JPS58127737A - 写真感光材料用セルロ−スエステルフイルムの製造方法 - Google Patents

写真感光材料用セルロ−スエステルフイルムの製造方法

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JPS58127737A
JPS58127737A JP983382A JP983382A JPS58127737A JP S58127737 A JPS58127737 A JP S58127737A JP 983382 A JP983382 A JP 983382A JP 983382 A JP983382 A JP 983382A JP S58127737 A JPS58127737 A JP S58127737A
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JP
Japan
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solvent
film
cellulose ester
solution
cellulose
Prior art date
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Pending
Application number
JP983382A
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English (en)
Inventor
Masao Yabe
矢部 雅夫
Kyoichi Naruo
成尾 匡一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP983382A priority Critical patent/JPS58127737A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明に、写真感光材料用セルロースエステル支持体の
製造方法に関するものであシ、%にセルロースエステル
を非膨潤性溶剤に浸漬し、次いで該溶剤から分離したセ
ルロースエステルを有機溶剤に溶解し、この得られた小
さな粘度の溶液からフィルムを作成する事を特徴とする
写真感光材料用セルロースエステルフィルムの製造方法
ニ関するものである。
従来、写真感光材料に用いられるセルロースエステル支
持体としでに、セルロースアセテート、セルロースアセ
テートブチレート、セルロースアセテートプロピオネー
トなどが挙げられる このうち、寸度安定性、透明性、
光沢が優れている事から、セルローストリアセテートが
多用さ汎ている。
セルローストリアセテートフィルムの溶i法1’(よる
製造方法としでに、通常結合酢酸量!6優以上のセルロ
ースアセテートを低級炭化水素塩化物(例工ばメチレン
クロライド)と低級脂肪族アルコール(例えばメタノー
ル、エタノール、n−10/eノール、インプロパツー
ル、n−ブタ/−k)との混合溶剤に溶解し、適宜な可
塑剤、場合によってけ染料を添加し、沖過、脱泡、粘度
(濃度)温度調整等の精製工程を経て製膜機π供給し、
次いで、該精製溶液を適当な成型装置に工り移動する支
持体上に皮膜状に押し出し、(一般に、流延操作と称さ
れ、又、移動支持体と[2てに回転する円筒面、又に無
端帯の表面が用いられる。)支持体がほぼ一回転する間
に前記の溶液皮膜から溶剤を蒸発させ、生成した凝固皮
膜を支持体面から剥ぎ取シ、次いで適当な乾燥装置によ
り剥離皮膜から残余の溶剤を蒸発させる過程が採られる
従って、セルローストリアセテートフィルムを製造する
方法においてに、セルローストリアセテート原料が容易
に均一な溶液となり°、該セルローストリアセテート溶
液に添加される可塑剤、染料が容易に均一に混合し、該
溶液が容易Vcfi過、脱泡され、該溶液が容易に成型
装置から移動する支持体上に押し出され、該溶液皮膜か
ら容易に溶剤が蒸発する事が工業的に大いに有益である
前述のような製造上の有益性を達成する方法として、セ
ルローストリアセテート溶液の粘度を小さくする事が挙
げられる。
一般に、セルロースエステル溶液の粘度ニ、セルロース
エステルの重合度を小さくする、そして/または該溶液
のセルロースエステル濃度ヲ小さくする事にX、り、小
さくする事ができ小。
しかしながら、写真フィルムベースに多用されているセ
ルローストリアセテートの場合、前述のような製造方法
で作成したフィルムベースの機械的強度が低くなるため
フィルムベースとしての機能を果たさず好ましくない。
Itsセルローストリアセテート溶液の濃度を低下させ
る事に、前述し友製造工程中の流延操作後に溶剤を蒸発
させる過程において高い乾燥温度あるいに長い乾燥長を
必要とするため、製造装置の規模あるいけ製造コストの
点からりな汀だ不都合である。
従って、通常に大きな粘度のセルローストリアセテート
溶液を使用しでいるのが現状であるが、そのため現状の
