JPS58128135A - 乳化剤 - Google Patents

乳化剤

Info

Publication number
JPS58128135A
JPS58128135A JP57008565A JP856582A JPS58128135A JP S58128135 A JPS58128135 A JP S58128135A JP 57008565 A JP57008565 A JP 57008565A JP 856582 A JP856582 A JP 856582A JP S58128135 A JPS58128135 A JP S58128135A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emulsifier
emulsion
emulsifying agent
isocyanate
hlb
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57008565A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiju Konno
今野 英寿
Mitsuo Kase
光雄 加瀬
Noboru Ogoshi
小越 昇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP57008565A priority Critical patent/JPS58128135A/ja
Publication of JPS58128135A publication Critical patent/JPS58128135A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本la明は新規にして青用なる乳化剤に関するものであ
る。
従来より、アルキド樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂
もしくはアクリル樹脂などの各種合成樹脂またはロジン
などの天然樹脂に乳化剤を用いて水分散液となし、これ
を瞼料、印刺インキ、接着剤、繊維処理剤および紙処理
剤など多方面の用途に供されている処から、かかる分散
液は工業的に益々その重要度が増大してきている。
ところで、従来より公知公用の脂肪酸塩、アルキル硫酸
塩またはアルキルベンゼンスルホン酸塩などのイオン性
乳化剤はすぐれた乳化効果を有しているものの、一般的
に樹脂が本来保有している耐化″生薬品性などの性能を
著しく損ない、またポリオキシエチレンアルキルエーテ
ルまたは虚、糠エステルなどの如き既存の非イオン性乳
化剤も上記イオン性乳化剤はどではないにせよ、樹脂本
来の性能を著しく損なうなどの欠点を有していた。
他方、前記の如き各種の樹脂を用いるにさいしては、現
状では多くの場合、キジロールなどの芳書族系をはじめ
、アルコール系、エステル系またはケトン系などの有機
溶剤に溶解ないしは希釈した形で供されている。
ところが、有機溶剤を用いた場合にはその取り扱い次第
では、人体に対する薬害や発火などの危険性があるし、
あるいけ省資源の点などからも、溶液の形態から(水)
分散液の形態への移行が重要な課題となるに及んで、性
能の良そこで、本発明者らはこうした現状に鑑みて鋭意
研究を進めた結果、特定の数平均分子量(以下、分子量
と略記する。)、水酸基数およびHLBIIIIにある
ウレタン化反応生成物が水分散化の効果にすぐれ、以下
に記載する如き各種の樹IN&:対してすぐれた親和性
をも有することを見出して、本発明を完成させるに測っ
た。
すなわち、本発明はアルコール成分とイソシアネート成
分とのウレタン化反応によって得られる生成物のうち、
その分子量の範囲が1000〜50000で、1分子当
りの平均水酸基数の範囲が2〜20で、しかもHLBの
範囲が8〜20である乳化剤を提供するものである。
ここにおいて、上記したアルコール成分として代表的な
