10は、上記(9)式で示され
た第2の加算回路8よりの出力信号のうち、第1項を抜
取る。
色副搬送波発生回路11はバースト信号抜取り回路10
からの信号により、上記(9)式の第1項で示されるc
os(pt−φ)なる位相をもった連続波を出力する。
色副搬送波発生回路11よりの出力信号は第3、第4の
移相回路12A,12Bに導かれる。
第3の移相回路12Aは色副搬送波発生回路11よりの
出力信号の位相をγだけ進相するように構成され、また
第4の移相回路12Bはγだけ遅相するように構成され
ている。
したがって移相回路12A,12Bよりの出力信号h3
,h4はそれぞれ となる。
色信号検波回路13A,13Bは、第3、第4の移相回
路12A,12Bよりの出力信号h3,h4を検波軸信
号とし上記(9)式で示した第2の加算回路8よりの出
力信号Xを位相検波するように構成されている。
色信号検波回路13A,13Bの検波出力信号中のバー
スト信号についてのゴースト分をそれぞれV1,V2と
すればとなる。
(12)式、(13)式において、v1=v2=0とお
いて解けば が得られる。
(14)式、(15)式は、上記(7)式、(8)式に
示したゴースト波をキャンセルするために係数回路6A
,6Bに与える係数に一致する。
すなわち第2の加算回路8の出力信号を、(10)式、
(11)式で示されるh3,h4を検波軸信号とする色
信号検波回路13A,13Bで位相検波したときそれぞ
れの検波出力信号中のゴーストのバースト信号位置にお
ける値が同時に零となる係数回路6A,6Bの係数値は
、ゴーストをキャンセルするのに必要な係数となってい
る。
いま係数回路6A,6Bの係数が上記(14)式、(1
5)式に示した希望の値ではなくk′1≠k1,k′2
≠k2なるk′1,k′2に設定されていたとすれば、
(12)式、(13)式の値はそれぞれ となり、v′1,v′2は同時に零になることはなく正
又は負の値をもつ。
従ってV1+V2を観測してV1TV2が零でなくある
値を有していればV1+V2が零になるまで係数を制御
すればその目的は達成されることになるわけでこの制御
の一例として、(16)式、(17)式において工0位
相検波回路13A,13Bの出力信号v1,v2が正の
ときは係数回路6A,6Bの係数を小さくするように変
化させ、上記V1+V2が負のときは上記係数回路の係
数を大きくするように変化させる。
2°上記1°に示した動作を繰り返し行ない係数回路5
A,5Bのどちらか一方または両刀が最大値又は最小値
をとれば上記1°の動作条件を逆にする。
すなわち位相検波回路13A,13Bの出力信号V1+
V2が正のときは係数回路6A,6Bの係数を大きくす
るよう変化させ、上記V1+V2が負のときは上記係数
回路の係数を小さくするよう変化させる。
とすれば、 (1) v1=0、かつv2=0を満たすk′1(=k1)k′
2(=k2)を求めることができる。
ここでβ,γの角度範囲を上記の如く限定したのは、こ
れ以外の角度ではこのアルゴリズムではv1=0且v2
=0となるK′2,K′2が求まらない場合があるため
であるが、これは一般性を失うものではない。
なお、このような制限下においても(16)式、(17
)式において、pτの大きさによってk′1またはk′
2が零となることがあり、この場合にも上述のアルゴリ
ズムではv1=0且v2=0を満すk′1,k′2が求
まらないこさもあるが、このような場合の起る確率は極
めて小さく、実用上さしつかえない。
14は比較信号発生回路で、バースト信号抜取り回路1
0でバースト信号を抜取る信号が発生してからゴースト
波の遅延時間τだけ遅れた時間後に比較回路15A,1
5Bに信号を送る回路である。
比較回路15A,15Bは比較信号発生回路14からの
信号により、色信号検波回路13A,13Bの検波出力
信号が正であるか負であるかを判別する。
積分回路16A,16Bは、比較回路15A,15Bの
正負判別信号を受けて、係数回路6A,6Bの係数が大
きくなる方向または小さくなる方向にある一定量の係数
制御信号の増分を発生してこれをこれまでの制御信号に
加え合わせて次のサンプル時まですなわち1フィールド
期間保持する。
係数回路5A,5Bは例えばAGC回路のようなもので
構成され、積分回路16A,16Bからの信号により例
えば係数回路6A.6Bの係数を色信号検波回路13A
,13Bからの出力信号振幅に比例した大きさで変化さ
せるように構成されている。
上記の動作を繰返し行なうことにより、色信号検波回路
13A.13Bの検波出力を零とすることができる。
したがって係数回路6A,6Bの係数は上記(14)式
、(15)式に示した希望値に自動的に設定される。
前記1°の係数制御の方向によって前記2°に示したよ
うに一旦係数が最大値あるいは最小値をとった場合、こ
れを検出し係数制御の方向を変える機能は係数回路6A
,6Bに含めてもよいし、別途設けてもよい。
すなわち、垂直帰線期間中のバースト信号に着目し、直
接波のバースト信号を、それぞれγ,−γだけ移相させ
た2つの信号を検波軸信号としてゴースト波のバースト
