JPS5812803B2 - ワイヤロ−プのツイスト矯正方法およびその装置 - Google Patents

ワイヤロ−プのツイスト矯正方法およびその装置

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JPS5812803B2
JPS5812803B2 JP52102822A JP10282277A JPS5812803B2 JP S5812803 B2 JPS5812803 B2 JP S5812803B2 JP 52102822 A JP52102822 A JP 52102822A JP 10282277 A JP10282277 A JP 10282277A JP S5812803 B2 JPS5812803 B2 JP S5812803B2
Authority
JP
Japan
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twist
wire rope
capstans
dancer roller
rotation angle
Prior art date
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Expired
Application number
JP52102822A
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English (en)
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JPS5449591A (en
Inventor
益田昭文
中田満雄
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Kobelco Wire Co Ltd
Original Assignee
Shinko Wire Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shinko Wire Co Ltd filed Critical Shinko Wire Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ワイヤロープのツイストを簡単にかつ、連続
的に検出し、これを矯正する方法および装置に関するも
のである。
送電線架線に使用したワイヤロープはツイストが生じ、
キンク状になるために使用後にこのツイストを除く必要
がある。
従来は、ワイヤロープを引出してたるませた後熟練作業
者が見てどの方向へどの程度回せばよいかを決めている
ために、非常に作業に手間がかゝり、また作業に熟練が
必要であるという問題があった。
本発明はこのような点に鑑み、作業に熟練が必要なく、
連続的に能率よくツイストの検出を行い、これを矯正す
る方法およびその装置を提供することを目的とするもの
である。
本発明は、ワイヤロープを一対のキャプスタン間でU字
状にたるませ、該U字状のワイヤの下端部(こローラを
係合載置し、該ローラの垂直軸まわりの回転角度によっ
てワイヤロープのツイストを検出するようにしたもので
ある。
またこの方法を実施する装置として、一対のキャプスタ
ンと、該キャブスタン間でU字状にたるませたワイヤの
下端部に係合載置して垂直軸まわりに回転可能にしたダ
ンサーローラと、該回転ローラの回転角度を検出する検
出装置と、該ダンサーローラの回転角度を一定範囲に制
限する規制手段および検出装置からの検出信号によって
作動するツイスト戻し装置を設けたものである。
即ち、ツイストの生じたワイヤロープをU字状にたるま
せると、互いにからみ合ってねじれ(キンク)が生じる
が、このキンクを生じさせる力(トルク)をダンサーロ
ーラの回転として取出し、その回転角度によってツイス
トの方向および程度を検出するようにしたものである。
以下、本発明を実施例の図面によって説明する。
第1図において、1はサプライ兼ツイスト戻し装置、2
はツイスト検出器、3は巻増機であり、ツイストの生じ
たワイヤロープAはサプライ兼ツイスト戻し装置1から
ツイスト検出器2を通ることによってツイストの検出が
なされ、ツイストが連続的に戻されながら巻取機3に巻
取られるように構成されている。
ワイヤロープAを巻きつけたドラム43は保持腕42に
よって回転可能に保持され、該保持腕42はモータ44
によって回転する垂直軸41によって、垂直軸まわりに
回転可能に構成されている。
ツイスト検出器2は第2〜4図に示すように構成されて
いる。
即ち、4(まフレーム、5はサプライ側よりワイヤロー
プを引出すためのキャプスタン、6は巻増機へロープを
送り出すためのキャプスタン、7および8はそれぞれキ
ャプスタン5および6上でワイヤロープがスリツプしな