ものを示せば、まずエチレングリコール、プロピレング
リコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコ
ール、1.4−ブタンジオール、1.3−ブタンジオー
ル、1゜6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロー
ルプロパン、ペンタエリスリトール、ジグリセリンー、
ジペンタエリスリトール、1.4−ベンジルアルコール
、ビスフェノール^、水添ビスフェノールA、ビスフェ
ノール・ジヒドロキシプロピルエーテル、ポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメ
チレングリコール、ポリエチレンアジペートまたはポリ
プロピレンアジベートなどであるが、これらのうちでも
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールま
たはポリメチレングリコールなどは、通称をポリエーテ
ルとも言い、それぞれの構成単位である一般式 %式%() で示されるエポキシ化合物(1)の開環重合体として、
2o0程度から数千にも及ぶ種々の分子量をもったポリ
エーテル(II)が市販されているので、容易に入手す
ることができる。
また、前記アルコール成分としては分子量が260〜5
000の一囲にある多官能の水酸基を有するポリエーテ
ルも使用し得、これらはグリセリンまたはペンタエリス
リトールなどと前記エポキシ化合物(1)とから製造さ
れて市販されているそれぞれグリセリン誘導体(分子量
=260〜5000)、ペンタエリスリトール誘導体(
分子量:290〜540)などを用いることができる。
さらに、たとえばエポキシ樹脂や、これらエポキシ樹脂
が水などにより開環されて得られる化合物もまた使用す
ることができる。
エポキシ樹脂としては[エビクロン1050J  (大
日本インキ化学工業■製品)などの如き市販品を容易に
入手することもできる。
なお、エチルアルコールまたは2−エチルへキシルアル
コールなどのモノアルコールなどを、必要により、少量
併用することもできる。
本発明の乳化剤を得るに当って用いられる前記アルコー
ル成分としては、以上に述べたように、炭化水素鎖およ
び/またはエーテル結合を有する三官能以上のアルコー
ルであることが必要であるが、場合によってはエステル
結合、アミド結合またはウレタン結合などの如き他の結
合鎖をも含んでいてもよいが、スルホン酸基(−3o、
−)、硫酸工1 ステル基(−0−3−0−−)またはアンモニウム基I (−NEE)などの強イオン性結合鎖を含むものであっ
てはならない。
他方、前記イソシアネート成分としては三官能以上のイ
ソシアネート化合物が用いられるが、そのうちの代表的
なア ものには1.6−ヘキサメチレンジイソh−)、1.8
−オクタメチレンジイソシアネート、1.2−ドデカメ
チアネート類;3.3’−ジイソシアネートジプロピル
エーテル、3−イソシアネートメチル−3,5,5−ト
リメチルシクロヘキシルイソシア埴−ト、シクロベンチ
レンー1゜3−ジイソシアネート、シクロヘキシレン−
1,4−ジイソシアネート、メチル−2,6−ジイソシ
アネートカプロエート、ビス(2−イソシアネートエチ
ル)フマレート、4−メチル−1,3−ジイソシアネー
トシクロヘキサン、トランスビニレンジイソシアネート
および類似の不飽和イソシアネート、4.4’−メチレ
ン−ビス(シクロヘキシルイソシアネート)ミメタンジ
イソシアネー)、N、 N’、 N“−トリス(6−イ
ツシアネートヘキサメチレン)ビウレットあるいはビス
(2−イソシアネートエチル)カーボネイトおよび類似
のジイソシアネートの炭酸塩などの脂肪族または脂環族
ポリイソシアネート;トルエンジイソシアネート、キシ
リレンジイソシアネート、ジアニシジンジイソシアネー
ト、4.4−ジフェニルメタンジイソシアネート、■−