信号を位相検波し、それぞれの検波出力の正負を判別し
、それぞれの検波出力が同時に零となるように係数回路
を制御することにより簡易な回路構成で自動的に係数回
路の係数を設定することができる。
なお積分回路16A,16Bは上述の如き特性をもった
ものであればアナログ的積分回路であってもデイジタル
的積分回路であっても上述の議論は満足される。
また積分回路としてたとえば計数回路の如きデイジタル
積分回路を用いるならば、制御量をホールドしておくべ
きフィールド期間にわたって確実に一定の制御電圧を発
生せしめることができるという利点がある。
デイジタル積分回路を用いる場合には、D/A変換器を
介して、前述した可変オ1得増幅回路による係数回路を
制御してもよく、またD/A変換器自身を利得可変の係
数回路として利用することもできる。
また上記比較回路15A,15Bおよび積分回路16A
,16Bはこれに代えてそれぞれサンプリングホールド
回路および増幅回路に置き換えることもできる。
更にまた、色副搬送波発生回路11及び移相回路12A
,12Bで誤差δ1,δ2を生じ、色信号検波回路13
A,13Bの検波軸信号h3,h4がそれぞれ で表わされる場合においても角度条件(1)からδ+δ
2が であれば上記議論は満足される。
(20)式を書き換えると が得られる。
すなわち色信号検波回路13A,13Bに加えられる2
つの検波信号の位相差をεとしたとき π<ε<2π ・・・・・・(22)で
あれば上記議論は満足されることが(21)式よりわか
る。
ここでは便宜上角度条件(4)の場合について求めたが
、条作(ii)の場合についても同様に計算され0<ε
<πとなる。
また第1の実施例において、第1、第2の位相検波回路
4A,4Bの検波位相を、直接波とゴースト波の合成波
の搬送波位相cos(ωt+φ)に対して対称なcos
(ωt+φ+β),cos(ωt+φ−β)とした場合
を説明したが、これはこのようにすることにより、ゴー
スト波の同相成分ならびに直交成分をキャンセルし得る
と共に直接波の直交成分を直接波の同相成分に対し一般
には無視できるほどに小さくできるからである。
しかし一般には第1の位相検波回路4Aの検波位相と、
第2の位相検波回路4Bの検波位相との位相差が2βで
あればゴースト波をキャンセルする係数回路6A,6B
の係数k1.k2は なるように(14)式、(15)式に示した値と同一の
値に決まる。
すなわち第1図に示したゴースト除去回路において、第
1の位相検波回路4Aの検波位相と第2の位相検波回路
4Bの検波位相との位相差をλ、色信号検波回路13A
,13Bのそれぞれの検波位相の位相差をεとしたとき
0<λ<π,π<ε<2π又はπ<λ<2π,0<ε<
πなる関係が満たされるようそれぞれの検波回路の検波
軸信号の位相を選び、垂直帰線期間中のゴーストのバー
スト信号に着目し、このバースト信号を一対の色信号検
波回路で位相検波し、それぞれの検波出力の正負を判別
し、それぞれの検波出力が同時に零となるように係数回
路を制御することにより簡易な回路構成でゴーストを除
去するに必要な係数回路の係数を自動的に設定すること
ができる。
次にこの発明の他の実施例を第2図により説明する。
第2図は複数のゴースト波をキャンセルし得るように構
成した複数ゴースト除去回路力式において複数対の係数
回路の係数を自動的に設定しうるようにした実施例であ
る。
第2図において6は中間入力付きの遅延回路または遅延
時間を異にする複数の遅延回路で、第i番目の入カタツ
プから出力端までの遅延時間τiが、または第i番目の
遅延回路の遅延時間τiが第i番目のゴースト波の遅延
時間に実質的に等しくなるように設定されている。
6A−i,6B−iは第i番目のゴースト波に対応した
係数回路、7−iは第i番目のゴースト波に対応した加
算回路、15A−i,15B−iは第i番目のゴースト
波に対応した比較回路、16A−i,16B−iは第i
番目のゴースト波に対応した積分回路である。
積分回路16A−i,16B−iはそれぞれ係数回路6
A−i,6B−iに接続されている。
また14は比較信号発生回路であり、第i番目のゴース
ト波の遅延時間をτ1としたとき、バースト抜取り回路
10でバースト信号を抜取る信号が発生してからτ1後
に比較信号を、第i番目のゴースト波に対応した比較回
路15A−i,15B−iに送出する回路である。
このように構成することにより、第1図の実施例におい
て示したごとく、第i番目のゴースト波に対し、係数回
路6A−i,6B−iの係数k1i,k2iを なるように自動的に設定することができる。
したがってこれをi−=1,2,・・,nについて行な
うことによりn個のゴースト波に対応するn対の係数回
路6A−1,6B−1,・・,6A−n,6B−nの係
数を自動的に設定することができる。
なお、この実施例においても第1図に示す実施例と同様
、積分回路16A−i,i5B−iはアナログ積分回路
であってもデイジタル積分回路であってもよい。
また比較回路15A−i.15B−iおよび積分回路1
