JPS5812900B2 - 水溶性ポリエステル−イミド樹脂 - Google Patents

水溶性ポリエステル−イミド樹脂

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JPS5812900B2
JPS5812900B2 JP52066826A JP6682677A JPS5812900B2 JP S5812900 B2 JPS5812900 B2 JP S5812900B2 JP 52066826 A JP52066826 A JP 52066826A JP 6682677 A JP6682677 A JP 6682677A JP S5812900 B2 JPS5812900 B2 JP S5812900B2
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デノ・ラガニス
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G73/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
    • C08G73/06Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
    • C08G73/10Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
    • C08G73/16Polyester-imides
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B3/00Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties
    • H01B3/18Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances
    • H01B3/30Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes
    • H01B3/308Wires with resins

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Description

【発明の詳細な説明】 クレゾール酸/芳香族炭化水素の混合溶媒で希釈された
ポリエステルーイミドワイヤー被覆材は、数年間商業的
に使用されてきている。
ペースポリマーを取上げ、アミンとともに使うことによ
って、それを水に溶解することができる。
前述した非水溶性または有機溶剤系の組織に使われてい
る各種の硬化剤と同じものを使おうと試みたところ、こ
れらの硬化剤は水に不溶であることが見出された。
その結果、水溶性架橋剤の探索が必要となり、その成果
として主として有機チタネート、例えばタイザーTEお
よびLA ( Tyzor T EおよびLA)、すな
わち、トリエタノールアミンのチタニウムキレートおよ
び乳酸アンモニ多ム塩が架橋剤となった。
米国特許第3426098号のマイヤーらの数示(その
詳細は参考として本発明に組入れられている。
)によれば、従来のポリエステルーイミドベースポリマ
ーを得、それを蒸留水、アミン、極性溶媒で溶解させ、
そしてタイザーTEで変性したとしても、焼付硬化操作
中ワイヤー塔における流れ特性が悪いため銅電線に焼付
けられた表面は偏りがあって丸味がな《、粒が多く粗い
ものしか得られないものである。
大規模なワイヤー塔ではテレフタル酸モル含量に関して
定まったジイミドジアシツドモル含量を有する他の標準
ポリエステルーイミドベースのエナメルが使用され、大
量の粒および/または粗さまたはブリスターの有無など
5段階(数値が小さいほど良い成績)の外観評価のもと
に運転されている。
本発明は、新規なポリエステルーイミドおよび該ポリエ
ステルーイミドを用いて調製された、完全に水溶性で、
外観は透明清澄なワイヤーエナメルに関するものである
本発明の目的は、新規なポリエステルーイミドの調製法
を提供する点にある。
他の目的は、水溶性であるばかりでな《従来公知のクレ
ゾール酸/芳香族炭化水素混合溶媒にも同様に溶解する
ポリエステルーイミドを含む新規なワイヤーエナメルお
よびその調製法を提供する点にある。
また他の目的は、耐熱性の改善された被覆を有する電導
体を提供する点にある。
また他の目的は、従来公知のポリエステルワイヤーエナ
メルに比べ、可撓性および耐熱衝撃性に優れたワイヤー
エナメルを提供する点にある。
さらに他の目的は、ポリエチレンテレフタレート、ナイ
ロンあるいはアミドーイミドポリマーを用いてトップコ
ートを設けなくても200℃における優れた耐ヒートシ
ョック性を有する耐熱性ワイヤーエナメルを提供する点
にある。
本発明者らは、上記のごとき本発明の目的は従来公仰の
有機溶剤用のものに比べ、次の三点で本質的に異なるポ
リエステルーイミドを得ることで達成できることが見出
した。
すなわち、(1)ポリイミド含量が大きいこと、すなわ