エトキシー2.4−ジイソシアネートベンゼン、1−ク
ロロ−2,4−ジイソシアネートベ゛ンゼン、トリス(
4−イソシアネートフェニル)メタン、ナフタレンジイ
ソシアネート、フルオレインジイソシアネートあるいは
4.4′−ビフェニルジインシアネートのような芳香族
ポリイソシアネート;さらにはフェニレンジイソシアネ
ー)、3. 3−ジメチル−4,4′−ビフェニルジイ
ソシアネート、p−イソシアネート−ベンジルイソシア
ネート、テトラクロロ−1,3−フェニレンジイソシア
ネートなどがあるが、上記した各種の有機ポリイソシア
ネートと少量の低分子量ポリヒドロキシ化合物またはポ
リアミン化合物との反応生成物であるNGO末端プレポ
リマーもまた使用できる。このうち、上記の低分子量ポ
リヒドロキシ化合物としては、多官能の水酸基を有する
ポリエーテルを除いた前記のアルコール成分を用いるの
がよく、他方、上記の低分子量ポリアミン化合物として
はエチレンジアミン、プロピレンジアミンまたはへキサ
メチレンジアミンなどが代表的なものとして挙げられる
本発明の乳化剤は前述した如きアルコール成分とイソシ
アネート化合物とのウレタン化反応によって得られるも
のであるが、このウレタン化反応にさいしては、アルコ
ール成分における水酸基数をイソシアネート成分におけ
るイソシアネート基数に対して過剰に用いて、得られる
乳化剤用化合物(ウレタン化反応生成物)の分子末端が
水酸基となるようにする。
かくして得られる乳化剤の分子量としては1000〜5
0000、好ましくは3000〜aooooなる範囲内
に入ることが必要であり、またこの乳化剤の1分子当り
の平均水酸基数としては2〜20、好ましくは3〜15
なる範囲内に入ることが必要である。
分子量が1000未満である場合には十分な乳化力をも
ったものが得られ難く、逆に、5ooooを超えるよう
な場合には水に対する溶解性が低下すると共に、その水
溶液の粘度が余りにも高くなって、実用上、支障を来す
ことになるので、いずれも好ましくない。
また、前記水酸基数が余りに少なすぎるときは乳化剤の
親水性が低下するために、乳化力および乳化された樹脂
の水分散液の貯蔵安定性などの如き乳化剤として効果が
低下するし、逆に、水酸基数が余りに高くなりすぎると
きは樹脂の水分散液を実用に供したさいに、耐水性など
の性能の点でその樹脂本来の性能を損なわしめることと
なるので、いずれも好ましくない。
このHL B (Hydrophile−Lipopb
lle Ba1ance)とはGriffinによって
J、Soc、Cosmetlc Chesists、1
311 (1949)に定められているように、)HL
B価の概念であり、乳化力を表す値であり、次式の如く HLB−E15            (In)定義
されよう。
このHLBが8未満である場合には貯蔵安定性のすぐれ
た樹脂の水分散液を得ることが難しくなる一方で、20
を超えるようなHLBの乳化剤を設計すること自体が詭
しく、水分散液中に含まれる樹脂本来の性能、就中、耐
水性などを損なう危険がある。
ところで、本発明の乳化剤を製造するさいには、通常、
20〜IQO℃の温度で実施するのが適当であり、より
好ましくは4σ〜80℃である。
そして、このさいのウレタン化反応は、通常は無触媒下
に実施するのが好ましいが、特に所望ならば、反応触媒
として知られている微量の有機アミン系触媒または錫系
触媒の使用によるのがよい。
かくして得られる本発明の乳化剤楳アルキド樹脂、アク
リル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹
脂、メラミン樹脂、またはリジン、あるいはこれらの変
性樹脂たるスチレン化アルキド樹脂、アクリル化アルキ
ド樹脂、ウレタン変性アルキド樹脂、エポキシ変性アル
キド樹脂もしくはロジン変性マレイン酸樹脂などの如き
各種の樹脂などの水分散液を調製するにさいして有効で
あるが、就中、ポリウレタン樹脂用の乳化剤として好適
