JPS5812868B2 - ツウキセイオユウスルハンシヤシ−トノセイゾウホウ - Google Patents

ツウキセイオユウスルハンシヤシ−トノセイゾウホウ

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JPS5812868B2
JPS5812868B2 JP50093963A JP9396375A JPS5812868B2 JP S5812868 B2 JPS5812868 B2 JP S5812868B2 JP 50093963 A JP50093963 A JP 50093963A JP 9396375 A JP9396375 A JP 9396375A JP S5812868 B2 JPS5812868 B2 JP S5812868B2
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JP
Japan
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layer
reflective
sheet
small
tonosei
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JP50093963A
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JPS5217587A (en
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山中啓幹
小林邦二
森本真一
富田正信
望月政嗣
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Unitika Ltd
Unitika Sparklite Ltd
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Unitika Ltd
Unitika Sparklite Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は編織物や不織布(以下これらを布帛と略記する
)に貼着した場合に通気性を有する反射布帛が得られ、
また、基板に貼着した際には基板との間に空気泡が残存
しないところの通気性を有する反射シートの製造法に関
するものである。
従来、反射シートとしては反射構成層が平面よりなるも
の、または傾斜面よりなるもの、または半球面よりなる
もの、または曲面よりなるもの、またはこれらの複合面
よりなるもの、または透明小球子と反射面とよりなるも
のが一般的に知られており、また反射シートを基板に貼
着した場合に基板との間に空気泡が残存することを防ぐ
ために反射シート製造後に反射シートの表面より接着剤
を貫通するように穿孔してピンホールを設けることも公
知である。
しかしてかかる反射シート製造後に機械的に強制的に小
通気孔を穿孔したものは基板に接着せしめた後にその表
面状況を観察すると部分的な亀裂が発生する場合がある
特に基板に凹凸面や鋭角的曲面があると亀裂の発生が甚
しい。
加うるに「打抜きかす」が生じ、これが反射シート表面
や接着剤面に付着して商品価値が低下するとともに、後
の印刷時の障害となるものである。
また布帛に反射シートを貼着して合成皮革調衣料とする
場合には通気性を有することが必須要件となるので小通
気孔が必要である。
この場合の布帛に対する反射シートの接着剤は接着性の
強さを考慮すればもちろんのこと感圧型や感熱型の接着
剤は使用できないので畢寛打抜いた反射シートに接着時
には粘稠液状の接着剤を使用せねばならない。
その結果折角穿った小通気孔を接着剤で閉塞してしまう
ことになる。
かかる故に布帛に反射シートを接着した後に穿孔すると
、この場合もまた前記したと同様に反射シートに亀裂が
入ったり、打抜かすが付着したり、また打抜いた孔の周
囲が打抜き時に窪みとなって見苦しく、かつ後のプリン
ト時にその窪みに着色剤が溜って着色効果が好ましくな
いものとなるなどの欠点を有するものである。
本発明の方法は上記のごとき反射シートへ小通気孔を開
設する従来方法の欠点を解決すべく鋭意研究の結果到達
したものである。
すなわち本発明は、多数の小突起を有する仮ベースシ一
ト上の小突起部分を残した門部に、表面樹脂層と、その
上に、透明小球子と焦点樹脂層と光反射層、透明小球子
と焦点樹脂層、又は光反射層のみの少なくともいずれか
からなる反射構成層、及び接着剤層を、順に前記小突起
部分の高さと同一高さになるととごく積層することを特
徴とする通気性を有する反射シートの製造方法である。
本発明の方法は通常使用される感圧型接着剤を付与した
反射シートや感熱型接着剤を使用した反射シートにも適
用できるとともに、特に薄くて柔軟で伸長性を有する反
射シ一トを用いた合成皮革調の通気性を有する反射布帛
を製造する場合に好適な方法である。
以下に本発明の反射シートの内の再帰性反射シートの製
造法について図面によって説明する。
第1図の1は本発明の方法に用うる仮ベースシートの断
面形状の数列であり、該シ一ト1の上面には多数の小突
起1′を有している。
小突起1′の形状は種々の錐体、錐台、柱体その他形状
を問わないが、その大きさは通気性および用途目的によ
るところの透湿性の必要上小突起1′の直径は10〜2
00ミクロンが適当であり、高さは最終的に得る反射シ
ート(接着剤層を含んだもの)の所望の厚さに規定され
る。
一般に再帰性反射シートの製造工程には表面樹脂層、充
填樹脂層、焦点樹脂層、接着剤層等の樹脂層が設けられ
、これら各樹脂層は樹脂濃度10〜50%(重量濃度)
の溶液をロールコータ方式で塗布後、加熱乾燥硬化する
工程で得られるものであるが各層に用うる樹脂濃度は上
記小突起の決定した高さに支配されるものである。
すなわち各層となる樹脂溶液はその小突起の高さまで塗
布して溶剤が蒸発した後において所望の層厚さに減少す