ち35%以上の含有量。
(2)ヒドロキシル含量が60%以上、好ましくは10
0%以上過剰であること、そのためOH/COOH比は
1. 8/1〜2.50/1、好ましくは2.20〜2
.50/1の比であること。
(3)ベースとなるポリエステルーポリイミドの数平均
分子量は有機溶剤用のものに比べ小さいこと、すなわち
、従来タイプのものは1300以上であるのに対して本
発明の新規ポリヤーは600〜1300であること。
ポリイミド含量は、ポリイミドとポリエステルの合計量
に対して5〜60%とすることができ、好まし《は35
〜55%の量である。
なお、本発明においては特に指示のない限り、部および
%は重量部である。
ポリイミドの構成成分としては、(a)無水トリメリッ
ト酸等のような無水物、(b)ポリアミン、好ましいの
は芳香族ポリアミンで、例えばメチレンジアニリン、オ
キシジアニリン、フエニレンジアミン等のようなポリア
ミンを用いることができる。
さらに、無水物(a)には3・4・3′−ペンゾフエノ
ントリカルボン酸無水物、無水ヘミメリット酸等のよう
な芳香族トリカルボン酸無水物が含まれる。
他の無水物として、米国特許第3426098号でマイ
ヤーらが示した無水物がある。
しかし、好ましい無水物(a)は無水トリメリット酸で
ある。
他のポリアミン(b)としては、3・3′−ジアミノー
ジフエニル、ベンジジン、1・4−ジアミノナフタレン
、p−フエニレンジアミン、エチレンジアミン、ノナメ
チレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジアミノジ
フエニルケトン、ビス(4−アミノフエニル)一α・d
−p−キシレン、m−フエニレンジアミン、m−キシレ
ンジアミン、4・4′−シクロヘキシルメタンジアミン
、ジアミノジフエニルスルホン、オクタメチレンジアミ
ン、pーキシレンジアミン、3・3′−ジクロロベンジ
ジン、3・3′−ジメチルベンジジン、3・4′−ジア
ミノジフエニルエーテル、4・4′−ジアミノジフエニ
ルプロパン、3・3′−ジアミノジフエニルスルホン等
が含まれる。
しかし、好ましいジアミンは、メチレンジアニリンおよ
びオキシジアニリンである。
反応成分(a)および(b)は、通常1モル量の(b)
に対して約2モル量の(a)で用いられ、ジイミドージ
アシツドを形成する。
この反応生成物は、つぎの式5で示される。
式中、Rはメチレンジアニリンの場合はCH2であり、
またオキシジアニリンの場合は酸素原子(0)である。
ポリマーの式表示においては、上記ジイミドージアシツ
ドは、芳香族ジカルボン酸がほとんどではあるが、少量
の脂肪族ジカルボン酸をもともに含むかまたは含まない
全ジカルボン酸のうちの1部として考慮されるものであ
る。
好ましい芳香族ジカルボン酸はテレフタル酸であるが、
ペンゾフエノン−4・4l−ジカルボン酸も同様に好ま
しく、イソフタル酸およびそれとの混合物はほとんど同
様に好ましいものである。
その他の芳香族二塩基酸としては、ナフタレン−1・4
−ジカルボン酸、ナフタレン−1・5−ジカルボン酸、
4・4′−ジカルボキシジフエニルスルフオン、3・3
′−シカルボキシジフエニルスルフオン、4・4′−シ
カルボキシジフエニルエーテル、4・4′−ジカルボキ
シジフエニルメタン、4・4′−ジカルボキシジフエニ
ルケトン、4・4′−ジカルボキシジフエニルプロパン
等が含まれる。
脂肪族ジカルボン酸としては、例えばアジピン酸、セバ
シン酸、マレイン酸またはその無水物、アゼライン酸、
グルタル酸等を挙げることができるが、それを使用する
場合、その使用量は全酸成分の50当量%までの量であ
る。
つぎに、これらのジカルボン酸はポリオールによってエ
ステル化される。
ポリオールとしては、トリス(2−ヒドロキシエチル)
イソシアヌレー(THEIC)の単独、またはエチレン
グリコール、ネオヘンチルクリコール、グロピレングリ
コール、シエチレンクリコール、1・3−ヒドロキシエ
チル、5・5′−ジメチルヒダントイン等のような二価
アルコールとTHEICとの種々の比率での混合物を挙
げることができる。
THEICの全部または一部に代えて、少なくとも3個
の水酸基を有するアルコールを使用することができ、そ
のようなアルコールとしては、例えハクリセリン、トリ
メチロールプロパン、1・2・6−ヘキサントリオール
、ペンタエリスリトール、トリメチロールエタン、3−
メチル−1・3・5−ヘキサントリオール等を挙げるこ
とができる。
驚いたことにTHEICを用いて得た生成物はグリセリ
ンを用いて得たものよりも水に良く溶解する。
大きな分子が水により良く溶解する生成物を与えること
は、意外なことである。
何故なら、THEICは、生成物の使用の際、共溶媒の
少量の使用で水に良く溶解する生成物を与えるからであ
る。
全多価アルコールをベースとして、全当量の10〜90
%が二価アルコールで、残りが少なくとも3個の水酸基
な有するアルコールで供給される。
ポリエステルーイミドの調製は特に制限はなく、特定の
反応順序で制限な受けるものでない。
反応成分全部を反応器に仕込み、400〜460下に加