いようにワイヤロープを押えつけるタッチローラ、9お
よび10はタッチローラ7、8の押圧力を調節するハン
ドルおよびスプリング、11、12はワイヤロープ用の
ガイドローラである。
キャプスタン5、6は同軸回転し、図示しないモータか
ら電磁クラツチ19を介して回転力が伝達されるが、図
示しない他の伝達手段によってキャプスタン5の回転を
キャプスタン6の回転よりも速くすることかできるよう
にしている。
24はキャプスタン5、6間のワイヤロープA′の下端
部に係合載置されたダンサーローラであり、該ダンサー
ローラ24の軸28はフレーム25の長孔40を貫通し
て両側にウエイl−26、26が取付けられ、フレーム
25は上下端部でベアリング29、30によって回転可
能に支持されている。
34、35はダンサーローラ24のL下動により、上下
端に達したときにそれぞれ作動するリミットスイッチ、
32は回転角度検出器である。
つぎにこの装置の作用を説明する。
ドラム43からツイストの生じたワイヤロープAをガイ
ドローラ45を通して引さ出し、ツイスト検出器2のキ
ャプスタン5に数回巻き付けた後、U字状にたるませて
その下端部1こダンサーローラ24を係合載置してキャ
プスタン6に数回巻きつけてからガイドローラ20を通
して巻増機3に導く。
キャプスタン5,6に巻き付けたワイヤロープはすべり
が生じないようにそれぞれタッチローラ7、8で押える
ドラム43からのワイヤロープの引出しはキャプスタン
5の回転、巻取りによって行ないまたキャプスタン6か
ら繰り出すワイヤロープAは巻増機3によって巻取られ
る。
キャプスタン5および6に巻かれたワイヤローブは、そ
れぞれタツチローラ7および8ですべりが生じないよう
に押えられているために、それらの間のU字状部A′は
一定の長さに保たれ、ダンサーローラ24およびウェイ
ト26の重量による張力のみが付与されている。
この重量は、ツイストの検出を行なうのに適当な張力を
U字状部A′に付与するためであるから、ワイヤロープ
の寸法等に応じてウェイト26を選定することにより調
整する。
またタッチローラ7、8の押圧力の調整はハンドル9を
ネジ軸90まわりに回転させてスプリング10を伸縮さ
せることによって行なう。
このようにしてワイヤロープAを一定速度で送ると、ワ
イヤロープAにツイストが生じている場合にはU字状部
A′において、第5図に点線で示すようなねじれ(ねじ
れ部50)が生じようとし、この力(トルク)によって
ダンサーローラ24は垂直軸まわりに回転する。
この回転角度は検出器32によって検出される。
この回転角度とワイヤロープのツイストに基くトルクと
の関係は、第5図に示す条件の下で、以下の式によって
与えられるので、これよりワイヤロープのツイストの程
度を知ることができる。
検出器32によってツイストの方向および程度を検出す
ると、その信号をサプライ兼ツイスト戻し装置1に送り
、これによってモータ44で垂直軸41を回転させ、ド
ラム43を回転させる。
このドラム43の垂直軸まわりの回転によってワイヤロ
ープAはツイストが戻される。
すなわち、第6図に示すようにワイヤロープA′が右方
向(矢印B方向)に捩れている場合にはダンサーローラ
24が垂直軸まわりに右方向(矢印B′方向)に回転す
る。
これを検出して保持腕42およびドラム43を左方向(
矢印C方向)に回転させれば、ワイヤロープAが左方向
(矢印C′方向)に捩られることとなり、ツイストが戻
されるのである。
ワイヤロープAのツイストが戻されると、U字状部A′
でのトルクがなくなるのでダンサーローラ24は元の位
置に戻り、これによってドラム43の垂直軸まわりの回
転数は保持されて連続してドラム43から繰り出される
ワイヤロープのツイストとのバランスが取れている。
途中ワイヤロープのツイストの程度に変化があるとこの
バランスが崩れ再度検出器32においてバランスの崩れ
具合を検出し、その信号をサプライ兼ツイスト戻し装置
1へ送りドラム43の現時点での垂直軸まわりの回転数
を基点として回転数の増減がなされ再度バランスを増る
ものである。
ツイストの検出がなされた場合によりの戻しを行なうの
はその部分より後のワイヤローブに対してであるが、ツ
イストが検出されてよりか戻されない部分は4〜5m程
度であってワイヤロープ全長に対してはわずかであり、
また通常ツイストはワイヤロープの全長にわたって右方
向又は左方向のいずれかのみであり、かつツイストの程
度が急激に変化することはないので、ツイスト検出部と
より戻し部とが異なる位置であっても実際上は問題にな
らない。
フレーム25には、スプリング15が結合され、これに
よってダンサーローラ24のふらつきが防止されると共
にダンサーローラ24の回転角があまり大きくならない
ように規制されている。
ダンサーローラの回転角が大きくなりすぎるとU字状部
