JPS5812900B2 - 水溶性ポリエステル−イミド樹脂 - Google Patents
水溶性ポリエステル−イミド樹脂Info
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- JPS5812900B2 JPS5812900B2 JP52066826A JP6682677A JPS5812900B2 JP S5812900 B2 JPS5812900 B2 JP S5812900B2 JP 52066826 A JP52066826 A JP 52066826A JP 6682677 A JP6682677 A JP 6682677A JP S5812900 B2 JPS5812900 B2 JP S5812900B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G73/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
- C08G73/06—Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
- C08G73/10—Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
- C08G73/16—Polyester-imides
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B3/00—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties
- H01B3/18—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances
- H01B3/30—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes
- H01B3/308—Wires with resins
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- Paints Or Removers (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
クレゾール酸/芳香族炭化水素の混合溶媒で希釈された
ポリエステルーイミドワイヤー被覆材は、数年間商業的
に使用されてきている。
ポリエステルーイミドワイヤー被覆材は、数年間商業的
に使用されてきている。
ペースポリマーを取上げ、アミンとともに使うことによ
って、それを水に溶解することができる。
って、それを水に溶解することができる。
前述した非水溶性または有機溶剤系の組織に使われてい
る各種の硬化剤と同じものを使おうと試みたところ、こ
れらの硬化剤は水に不溶であることが見出された。
る各種の硬化剤と同じものを使おうと試みたところ、こ
れらの硬化剤は水に不溶であることが見出された。
その結果、水溶性架橋剤の探索が必要となり、その成果
として主として有機チタネート、例えばタイザーTEお
よびLA ( Tyzor T EおよびLA)、すな
わち、トリエタノールアミンのチタニウムキレートおよ
び乳酸アンモニ多ム塩が架橋剤となった。
として主として有機チタネート、例えばタイザーTEお
よびLA ( Tyzor T EおよびLA)、すな
わち、トリエタノールアミンのチタニウムキレートおよ
び乳酸アンモニ多ム塩が架橋剤となった。
米国特許第3426098号のマイヤーらの数示(その
詳細は参考として本発明に組入れられている。
詳細は参考として本発明に組入れられている。
)によれば、従来のポリエステルーイミドベースポリマ
ーを得、それを蒸留水、アミン、極性溶媒で溶解させ、
そしてタイザーTEで変性したとしても、焼付硬化操作
中ワイヤー塔における流れ特性が悪いため銅電線に焼付
けられた表面は偏りがあって丸味がな《、粒が多く粗い
ものしか得られないものである。
ーを得、それを蒸留水、アミン、極性溶媒で溶解させ、
そしてタイザーTEで変性したとしても、焼付硬化操作
中ワイヤー塔における流れ特性が悪いため銅電線に焼付
けられた表面は偏りがあって丸味がな《、粒が多く粗い
ものしか得られないものである。
大規模なワイヤー塔ではテレフタル酸モル含量に関して
定まったジイミドジアシツドモル含量を有する他の標準
ポリエステルーイミドベースのエナメルが使用され、大
量の粒および/または粗さまたはブリスターの有無など
5段階(数値が小さいほど良い成績)の外観評価のもと
に運転されている。
定まったジイミドジアシツドモル含量を有する他の標準
ポリエステルーイミドベースのエナメルが使用され、大
量の粒および/または粗さまたはブリスターの有無など
5段階(数値が小さいほど良い成績)の外観評価のもと
に運転されている。
本発明は、新規なポリエステルーイミドおよび該ポリエ
ステルーイミドを用いて調製された、完全に水溶性で、
外観は透明清澄なワイヤーエナメルに関するものである
。
ステルーイミドを用いて調製された、完全に水溶性で、
外観は透明清澄なワイヤーエナメルに関するものである
。
本発明の目的は、新規なポリエステルーイミドの調製法
を提供する点にある。
を提供する点にある。
他の目的は、水溶性であるばかりでな《従来公知のクレ
ゾール酸/芳香族炭化水素混合溶媒にも同様に溶解する
ポリエステルーイミドを含む新規なワイヤーエナメルお
よびその調製法を提供する点にある。
ゾール酸/芳香族炭化水素混合溶媒にも同様に溶解する
ポリエステルーイミドを含む新規なワイヤーエナメルお
よびその調製法を提供する点にある。
また他の目的は、耐熱性の改善された被覆を有する電導
体を提供する点にある。
体を提供する点にある。
また他の目的は、従来公知のポリエステルワイヤーエナ
メルに比べ、可撓性および耐熱衝撃性に優れたワイヤー
エナメルを提供する点にある。
メルに比べ、可撓性および耐熱衝撃性に優れたワイヤー
エナメルを提供する点にある。
さらに他の目的は、ポリエチレンテレフタレート、ナイ
ロンあるいはアミドーイミドポリマーを用いてトップコ
ートを設けなくても200℃における優れた耐ヒートシ
ョック性を有する耐熱性ワイヤーエナメルを提供する点
にある。
ロンあるいはアミドーイミドポリマーを用いてトップコ
ートを設けなくても200℃における優れた耐ヒートシ
ョック性を有する耐熱性ワイヤーエナメルを提供する点
にある。
本発明者らは、上記のごとき本発明の目的は従来公仰の
有機溶剤用のものに比べ、次の三点で本質的に異なるポ
リエステルーイミドを得ることで達成できることが見出
した。
有機溶剤用のものに比べ、次の三点で本質的に異なるポ
リエステルーイミドを得ることで達成できることが見出
した。
すなわち、(1)ポリイミド含量が大きいこと、すなわ
ち35%以上の含有量。
ち35%以上の含有量。
(2)ヒドロキシル含量が60%以上、好ましくは10
0%以上過剰であること、そのためOH/COOH比は
1. 8/1〜2.50/1、好ましくは2.20〜2
.50/1の比であること。
0%以上過剰であること、そのためOH/COOH比は
1. 8/1〜2.50/1、好ましくは2.20〜2
.50/1の比であること。
(3)ベースとなるポリエステルーポリイミドの数平均
分子量は有機溶剤用のものに比べ小さいこと、すなわち
、従来タイプのものは1300以上であるのに対して本
発明の新規ポリヤーは600〜1300であること。
分子量は有機溶剤用のものに比べ小さいこと、すなわち
、従来タイプのものは1300以上であるのに対して本
発明の新規ポリヤーは600〜1300であること。
ポリイミド含量は、ポリイミドとポリエステルの合計量
に対して5〜60%とすることができ、好まし《は35
〜55%の量である。
に対して5〜60%とすることができ、好まし《は35
〜55%の量である。
なお、本発明においては特に指示のない限り、部および
