JPS58126992A - 冷延鋼板の表面清浄用薬剤 - Google Patents

冷延鋼板の表面清浄用薬剤

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JPS58126992A
JPS58126992A JP851482A JP851482A JPS58126992A JP S58126992 A JPS58126992 A JP S58126992A JP 851482 A JP851482 A JP 851482A JP 851482 A JP851482 A JP 851482A JP S58126992 A JPS58126992 A JP S58126992A
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rolled steel
cold
rolling
steel plates
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JP851482A
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Inventor
Haruo Iwasa
岩佐 治夫
Kiyoji Tanimura
谷村 喜代次
Susumu Kato
加戸 進
Akira Mizozoe
溝添 明
Hiroshi Kuwamoto
鍬本 紘
Shuichi Iwato
岩藤 秀一
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JFE Engineering Corp
Asahi Chemical Co Ltd
Asahi Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Co Ltd
Asahi Kagaku Kogyo Co Ltd
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、タンデム圧延機の最終スタンドにおいて圧延
油に代えてスプレィして使用され、冷間圧延後の画板表
面に、残渣の極めて少い圧延−材が得られ、かつBOX
焼鈍時において鋼板の密着を防止することの出来る清浄
剤に関するものである。
従来、圧延油を使用して冷間圧延された鋼板は、通常焼
鈍に先立って電解清浄ラインで清浄化されて来た。その
ため圧延油残渣に起因する汚れ#′i認められなかった
が、近時省エネルギ、省資源を目的とした圧延油の改良
の結果、電解清浄工程を省略するミルクリーンシート製
造の試みが多くなされるようになった。しかし、この場
合には製品表面の清浄性に問題を残しているのが現状で
ある。
本発明者らは、この問題を解決するために先にタンデム
圧延機の最終スタンドにおいて鋼材を圧延すると同時に
スプレィすることによって圧延後の鋼板表面残渣を効果
的に除去することの出来る有機キレート剤および界面活
性剤を含有する冷延鋼板の清浄剤を開発し、清浄度の高
いミルクリンシートを効率よく製造する技術の確立に成
功した(特開昭55−100131 、54−1025
6 、54−10257)。
これらの冷延鋼材清浄剤は、冷延鋼板表面に生成し、か
つ残留して汚染物の核となる微細鉄粉、及び鉄酸化物を
、[有機キレート剤の作用によって除去すると同時に、
圧延油を界面活性剤の作用により分散除去することの出
来る従来の清浄剤にない強力な清浄効果を発揮する清浄
剤である。
他方、鉄鋼業界の実情から云えば冷延鋼板の製造を更に
合理化するために、冷延鋼板の捲きとり単位重量を20
Tから40Tに増大させた−とする要請がある。このよ
うな、冷延鋼板捲きとりコイルの単位重量を増大させる
とψうことは、必然的に捲きとられた冷延鋼板の圧着力
を増大せしめることを意味し、それはまたBOX焼鈍焼
鈍−板の密着現象を発生させやすくする。
この密着現象は、一般に云えば、圧着量が大きければ大
きい程、鋼板表面が清浄であれにあるほど発生しやすく
、シたがってメッキする場合や塗装する場合に要求され
ている鋼板表面の清浄性と相矛盾する傾向を示している
本発明は如上の問題を解決すべくなされたものであって
、有機キレート剤、界面活性剤、有機硫黄化合物、無機
アニオンを含有しな−アルミナゾルを配合したもので、
水溶液として調製されて−る冷延鋼材の表面清浄用薬剤
である。
以下、本発明清浄剤に配合せられる各組成分につき詳述
する。
(A)有機キレート剤 ここに使用される有機キレート剤轄、冷間圧延中に冷延
鋼板表面に生成する汚染物の核となる微細鉄粉、及び鉄
酸化物をキレート作用によって除去する役割を担うもの