熱して反応させることで調製できる。
他の適轟な調製手順としては、ポリアミン、芳香族酸無
水物およびポリオールが加熱されてイミド化工程を完全
なものとし、ついでポリエステル成分をつくるための適
当な反応条件下で芳香族ジカルボン酸またはそのアルキ
ルエステルな加えて反応させる調製手順がある。
ポリエステルーイミドを調製するための反応は、通常溶
媒の不存在下で行なわれるが、溶媒の使用を妨げるもの
でない。
ヒートショックとかカットスルーとか出来上りの外観と
いう点に関して良く均整のとれたものな得るためには、
高い率のジイミドージアシツドと高い率のヒドロキシル
を含有することが非常に好ましく、比較的小分子量のポ
リマーを作りこれらの目的を達成することを見出した。
ジイミドージアシツドの内容に関しては、芳香族ジアミ
ンの1モルと芳香族酸無水物の約2モルとの反応により
それが形成される旨すでに説明したとおりである。
そして、この生成物およひ芳香族ジカルボン酸または芳
香族一脂肪族ジカルボン酸混合物とのモル含量の組合せ
が、それぞれの百分率(%)を計算するのに使用される
この一例をつぎに示す。
このように、モル%ベースでは、ジイミドージアシツド
含量は50%である。
このような計算は、後述の実施例中で、ジイミドージア
シツドと通常の酸のモル%およびポリエステルーイミド
ベースポリマーの形成に於で使用される全反応成分のモ
ル%の両方を示すのに採用されている。
ポリエステルの調製に際し、低軟化点のより低い分子量
ポリマーの形成に起因するワイヤー上での良い流動性を
得るため、酸基(COOH)に対してアルコール基(O
H)が過剰であることが好ましい。
このことは、OH/COOH比が1.80/1〜2.5
0/1、好ましくは2.20/1〜2.50/1である
ことで示される。
そして、このことを別の言葉で言うならば、ワイヤーで
の良い流れ性能やその他の性能を得るため、COOH基
よりOH基が80〜150%過剰に必要とされるもので
ある。
ポリエステルーイミドワイヤーエナメルは、有機チタネ
ート、例えばチタネートキレート、その塩、アルキルチ
タネート等のような有機チタネートをエナメル中の全固
形分に対し1〜10%、好ましくは2〜5%配合するこ
とにより変性される。
この種の補助剤の添加は、エナメルのカットスル一温度
を高めるものである。
好ましい有機チタネートの代表例として、「タイザーT
E」として知られているチタンのトリエタノールアミン
キレートや「タイザーLA」として知られているチタン
の乳酸アンモニウム塩がある。
これらのチタネートや加水分解的には安定なその他のチ
タネートは、架橋剤として使用できるものである。
タイザーTPT (テトライソプ口ピルチタネート)、
タイザーTBT (テトラブチルチタネート)テトラヘ
キシルチタネート等のような有機アルキルチタネートは
水の存在で加水分解が急速に進むが、極性溶媒中で予じ
め希釈されたプレポリマーと予備反応させておくと、つ
いでアミンおよび水に問題なく溶解できる。
この技術については、実施例8(b)、9(b)、11
(b)および12(b)のところで明示されている。
溶媒は、ポリエステルーイミドプレポリマ一の調製には
不必要である。
極性型の溶媒は、水性溶液な調製する際に、蒸留水とと
もに共溶媒として使用される。
従来公知のクレゾール酸/芳香族炭化水素(例えばキシ
レン)混合溶媒もまた溶媒型のワイヤーエナメルを作る
ために使うことができその溶媒型のエナメルは水溶性と
同様の成果を示す。
同一ポリマーを用いての、溶媒ベースのエナメル対水ベ
ースのエナメルとの性能比較は、後に記載する第1表に
示すとおりである。
これらの本質的に水に不溶な樹脂性プレポリマーな水に
可溶化するため、遊離力ルボキシル基あるいはアミン酸
基と反応し、水に可溶な塩を形成する種々のアミンが使
用される。
そのアミンとしてはアルキルアミン、アルカノールアミ
ン、モルホリンタイプのアミンなどを挙げることができ
る。
一般的には、速硬化および焼付されたフイルムの最大限
の湿度に対する抵抗、最小限の湿度に対する無抵抗性の
観点からして、第三級アミンが一番也く役立つものであ
る。
このようなことから、トリアルキルアミン、N−アルキ
ルジエタノールアミン、N−N−ジアルキルアルカノー
ルアミン、N−アルキルモルホリン、N−ヒドロキシル
アルキルモルホリン等が使用される。
アルキル基は、通常炭素原子数1〜4の低級アルキル基
である。
第三級アミンの代表例として、トリエチルアミン、トリ
メチルアミン、トリブチルアミン、トリエタノールアミ
ン、N−N−ジメチルエタノールアミン(好ましい第三
級アミンである。
)、N・N−ジエチルエタノールアミン、N−N−ジイ
ソプ口ピルエタノールアミン、N−N−ジブチルエタノ
ールアミン、トリイソプロパノールアミン、N−メチル
ジエタノールアミン(好ましい第三級アミンである。
)、N一エチルジエタノールアミン、N−プロピルジエ
タノールアミン、N−メチルモルホリン、N一エチルモ
ルホリン、N−(2−ヒドロキシエチル)モルホリン、
2−アミノー2−メチル−1−グロパノール、2−ジメ
