JPS6240095B2 - - Google Patents

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JPS6240095B2
JPS6240095B2 JP54061167A JP6116779A JPS6240095B2 JP S6240095 B2 JPS6240095 B2 JP S6240095B2 JP 54061167 A JP54061167 A JP 54061167A JP 6116779 A JP6116779 A JP 6116779A JP S6240095 B2 JPS6240095 B2 JP S6240095B2
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JP
Japan
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sheave
cord
rotation
steel cord
rotatability
Prior art date
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Expired
Application number
JP54061167A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55153633A (en
Inventor
Kunio Kawamura
Masabumi Kawasaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Rope Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Rope Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Rope Manufacturing Co Ltd filed Critical Tokyo Rope Manufacturing Co Ltd
Priority to JP6116779A priority Critical patent/JPS55153633A/ja
Publication of JPS55153633A publication Critical patent/JPS55153633A/ja
Publication of JPS6240095B2 publication Critical patent/JPS6240095B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B7/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, rope- or cable-making machines; Auxiliary apparatus associated with such machines
    • D07B7/02Machine details; Auxiliary devices
    • D07B7/022Measuring or adjusting the lay or torque in the rope

Landscapes

  • Wire Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はスチールコードにおける回転性を検
出し、矯正する方法に関するものである。
タイヤやベルトなどの補強コードとして層間に
一体に埋設成形されるスチールコードは、本来回
転性を有しないことが望ましいが、比較的細径の
撚線だけに、使用素線径の若干のばらつきや、撚
構造上の一寸したバランスの不均衡などがあると
直ちに影響し、撚線工程を経たスチールコードに
は大なり小なり回転性を生じるのが通常である。
しかもこの回転性の状態ならびに方向は、コード
の全長にわたつて一様ではなく、したがつてスチ
ールコードにはその撚方向に対して正逆いずれか
に作用するトルクが生じる。ところでゴム構造物
の層間補強材として使用するスチールコードにお
いてはこの回転性が小さな場合あまり問題になら
ないが、比較的大きな回転性を有する場合には問
題が生じる。すなわちそのようなコードを多数ゴ
ム層間に配したものを例えばカレンダー加工のよ
うな加圧を伴う成形工程にかけたとすると、各コ
ードのトルクが一斉に働いて、層状物自体を屡々
歪曲させたりする事が多く、ひいてはタイヤやベ
ルトの加工成形作業にも大きな支障をきたすこと
になる。このようなスチールコードの回転性につ
いては従来から業界内でも或る程度の規制があ
り、例えばコード6m当り±3回以内というよう
なコード所定長当りの回転数が制限されている。
したがつて撚線工程を経て巻取られたコードは、
その都度、端部所定長を切取つて回転性を検査
し、その適否を選別するとともに規制値外のもの
は別途矯正工程にかけるという面倒な手間を要し
ており、このため生産能率の低下やロス発生によ
る経済的損失などを余儀なくされている。又この
ようにしても前述のごとく回転性自体がコード全
長にわたつて一様でないとともに、コードに加え
られる張力の大小によつてトルクが変動するた
め、上述のような方法でおこなう回転性の検出な
らびに矯正では充分な回転性防止を期待すること