製造工程においては、 (1)セルローストリアセテート溶液を調整する際、セ
ルローストリアセテート溶液の攪拌効率が悪く均一な溶
液とするのに長時間を必要とする。
(2)該溶液に可塑剤、染料を添加した際、均一に混合
するのに長時間かかる。
(3)該溶液を輸送する配管中での抵抗が大きいため、
配管を太くしなければならない。その九め広い空間が必
要となp設備的vg;rなけだ不都合を生じる。また、
輸送する際に大きな出力の送液ポンプを使用するため、
製造コストの面からも不利である。
(4)該溶液よυ異物(未溶解セルローストリアセテー
ト、ゴミ等)を濾過する際、炉圧を上げなければならな
いので丈夫な耐圧設備と大出力の送液ポンプを使用しな
ければならない。
従って、設備的にも、製造コストの面からも不利である
。また、安全面においても炉圧を上げると該溶液が噴き
出す危険性があシネ都合である。
(5)該溶液中に存在する気泡を抜く際、該溶液温度を
上げる、そして/まwb正圧力かけるので前述(4)と
同様な不都合を生じる。また、該溶液を放置して脱泡す
る際vcは長時間かかる。
(6)該溶液を成型装置から移動する支持体上に押し出
す際、押し出す速度?増すと成型装置において該溶液の
流れが乱れ該流延された溶液がレベリングしにぐぐ最終
的なフィルムは− ター 実用f(供する事ができない。従って押し出す速度を該
溶液の乱れがなくなるまで下降させねばならないため、
工業的Vciなげだ不利益をもたらす。
本発明の目的に、第一に、セルローストリアセテート原
料の重合度及び該溶液の濃度を低下せずに、小さな粘度
の溶液を実現す小セルローストリアセテートを提供する
事にある。
第二に、高速でも成形できる溶液を実現するセルロース
トリアセチ−トラ用いたセルローストリアセテート支持
体の製造方法を提供する事にある。
第三に、機械的強度のすぐれた支持体を実現するセルロ
ーストリアセテートを用いたセルローストリアセテート
支持体の製造方法を提供する事にある。
第四に、写真性に何ら影響しないセルローストリアセテ
ートを用いたセルローストリアセテート支持体の製造方
法を提供する事にある。
本発明者らに、鋭意研究の結果、セルロースエステルを
非膨潤性溶剤に浸漬し、該溶液から分離6− したセルロースエステルを有機溶剤に溶解すると該溶液
の粘度に著しぐ低下する事を発見した。
本発明に前述の如く粘度の低下したセルロースエステル
の有機溶剤溶液からフィルムを作成する事を特徴とする
写真感光材料用セルロースエステルフィルムの製造方法
に関するものである。
ffKセルローストリアセテートに対しでに、溶剤ハセ
ルローストリアセテートの溶液を調製するために用いら
れており、本発明のような使い方をする事はなかった。
しかしながら、セルローストリアセテートをその非膨潤
性溶剤に浸漬し、次いで該溶剤から分離され几セルロー
ストリアセテートσ、このような処理をしないセルロー
ストリアセテートと比較すると、セルローストリアセテ
ートの重合度は同じであるにもかかわらずその粘度は著
しく低下し几。
ここで非膨潤性溶剤とけ、セルローストリアセテートを
膨潤も溶解もしない溶剤を示す。
非膨潤性溶剤としては、芳香原炭イヒ水素、脂肪族炭化
水素、エーテル類、ケトン類、エステル類、アルコール
類等が挙げられるが、このうち、ベンゼン、トルエン、
キシレン、シュ6ルエーテル、テトラヒドロフラン、n
−ヘキサン、シクロヘキサン、酢酸ブチル、メチルエチ
ルケトン、メタノール、エタノール、n−プロハノール
、n−ブタノール、メチルセロソルブ、エチルセロンル
ブ等が好ましく用いられる。
浸漬処理に、上記溶剤の一種又は二種以上の混合溶剤1
00部に対し、セルローストリアセテートy2to部以
下添加し、2≠時間以上攪拌する事により行なわれる。
次いで、抽出溶剤を取り除き残つ几セルローストリアセ
テートを乾燥させセルローストリアセテート溶液と丁小
セルローストリアセテートを膨潤又に溶解させる溶剤を
用いた場合VCはこのような浸漬処理にできなかった。
本発明に適用する事が可能な用いられるセルロースエス
テルとしては、セルロースアセテート、セルロースアセ
テートフチレート、セルロースアセテートプロピオネー
ト等が好ましく使用きれるが、%π好ましくに重合度コ
タO−≠00.結合酢酸量!ψ〜に目のセルロースアセ
テートが好ましい。
可塑剤としてに、トリフェニルホスフェート、ビフェニ
ルジフェニルホスフェート、ジメトキシエチルフタレー
ト、エチルフタリルエチレングリコール等があるが、本
発明の技術VCにこれらにいずれのものであっても効果
に減じない。
溶剤としてに、メ千し/クロライドのような低級脂肪族
炭化水素塩化物、又はメタノール、エタ゛1ノール、n
−iロピルアルコール、インプロピルアルコール、n−
ブタノールのような低級脂肪族アルコールと前記低級脂
肪族炭化水素塩什物との混合溶剤が好ましく用いられ為
混合溶剤の比率としてに、メチレンクロライド?O〜i
oo重置部、低級脂肪族アルコールO〜20重量部が好