るように各層の樹脂濃度は設定するものである。
第2図は感圧接着型や感熱接着型の再帰性反射シートの
構成を示すもので多数の小突起1′を有する仮ベースシ
ート1上に表面樹脂2溶液を塗布し半乾燥後、屈折率1
.9〜2.3直径10〜100ミクロンの透明小球子3
を均一に散布して下半球部分を埋没固着せしめる。
次にレンズとしての透明小球子3の焦点形成位置に該透
明小球子3の上半球部分にほぼ対応する一定厚みの同心
半球殼の微小凹凸透明樹脂層すなわち焦点樹脂層4を乾
燥固化して形成する。
この場合の表面、充填、焦点の各樹脂はいずれも透明樹
脂である。
次いで焦点樹脂層4のうえに光反射層5としてアルミニ
ウムを真空蒸着する。
本発明において、この透明小球子3と焦点樹脂層4と光
反射層5とからなる部分を反射構成層といい、この反射
構成層としては、前記のほか透明小球子3と光反射層5
とからなるもの、又は光反射層のみからなるもの、即ち
表面樹脂層2の上に直接光反射層5を設けたもの、も含
まれる。
次に光反射層5の上に接着剤層6を積層し、さらに離型
紙7を貼着する。
この場合接着剤層6中に金属アルミニウム粉末や酸化チ
タン等の光反射性物質を分散混入させてもよい。
又、仮ベースシ一ト1上に積層された表面樹脂層2から
接着剤層6までの層厚さを小突起1′の高さとほぼ同一
にすることが必要である。
得られた積層シートは、仮ベースシ一ト1を取外して反
射シートとして製品とするが、接着剤層6を介して基板
あるいは基布に接着したのち仮ベースシ一ト1を取外し
てもよい。
第3図は小通気孔を開設した合成皮革調再帰性反射布帛
の構成の一実施例であり、この場合の再帰性反射シート
は特に厚さが薄くて各樹脂層には柔軟で伸長性を有する
樹脂を使用するものでありまた仮ベースシ一トは小突起
以外の面が平滑な面のものや、天然皮革に似た風合を得
るために微小凹凸状のシボ形面のものを用うろことがあ
る。
このように表面にシボ形状があると再帰性反射シートと
しては反射輝度がある程度低下することは避けられない
が特異な光輝性を示す合成皮革衣料として好適な素材と
なる。
以下に本発明の実施例の合成皮革調再帰性反射布帛につ
いて第3図によって更に詳細に説明する。
実施例 高さ約120ミクロン底径約30ミクロンの円錐体の小
突起1′を1cm2当り約30個有する仮ベースシート
1を用い、これに表面樹脂2として一液型ポリウレタン
の10%トルエンーイソプロパノール溶液(重量%)を
リバースロールコータで塗布し、130℃で5分間加熱
乾燥させる。
次に充填樹脂2′として表面樹脂2に用いたものと同一
の樹脂溶液を塗布し80℃で3分間乾燥後、屈折率2.
2平均粒径60ミクロンの透明小球子3を散布し下半球
部を自重で埋没せしめ150℃で2分間加熱することに
より固着せしめる。
次に焦点樹脂4として軟質アクリル樹脂の20%トルエ
ンーブタノール溶液(重量%)を最犬の反射輝度が得ら
れる厚みに塗布し、150℃で5分間加熱乾燥後、光反
射層5としてアルミニウムを真空蒸着させる。
最後に接着剤6として二液型ポリウレタンの65%酢酸
エチル溶液(重量%)でこれに金属アルミニウム粉末を
10%を分散した溶液を塗布し60℃で1分間粘着性が
残る程度に半乾燥後、基布8としてナイロントリコット
を積層圧着させて130℃で3分間熱処理する。
一昼夜放置後仮ベースシート1を剥離することにより通
気性の良好な合成皮革調再帰性反射布帛を得た。
本実施例によった通気性を有する再帰性反射布帛は、通
気孔の周辺の外観が平たんで孔が目立たなく通気性、透
湿性に優れ光を正しく再帰反射する特性を有するので特
に夜間において交通整理に従事する警察官、道路工事作
業員、学童の通学服二輪車搭乗者の外衣等の交通事故防
止のための安全服用として極めて好適であり、その他遊
芸人、歌手衣料や装飾効果をもたらすファッション素材
として有効なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用する仮ベースシ一トの断面図、第
2図第3図は本発明の実施例によって得た製品の断面図
を示すものである。 1は仮ベースシート、1′は小突起、2は表面樹脂、3
は透明小球子、4は焦点樹脂、5は光反射層、6は接着
剤、7は離型紙、8は布帛である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多数の小突起を有する仮ベースシ一ト上の小突起部
    分を残した凹部に、表面樹脂層と、その上に、透明小球
    子と焦点樹脂層と光反射層、透明小球子と光反射層、又
    は光反射層のみ、のいずれかからなる反射構成層及び接
    着剤層を、順に前記小突起部分の高さと同一高さになる
    ごとく積層することを特徴とする通気性を有する反射シ
    ートの製造法。
JP50093963A 1975-08-01 1975-08-01 ツウキセイオユウスルハンシヤシ−トノセイゾウホウ Expired JPS5812868B2 (ja)

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JP50093963A JPS5812868B2 (ja) 1975-08-01 1975-08-01 ツウキセイオユウスルハンシヤシ−トノセイゾウホウ

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JPS5217587A JPS5217587A (en) 1977-02-09
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JPS588983B2 (ja) * 1977-09-28 1983-02-18 ユニチカ株式会社 対照色浮き出し能を有する再帰性反射シ−ト
JPS5535940U (ja) * 1978-08-27 1980-03-07
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