%は重量部である。
%は重量部である。
ポリイミドの構成成分としては、(a)無水トリメリッ
ト酸等のような無水物、(b)ポリアミン、好ましいの
は芳香族ポリアミンで、例えばメチレンジアニリン、オ
キシジアニリン、フエニレンジアミン等のようなポリア
ミンを用いることができる。
ト酸等のような無水物、(b)ポリアミン、好ましいの
は芳香族ポリアミンで、例えばメチレンジアニリン、オ
キシジアニリン、フエニレンジアミン等のようなポリア
ミンを用いることができる。
さらに、無水物(a)には3・4・3′−ペンゾフエノ
ントリカルボン酸無水物、無水ヘミメリット酸等のよう
な芳香族トリカルボン酸無水物が含まれる。
ントリカルボン酸無水物、無水ヘミメリット酸等のよう
な芳香族トリカルボン酸無水物が含まれる。
他の無水物として、米国特許第3426098号でマイ
ヤーらが示した無水物がある。
ヤーらが示した無水物がある。
しかし、好ましい無水物(a)は無水トリメリット酸で
ある。
ある。
他のポリアミン(b)としては、3・3′−ジアミノー
ジフエニル、ベンジジン、1・4−ジアミノナフタレン
、p−フエニレンジアミン、エチレンジアミン、ノナメ
チレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジアミノジ
フエニルケトン、ビス(4−アミノフエニル)一α・d
−p−キシレン、m−フエニレンジアミン、m−キシレ
ンジアミン、4・4′−シクロヘキシルメタンジアミン
、ジアミノジフエニルスルホン、オクタメチレンジアミ
ン、pーキシレンジアミン、3・3′−ジクロロベンジ
ジン、3・3′−ジメチルベンジジン、3・4′−ジア
ミノジフエニルエーテル、4・4′−ジアミノジフエニ
ルプロパン、3・3′−ジアミノジフエニルスルホン等
が含まれる。
ジフエニル、ベンジジン、1・4−ジアミノナフタレン
、p−フエニレンジアミン、エチレンジアミン、ノナメ
チレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジアミノジ
フエニルケトン、ビス(4−アミノフエニル)一α・d
−p−キシレン、m−フエニレンジアミン、m−キシレ
ンジアミン、4・4′−シクロヘキシルメタンジアミン
、ジアミノジフエニルスルホン、オクタメチレンジアミ
ン、pーキシレンジアミン、3・3′−ジクロロベンジ
ジン、3・3′−ジメチルベンジジン、3・4′−ジア
ミノジフエニルエーテル、4・4′−ジアミノジフエニ
ルプロパン、3・3′−ジアミノジフエニルスルホン等
が含まれる。
しかし、好ましいジアミンは、メチレンジアニリンおよ
びオキシジアニリンである。
びオキシジアニリンである。
反応成分(a)および(b)は、通常1モル量の(b)
に対して約2モル量の(a)で用いられ、ジイミドージ
アシツドを形成する。
に対して約2モル量の(a)で用いられ、ジイミドージ
アシツドを形成する。
この反応生成物は、つぎの式5で示される。
式中、Rはメチレンジアニリンの場合はCH2であり、
またオキシジアニリンの場合は酸素原子(0)である。
またオキシジアニリンの場合は酸素原子(0)である。
ポリマーの式表示においては、上記ジイミドージアシツ
ドは、芳香族ジカルボン酸がほとんどではあるが、少量
の脂肪族ジカルボン酸をもともに含むかまたは含まない
全ジカルボン酸のうちの1部として考慮されるものであ
る。
ドは、芳香族ジカルボン酸がほとんどではあるが、少量
の脂肪族ジカルボン酸をもともに含むかまたは含まない
全ジカルボン酸のうちの1部として考慮されるものであ
る。
好ましい芳香族ジカルボン酸はテレフタル酸であるが、
ペンゾフエノン−4・4l−ジカルボン酸も同様に好ま
しく、イソフタル酸およびそれとの混合物はほとんど同
様に好ましいものである。
ペンゾフエノン−4・4l−ジカルボン酸も同様に好ま
しく、イソフタル酸およびそれとの混合物はほとんど同
様に好ましいものである。
その他の芳香族二塩基酸としては、ナフタレン−1・4
−ジカルボン酸、ナフタレン−1・5−ジカルボン酸、
4・4′−ジカルボキシジフエニルスルフオン、3・3
′−シカルボキシジフエニルスルフオン、4・4′−シ
カルボキシジフエニルエーテル、4・4′−ジカルボキ
シジフエニルメタン、4・4′−ジカルボキシジフエニ
ルケトン、4・4′−ジカルボキシジフエニルプロパン
等が含まれる。
−ジカルボン酸、ナフタレン−1・5−ジカルボン酸、
4・4′−ジカルボキシジフエニルスルフオン、3・3
′−シカルボキシジフエニルスルフオン、4・4′−シ
カルボキシジフエニルエーテル、4・4′−ジカルボキ
シジフエニルメタン、4・4′−ジカルボキシジフエニ
ルケトン、4・4′−ジカルボキシジフエニルプロパン
等が含まれる。
脂肪族ジカルボン酸としては、例えばアジピン酸、セバ
シン酸、マレイン酸またはその無水物、アゼライン酸、
グルタル酸等を挙げることができるが、それを使用する
場合、その使用量は全酸成分の50当量%までの量であ
る。
シン酸、マレイン酸またはその無水物、アゼライン酸、
グルタル酸等を挙げることができるが、それを使用する
場合、その使用量は全酸成分の50当量%までの量であ
る。
つぎに、これらのジカルボン酸はポリオールによってエ
ステル化される。
ステル化される。
ポリオールとしては、トリス(2−ヒドロキシエチル)
イソシアヌレー(THEIC)の単独、またはエチレン
グリコール、ネオヘンチルクリコール、グロピレングリ
コール、シエチレンクリコール、1・3−ヒドロキシエ
チル、5・5′−ジメチルヒダントイン等のような二価
アルコールとTHEICとの種々の比率での混合物を挙
げることができる。
イソシアヌレー(THEIC)の単独、またはエチレン
グリコール、ネオヘンチルクリコール、グロピレングリ
コール、シエチレンクリコール、1・3−ヒドロキシエ
チル、5・5′−ジメチルヒダントイン等のような二価
アルコールとTHEICとの種々の比率での混合物を挙
げることができる。
THEICの全部または一部に代えて、少なくとも3個
の水酸基を有するアルコールを使用することができ、そ
のようなアルコールとしては、例えハクリセリン、トリ
メチロールプロパン、1・2・6−ヘキサントリオール
、ペンタエリスリトール、トリメチロールエタン、3−
メチル−1・3・5−ヘキサントリオール等を挙げるこ
とができる。
の水酸基を有するアルコールを使用することができ、そ
のようなアルコールとしては、例えハクリセリン、トリ
メチロールプロパン、1・2・6−ヘキサントリオール
、ペンタエリスリトール、トリメチロールエタン、3−
メチル−1・3・5−ヘキサントリオール等を挙げるこ
とができる。
驚いたことにTHEICを用いて得た生成物はグリセリ
ンを用いて得たものよりも水に良く溶解する。
ンを用いて得たものよりも水に良く溶解する。
大きな分子が水により良く溶解する生成物を与えること
は、意外なことである。
は、意外なことである。
何故なら、THEICは、生成物の使用の際、共溶媒の
少量の使用で水に良く溶解する生成物を与えるからであ
る。
少量の使用で水に良く溶解する生成物を与えるからであ
る。
全多価アルコールをベースとして、全当量の10〜90
%が二価アルコールで、残りが少なくとも3個の水酸基
な有するアルコールで供給される。
%が二価アルコールで、残りが少なくとも3個の水酸基
な有するアルコールで供給される。
ポリエステルーイミドの調製は特に制限はなく、特定の
反応順序で制限な受けるものでない。
反応順序で制限な受けるものでない。
反応成分全部を反応器に仕込み、400〜460下に加
熱して反応させることで調製できる。
熱して反応させることで調製できる。
他の適轟な調製手順としては、ポリアミン、芳香族酸無
水物およびポリオールが加熱されてイミド化工程を完全
なものとし、ついでポリエステル成分をつくるための適
当な反応条件下で芳香族ジカルボン酸またはそのアルキ
ルエステルな加えて反応させる調製手順がある。