チルアミンー2−メチル−1−グロパノール等を挙ケる
ことができる。
アミンは、水性溶液のpHを7〜9、好ましくは7.5
〜8.5とするに十分な量で使用される。
水/共溶媒ブレンドの少量成分としての極性溶媒の併用
は、エナメルの硬化における流れな良くし、最終的には
、焼付して得られるフイルムの平滑性および偏肉性な改
善するものである。
極性溶媒が使用される場合にはその使用量は、好ましく
は10〜25%である。
使用できる代表的な極性溶媒は主として水混和性のもの
であるけれども、クレゾール酸も同様に一番良い量で併
用される。
それらの例として、N−メチルピロリドン、プチロラク
トン、ジメチルスルフオキサイド、ジアセトンアルコー
ル、ジオキサン、メトキシエタノール、エトキシエタノ
ール、ブトキシエタノール、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテルのようナクリコールエーテル類、エチル
アルコール、イソプロビルアルコール、メチルアルコー
ル、エチレンクリコール、ジエチレンクリコール、トリ
エチレングリコール、トリメチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジプロピレンクリコールのようなアル
コール類、アセトン、メチルエチルケトンのようなケト
ン類、メトキシエチルアセテート、エトキシエチルアセ
テート、ブトキシエチルアセテートのようなグリコール
エーテルアセテート類、ジエチレングリコールジメチル
エーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテルのよ
うなグリコールジエーテル類等を挙げることができる。
水と併用できる共容媒量は、ブレンド総量00〜40%
、好ましくは10〜25%、例えば20%である。
ぐ 本発明に基づく低分子量プレポリマーの使用の結果
として、水溶性のエナメノレ、溶媒型のエナメルのいず
れも固形分は公知溶媒ベースのエナメル中の固形分より
高いものである。
すなわち、前者では50〜55%固形分であるのに対し
、後者では30〜35%である。
一般的な固形分範囲は40〜65%であり、好ましい範
囲は45〜60%である。
本発明の生成物は、従来公知のワイヤーエナメルの適用
法と同様に、フエルト塗布法、浸漬塗布法等の方法でワ
イヤーに適用されるものである。
以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。
実施例 1 a.ポリマーの調製 電動式攪拌機、ガス導入管、フラスコおよび留出頭に対
する温度計、3−バブルキャップ、スニーダ( Sny
der )精留塔および水冷凝縮器を備えた5l三つロ
フラスコに、反応成分A、B,C,DおよびEを仕込ん
だ。
フラスコ内な窒素置換し、温度を徐々に450〜460
下に昇げ、所望の反応生成物が得られるまで同温度に保
持した。
30%固形分のクレゾール酸溶液として測定した粘度が
U1/4となるところで反応を終了させた。
ついで、溶融物な固形態とするため皿の中へ移した。
b.水性ワイヤーエナメルの調製 硬い固形樹脂な小片に破砕し、このポリマー400gを
N−メチルピロリドン(以下、NMP という。
)50グとともに3lの三つ口丸底フラスコに仕込み、
このポリマーが液化し溶解してしまうまで250〜27
0下に加熱した。
240〜250下の温度において、蒸留水およびジメチ
ルエタノールアミン(以下、DMEA という。
)のそれぞれ50gの混合物を注意深くフラスコに加え
た。
さらに粘度をZ(ガードナーホルト粘度計による。
)に調整するため、水、アミンおよび溶媒を加え、その
結果、pH7.5〜8.5、固形分53.3%を得た。
つぎに、固形分対固形分ベースで4.5%量のタイザー
TEを溶液に加え、粘度Y1/4、pH8、固形分54
.1%の水性エナメルを得た。
実施例 2 a.ポリマーの調製 実施例1(a)におけるのと同じ装置を用い、同様の手
順に従って本実施例のポリマーを調製した。
30%固形分のクレゾール酸溶液として測定した粘度が
R1/2となるよう反応をコントロールした。
次いで、溶融物を固形態とする皿の中へ移した。
b.水性ワイヤーエナメルの調製 実施例1(b)におけるのと同じ装置を用い、同様の手
順により上記2(a)で得たベースポリマー500g、
NMP 6 2.5g、DMEA 6 5g、蒸留水2
5グおよびタイザーTEをブレンドして水性エナ〆ルを
調製した。
このようにして得た水性エナメルは、粘度W1/2、P
H8.35、固形分57.7%であった。
実施例 3 a.ポリマーの調製 実施例1(a)におけるのと同じ装置を用い、同様の手
順により本実施例のポリマーを調製した。
反応成分は、溶融物が透明となり、もはや未反応物がな
くなるまで反応させた。
30%固形分のクレゾール酸溶液として測定した粘度は
U1/2であった。
ついで、溶融物を固形態とした。
b.水性ワイヤーエナメルの調製 実施例1(b)におけるのと同じ装置を用い、同様の手
順により上記3(a)で得たベースポリマー500グ、