である。
すなわち、本発明の乳化剤は上記した如き各種樹脂など
との親和性がすぐれる非イオン性のものであって、しか
も極端な親水性基を含むものではないために、耐薬品性
、就中、耐水性などの点で極めてすぐれた水分散液を与
えるものである。
また、本乳化剤をポリウレタン樹脂に対して用いるに当
り、本乳化剤に分岐型の構造を持たせるような乳化剤と
なして、これをブロックポリイソシアネート−ポリオー
ルの焼付硬化タイプの゛水分散液の調製に用いた場合に
は、かかる乳化剤の分子末端にイソシアネート基と反応
性を有する水分散基を有しているために、焼付硬化のさ
い←はブロックポリイソシアネートより再生されるイソ
シアネート基との反応に乳化剤自体がオτので、ポリウ
レタン樹脂中に取り込まれる処から、とりわけ性能のよ
い水分散液を与えることになる。
このように、本発明の乳化剤を用いた水分散液は愉料、
印刷インキ、接着剤、繊維処理剤、紙処理剤などの用途
に好適な材料を提供するものである。
次に、本発明を実施例、応用例、比較例および比較応用
例により具体的に説明するが、以下において%は特に断
りのない限りは重量%を意味するものとする。
実施例1 (al  攪拌器、滴下ロート、温度針、窒素ガス導入
管および冷却管を備えた丸底フラスコに、窒素ガス雰囲
気下で、分子量270のポリプロピレントリオール(大
日本インキ化学工業■製品を使用)の39.9 gと分
子量2000のポリエチレングリコール(日本論**製
品を使用)の855、7 gを入れ、70℃の温度で攪
拌しながら均−溶液となした。
次いで、これに74.4 gのへキサメチレンジイソシ
アネートを滴下して同温度で4時間反応させ、室温で半
透明固形の乳化剤を得た。
ここに得られた乳化剤中には未反応のイソシアネート基
が何等残存していないことを定量分析によって確認した
また、この乳化剤の理論分子量は6700であるが、ゲ
ル・パーミエーシ1ン・クロマトグラフィー(GPC)
による実測値は7000であった。
さらに、この乳化剤の1分子当りの平均水酸基数(以下
、A−Hと略記する。)は3.0で、44.、 HL 
Bは17.7であった。
本乳化剤の100gにイオン交換水の100gを加えて
希釈溶解させて不揮発分50%の透明粘稠な乳化剤水溶
液を得た。以下、これを乳化剤(A)とする。
(bl  上記したと同様の装置を用い、[タケネート
D−14ONJ(式日薬品工業semポリイソシアネー
ト)の616.2gに39.1 gの「メトアセテート
」 (ダイセル−製メチルアセテート)を加えて、窒素
ガス雰囲気下で希釈溶解させ、次いでこの溶液に144
.7gのメチルエチルケトオキシムを滴下して70℃で
4時間反応せしめ、未反応のイソシアネート基が残存し
ていないことを分析によって確かめて、ブロックポリイ
ソシアネートを得た。
このブロックポリイソシアネートの不揮発分は75%で
、有効イソシアネート基含有率は8.3%であった。以
下、これをブロックイソシアネート(A)とする。
(C)  ブロックイソシアネート (A)の113.
4gと、[パーノックD−161J  (大日本インキ
化学工*@製ポリエステルポリオール)の75. Og
と、さらに解離触媒としてのジブチルスズジアセテート
0.8gとの均一混合物を調製し、これに乳化剤(A)
の16.0gを加え、ホモえキサ−で強力に攪拌しなが
らイオン交換水を132g徐々に加え、保持した処、不
揮発分が50%なる均一で、貯蔵安定性のすぐれた乳白
色のポリウレタン乳濁液が得られた。
以下、これを乳濁液(A)とする。
実施例2 (Ml  実施例1 (alと同様の装置に、窒素ガス
雰囲気下で、分子量540のポリプロピレンテトロール
(大日本インキ化学工業■製品)131.7gと分子量
2000のポリエチレングリコール(日本油11■製品
)794.0gを加え、70℃で攪拌させて均一の溶液
となした。
次いで、これにヘキサメチレンジイソシアネート74.