水物およびポリオールが加熱されてイミド化工程を完全
なものとし、ついでポリエステル成分をつくるための適
当な反応条件下で芳香族ジカルボン酸またはそのアルキ
ルエステルな加えて反応させる調製手順がある。
ポリエステルーイミドを調製するための反応は、通常溶
媒の不存在下で行なわれるが、溶媒の使用を妨げるもの
でない。
媒の不存在下で行なわれるが、溶媒の使用を妨げるもの
でない。
ヒートショックとかカットスルーとか出来上りの外観と
いう点に関して良く均整のとれたものな得るためには、
高い率のジイミドージアシツドと高い率のヒドロキシル
を含有することが非常に好ましく、比較的小分子量のポ
リマーを作りこれらの目的を達成することを見出した。
いう点に関して良く均整のとれたものな得るためには、
高い率のジイミドージアシツドと高い率のヒドロキシル
を含有することが非常に好ましく、比較的小分子量のポ
リマーを作りこれらの目的を達成することを見出した。
ジイミドージアシツドの内容に関しては、芳香族ジアミ
ンの1モルと芳香族酸無水物の約2モルとの反応により
それが形成される旨すでに説明したとおりである。
ンの1モルと芳香族酸無水物の約2モルとの反応により
それが形成される旨すでに説明したとおりである。
そして、この生成物およひ芳香族ジカルボン酸または芳
香族一脂肪族ジカルボン酸混合物とのモル含量の組合せ
が、それぞれの百分率(%)を計算するのに使用される
。
香族一脂肪族ジカルボン酸混合物とのモル含量の組合せ
が、それぞれの百分率(%)を計算するのに使用される
。
この一例をつぎに示す。
このように、モル%ベースでは、ジイミドージアシツド
含量は50%である。
含量は50%である。
このような計算は、後述の実施例中で、ジイミドージア
シツドと通常の酸のモル%およびポリエステルーイミド
ベースポリマーの形成に於で使用される全反応成分のモ
ル%の両方を示すのに採用されている。
シツドと通常の酸のモル%およびポリエステルーイミド
ベースポリマーの形成に於で使用される全反応成分のモ
ル%の両方を示すのに採用されている。
ポリエステルの調製に際し、低軟化点のより低い分子量
ポリマーの形成に起因するワイヤー上での良い流動性を
得るため、酸基(COOH)に対してアルコール基(O
H)が過剰であることが好ましい。
ポリマーの形成に起因するワイヤー上での良い流動性を
得るため、酸基(COOH)に対してアルコール基(O
H)が過剰であることが好ましい。
このことは、OH/COOH比が1.80/1〜2.5
0/1、好ましくは2.20/1〜2.50/1である
ことで示される。
0/1、好ましくは2.20/1〜2.50/1である
ことで示される。
そして、このことを別の言葉で言うならば、ワイヤーで
の良い流れ性能やその他の性能を得るため、COOH基
よりOH基が80〜150%過剰に必要とされるもので
ある。
の良い流れ性能やその他の性能を得るため、COOH基
よりOH基が80〜150%過剰に必要とされるもので
ある。
ポリエステルーイミドワイヤーエナメルは、有機チタネ
ート、例えばチタネートキレート、その塩、アルキルチ
タネート等のような有機チタネートをエナメル中の全固
形分に対し1〜10%、好ましくは2〜5%配合するこ
とにより変性される。
ート、例えばチタネートキレート、その塩、アルキルチ
タネート等のような有機チタネートをエナメル中の全固
形分に対し1〜10%、好ましくは2〜5%配合するこ
とにより変性される。
この種の補助剤の添加は、エナメルのカットスル一温度
を高めるものである。
を高めるものである。
好ましい有機チタネートの代表例として、「タイザーT
E」として知られているチタンのトリエタノールアミン
キレートや「タイザーLA」として知られているチタン
の乳酸アンモニウム塩がある。
E」として知られているチタンのトリエタノールアミン
キレートや「タイザーLA」として知られているチタン
の乳酸アンモニウム塩がある。
これらのチタネートや加水分解的には安定なその他のチ
タネートは、架橋剤として使用できるものである。
タネートは、架橋剤として使用できるものである。
タイザーTPT (テトライソプ口ピルチタネート)、
タイザーTBT (テトラブチルチタネート)テトラヘ
キシルチタネート等のような有機アルキルチタネートは
水の存在で加水分解が急速に進むが、極性溶媒中で予じ
め希釈されたプレポリマーと予備反応させておくと、つ
いでアミンおよび水に問題なく溶解できる。
タイザーTBT (テトラブチルチタネート)テトラヘ
キシルチタネート等のような有機アルキルチタネートは
水の存在で加水分解が急速に進むが、極性溶媒中で予じ
め希釈されたプレポリマーと予備反応させておくと、つ
いでアミンおよび水に問題なく溶解できる。
この技術については、実施例8(b)、9(b)、11
(b)および12(b)のところで明示されている。
(b)および12(b)のところで明示されている。
溶媒は、ポリエステルーイミドプレポリマ一の調製には
不必要である。
不必要である。
極性型の溶媒は、水性溶液な調製する際に、蒸留水とと
もに共溶媒として使用される。
もに共溶媒として使用される。
従来公知のクレゾール酸/芳香族炭化水素(例えばキシ
レン)混合溶媒もまた溶媒型のワイヤーエナメルを作る
ために使うことができその溶媒型のエナメルは水溶性と
同様の成果を示す。
レン)混合溶媒もまた溶媒型のワイヤーエナメルを作る
ために使うことができその溶媒型のエナメルは水溶性と
同様の成果を示す。
同一ポリマーを用いての、溶媒ベースのエナメル対水ベ
ースのエナメルとの性能比較は、後に記載する第1表に
示すとおりである。
ースのエナメルとの性能比較は、後に記載する第1表に
示すとおりである。
これらの本質的に水に不溶な樹脂性プレポリマーな水に
可溶化するため、遊離力ルボキシル基あるいはアミン酸
基と反応し、水に可溶な塩を形成する種々のアミンが使
用される。
可溶化するため、遊離力ルボキシル基あるいはアミン酸
基と反応し、水に可溶な塩を形成する種々のアミンが使
用される。
そのアミンとしてはアルキルアミン、アルカノールアミ
ン、モルホリンタイプのアミンなどを挙げることができ
る。
ン、モルホリンタイプのアミンなどを挙げることができ
る。
一般的には、速硬化および焼付されたフイルムの最大限
の湿度に対する抵抗、最小限の湿度に対する無抵抗性の
観点からして、第三級アミンが一番也く役立つものであ
る。
の湿度に対する抵抗、最小限の湿度に対する無抵抗性の
観点からして、第三級アミンが一番也く役立つものであ
る。
このようなことから、トリアルキルアミン、N−アルキ
ルジエタノールアミン、N−N−ジアルキルアルカノー
ルアミン、N−アルキルモルホリン、N−ヒドロキシル
アルキルモルホリン等が使用される。
ルジエタノールアミン、N−N−ジアルキルアルカノー
ルアミン、N−アルキルモルホリン、N−ヒドロキシル
アルキルモルホリン等が使用される。
アルキル基は、通常炭素原子数1〜4の低級アルキル基
である。
である。
第三級アミンの代表例として、トリエチルアミン、トリ
メチルアミン、トリブチルアミン、トリエタノールアミ
ン、N−N−ジメチルエタノールアミン(好ましい第三
級アミンである。
メチルアミン、トリブチルアミン、トリエタノールアミ
ン、N−N−ジメチルエタノールアミン(好ましい第三
級アミンである。
)、N・N−ジエチルエタノールアミン、N−N−ジイ
ソプ口ピルエタノールアミン、N−N−ジブチルエタノ
ールアミン、トリイソプロパノールアミン、N−メチル
ジエタノールアミン(好ましい第三級アミンである。
ソプ口ピルエタノールアミン、N−N−ジブチルエタノ
ールアミン、トリイソプロパノールアミン、N−メチル
ジエタノールアミン(好ましい第三級アミンである。
)、N一エチルジエタノールアミン、N−プロピルジエ
タノールアミン、N−メチルモルホリン、N一エチルモ
ルホリン、N−(2−ヒドロキシエチル)モルホリン、
2−アミノー2−メチル−1−グロパノール、2−ジメ