NMP65グ、DMEA65g、蒸留水252グおよび
タイザーTE28.IPをブレンドした。
粘度X3/4、固形分5754%の水性エナメルが得ら
れた。
実施例 4 8.ポリマーの調製 本実施例のポリマーを調製するに当り、実施シ例1(a
)におけるのと同じ装置を用い、同様の手順を採用した
試料が30%固形分のクレゾール酸溶液とした場合に清
澄となるまで反応させ、ついで固形態とするため溶融物
を皿の中へ移した。
b.水性ワイヤーエナメルの調製 K 実施例1(b)におけるのと同じ装置を用い、同様
の手順により上記4(a)で得たベースポリマー゛50
0グ、NMP 1 3 0グ。
DMEA50グおよび蒸留水520グをブレンドし、粘
度Yl/2+,固形分41,7%の水性エナメルを調製
した。
実施例 5 a.ポリマーの調製 本実施例のポリマーを調製するに当り、実施例1(a)
におけるのと同じ装置を用い、同様の手順を採用した。
試料が30%固形分クレゾール酸溶液とした場合に清澄
となるまで反応させ、ついで固形態とするため溶融物を
皿の中へ移した。
b.水性ワイヤーエナメルの調製 実施例1(b)におけるのと同じ装置を用い、同様の手
順により上記5(a)で得たベースポリマー500gに
NMP63g、DNEA 5 0 ?、蒸留水252g
およびタイザーTE 2 8 Pを加えてエナメルを調
製した。
エナメルは、粘度X3/4、固形分58,5%であった
比較例 a.ポリマーの調製 本比較例のポリマーを調製するに当り、実施例1(a)
におけるのと同じ装置を用い、同様の手順を採用した。
30%固形分クレゾール酸溶液として測定した最終粘度
■3/4になるよう反応をコントロールし、ついで溶融
物を固形態とするため皿の中へ移した。
.b.溶媒型ワイヤーエナメルの調製 上記比(a)で得られたベースポリマ−4001にクレ
ゾール酸314グおよび石油ナフサ(芳香族炭化水素)
186Pを加え、ポリマーが完全に溶解するまで300
Fに加熱した。
つぎに、フラスコ内容物を160下にまで冷却し、クレ
ゾール酸65グ、石油ナフサ35g、40%固形分のク
レゾールーフェノール縮合物5 0gおよび40%固形
分のトルエンジイソシアネート三量体110グを加え、
溶液が均一になるまで攪拌した。
TPT (テトライソグロピルチタネ−ト)18gを1
60Fの温度において加えた。
このバッチを250Fに昇温し、同温度に2時間保ち、
溶媒型ワイヤーエナメルを調製した。
この粘度はG1/2、固形分は40%であった。
この溶媒型ワイヤーエナメルは、1週間後に曇りがかつ
てきたが、その他に変化はなかった。
実施例 6 a.ポリマーの調製 本実施例で採用された調製方法は、以下に示すように、
各々の反応成分を特定順序で反応させるものである。
電動式攪拌機、ガス導入管、温度計付きディーンストラ
ップ( Dean − S trap )水トラップお
よび水冷式凝縮器を備えた5lの三つ口フラスコに、反
応成分A)、(Blおよび(C)を仕込んだ。
フラスコ内を窒素置換し、228下に昇温せしめた。
228’Fにおいて、反応成分(I)をフラスコに加え
、温度を320下に徐々に昇温させた。
同温度において留出が始まった。
反応はTMA全量が反応してしまうまで続けた。
温度は410Tで最高となり、留出物としての水72m
lが収集された。
このバッチを338下に冷却し、反応成分(E)をそこ
へ加えた。
温度を450下に徐々に昇温させ、さらに留出物98m
lが収集され、小球状物としての溶融試料の一滴が透明
な固い小球状物を室温で形成するまで同温度に保った。
バッチを320下に冷却し、反応成分(F)をそこへ加
えた。
温度を3301にあげ、そして反応度合を粘度上昇で測
定するため定期的に試料を採集した。
樹脂試料の粘度がT3/4+になった時にクレゾール酸
を加えて30%固形分に稀釈したのち、フラスコ内容物
を金属製ガロン缶に素早く仕込み固化せしめた。
b.水性エナメルの調製 エナメル−1 実施例1(b)におけるのと同じ装置を用い、同様の手
順により上記6(a)で得たペースポリマー2201に
ブトキシアルコール110グ、DMEA1 1グ、蒸留
水440グ、ジアセトンアクリルアミドのヒドロキンメ
チレート化誘導体(以下、HMDAAという。
)12.42およびタイザーLA4.8gを加え水性エ
ナメルを調製した。
その粘度はX3/4、pH8.0、固形分は287%で
あった。
エナメル−2 実施例1(b)におげろのと同じ装置を用いるが、以下
に示すような異なる手順に従って水性エナメルを調製し
た。
上記6(a)で得たベースポリマ−2401にブトキシ
エタノール6001を加え、ポリマーが完全に溶解する
まで290下に加熱した。
つぎに290下でタイザーTPT(テトライソプロピル
チタネート)7.2gを加えたのち、320丁に昇温し
、同温度に1時間保った。
フラスコ内容物を250下に冷却し、ブトキシメタノー
ル50gをそこへ加え均一になるまで攪拌した。
ついで、DMEA 1 5 gおよび蒸留水440gを
加え、溶液が均一で透明になるまで攪拌し水性エナメル
を得た。
その粘度はM1/4、pHは8.06、固形分は29.