6Ai,16B−iはこれに代えてそれぞれサンプルホ
ールド回路および増幅回路に置き代えることも出来る。
以上詳細に述べたようにこの発明になる方式により、単
一もしくは複数個のゴースト波を自動的に除去すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
はこの発明の他の実施例を示すブロック図である。 図において、1はVIF増幅段、2は搬送波抽出回路、
3A,3Bは移相回路、4A,4Bは位相検波回路、5
は遅延回路、6A,6Bは係数回路、7,8は加算回路
、10はバースト信号抜取り回路、11は色副搬送波発
生回路、12A,12Bは移相回路、13A,13Bは
色信号検波回路、14は比較信号発生回路、15A,1
5Bは比較回路、16A,16Bは積分回路である。 なお、図中同一符号は同一或は相当する部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中間周波増輻段からの信号を位相検波する一対の位
    相検波回路の出力を加算回路により直接加算すると共に
    、上記一対の位相検波回路出力をそれぞれ係数回路を通
    して加算した信号を、ゴースト波の遅延時間に実質的に
    等しい遅延時間を有する遅延回路を通して上記加算回路
    に印加するようにしたゴースト除去回路方式において、
    上記加算回路出力より抽出したバースト信号に位相ロツ
    クさせた色副搬送波発生回路の出力信号から一対の色信
    号検波軸信号を得、これらの信号により上記加算回路出
    力のうち垂直帰線期間中におけるゴースト波のバースト
    信号を位相検波による一対の色信号検波回路で検波し、
    この検波出力により、それぞれに対応した上記係数回路
    の係数を制御するようにしたゴースト除去回路方式。 2 色信号検波回路出力を比較回路で正負判別しこの正
    負判別信号により、ある一定量の係数制御信号の増分を
    発生してこれまでの制御信号に加え、合わせて1フィー
    ルド期間保持する機能をもったアナログ積分回路に上記
    正負判別信号を加え、このアナログ積分回路の出力を可
    変利得増幅回路による係数回路に印加することにより、
    係数回路の係数を制御できるようにした特許請求の範囲
    第1項妃載のゴースト除去回路力式。 3 色信号検波出力の正負によりデイジタル的にこれま
    での係数制御信号を増、減して1フィールド期間保持す
    る機能をもったデイジタル積分回路を有し、この信号に
    より係数回路の係数を制御できるようにした特許請求の
    範囲第1項記載のゴースト除去回路方式。 4 係数回路を複数対とし、遅延回路を複数の中間入力
    または遅延時間を異にする複数の遅延回路で構成し、遅
    延回路のそれぞれの遅延時間をゴースト波のそれぞれの
    遅延時間に実質的に等しくすると共に上記各対の係数回
    路の係数をそれぞれのゴースト波の振幅及び位相から決
    まる値に設定するようにした特許請求の範囲第1項乃至
    第3項のいずれかに記載のゴースト除去回路力式。 5 中間周波増幅段からの信号を位相検波する一対の位
    相検波回路の検波位相を、直接波とゴースト波の合成波
    の搬送波位相に対し、対称とすることによりゴースト波
    のロ相成分ならびに直交成分をキャンセルすると共に直
    接波の直交成分を直接波の同相成分に対し無視できるほ
    ど小さくし、かつ係数回路の係数を自動的に設定できる
    ようにした特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか
    に記載のゴースト除去回路力式。
JP52088633A 1977-07-22 1977-07-22 ゴ−スト除去回路方式 Expired JPS5813076B2 (ja)

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GB19011/78A GB1595636A (en) 1977-07-22 1978-05-11 Apparatus for reducing ghosting of tv pictures
NLAANVRAGE7805057,A NL185379C (nl) 1977-07-22 1978-05-11 Geestopheffingsschakeling voor televisiesignalen.
FR7814089A FR2398423A1 (fr) 1977-07-22 1978-05-11 Circuit d'annulation d'ondes fantomes
DE2820930A DE2820930C3 (de) 1977-07-22 1978-05-12 Schaltungssystem zur Unterdrückung von Geisterbildern
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