チルアミンー2−メチル−1−グロパノール等を挙ケる
ことができる。
タノールアミン、N−メチルモルホリン、N一エチルモ
ルホリン、N−(2−ヒドロキシエチル)モルホリン、
2−アミノー2−メチル−1−グロパノール、2−ジメ
チルアミンー2−メチル−1−グロパノール等を挙ケる
ことができる。
アミンは、水性溶液のpHを7〜9、好ましくは7.5
〜8.5とするに十分な量で使用される。
〜8.5とするに十分な量で使用される。
水/共溶媒ブレンドの少量成分としての極性溶媒の併用
は、エナメルの硬化における流れな良くし、最終的には
、焼付して得られるフイルムの平滑性および偏肉性な改
善するものである。
は、エナメルの硬化における流れな良くし、最終的には
、焼付して得られるフイルムの平滑性および偏肉性な改
善するものである。
極性溶媒が使用される場合にはその使用量は、好ましく
は10〜25%である。
は10〜25%である。
使用できる代表的な極性溶媒は主として水混和性のもの
であるけれども、クレゾール酸も同様に一番良い量で併
用される。
であるけれども、クレゾール酸も同様に一番良い量で併
用される。
それらの例として、N−メチルピロリドン、プチロラク
トン、ジメチルスルフオキサイド、ジアセトンアルコー
ル、ジオキサン、メトキシエタノール、エトキシエタノ
ール、ブトキシエタノール、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテルのようナクリコールエーテル類、エチル
アルコール、イソプロビルアルコール、メチルアルコー
ル、エチレンクリコール、ジエチレンクリコール、トリ
エチレングリコール、トリメチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジプロピレンクリコールのようなアル
コール類、アセトン、メチルエチルケトンのようなケト
ン類、メトキシエチルアセテート、エトキシエチルアセ
テート、ブトキシエチルアセテートのようなグリコール
エーテルアセテート類、ジエチレングリコールジメチル
エーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテルのよ
うなグリコールジエーテル類等を挙げることができる。
トン、ジメチルスルフオキサイド、ジアセトンアルコー
ル、ジオキサン、メトキシエタノール、エトキシエタノ
ール、ブトキシエタノール、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテルのようナクリコールエーテル類、エチル
アルコール、イソプロビルアルコール、メチルアルコー
ル、エチレンクリコール、ジエチレンクリコール、トリ
エチレングリコール、トリメチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジプロピレンクリコールのようなアル
コール類、アセトン、メチルエチルケトンのようなケト
ン類、メトキシエチルアセテート、エトキシエチルアセ
テート、ブトキシエチルアセテートのようなグリコール
エーテルアセテート類、ジエチレングリコールジメチル
エーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテルのよ
うなグリコールジエーテル類等を挙げることができる。
水と併用できる共容媒量は、ブレンド総量00〜40%
、好ましくは10〜25%、例えば20%である。
、好ましくは10〜25%、例えば20%である。
ぐ 本発明に基づく低分子量プレポリマーの使用の結果
として、水溶性のエナメノレ、溶媒型のエナメルのいず
れも固形分は公知溶媒ベースのエナメル中の固形分より
高いものである。
として、水溶性のエナメノレ、溶媒型のエナメルのいず
れも固形分は公知溶媒ベースのエナメル中の固形分より
高いものである。
すなわち、前者では50〜55%固形分であるのに対し
、後者では30〜35%である。
、後者では30〜35%である。
一般的な固形分範囲は40〜65%であり、好ましい範
囲は45〜60%である。
囲は45〜60%である。
本発明の生成物は、従来公知のワイヤーエナメルの適用
法と同様に、フエルト塗布法、浸漬塗布法等の方法でワ
イヤーに適用されるものである。
法と同様に、フエルト塗布法、浸漬塗布法等の方法でワ
イヤーに適用されるものである。
以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。
実施例 1
a.ポリマーの調製
電動式攪拌機、ガス導入管、フラスコおよび留出頭に対
する温度計、3−バブルキャップ、スニーダ( Sny
der )精留塔および水冷凝縮器を備えた5l三つロ
フラスコに、反応成分A、B,C,DおよびEを仕込ん
だ。
する温度計、3−バブルキャップ、スニーダ( Sny
der )精留塔および水冷凝縮器を備えた5l三つロ
フラスコに、反応成分A、B,C,DおよびEを仕込ん
だ。
フラスコ内な窒素置換し、温度を徐々に450〜460
下に昇げ、所望の反応生成物が得られるまで同温度に保
持した。
下に昇げ、所望の反応生成物が得られるまで同温度に保
持した。
30%固形分のクレゾール酸溶液として測定した粘度が
U1/4となるところで反応を終了させた。
U1/4となるところで反応を終了させた。
ついで、溶融物な固形態とするため皿の中へ移した。
b.水性ワイヤーエナメルの調製
硬い固形樹脂な小片に破砕し、このポリマー400gを
N−メチルピロリドン(以下、NMP という。
N−メチルピロリドン(以下、NMP という。
)50グとともに3lの三つ口丸底フラスコに仕込み、
このポリマーが液化し溶解してしまうまで250〜27
0下に加熱した。
このポリマーが液化し溶解してしまうまで250〜27
0下に加熱した。
240〜250下の温度において、蒸留水およびジメチ
ルエタノールアミン(以下、DMEA という。
ルエタノールアミン(以下、DMEA という。
)のそれぞれ50gの混合物を注意深くフラスコに加え
た。
た。
さらに粘度をZ(ガードナーホルト粘度計による。
)に調整するため、水、アミンおよび溶媒を加え、その
結果、pH7.5〜8.5、固形分53.3%を得た。
結果、pH7.5〜8.5、固形分53.3%を得た。
つぎに、固形分対固形分ベースで4.5%量のタイザー
TEを溶液に加え、粘度Y1/4、pH8、固形分54
.1%の水性エナメルを得た。
TEを溶液に加え、粘度Y1/4、pH8、固形分54
.1%の水性エナメルを得た。
実施例 2
a.ポリマーの調製
実施例1(a)におけるのと同じ装置を用い、同様の手
順に従って本実施例のポリマーを調製した。
順に従って本実施例のポリマーを調製した。
30%固形分のクレゾール酸溶液として測定した粘度が
R1/2となるよう反応をコントロールした。
R1/2となるよう反応をコントロールした。
次いで、溶融物を固形態とする皿の中へ移した。
b.水性ワイヤーエナメルの調製
実施例1(b)におけるのと同じ装置を用い、同様の手
順により上記2(a)で得たベースポリマー500g、
NMP 6 2.5g、DMEA 6 5g、蒸留水2
5グおよびタイザーTEをブレンドして水性エナ〆ルを
調製した。
順により上記2(a)で得たベースポリマー500g、
NMP 6 2.5g、DMEA 6 5g、蒸留水2
5グおよびタイザーTEをブレンドして水性エナ〆ルを
調製した。
このようにして得た水性エナメルは、粘度W1/2、P
H8.35、固形分57.7%であった。
H8.35、固形分57.7%であった。
実施例 3
a.ポリマーの調製
実施例1(a)におけるのと同じ装置を用い、同様の手
順により本実施例のポリマーを調製した。
順により本実施例のポリマーを調製した。
反応成分は、溶融物が透明となり、もはや未反応物がな
くなるまで反応させた。
くなるまで反応させた。
30%固形分のクレゾール酸溶液として測定した粘度は
U1/2であった。
U1/2であった。
ついで、溶融物を固形態とした。