56%であった。
実施例 7 a.ポリマーの調製 本実施例のポリマーを調製するに当り、実施例6(a)
におけるのと同じ装置を用い、同様の手順を採用した。
30%固形分クレゾール酸溶液として測定した最終粘度
R1/4になるよう反応をコントロールした。
ついで溶融物を固形態とするため皿の中へ移した。
b.水性エナメルの調製 エナメル−1 実施例1(b)におけるのと同じ装置を用い、同様の手
順により上記7(a)で得たベースポリマー640グに
ブトキシエタノール270g、DMEA 2 2gおよ
び蒸留水540gを加え、他の添加剤を含まぬ水性エナ
メルを調製した。
その粘度はQ1/4、pHは78、固形分は43.5%
であった。
エナメル−2 上記のエナメル−1の8501にHMDAA20.8S
’およびタイザーLA8?を硬化剤として加えてエナメ
ルを得た。
その粘度はQ1/4、pHは7.8、固形分は42.2
%であった。
実施例 8 8.ポリマーの調製 不央施例のボリマーを調製するに当り、実施例6(a)
におけるのと同じ装置を用い、同様の手順を採用した。
30%固形分クレゾール酸溶液として測定した最終粘度
V1/2+になるよう反応をコントロールした。
ついで、溶融物を固形態とするため皿の中へ移した。
b.水性エナメルの調製 上記8(a)で得たベースポリマ−480gにブトキシ
エタノール120グを加え、ポリマーが完全に溶解する
まで290’Pに加熱した。
つぎに、タイザーTPT溶液(50%ブトキシエタノー
ル)28.8gを280下において65分間かけて滴下
した。
320Fに昇温し、同温度に1時間保持した。
ついで、フラスコ内容物を250Fに冷却し、ブトキシ
エタノール75gを加え、溶液が均一になるまで攪拌し
た。
得られた溶液にDMEA 3 3 ? および蒸留水8
40グを加え、均一になるまで攪拌して水性エナメルを
調製した。
その粘度はM,pHは8.1、固形分は30.4%であ
った。
実施例 9 a.ポリマーの調製 本実施例のポリマーを調製するに当り、実施例6(a)
におけるのと同じ装置を用い、同様の手順を採用した。
30%固形分クレゾール酸溶液として測定した最終粘度
V1/4+になるよう反応をコントロールした。
ついで、溶融物を固形態とするため皿の中へ移した。
硬い樹脂の融点は環球法で79℃であった。
b.水性エナメルの調製 実施例1(b)におけるのと同じ装置を用いるが、以下
に示すような異なる手順により水性エナメルを調製した
上記9(a)で得たベースポリマ−480gにブトキシ
エタノール(好ましくは無水CaSO4を用いて乾燥さ
れたもの。
)120gを加え、ポリマーが完全に溶解するまで29
0Fに加熱した。
このバッチを200Fに冷却し、タイザーTPT15g
を20分かけて滴下した。
220下でブトキシエタノール50グを加え、10分間
のうちに253’Fにまで昇温させ、同温度で2時間保
持した。
その後、フラスコ内容物を170下に冷却し、DMEA
30g および蒸留水2001を加え、溶液が均一にな
るまで攪拌した。
さらに、ブトキシエタノール30グおよび蒸留水655
グを加えてエナメルを調製し、粘度Vl/4、pH8.
05、固形分30、4%とした。
実施例 10 a.ポリマーの調製 本実施例のポリマーを調製するに当り、実施例6(a)
におけるのと同じ装置を用い同様の手順を採用した。
溶融ポリマーに未反応の固形物がなくなるまで、すなわ
ち、小片が存在せず清澄となるまで反応させた。
全留出物218mlが収集された。
b.水性エナメルの調製 未変性エナメル 実施例1(b)におけるのと同じ装置を用い、つぎの手
順により添加剤を含まぬエナメル、すなわち未変性エナ
メルを調製した。
上記10(a)で得たベースポリマ−6001にブトキ
シエタノール67グを加え、ポリマーが完全に溶解する
まで290’Fに加熱した。
温度を250Fに下げ、DMEA30gを加え溶液が透
明になるまで混合した。
つぎに、蒸留水268グを加え、混合物が均一になるま
で攪拌した。
さらに蒸留水480グ、ブトキシエタノール120グお
よびDMEA30? を加えてエナメルを調製し、粘度
W1/4、pH 7〜8、固形分37.8%、ブトキシ
エタノール分(対全溶媒ブレンド)20%とした。
エナメル−1 上記10(b)で得た未変性エナメル700gにHMD
AA14.82gおよびタイザーLA48.81を加え
、均一になるまで攪拌してエナメルを調製した。
エナメルは、粘度Yl/2+、pH7.85、固形分3
8.8%であった。
エナメル−2 上記10(b)で得た未変性エナメル800グにHMD
AA16,93gおよびタイザーTE 3 4.8 7
gを加え、均一になるまで攪拌してエナメルを調製した
エナメルは、粘度Q3/4、pH8.4、固形分39.