ましく用いらnる。
該セルロースエステルのMars、/ 0−、−10期
量置部好ましく用いられる。
 9− 該セルロースエステル溶液VCは、必要に応じアルカリ
土類金属を含まない染料、前述の溶剤に溶解するポリマ
ー等を添加する事ができる。
実施例1゜ 前述した浸漬処理方法を用い下記の溶剤で処理したセル
ロースアセテ−)4可塑剤としてトリフェニルホスフェ
ート/ビフェニルジフェニルホスフェート=3//(重
量比)混合物をセルロースアセテ−) VC対し10重
重量部加し、メチレンクロライド/メタノール=9//
 (重量比)の混合溶剤で20重量置部濃度のセルロー
スアセテート溶液を作成し、その粘度を2o0Cで落球
法によシ測定した。
〔落球法;鋼球:タ//6inch、比重7.7rガラ
ス筒:内径/ 、001nch、落下距離:/ 0.0
1nch 〕 試料AとBを比較してみると、ベンゼン処理により粘度
IQ/300ボイズから1000ポイズに減少した。ま
た、試料CとDの如く、溶剤をジエチル、ジエチルエー
テルにしても、また、ベンゼン/ジエチルエーテル=/
//混合溶剤にしても同程度の粘度減少効果を示した。
また、試料EとFl比較してみると、酢酸ブチル処理π
より粘度gioooボイズからr、20ボイズに減少し
た。捷り、非膨潤性溶剤としてメチルエチルケトン及U
、酢酸ブチル/メ千ルエチルケトンニ///混合溶剤を
用いた場合も同程度の粘度減少効果を示した。
尚、前述した他の溶剤で処理しても同程度の粘度減少効
果が認められた。
また、試料B、CSDに重合度300であるにもかかわ
らず、試料Eの重合度26タの粘度と同じ値を示した。
試料B及びFJを流延した所、ドープ流の乱nる速度に
Bの方がExp重合度が3夕高いにも拘ず、110 m
 7m i nと同一であった。
しかし、流延によυ得られたフィルムの機械的強度は、
次に示すように試料Bの方がEよりすぐれていた。
引裂強度 耐折強度  破断応力 破断伸び(li/1
0oμ)(回7yooμ) (Kf/ltm2)   
C係)試料B Ig(n=7)  Ir3回  l/、
りに9/rwm241 o 4E 37g(n=7 )
  (、Q回  / / 、! Ky’yH23A %
尚、本発明に供されるセルローストリアセテートフィル
ムに下塗を施こし、カラー用写真乳剤を塗布し九所、写
真性VCに何ら影響を与えなかった。
特許出願人 富士写真フィルム株式会社−l 3−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セルロースエステルを非膨潤性溶剤に浸漬し、次いで該
    溶剤から分離したセルロースエステルを有機溶剤に溶解
    し、該溶液からフィルムを作成することを特徴とする写
    真感光材料用セルロースエステルフィルムの製造方法。
JP983382A 1982-01-25 1982-01-25 写真感光材料用セルロ−スエステルフイルムの製造方法 Pending JPS58127737A (ja)

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JP983382A JPS58127737A (ja) 1982-01-25 1982-01-25 写真感光材料用セルロ−スエステルフイルムの製造方法

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JPS58127737A true JPS58127737A (ja) 1983-07-29

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ID=11731125

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JP983382A Pending JPS58127737A (ja) 1982-01-25 1982-01-25 写真感光材料用セルロ−スエステルフイルムの製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2105767A1 (en) 2008-03-28 2009-09-30 Fujifilm Corporation Transparent support, optical film, polarizing plate and image display device

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EP2105767A1 (en) 2008-03-28 2009-09-30 Fujifilm Corporation Transparent support, optical film, polarizing plate and image display device

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