b.水性ワイヤーエナメルの調製
実施例1(b)におけるのと同じ装置を用い、同様の手
順により上記3(a)で得たベースポリマー500グ、
NMP65グ、DMEA65g、蒸留水252グおよび
タイザーTE28.IPをブレンドした。
順により上記3(a)で得たベースポリマー500グ、
NMP65グ、DMEA65g、蒸留水252グおよび
タイザーTE28.IPをブレンドした。
粘度X3/4、固形分5754%の水性エナメルが得ら
れた。
れた。
実施例 4
8.ポリマーの調製
本実施例のポリマーを調製するに当り、実施シ例1(a
)におけるのと同じ装置を用い、同様の手順を採用した
。
)におけるのと同じ装置を用い、同様の手順を採用した
。
試料が30%固形分のクレゾール酸溶液とした場合に清
澄となるまで反応させ、ついで固形態とするため溶融物
を皿の中へ移した。
澄となるまで反応させ、ついで固形態とするため溶融物
を皿の中へ移した。
b.水性ワイヤーエナメルの調製
K 実施例1(b)におけるのと同じ装置を用い、同様
の手順により上記4(a)で得たベースポリマー゛50
0グ、NMP 1 3 0グ。
の手順により上記4(a)で得たベースポリマー゛50
0グ、NMP 1 3 0グ。
DMEA50グおよび蒸留水520グをブレンドし、粘
度Yl/2+,固形分41,7%の水性エナメルを調製
した。
度Yl/2+,固形分41,7%の水性エナメルを調製
した。
実施例 5
a.ポリマーの調製
本実施例のポリマーを調製するに当り、実施例1(a)
におけるのと同じ装置を用い、同様の手順を採用した。
におけるのと同じ装置を用い、同様の手順を採用した。
試料が30%固形分クレゾール酸溶液とした場合に清澄
となるまで反応させ、ついで固形態とするため溶融物を
皿の中へ移した。
となるまで反応させ、ついで固形態とするため溶融物を
皿の中へ移した。
b.水性ワイヤーエナメルの調製
実施例1(b)におけるのと同じ装置を用い、同様の手
順により上記5(a)で得たベースポリマー500gに
NMP63g、DNEA 5 0 ?、蒸留水252g
およびタイザーTE 2 8 Pを加えてエナメルを調
製した。
順により上記5(a)で得たベースポリマー500gに
NMP63g、DNEA 5 0 ?、蒸留水252g
およびタイザーTE 2 8 Pを加えてエナメルを調
製した。
エナメルは、粘度X3/4、固形分58,5%であった
。
。
比較例
a.ポリマーの調製
本比較例のポリマーを調製するに当り、実施例1(a)
におけるのと同じ装置を用い、同様の手順を採用した。
におけるのと同じ装置を用い、同様の手順を採用した。
30%固形分クレゾール酸溶液として測定した最終粘度
■3/4になるよう反応をコントロールし、ついで溶融
物を固形態とするため皿の中へ移した。
■3/4になるよう反応をコントロールし、ついで溶融
物を固形態とするため皿の中へ移した。
.b.溶媒型ワイヤーエナメルの調製
上記比(a)で得られたベースポリマ−4001にクレ
ゾール酸314グおよび石油ナフサ(芳香族炭化水素)
186Pを加え、ポリマーが完全に溶解するまで300
Fに加熱した。
ゾール酸314グおよび石油ナフサ(芳香族炭化水素)
186Pを加え、ポリマーが完全に溶解するまで300
Fに加熱した。
つぎに、フラスコ内容物を160下にまで冷却し、クレ
ゾール酸65グ、石油ナフサ35g、40%固形分のク
レゾールーフェノール縮合物5 0gおよび40%固形
分のトルエンジイソシアネート三量体110グを加え、
溶液が均一になるまで攪拌した。
ゾール酸65グ、石油ナフサ35g、40%固形分のク
レゾールーフェノール縮合物5 0gおよび40%固形
分のトルエンジイソシアネート三量体110グを加え、
溶液が均一になるまで攪拌した。
TPT (テトライソグロピルチタネ−ト)18gを1
60Fの温度において加えた。
60Fの温度において加えた。
このバッチを250Fに昇温し、同温度に2時間保ち、
溶媒型ワイヤーエナメルを調製した。
溶媒型ワイヤーエナメルを調製した。
この粘度はG1/2、固形分は40%であった。
この溶媒型ワイヤーエナメルは、1週間後に曇りがかつ
てきたが、その他に変化はなかった。
てきたが、その他に変化はなかった。
実施例 6
a.ポリマーの調製
本実施例で採用された調製方法は、以下に示すように、
各々の反応成分を特定順序で反応させるものである。
各々の反応成分を特定順序で反応させるものである。
電動式攪拌機、ガス導入管、温度計付きディーンストラ
ップ( Dean − S trap )水トラップお
よび水冷式凝縮器を備えた5lの三つ口フラスコに、反
応成分A)、(Blおよび(C)を仕込んだ。
ップ( Dean − S trap )水トラップお
よび水冷式凝縮器を備えた5lの三つ口フラスコに、反
応成分A)、(Blおよび(C)を仕込んだ。
フラスコ内を窒素置換し、228下に昇温せしめた。
228’Fにおいて、反応成分(I)をフラスコに加え
、温度を320下に徐々に昇温させた。
、温度を320下に徐々に昇温させた。
同温度において留出が始まった。
反応はTMA全量が反応してしまうまで続けた。
温度は410Tで最高となり、留出物としての水72m
lが収集された。
lが収集された。
このバッチを338下に冷却し、反応成分(E)をそこ
へ加えた。
へ加えた。
温度を450下に徐々に昇温させ、さらに留出物98m
lが収集され、小球状物としての溶融試料の一滴が透明
な固い小球状物を室温で形成するまで同温度に保った。
lが収集され、小球状物としての溶融試料の一滴が透明
な固い小球状物を室温で形成するまで同温度に保った。
バッチを320下に冷却し、反応成分(F)をそこへ加
えた。
えた。
温度を3301にあげ、そして反応度合を粘度上昇で測
定するため定期的に試料を採集した。
定するため定期的に試料を採集した。
樹脂試料の粘度がT3/4+になった時にクレゾール酸
を加えて30%固形分に稀釈したのち、フラスコ内容物
を金属製ガロン缶に素早く仕込み固化せしめた。
を加えて30%固形分に稀釈したのち、フラスコ内容物
を金属製ガロン缶に素早く仕込み固化せしめた。
b.水性エナメルの調製
エナメル−1
実施例1(b)におけるのと同じ装置を用い、同様の手
順により上記6(a)で得たペースポリマー2201に
ブトキシアルコール110グ、DMEA1 1グ、蒸留
水440グ、ジアセトンアクリルアミドのヒドロキンメ
チレート化誘導体(以下、HMDAAという。
順により上記6(a)で得たペースポリマー2201に
ブトキシアルコール110グ、DMEA1 1グ、蒸留
水440グ、ジアセトンアクリルアミドのヒドロキンメ
チレート化誘導体(以下、HMDAAという。
)12.42およびタイザーLA4.8gを加え水性エ
ナメルを調製した。
ナメルを調製した。
その粘度はX3/4、pH8.0、固形分は287%で
あった。
あった。
エナメル−2
実施例1(b)におげろのと同じ装置を用いるが、以下
に示すような異なる手順に従って水性エナメルを調製し
た。
に示すような異なる手順に従って水性エナメルを調製し
た。
上記6(a)で得たベースポリマ−2401にブトキシ
エタノール6001を加え、ポリマーが完全に溶解する
まで290下に加熱した。
エタノール6001を加え、ポリマーが完全に溶解する
まで290下に加熱した。
つぎに290下でタイザーTPT(テトライソプロピル
チタネート)7.2gを加えたのち、320丁に昇温し
、同温度に1時間保った。
チタネート)7.2gを加えたのち、320丁に昇温し
、同温度に1時間保った。
フラスコ内容物を250下に冷却し、ブトキシメタノー
ル50gをそこへ加え均一になるまで攪拌した。
ル50gをそこへ加え均一になるまで攪拌した。
ついで、DMEA 1 5 gおよび蒸留水440gを
加え、溶液が均一で透明になるまで攪拌し水性エナメル
を得た。
加え、溶液が均一で透明になるまで攪拌し水性エナメル
を得た。
その粘度はM1/4、pHは8.06、固形分は29.