は困難である。
この発明は上述のような事情に着目し、スチー
ルコードの全長にわたつて回転性を連続的かつ自
動的に検出するとともに、この検出結果を直ちに
フイードバツクして矯正装置を作動させることに
よつてコード各部にひそむ回転性を順次かつ確実
に除去できるような方法を見出したもので、この
種スチールコードにおける生産能率の向上ならび
にロスの減少をはかると同時に、タイヤやベルト
などの補強用コードとして従来よりも遥かに適応
性と信頼性を有するスチールコードを提供できる
ようにした事を特長とする。
以下この発明を図示の実施例に基いて具体的に
説明する。
第1図は、撚線工程を経てドラム1に巻取つた
スチールコードaを図示の矢印方向に引出して検
出装置Aにかけ、その回転性を検出すると同時
に、検出結果に基く所要回転数の捻回をコードa
に与えることによつて回転性を矯正除去する方法
を示すものである。上記ドラム1を設置したター
ンテーブル2は、検出装置Aの回転性検出信号を
受けて作動するパルスモータ3により回転する。
検出装置Aは図示のごとく装置の枠体に固定支持
され、かつ互いに所定間隔を保つて対向する一対
の溝付きシーブ5,6と、これらシーブ5,6の
中間部下方に位置し、その直径方向を通る軸心を
中心として正逆自由に回動するよう装置の枠体に
支持された溝付きシーブ7とで構成されている。
なおこのシーブ7は、第2図にその詳細を示すよ
うに、シーブ本体の外周を縦方向に囲繞する枠部
材8に軸支されるとともに、該部材8は、その上
下端に位置し、かつシーブ7本体の直径方向を通
る軸心の延長線上に位置するよう突設された回動
支軸9,9の各先端を同じく装置の枠体にピボツ
ト支持させることによつて、シーブ7とともに上
記軸心廻りに正逆自由に回動するよう構成されて
いる。又10は上記枠部材8の一側水平方向に突
出する検出用アームで、その先端部は図示のよう
にロードセル11の検出ピン11′と係合してお
り、したがつてシーブ7とともに回動してその回
動力をロードセル11に伝えることにより、コー
ドaの残留回転性を検知するようになつている。
以上のように構成されたドラム1から所定の張
力で引き出され、ガイド4を経て検出装置Aに供
給されたコードaは、その溝付きシーブ5,6お
よび7に対し図示のごとくU字状に懸けわたされ
るが、このコードaに回転性を有する場合、その
トルクによつて上記U字状屈曲部は正逆いずれか
の方向に捻れが生じ、シーブ7を所定量回動させ
る。このシーブ7の回動は枠部材8に突出する検
出アーム10をも同時に回動させるとともにその
回動量に応じた負荷が検出ピン11′を介してロ
ードセル11に与えられる。なお、ロードセル1
1に対する検出ピン10の位置は、シーブの回動
角、零の状態であらかじめ調整されており、した
がつて、シーブ7が正逆いずれに回動しても検知
することができる。このロードセル11によつて
検知された負荷は、電気的信号に変換され、第3
図に示すごとく増幅器11を経てレコーダー1
に記録される一方、アナログ―デジタル変換
器11およびマイクロコンピユータ11を経
てパルスモータ3に信号が印加され、これを所定
量回転させる。この回転は、ドラム1とガイド4
間のコードaに対し所要回数の捻回が与えられる
ことになるが、これは検出装置Aを経て最終巻取
機に至るまでの間のコードaに波及し、その回転
数を矯正除去することになる。又、上述のような
検出ならびに矯正装置を使用してコードの回転数
を自動的に検出、矯正した結果は、第5図に示す
とおりである。すなわち同図に示すスチールコー
ドは3+9+15(+1)の撚成構造を有するものであ
り、かつ撚成装置AにおけるH(シーブ5,6と
シーブ7との各中心間距離を700m/m、L(シー
ブ5,6の各対向する内側離間距離)15m/mに
設定し、これに張力4Kg、巻取速度6m/minで
巻取ドラム1から引出したスチールコードを懸架
し、その回転性の検出ならびに矯正をおこなつた
ものである。第5図に示されるイはロードセル検
出荷重、ロはこの実験後、実際にスチールコード
aの回転数(コード6m当たり)を測定した結果
であり、上記装置にスチールコードをセツトして
運転開始後約6分間はロードセルによる回転性の
検出のみとし、その後回転性の検出ならびに矯正
の両者をおこなつたものであるが、矯正前におけ
るコードはその撚方向に対し最大―4回の回転数
を示したのに対し、検出矯正後のコードのそれは
殆んど零に近く矯正されたことを示している。
以上のごとくこの発明の方法によれば、回転性
を有するスチールコードは、この検出ならびに矯
正装置を通ることによつてコード全長にわたり、
正逆あるいは大小様々にあらわれる回転性を全て
自動的に検出し、かつ直ちに矯正除去することが
でき、しかも得られるコードの回転性は、これに
関する通常の業界規制値よりも遥かに小さく、こ
の種スチールコードとして充分満足すべき特性を
確実に期待することができるとともに製品に対す
る信頼性も又大幅に高められる。又上記装置は製
品として巻取られたスチールコードに対する回転
性の検出、矯正方法の一例として述べたが、半製
品としてのコード例えば第4図(1)のごときラツプ
ング処理工程におけるスチールコード、もしくは
第4図(2)のごときシリンダ型撚線機あるいはその
他ダブルツイスターなどによる撚線工程における
スチールコードを対象として実施することがで