3gを滴下し、同温度で4時間反応させて半透明の室温
で固形の乳濁液を得た。
この乳化剤中には未反応のイソシアネート基が残存され
ていないことを定量分析で確認した。
この乳化剤の理論分子量は5000であるが、GPCに
よる実測値は5500であり、A−Hは4.5で、およ
びHLBは15.9であった。
しかるのち、この乳化剤を実施例1(a)と同様にして
希釈溶解させて、不揮発分50%なる透明粘稠な溶液を
得た。
以下、これを乳化剤(B)とする。
(b)  rベッコゾールJ−541−IM−60J 
 (大日本インキ化学工業fIaIIアルキド樹脂;溶
剤キジロール)の140.0gと[スーパーベッカミン
G−821−60J(同上社製ブチル化メラミン樹脂;
溶剤キジロール)の60、0 gとから均一な混合物を
調製し、これに乳化剤(B)の12. Ogを加えて強
力に攪拌しながらイオン交換水の114gを徐々に加え
て不揮発分が38.7%なる乳白色の均一乳濁液を得た
。以下、これを乳濁液(B−1)とする。
次いで、乳濁液(B−1)を50〜60℃に加熱し保持
しながら、減圧下に脱溶剤させて乳濁液(B−1)中の
キジロールを留去せしめて不揮発分50%なる貯蔵安定
性のすぐれた乳白色をした均一のアルキド・メラミン乳
濁液を得た。以下、これを乳濁液(B−2)とする。
実施例3 (al  実施例IGa)と同様の装置に、窒素ガス雰
囲気下で、分子量が700なるポリプロピレントリオー
ル(三井日曹つレタン■製品)の26.1 gと、分子
量が8500なるポリエチレングリコール(日本油脂■
製品)の955.0gとを用い、かつ、ヘキサメチレン
ジイソシアネートの使用量を18.9 gとした以外は
、実施例1(a)と同様にしてA−Hが3.0で、HL
Bが19.1なる乳化剤を得た。
また、この乳化剤の理論分子量は28000であり、G
PCの実測値は3300Gであって、これには未反応イ
ソシアネート基は残存されていないことも確認された。
次いで、この乳化剤を用いる以外は実施例1 (alと
同様にして不揮発分が50%なる螢光色を帯びた粘稠な
る乳化剤水溶液を得た。以下、これを乳化剤(C)とす
る。
山)「アクリディック5l−641J  (大日本イン
キ化学工業■製アクリル樹脂;溶剤キジロール、ドルオ
ール、酢酸ブチル)の73.7 gと[スーパーベッカ
ミンL−117−60」 (同上社製ブチル化メラミン
樹脂;溶剤キジロール、n−ブタノール)の26.3 
gとの均一混合物を調製し、乳化剤(C)の5.3gを
加え、ホモミキサーで強力に攪拌しながら53gのイオ
ン交換水を徐々に加えて不揮発分が35%なる白色均一
なる乳濁液(C−1)を得た。
次いで、この乳濁液(C−1)を50〜60℃に加熱し
保持して、減圧脱溶剤させて乳濁液(C−1)中のドル
オール、キジロール、酢酸ブチルおよびn−ブタノール
を留去せしくC−2) とする。
比較例1 乳化1(A)の代りに、HLBが16の[プルロニック
F−108J  (旭電化工業■製非イオン性乳化剤)
を8.0g用い、かつ、加えるべきイオン交換水の量を
132gとした以外は、実施例1 tC)と同様にして
不揮発分50%なる、貯蔵安定性にすぐれた、乳白色で
均一なポリウレタン乳濁液を得た。
以下、これを乳濁液<!−1> とする。
比較例2 乳化剤(A)の代りに、HLBが16の[テトロニック
1508J  (同上社製非イオン性乳化剤)を8.5
g用い、かつ、加えるべきイオン交換水の量を156g
とした以外は、実施例1(C)と同様にして不揮発分5
0%なる、貯蔵安定性にすぐれた乳白色で均一なるポリ
ウレタン乳濁液を得た。以下、これを乳濁液<1(−2
> とする。
比較例3 乳化剤(A)の代りに、[ネオゲンSCJ  (第−工
業製画@製アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ型アニオ
ン系乳化剤)を2.5g用い、かつ、加えるべき水の量
を131gとした以外は、実施例1 (0)と同様にし
て不揮発分50%なる、貯蔵安定性のすぐれた乳白色で
均一な乳濁液を得た。以下、これを乳濁液(A’−3)
とする。
乳化剤)を5.7g用い、かつ、加えるべき水の量を1
30gとした以外は、実施例1(C)と同様にして不揮
発分50%なる、乳白色で拘−なポリウレタン乳濁液を
得た。以下、これを乳濁液<pニー<>とする。
応用at 実施例1で得られた乳濁液(^)をガラス板にアプリケ
ーターで塗布し、熱風乾燥機で60℃に30分間乾燥さ
せ、さらに150℃で30分間硬化させた処、透明にし
て強靭な塗膜が得られた。
味いで、この塗膜について下記の如き要領で耐水性試験
および耐アルカリ性試験を行った処、塗膜の溶解や白化
などの現象は何等認められなく、すぐれた耐薬品性を有
するものであった・ 耐水性試験は70℃の熱水に5時間浸漬させて、耐アル
カリ性試験は70℃の4%水酸化ナトリウム水溶液に5
時間浸漬させたのち、塗面状態を肉眼で判定した。
それらの結果はまとめて第1表に示す。
応用例2 乳濁液(B−2)に替えた以外は、応用例1と同様の操
作を繰り返して得られた塗膜は透明にして硬いものであ
った。
以後も応用例1と同様の試験を行った処、塗膜の溶解も