56%であった。
56%であった。
実施例 7
a.ポリマーの調製
本実施例のポリマーを調製するに当り、実施例6(a)
におけるのと同じ装置を用い、同様の手順を採用した。
におけるのと同じ装置を用い、同様の手順を採用した。
30%固形分クレゾール酸溶液として測定した最終粘度
R1/4になるよう反応をコントロールした。
R1/4になるよう反応をコントロールした。
ついで溶融物を固形態とするため皿の中へ移した。
b.水性エナメルの調製
エナメル−1
実施例1(b)におけるのと同じ装置を用い、同様の手
順により上記7(a)で得たベースポリマー640グに
ブトキシエタノール270g、DMEA 2 2gおよ
び蒸留水540gを加え、他の添加剤を含まぬ水性エナ
メルを調製した。
順により上記7(a)で得たベースポリマー640グに
ブトキシエタノール270g、DMEA 2 2gおよ
び蒸留水540gを加え、他の添加剤を含まぬ水性エナ
メルを調製した。
その粘度はQ1/4、pHは78、固形分は43.5%
であった。
であった。
エナメル−2
上記のエナメル−1の8501にHMDAA20.8S
’およびタイザーLA8?を硬化剤として加えてエナメ
ルを得た。
’およびタイザーLA8?を硬化剤として加えてエナメ
ルを得た。
その粘度はQ1/4、pHは7.8、固形分は42.2
%であった。
%であった。
実施例 8
8.ポリマーの調製
不央施例のボリマーを調製するに当り、実施例6(a)
におけるのと同じ装置を用い、同様の手順を採用した。
におけるのと同じ装置を用い、同様の手順を採用した。
30%固形分クレゾール酸溶液として測定した最終粘度
V1/2+になるよう反応をコントロールした。
V1/2+になるよう反応をコントロールした。
ついで、溶融物を固形態とするため皿の中へ移した。
b.水性エナメルの調製
上記8(a)で得たベースポリマ−480gにブトキシ
エタノール120グを加え、ポリマーが完全に溶解する
まで290’Pに加熱した。
エタノール120グを加え、ポリマーが完全に溶解する
まで290’Pに加熱した。
つぎに、タイザーTPT溶液(50%ブトキシエタノー
ル)28.8gを280下において65分間かけて滴下
した。
ル)28.8gを280下において65分間かけて滴下
した。
320Fに昇温し、同温度に1時間保持した。
ついで、フラスコ内容物を250Fに冷却し、ブトキシ
エタノール75gを加え、溶液が均一になるまで攪拌し
た。
エタノール75gを加え、溶液が均一になるまで攪拌し
た。
得られた溶液にDMEA 3 3 ? および蒸留水8
40グを加え、均一になるまで攪拌して水性エナメルを
調製した。
40グを加え、均一になるまで攪拌して水性エナメルを
調製した。
その粘度はM,pHは8.1、固形分は30.4%であ
った。
った。
実施例 9
a.ポリマーの調製
本実施例のポリマーを調製するに当り、実施例6(a)
におけるのと同じ装置を用い、同様の手順を採用した。
におけるのと同じ装置を用い、同様の手順を採用した。
30%固形分クレゾール酸溶液として測定した最終粘度
V1/4+になるよう反応をコントロールした。
V1/4+になるよう反応をコントロールした。
ついで、溶融物を固形態とするため皿の中へ移した。
硬い樹脂の融点は環球法で79℃であった。
b.水性エナメルの調製
実施例1(b)におけるのと同じ装置を用いるが、以下
に示すような異なる手順により水性エナメルを調製した
。
に示すような異なる手順により水性エナメルを調製した
。
上記9(a)で得たベースポリマ−480gにブトキシ
エタノール(好ましくは無水CaSO4を用いて乾燥さ
れたもの。
エタノール(好ましくは無水CaSO4を用いて乾燥さ
れたもの。
)120gを加え、ポリマーが完全に溶解するまで29
0Fに加熱した。
0Fに加熱した。
このバッチを200Fに冷却し、タイザーTPT15g
を20分かけて滴下した。
を20分かけて滴下した。
220下でブトキシエタノール50グを加え、10分間
のうちに253’Fにまで昇温させ、同温度で2時間保
持した。
のうちに253’Fにまで昇温させ、同温度で2時間保
持した。
その後、フラスコ内容物を170下に冷却し、DMEA
30g および蒸留水2001を加え、溶液が均一にな
るまで攪拌した。
30g および蒸留水2001を加え、溶液が均一にな
るまで攪拌した。
さらに、ブトキシエタノール30グおよび蒸留水655
グを加えてエナメルを調製し、粘度Vl/4、pH8.
05、固形分30、4%とした。
グを加えてエナメルを調製し、粘度Vl/4、pH8.
05、固形分30、4%とした。
実施例 10
a.ポリマーの調製
本実施例のポリマーを調製するに当り、実施例6(a)
におけるのと同じ装置を用い同様の手順を採用した。
におけるのと同じ装置を用い同様の手順を採用した。
溶融ポリマーに未反応の固形物がなくなるまで、すなわ
ち、小片が存在せず清澄となるまで反応させた。
ち、小片が存在せず清澄となるまで反応させた。
全留出物218mlが収集された。
b.水性エナメルの調製
未変性エナメル
実施例1(b)におけるのと同じ装置を用い、つぎの手
順により添加剤を含まぬエナメル、すなわち未変性エナ
メルを調製した。
順により添加剤を含まぬエナメル、すなわち未変性エナ
メルを調製した。
上記10(a)で得たベースポリマ−6001にブトキ
シエタノール67グを加え、ポリマーが完全に溶解する
まで290’Fに加熱した。
シエタノール67グを加え、ポリマーが完全に溶解する
まで290’Fに加熱した。
温度を250Fに下げ、DMEA30gを加え溶液が透
明になるまで混合した。
明になるまで混合した。
つぎに、蒸留水268グを加え、混合物が均一になるま
で攪拌した。
で攪拌した。
さらに蒸留水480グ、ブトキシエタノール120グお
よびDMEA30? を加えてエナメルを調製し、粘度
W1/4、pH 7〜8、固形分37.8%、ブトキシ
エタノール分(対全溶媒ブレンド)20%とした。
よびDMEA30? を加えてエナメルを調製し、粘度
W1/4、pH 7〜8、固形分37.8%、ブトキシ
エタノール分(対全溶媒ブレンド)20%とした。
エナメル−1
上記10(b)で得た未変性エナメル700gにHMD
AA14.82gおよびタイザーLA48.81を加え
、均一になるまで攪拌してエナメルを調製した。
AA14.82gおよびタイザーLA48.81を加え
、均一になるまで攪拌してエナメルを調製した。
エナメルは、粘度Yl/2+、pH7.85、固形分3
8.8%であった。
8.8%であった。
エナメル−2
上記10(b)で得た未変性エナメル800グにHMD
AA16,93gおよびタイザーTE 3 4.8 7
gを加え、均一になるまで攪拌してエナメルを調製した
。
AA16,93gおよびタイザーTE 3 4.8 7
gを加え、均一になるまで攪拌してエナメルを調製した
。
エナメルは、粘度Q3/4、pH8.4、固形分39.