き、前者においては、サプライボビン1′から供
給されたコードはラツピングマシン12を経てオ
ーバーツイスタ13にかけられるが、このオーバ
ーツイスター13を前記実施例における矯正装置
とし、該装置と巻取ドラムとの間に前記回転性検
出装置Aを配置すればよく、又後者の場合は、シ
リンダ型撚線機14におけるオーバーツイスタ1
5をその矯正装置とし、同じくこれと巻取ドラム
間に検出装置Aを配置すればよい。このようにす
ることによつて撚線工程において発生したコード
の回転性は最終巻取ドラムに収容される以前にお
いてその殆んどが自動的に検出、矯正されること
になり、したがつてこの種作業を各製品ごとにチ
エツクし、その回転性の調整をおこなつていた従
来の方式に比し遥かに能率的、かつ確実であり、
スチールコードの生産工程上その実用的効果は極
めて大きい。
なお第1図に示される回転性の検出ならびにそ
の矯正機構はいずれもこの発明の一実施例を示す
ものであり、その構成ならびに配置は、これに限
定されるものではなく、例えばシーブ5,6とシ
ーブ7との上下位置関係などはコードの処理条件
その他に応じて適宜変更することは可能であり、
又一対の固定側シーブ5,6の代りに単独シーブ
を使用し、この単独シーブと上記回動側シーブと
の間にコードを懸け合わせるようにしてもよく、
この場合もコードはシーブ間でいわゆるU字状に
形成されることになり、したがつて回転性の検出
に関し前記実施例と同様の効果を奏し得る。ま
た、スチールコードの構造によつては、その回転
性に伴うトルクの発生量が比較的小さいものもあ
るが、この場合はそれぞれに多数のシーブ溝を設
けた固定側シーブと回動側シーブとを使用し、こ
れらの間にコードを複数回かけ合わせることによ
つてトルクが強調され、容易に検出することがで
きる。要するにこの発明における検出装置は、固
定された一方のシーブに対し、所定の間隔を保つ
て対向する他方の回動自在なシーブとの間にスチ
ールコードをU字状に懸架し、このU字状屈曲部
において回転性に基づくコードのねじれを発生さ
せるようにしたもので、このねじれによるシーブ
の回動量を検出器によつて自動的に検出するとと
もに、これを電気的信号に変換し矯正装置を作動
させるようにしたものである。したがつて各シー
ブの配置はコードのU字状屈曲部を形成しうる範
囲内において種々変更可能であるが、このU字状
屈曲部はコードのねじれを強調し、シーブの回動
ならびに比較的微少な回転性の検出をも可能にす
るためのものであるから、シーブの形状や配置、
構成の関係などから上記U字状間隔が大きくなつ
た場合、あるいは前述のごとく固定側に単独シー
ブを使用した場合などには、固定側シーブと回動
側シーブとの間に所要の間隔をもつて対向する一
対のおさえローラーないしはガイドを介在させ、
上記U字間隔を狭めるように構成すればよい。又
さらにシーブの回動量を検出する検出器は、前記
実施例におけるロードセルのような負荷検出器に
限らず、例えばシーブの回動角を検知するような
検出器を使用してもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例であるスチールコ
ードの回転性検出ならびに矯正工程を概略的に示
す説明図、第2図は上記検出機構における回動側
シーブの構成を示す正面図で、第3図は同じく上
記検出機構に組込まれる検知器の作動系統図であ
り、第4図はこの発明の検出ならびに矯正方法の
他の実施例を示すもので、第5図は、スチールコ
ードを第1図に示す検出、矯正工程にかけた際の
実験データを示すものである。 1…巻取ドラム、2…ターンテーブル、3…パ
ルスモータ、5,6…固定側シーブ、7…回動側
シーブ、11…検知器、a…スチールコード、A
…検出装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固定支持された一方のシーブに対し、離間し
    て対向する他方のシーブが該シーブ本体の直径方
    向を通る軸心廻りに回動しうるように支持される
    とともに、この他方のシーブの回動量を検知して
    電気的信号に変換する検知器を備えたスチールコ
    ードの回転性検出機構と、上記信号によつて作動
    し、コードに対して正逆いずれか所要の捻回を与
    えるスチールコードの回転性矯正機構とからな
    り、上記固定側シーブと回動側シーブに対し、ス
    チールコードがU字状に屈曲懸架されるよう連続
    的に供給し、そのU字状屈曲部にあらわれるコー
    ドの回転トルクにより回動側シーブを回動させ、
    その回動量に応じた所要の捻回を上記コードに与
    えることを特徴とするスチールコードにおける回
    転性の検出矯正方法。
JP6116779A 1979-05-18 1979-05-18 Detecting and correcting method for rotating property of steel cord Granted JPS55153633A (en)

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JPS55153633A JPS55153633A (en) 1980-11-29
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