がねじれてしまいワイヤロープがスムーズに通らなくな
り装置としての役目を失うためである。
キャプスタン5と6とは同軸回転し、それぞれタッチロ
ーラ7と8とでワイヤを押えて送っているので、それら
の間のワイヤロープA′はほゞ一定の長さに保たれるが
、キャプスタン5による巻取り部ではサプライ装置1か
ら引張り力をうけ、キヤプスタン6の繰出し部では巻取
機3より引張り力を受けるために、両キャプスタン5、
6でわずかずつスリップが生じる結果U字状部A′の長
さは徐々に短かくなる。
これによってダンサーローラ24は徐々に上昇するが、
一定の高さに達するとリミットスイッチ35を作動させ
、この信号が電磁クラッチ19に送られて、図示しない
伝達手段によりキャプスタン5をキャプスタン6より速
く回転させるようになる。
これによりA′部は徐々に長くなり、ダンサーローラ2
4が下端部までくるとリミットスイッチ34を作動させ
、こわにより電磁クラッチを解除してキャプスタン5,
6の回転を同じにする。
このようにしてU字状部A′は常に一定範囲内に保たれ
る。
以上説明したように、本発明は一対のキャプスタンを利
用してそれらの間にU字状部を形成し、その部分のトル
クによる回転角によってツイストの方向および程度を検
出し、これを矯正するようにしたものであり、ワイヤロ
ープを一定速度で送りつゝ連続して検出を行なうことが
でき、従ってよりの戻しも連続して行なえるので作業を
非常に能率的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す装置全体の正面図、第2
図はそのツイスト検出機の側面図、第3図はその正面図
、第4図はその平面図、第5図および第6図は本発明の
原理説明図である。 1・・・・・・サプライ兼ツイスト戻し装置、2・・・
・・・ツイスト検出器、3・・・・・・巻取機.56・
・・・・・キャプスタン.24・・・・・・ダンサーロ
ーラ、32・・・・・・角度検出器、A・・・・・・ワ
イヤロープ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ワイヤロープを一対のキャプスタン間でU字状にた
    るませ、該U字状のワイヤの下端部にローラを係合載置
    し、該ローラの垂直軸まわりの回転角度によってワイヤ
    ロープのツイストを検出し、この検出信号をツイスト戻
    し装置に送り、この戻し装置によってワイヤロープのツ
    イストを除去する方向にドラムを回転させることを特徴
    とするワイヤロープのツイスト矯正方法。 2 一対のキャプスタンと、該キャプスタン間でU字状
    にたるませたワイヤの下端部に係合載置して垂直軸まわ
    りに回転可能にしたダンサーローラと、該ダンサーロー
    ラの回転角度を検出丈る検出装置と、該ダンサーローラ
    の回転角度を一定範囲に制限する規制手段と、検出装置
    からの検出信号によって作動するツイスト戻し装置とを
    設けたことを特徴とするツイスト矯正装置。
JP52102822A 1977-08-27 1977-08-27 ワイヤロ−プのツイスト矯正方法およびその装置 Expired JPS5812803B2 (ja)

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JP52102822A JPS5812803B2 (ja) 1977-08-27 1977-08-27 ワイヤロ−プのツイスト矯正方法およびその装置

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Publication Number Publication Date
JPS5449591A JPS5449591A (en) 1979-04-18
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JPS55153633A (en) * 1979-05-18 1980-11-29 Tokyo Seikou Kk Detecting and correcting method for rotating property of steel cord
JPS569489A (en) * 1979-06-29 1981-01-30 Tokyo Rope Mfg Co Detecting and correcting of residual rotation in steel cord
JP4979475B2 (ja) * 2007-06-08 2012-07-18 株式会社ブリヂストン 撚線の残留トーション測定装置並びにそれを備えた撚線機および撚線の巻取り機

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