7%であった。
7%であった。
実施例 11
a.ポリマーの調製
本実施例のポリマーを調製するに尚り、実施例6(a)
におけるのと同じ装置を用い同様の手順を採用した。
におけるのと同じ装置を用い同様の手順を採用した。
30%固形分クレゾール酸溶液として測定した最終粘度
U3/4+になるよう反応ヲコントロールし、ついで溶
融物を固形態とするため皿の中へ移した。
U3/4+になるよう反応ヲコントロールし、ついで溶
融物を固形態とするため皿の中へ移した。
上記11(a)で得たベースポリマ−480gにブトキ
シエタノール120gを加え、ポリマーが完全に溶解す
るまで290Fに加熱した。
シエタノール120gを加え、ポリマーが完全に溶解す
るまで290Fに加熱した。
つぎに300FでタイザーTPT溶液(50%ブトキシ
エタノール)28.8gを85分かけてフラスコに滴下
した。
エタノール)28.8gを85分かけてフラスコに滴下
した。
その後、直ちにブトキシエタノール101を加え、フラ
スコ内容物を300下で90分間保持した。
スコ内容物を300下で90分間保持した。
180Tの温度において、DMEA 2 5gおよび蒸
留水200グを加え、溶液が均一になるまで攪拌した。
留水200グを加え、溶液が均一になるまで攪拌した。
エナメルは非常に粘稠なので、ブトキシエタノール42
グおよび蒸留水5001をさらに加えて調整し、粘度X
+、pH 8.1、固形分34.3%とした。
グおよび蒸留水5001をさらに加えて調整し、粘度X
+、pH 8.1、固形分34.3%とした。
実施例 12
a.ポリマーの調製
本実施例のポリマーを調製するに当り、実施例6(a)
におけるのと同じ装置を用い同様の手順を採用した。
におけるのと同じ装置を用い同様の手順を採用した。
30%固形分クレゾール酸溶液における最終粘度がU3
/4となるよう反応をコントロールし、ついで固化せし
めるため金属製缶に移した。
/4となるよう反応をコントロールし、ついで固化せし
めるため金属製缶に移した。
b.水性エナメルの調製
上記12(a)で得たベースポリマ−4802にブトキ
シエタノール120グを加え、ポリマーが完全に溶解す
るまで2901に加熱した。
シエタノール120グを加え、ポリマーが完全に溶解す
るまで2901に加熱した。
つぎに、290下においてタイザーTPT溶液(50%
ブトキシエタノール)28.81を50分かげてフラス
コに滴下し、組成が均一になるまで攪拌した。
ブトキシエタノール)28.81を50分かげてフラス
コに滴下し、組成が均一になるまで攪拌した。
その後、ブトキシエタノール40グを一度に加え、フラ
スコ内容物を300下に1時間保持した。
スコ内容物を300下に1時間保持した。
このバッチを135Fに冷却し、DMEA30P お
よび蒸留水660gを加え、溶液が均一になるまで攪拌
しエナメルを得た。
よび蒸留水660gを加え、溶液が均一になるまで攪拌
しエナメルを得た。
その粘度はU3/4、pH7.8、固形分35.3%で
あった。
あった。
実施例 13
a.ポリマーの調製
本実施例のポリマーを調製するに当り、実施例6(a)
におけるのと同じ装置を用い同様の千顆を採用した。
におけるのと同じ装置を用い同様の千顆を採用した。
30%固形分クレゾール酸溶液における最終粘度がV1
/4+となるよう反応をコントロールし、ついで固化せ
しめるため溶融物を金属製缶に移した。
/4+となるよう反応をコントロールし、ついで固化せ
しめるため溶融物を金属製缶に移した。
b.水性ワイヤーエナメルの調製
上記13(a)で得たベースポリマ−200gにN−メ
チルピロリドン50グを加え、270℃に加熱しポリマ
ー溶解させた。
チルピロリドン50グを加え、270℃に加熱しポリマ
ー溶解させた。
このバッチを200下に冷却し、DMEA10g およ
び蒸留水15 0gを加えた。
び蒸留水15 0gを加えた。
1時間攪拌した後、エナメルが大変に粘稠なので、蒸留
水325グ、N−メチルピロリドン50グ、DMEA7
g およびタイザーTE10gを加えて調整し、粘度
H1/2、pH7.9、固形分25.93%とした。
水325グ、N−メチルピロリドン50グ、DMEA7
g およびタイザーTE10gを加えて調整し、粘度
H1/2、pH7.9、固形分25.93%とした。
これらの水性ワイヤーエナメルの優れた電気的性能を示
すため、各実施例で示したものから幾つか選び、同じペ
ースポリマーを用いた溶媒型エナメルの電気的性能と比
較した。
すため、各実施例で示したものから幾つか選び、同じペ
ースポリマーを用いた溶媒型エナメルの電気的性能と比
較した。
その結果は、第1表に示すとおりである。
実際に、本発明に基づく水性エナメルの全性能は極めて
望ましいものである。
望ましいものである。
第1表における溶媒エナメルに使用されている溶媒は、
クレゾール酸65%と芳香族ナフサ35%とからなるも
のである。
クレゾール酸65%と芳香族ナフサ35%とからなるも
のである。
室温においてエナメルをワイヤーに適用させたのち、8
00下で従来公知の方法に従って焼付した。
00下で従来公知の方法に従って焼付した。
焼付温度としては、従来通りの温度、例えば700〜9
00下を採用できる。
00下を採用できる。
チタネート含量の効果について、実施例1のポリマーを
用いて調製されたエナメルで試験した。
用いて調製されたエナメルで試験した。
その結果は、第2表に示したとおりであった。
第2表で示されているように、チタネート含量を大きく
したことによる第1の効果は、テイシペーションファク
ターの大きな上昇にある。
したことによる第1の効果は、テイシペーションファク
ターの大きな上昇にある。
すなわち、タイザーTEが2.5%および3.5%の低
レベルではデイシペーションファクターはそれぞれ9.
88i※および11.35であるのに対して、タイザー
TEが4。
レベルではデイシペーションファクターはそれぞれ9.