白化現象も認められなかった。
それらの結果はまとめて第1表に示す。
応用例3 乳濁液(C−2)に替えた以外は、応用例1と同様の操
作を繰り返した処、透明で硬い塗膜が得られた。
以後も、この塗膜について応用例1と同様の試験を行っ
た処、塗膜の溶解も白化の現象も何等認められなかった
比較応用例1 乳濁液(A’−1)を用いた以外は、応用例1と同様の
操作を繰り返した処、透明で強靭な塗膜が得られた。
以後も、この塗膜について応用例1と同様の試験を行っ
た処、塗膜が白化して耐薬品性の低下することが鑓めら
れた。
比較応用例2 乳濁液<X−2)に替えた以外は、応用例1と同様の操
作を繰り返した処、透明で強靭な塗膜が得られた。
以後も、この塗膜について応用#11と同様の試験を行
った処、塗膜には白化現象が鑓められ、乳化剤の添加に
より耐薬品性の低下することが知れた。
比較応用例3 乳濁液(A’−3)に替えた以外は、応用MLと同様の
操作を繰り返した処、透明で強靭な塗膜が得られた。
以後も、この塗膜について応用例1と同様の試験を行っ
た処、塗膜が著しく白化し、耐薬品性に劣るものである
ことが知れた。
比較応用N4 乳濁液(に−4)に替えた以外は、応用例1と同様の操
作を繰り返して得られた塗膜は透明にして強靭なもので
あった。
以後も、このIII[IIIについて応用fp41と同
様の試験を行った処、塗膜は著しく白化していて、耐薬
品性に劣るものであることが知れた。
以上の各応用例で得られた試験の結果を第1表にまとめ
て示す。
(註)評価判定基準 ◎・・−・−−−−−−・塗膜の溶解も白化現象も全く
認められない。
〇−・−−−−一−−−−塗膜の溶解ないしは白化が若
干認められる。
Δ−・−・−・−塗膜の溶解ないしは白化が可成り認め
られる。
×−・−・・−・−塗膜の溶解や白化が著しい。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルコール成分とインシアネート成分とのウレタン化反
    応によって得られる、数平均分子量が1000〜500
    00なるIIMで、1分子当りの平均水酸基数が2〜2
    0なる範囲で、かつHLBが8〜20である乳化剤。
JP57008565A 1982-01-22 1982-01-22 乳化剤 Pending JPS58128135A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57008565A JPS58128135A (ja) 1982-01-22 1982-01-22 乳化剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57008565A JPS58128135A (ja) 1982-01-22 1982-01-22 乳化剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58128135A true JPS58128135A (ja) 1983-07-30

Family

ID=11696588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57008565A Pending JPS58128135A (ja) 1982-01-22 1982-01-22 乳化剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58128135A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6096669A (ja) * 1983-10-31 1985-05-30 Aisin Chem Co Ltd 油面付着性水性塗料組成物
JP2011522952A (ja) * 2008-06-10 2011-08-04 クローダ,インコーポレイティド 油中水ポリマーエマルジョン
WO2013100634A1 (en) * 2011-12-27 2013-07-04 Skc Co., Ltd. Emulsifier for the preparation of microcellular polyurethane elastomers
CN109627448A (zh) * 2018-12-07 2019-04-16 海安常州大学高新技术研发中心 一种非离子型水性环氧乳化剂的制备工艺

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5117913A (ja) * 1974-08-05 1976-02-13 Konishigisuke Shoten Kk Kotenuritosoyososeibutsu
JPS5643393A (en) * 1979-09-14 1981-04-22 Lion Corp Dispersant for mixed fuel

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5117913A (ja) * 1974-08-05 1976-02-13 Konishigisuke Shoten Kk Kotenuritosoyososeibutsu