7%であった。
実施例 11 a.ポリマーの調製 本実施例のポリマーを調製するに尚り、実施例6(a)
におけるのと同じ装置を用い同様の手順を採用した。
30%固形分クレゾール酸溶液として測定した最終粘度
U3/4+になるよう反応ヲコントロールし、ついで溶
融物を固形態とするため皿の中へ移した。
上記11(a)で得たベースポリマ−480gにブトキ
シエタノール120gを加え、ポリマーが完全に溶解す
るまで290Fに加熱した。
つぎに300FでタイザーTPT溶液(50%ブトキシ
エタノール)28.8gを85分かけてフラスコに滴下
した。
その後、直ちにブトキシエタノール101を加え、フラ
スコ内容物を300下で90分間保持した。
180Tの温度において、DMEA 2 5gおよび蒸
留水200グを加え、溶液が均一になるまで攪拌した。
エナメルは非常に粘稠なので、ブトキシエタノール42
グおよび蒸留水5001をさらに加えて調整し、粘度X
+、pH 8.1、固形分34.3%とした。
実施例 12 a.ポリマーの調製 本実施例のポリマーを調製するに当り、実施例6(a)
におけるのと同じ装置を用い同様の手順を採用した。
30%固形分クレゾール酸溶液における最終粘度がU3
/4となるよう反応をコントロールし、ついで固化せし
めるため金属製缶に移した。
b.水性エナメルの調製 上記12(a)で得たベースポリマ−4802にブトキ
シエタノール120グを加え、ポリマーが完全に溶解す
るまで2901に加熱した。
つぎに、290下においてタイザーTPT溶液(50%
ブトキシエタノール)28.81を50分かげてフラス
コに滴下し、組成が均一になるまで攪拌した。
その後、ブトキシエタノール40グを一度に加え、フラ
スコ内容物を300下に1時間保持した。
このバッチを135Fに冷却し、DMEA30P お
よび蒸留水660gを加え、溶液が均一になるまで攪拌
しエナメルを得た。
その粘度はU3/4、pH7.8、固形分35.3%で
あった。
実施例 13 a.ポリマーの調製 本実施例のポリマーを調製するに当り、実施例6(a)
におけるのと同じ装置を用い同様の千顆を採用した。
30%固形分クレゾール酸溶液における最終粘度がV1
/4+となるよう反応をコントロールし、ついで固化せ
しめるため溶融物を金属製缶に移した。
b.水性ワイヤーエナメルの調製 上記13(a)で得たベースポリマ−200gにN−メ
チルピロリドン50グを加え、270℃に加熱しポリマ
ー溶解させた。
このバッチを200下に冷却し、DMEA10g およ
び蒸留水15 0gを加えた。
1時間攪拌した後、エナメルが大変に粘稠なので、蒸留
水325グ、N−メチルピロリドン50グ、DMEA7
g およびタイザーTE10gを加えて調整し、粘度
H1/2、pH7.9、固形分25.93%とした。
これらの水性ワイヤーエナメルの優れた電気的性能を示
すため、各実施例で示したものから幾つか選び、同じペ
ースポリマーを用いた溶媒型エナメルの電気的性能と比
較した。
その結果は、第1表に示すとおりである。
実際に、本発明に基づく水性エナメルの全性能は極めて
望ましいものである。
第1表における溶媒エナメルに使用されている溶媒は、
クレゾール酸65%と芳香族ナフサ35%とからなるも
のである。
室温においてエナメルをワイヤーに適用させたのち、8
00下で従来公知の方法に従って焼付した。
焼付温度としては、従来通りの温度、例えば700〜9
00下を採用できる。
チタネート含量の効果について、実施例1のポリマーを
用いて調製されたエナメルで試験した。
その結果は、第2表に示したとおりであった。
第2表で示されているように、チタネート含量を大きく
したことによる第1の効果は、テイシペーションファク
ターの大きな上昇にある。
すなわち、タイザーTEが2.5%および3.5%の低
レベルではデイシペーションファクターはそれぞれ9.