88i※および11.35であるのに対して、タイザー
TEが4。
5%および9%の高レベルではデイシペーションファク
ターはそれぞれ25.53および3 6.6 7と非常
に高いものである。
ターはそれぞれ25.53および3 6.6 7と非常
に高いものである。
他のワイヤー性能も溶媒型エナメルを用いたワイヤー性
能と十分に比較し得るものである。
能と十分に比較し得るものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 600〜13000分子量、1.8:1〜2、5:
1のOH対COOH比およびポリイミドとポリエステル
との合計重量基準で5〜60%のポリイミド含量を有し
、該ポリエステルのアルコールは少なくとも3個のヒド
ロキシル基を有するアルコールを含有してなる初期ポリ
エステルーイミドプレポリマーをアンモニアまたはアミ
ンと反応させることにより製造される水溶性熱硬化性ポ
リエステルーイミドプレポリマー組成物。 2 アミンは第三級アミンである特許請求の範囲第1項
に記載の組成物。 3 チタネート硬化剤を含有してなる特許請求の範囲第
2項に記載の組成物。 4 少なくとも3個のヒドロキシル基を有するアルコー
ルは、トリノ(2−ヒドロキシエチル)インシアヌレー
ト、グリセリン、トリメチロールプDパン、■・2・6
−ヘキサントリオール、ペンタエリストリトール、トリ
メチロールエタンまたは3−メチル−1・3・5−ヘキ
サントリオールよりなるものである特許請求の範囲第1
項または第2項に記載の組成物。 5 チタネートは水溶性チタネートである特許請求の範
囲第3項に記載の組成物。 6 組成物は水に溶解したうえでワイヤーエナメルとし
ての用途に好適である特許請求の範囲第2項に記載の組
成物。 7 少量の水溶性極性有機溶媒を含有してなる特許請求
の範囲第6項に記載の組成物。 8 水溶性チタネート硬化剤を含有してなる特許請求の
範囲第7項に記載の組成物。 9 ポリイミドは芳香族ジアミンと芳香族トリカルボン
酸モノ無水物との反応生成物を含有してなる特許請求の
範囲第6項に記載の組成物。 10 芳香族トリカルボン酸モノ無水物は無水トリメリ
ット酸である特許請求の範囲第9項に記載の組成物。 11ホリエステルのアルコールはトリス(2−ヒドロキ
シエチル)インシアヌレートを含有してなる特許請求の
範囲第10項に記載の組成物。 12 ポリエステルの酸はテレフタル酸またはイソフ
タル酸を含有してなる特許請求の範囲第11項に記載の
組成物。 13 ポリエステルの酸はテレフタル酸を含有してな
る特許請求の範囲第12項に記載の組成物。 14 ポリエステルの酸はジイミドジ力ルボン酸を含
有し、該イミド基は五員イミド環を有してなる特許請求
の範囲第13項に記載の組成物。 15 ポリイミドは2モルの無水トリメリット酸と1
モルのオキシジアニリンまたはメチレンジアニリンとの
イミドである特許請求の範囲第14項に記載の組成物。 16 ポリイミドは、ポリイミドとポリエステルの合
計量の35〜55%である特許請求の範囲第15項に記
載の組成物。 17 0H対C00H比は2.20〜2、50:1であ
る特許請求の範囲第16項に記載の組成物。 18 ポリエステル用にチタネート硬化剤を含有してな
る特許請求の範囲第17項に記載の組成物。 19 チタネートは水溶性である特許請求の範囲第18
項に記載の組成物。 20溶媒はN−メチルピロリドン、プチロラクトン、ジ
メチルスルホキサイド、ジアセトンアルコール、ジオキ
サン、グリコールのモノアルコキシエーテル、クリコー
ル、ケトン、クリコールアセ.テートのモノアルコキシ
エーテル、アルカノールまたはグリコールのジアルコキ
シエーテルであり、かつ全溶媒の10〜40%使用され
る特許請求の範囲第9項に記載の組成物。 21第三級アミンはアルキルアルカノールアミン、アル
キルモルホリンまたはヒドロキシアルキルモルホリンで
ある特許請求の範囲第7項に記載の組成物。 22第三級アミンはジメチルエタノールアミンである特
許請求の範囲第7項に記載の組成物。 23 第三級アミンはジメチルエタノールアミンであ
る特許請求の範囲第18項に記載の組成物。 24600〜13000分子量、1.8:1〜2.5:
1のOH対COOH比およびポリイミドとポリエステル
との合計重量基準で5〜60%のポリイミド含量を有し
、該ポリエステルのアルコールは少なくとも3個のヒド
ロキシル基を有するアルコールを含有してなる初期ポリ
エステルーイミドプレポリマーを水溶性極性有機溶媒に
溶解し、ついで第三級アミンが添加されている水を加え
ることを特徴とする水溶性熱硬化性ポリエステルーイミ
ドプレポリマー組成物の製造方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US69443276A | 1976-06-09 | 1976-06-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52150497A JPS52150497A (en) | 1977-12-14 |
JPS5812900B2 true JPS5812900B2 (ja) | 1983-03-10 |
Family
ID=24788797
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52066826A Expired JPS5812900B2 (ja) | 1976-06-09 | 1977-06-08 | 水溶性ポリエステル−イミド樹脂 |
JP57161562A Expired JPS5953304B2 (ja) | 1976-06-09 | 1982-09-16 | 被覆導電体およびその製造方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57161562A Expired JPS5953304B2 (ja) | 1976-06-09 | 1982-09-16 | 被覆導電体およびその製造方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JPS5812900B2 (ja) |
AU (1) | AU509923B2 (ja) |
BR (1) | BR7703706A (ja) |
CA (1) | CA1103841A (ja) |
DE (1) | DE2724913A1 (ja) |
FR (1) | FR2354371A1 (ja) |
GB (1) | GB1557850A (ja) |
IT (1) | IT1075385B (ja) |
ZA (1) | ZA772330B (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JPS62234102A (ja) * | 1986-04-04 | 1987-10-14 | Mitsubishi Electric Corp | 繊維強化プラスチツク製反射鏡 |
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FR2664899B1 (fr) * | 1990-07-18 | 1994-09-30 | Chevalets Aubert Sa | Composition et methode d'obtention des vernis electro-isolants contenant de l'eau a base de resines esterimides au trihydroxyethylisocyanurate destines a l'emaillage des fils electriques. |
JP2012111922A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-14 | Sumitomo Electric Wintec Inc | 低誘電率被膜用ポリエステルイミド樹脂系ワニス |
WO2021030117A1 (en) * | 2019-08-09 | 2021-02-18 | Huntsman International Llc | Polyester polyol comprising an imide moiety and methods of manufacture thereof |
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JPS5128297B2 (ja) * | 1973-08-16 | 1976-08-18 | ||
JPS5135485B2 (ja) * | 1973-08-17 | 1976-10-02 | ||
DE2401027C2 (de) * | 1974-01-10 | 1983-02-03 | Dr. Beck & Co Ag, 2000 Hamburg | Verfahren zur Isolierung von elektrischen Leitern mit Harzschmelzen |
US4180612A (en) * | 1974-03-04 | 1979-12-25 | General Electric Company | Hydantoin-polyester coating compositions |
AT336748B (de) * | 1975-02-19 | 1977-05-25 | Beck & Co Ag Dr | Verfahren zur herstellung wasserverdunnbarer elektroisolierlacke |
-
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- 1977-03-30 CA CA275,141A patent/CA1103841A/en not_active Expired
- 1977-03-31 IT IT21953/77A patent/IT1075385B/it active
- 1977-04-01 AU AU23852/77A patent/AU509923B2/en not_active Expired
- 1977-04-18 ZA ZA00772330A patent/ZA772330B/xx unknown
- 1977-06-02 DE DE19772724913 patent/DE2724913A1/de active Granted
- 1977-06-08 BR BR7703706A patent/BR7703706A/pt unknown
- 1977-06-08 JP JP52066826A patent/JPS5812900B2/ja not_active Expired
- 1977-06-09 FR FR7717654A patent/FR2354371A1/fr active Granted
-
1982
- 1982-09-16 JP JP57161562A patent/JPS5953304B2/ja not_active Expired
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JPS52150497A (en) | 1977-12-14 |
GB1557850A (en) | 1979-12-12 |
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