JPS5643393A (en) * 1979-09-14 1981-04-22 Lion Corp Dispersant for mixed fuel

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6096669A (ja) * 1983-10-31 1985-05-30 Aisin Chem Co Ltd 油面付着性水性塗料組成物
JPH0573786B2 (ja) * 1983-10-31 1993-10-15 Aishin Kako Kk
JP2011522952A (ja) * 2008-06-10 2011-08-04 クローダ,インコーポレイティド 油中水ポリマーエマルジョン
WO2013100634A1 (en) * 2011-12-27 2013-07-04 Skc Co., Ltd. Emulsifier for the preparation of microcellular polyurethane elastomers
KR101364550B1 (ko) * 2011-12-27 2014-02-20 에스케이씨 주식회사 초미세 발포 폴리우레탄 탄성체 제조용 유화제
CN109627448A (zh) * 2018-12-07 2019-04-16 海安常州大学高新技术研发中心 一种非离子型水性环氧乳化剂的制备工艺
CN109627448B (zh) * 2018-12-07 2021-03-19 海安常州大学高新技术研发中心 一种非离子型水性环氧乳化剂的制备工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100774084B1 (ko) 수계 가교 결합제 조성물 및 상기 결합제 조성물을 포함하는 코팅, 라커 또는 밀봉 조성물
US4327008A (en) Urethane rheology modifiers and coating compositions containing same
JP3313785B2 (ja) カチオン性のポリウレタン、第四アンモニウム塩及びそれらの調製方法
DE2141807C2 (de) Selbstemulgierter wäßriger Polyurethanharnstoff- oder Polyharnstoff-Latex und dessen Verwendung zur Herstellung von Filmen
CN108840987A (zh) 有机硅多元醇改性的水性聚氨酯乳液及制法
CN107955126A (zh) 一种聚氨酯-聚脲多元醇的水分散体及其制备方法
CN1882637A (zh) 水基聚氨酯-聚乙烯组合物
CN104974314B (zh) 一种荧光型水性聚氨酯丙烯酸酯的制备方法
CN108017761A (zh) 一种丙烯酸类单体改性的聚氨酯乳液、其制法及其用途
CN109206569A (zh) 一种水性聚氨酯和水性聚氨酯胶黏剂及其制备方法
US3948837A (en) Stable polyurethane dispersions and method therefor
DE102005031043A1 (de) Polyasparaginsäurederivate in Polysiloxanhaltigen Beschichtungsmitteln
US5200463A (en) Aqueous, radiation-curable urethane acrylate emulsions and process for producing the same
CN109957089A (zh) 一种高附着水性聚氨酯镜面树脂及其制备方法和应用
CN109456449A (zh) 一种彩色共聚型环氧改性水性聚氨酯及其制备方法
CN107286312A (zh) 一种阴离子-非离子水性聚氨酯分散体及其制备方法与应用
TW201004990A (en) Polyurethane-polyurea dispersions based on polycarbonate-polyols
CN104592469B (zh) 阴离子型聚氨酯水分散体、其预聚物单体及制备工艺
JPH06166739A (ja) 放射線硬化性ポリウレタンエマルジョン組成物
DE102006002154A1 (de) Polyurethan-Polyharnstoff-Beschichtungen
JPS58128135A (ja) 乳化剤
DE4315269A1 (de) Wäßrige Polymerdispersionen und ihre Verwendung zur Herstellung wasserdampfdurchlässiger Textilbeschichtungen
JPH06322065A (ja) 不飽和ポリウレタンおよびそれの反応性乳化剤としての用途
CN106497381A (zh) 基于羟基聚乳酸中发色团的双重发光水性聚氨酯漆及制法
GB2090270A (en) Process of making urethane rheology modifiers