88i※および11.35であるのに対して、タイザー
TEが4。
5%および9%の高レベルではデイシペーションファク
ターはそれぞれ25.53および3 6.6 7と非常
に高いものである。
他のワイヤー性能も溶媒型エナメルを用いたワイヤー性
能と十分に比較し得るものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 600〜13000分子量、1.8:1〜2、5:
    1のOH対COOH比およびポリイミドとポリエステル
    との合計重量基準で5〜60%のポリイミド含量を有し
    、該ポリエステルのアルコールは少なくとも3個のヒド
    ロキシル基を有するアルコールを含有してなる初期ポリ
    エステルーイミドプレポリマーをアンモニアまたはアミ
    ンと反応させることにより製造される水溶性熱硬化性ポ
    リエステルーイミドプレポリマー組成物。 2 アミンは第三級アミンである特許請求の範囲第1項
    に記載の組成物。 3 チタネート硬化剤を含有してなる特許請求の範囲第
    2項に記載の組成物。 4 少なくとも3個のヒドロキシル基を有するアルコー
    ルは、トリノ(2−ヒドロキシエチル)インシアヌレー
    ト、グリセリン、トリメチロールプDパン、■・2・6
    −ヘキサントリオール、ペンタエリストリトール、トリ
    メチロールエタンまたは3−メチル−1・3・5−ヘキ
    サントリオールよりなるものである特許請求の範囲第1
    項または第2項に記載の組成物。 5 チタネートは水溶性チタネートである特許請求の範
    囲第3項に記載の組成物。 6 組成物は水に溶解したうえでワイヤーエナメルとし
    ての用途に好適である特許請求の範囲第2項に記載の組
    成物。 7 少量の水溶性極性有機溶媒を含有してなる特許請求
    の範囲第6項に記載の組成物。 8 水溶性チタネート硬化剤を含有してなる特許請求の
    範囲第7項に記載の組成物。 9 ポリイミドは芳香族ジアミンと芳香族トリカルボン
    酸モノ無水物との反応生成物を含有してなる特許請求の
    範囲第6項に記載の組成物。 10 芳香族トリカルボン酸モノ無水物は無水トリメリ
    ット酸である特許請求の範囲第9項に記載の組成物。 11ホリエステルのアルコールはトリス(2−ヒドロキ
    シエチル)インシアヌレートを含有してなる特許請求の
    範囲第10項に記載の組成物。 12 ポリエステルの酸はテレフタル酸またはイソフ
    タル酸を含有してなる特許請求の範囲第11項に記載の
    組成物。 13 ポリエステルの酸はテレフタル酸を含有してな
    る特許請求の範囲第12項に記載の組成物。 14 ポリエステルの酸はジイミドジ力ルボン酸を含
    有し、該イミド基は五員イミド環を有してなる特許請求
    の範囲第13項に記載の組成物。 15 ポリイミドは2モルの無水トリメリット酸と1
    モルのオキシジアニリンまたはメチレンジアニリンとの
    イミドである特許請求の範囲第14項に記載の組成物。 16 ポリイミドは、ポリイミドとポリエステルの合
    計量の35〜55%である特許請求の範囲第15項に記
    載の組成物。 17 0H対C00H比は2.20〜2、50:1であ
    る特許請求の範囲第16項に記載の組成物。 18 ポリエステル用にチタネート硬化剤を含有してな
    る特許請求の範囲第17項に記載の組成物。 19 チタネートは水溶性である特許請求の範囲第18
    項に記載の組成物。 20溶媒はN−メチルピロリドン、プチロラクトン、ジ
    メチルスルホキサイド、ジアセトンアルコール、ジオキ
    サン、グリコールのモノアルコキシエーテル、クリコー
    ル、ケトン、クリコールアセ.テートのモノアルコキシ
    エーテル、アルカノールまたはグリコールのジアルコキ
    シエーテルであり、かつ全溶媒の10〜40%使用され
    る特許請求の範囲第9項に記載の組成物。 21第三級アミンはアルキルアルカノールアミン、アル
    キルモルホリンまたはヒドロキシアルキルモルホリンで
    ある特許請求の範囲第7項に記載の組成物。 22第三級アミンはジメチルエタノールアミンである特
    許請求の範囲第7項に記載の組成物。 23 第三級アミンはジメチルエタノールアミンであ
    る特許請求の範囲第18項に記載の組成物。 24600〜13000分子量、1.8:1〜2.5:
    1のOH対COOH比およびポリイミドとポリエステル
    との合計重量基準で5〜60%のポリイミド含量を有し
    、該ポリエステルのアルコールは少なくとも3個のヒド
    ロキシル基を有するアルコールを含有してなる初期ポリ
    エステルーイミドプレポリマーを水溶性極性有機溶媒に
    溶解し、ついで第三級アミンが添加されている水を加え
    ることを特徴とする水溶性熱硬化性ポリエステルーイミ
    ドプレポリマー組成物の製造方法。
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