であり、水溶性で、しかも鉄と安定したキレート力を持
つ次の如き化合物が用いられる。
1)分子中に、水酸基とカルボキシル基を、各々少くと
も1t以上含有するオキシカルボン#類。
2)分子中に、アミノ基とカルボキシル基を、各々少く
とも1t以上含有するアミノカルボン酸類。
3)分子中に、ホスホノ基とカルボキシル基を、各々少
くとも1t以上含有するホスホノカルダン酸類。
4)分子中にホスホノ基とアミ7基を、各々少くとも1
t以上含有するアミノホスホン酸類。
5)上記1)、2)、3)、4)  のアルカリ金属、
アン  9モニウム、C1〜C4低級アミン、又ll1
C6までのアルカノールアミン塩。
より成るグループより選ばれた少くとも1種、或は2種
以上の混合物。
CB)界面活性剤 ここに使用される界面活性剤は、冷間圧延鋼板表面に残
留する油分を効果的に分散乳化せしめる作用をもつもの
であり、特に鉱物油系圧延油に対しては非イオン系活性
剤のHLB41111〜15のもの、また動植物油系圧
延油に対しては、HLB値8〜11の非イオン系活性剤
とアニオン活性剤とを併用することが有機キレート剤と
の相剰効果を発揮する。一般に、カチオン活性剤は油分
の分散能力に乏しく、又、両性活性剤も、非イオン系活
性剤及びアニオン活性剤に比べて効果は著しく低い。
1)次の一般式で表示し得るアニオン活性剤■ R−5
O5A又#’J R−5OgH4@R−0−3O5A又
はR−0−5O,H−XR; C6〜C5oのアルキル
基、アルカノール基、C6〜C5oのアルキル基を有す
るアルキルフェニール基又ハシフェニールエーテル基。
A:水素、アルカリ金属又はアンモニウムX : C,
〜C4低級アミン又はC6tでのアルカノールアミン 2)次の一般式で表示し得る非イオン界面活性剤■ R
−0−(CiH40)s−(C2H40)mHR: C
,〜CSOのアルキル基、アルケニール基、C9〜C1
2のアルキル基を有するアルキルフェニール基、ジフェ
ニールエーテル基又は(C2H40) B’H基。
tL:0〜30 寡:5〜50 R: C,〜C22のアルキル基又はアルケニール基。
露十a′二〇〜50 無+畷′:5〜50 又は (C5H40)w’−(C2H40)&’)IR: C
,〜CHのアルキル基又はアルケニール基。
←l′十亀′:0〜30 酪+3′十襲′:5〜50 より成るグループより選ばれた少くとも1種或#′i2
檀以上の混合物。
(C)有機硫黄化合物 ここに使用する有機硫黄化合物は、有機キレート剤と界
面活性剤を含む洗浄剤に少量配合されることにより、冷
延鋼板表面の清浄効果を一段と増進させる効果をもつも
ので、洗浄液として安定に溶解分散しつる化合物である
。本発明洗浄剤の使用の仕方に基ψて、当然のことなが
ら揮発4生の高いもの或は刺激臭や特異臭を発生する有
機硫黄化合物は使用出来ないが、次の一般式(1)又I
fiC2)で表示し得る有機硫黄化合物が適当とされる
(1)   A −C−N < R1,R2:同−又は異なってもよく、各々水素、C1
〜C8のアルキル基、アルケニール基、アルキニール基
、アリル基、ア ルキルアリル基、アラルキル基、− (CzH40)tlH(ただL%=1〜20 )及び相
互に縮合して脂環又はへテロ 環を形成してもよψ。
A:■又は■ 3 ■ニールく 4 R5+R4’ R1+R2と同様な内容を有するか、又
け−5−B t fctt −5R−XB:水素又はア
ルカリ金属。
x : c1〜C4低級アミン、C6までのアルカノー
ルアミン又けC5〜C6の飽和環状   1アミン。
■:C1〜C18のアルキル基、アラルキル基、アルキ
ニール基、ア リル基、アルキルアリル基又は アラルキル基。
(2)  R−S Cx) −B 1 0ひ) R: C,〜C18のアルキル基、アラルキル基、アル
キニール基、アリル基、 アルキルアリル基、アラルキル基、 シクロアルキル基、又dN原子、或 はN原子S原子を含むヘテロ環。
(→:1〜5、ただしBかに以外の場合は又はアルカリ
金属の場合は(→=0゜ (C2H40)sH($= 1〜20)の場合は0)=
O〜1 B:水素、−(C2H40)sH(s = 1〜20 
)、R(前記のRと同様の内容を有する。)より成るグ
ループより選ばれた少くとも1柵或は2種以上の混合物
(D)アルミナゾル ここに使用するアルミナゾルは、次の条件が満たされる
アルミナゾルに限定される。
(1)  無4147ニオンを含有しないアルミナゾル
であること (2)有機酸根とアルミニウムのモル比が0.001〜
0.01であり、その水溶液のPH値社4以上を示すも
のであること。
一般にアルミナゾルはアルミナゲルを解−することによ
って得られるが、本発明に適用せられるアルミナゾルは
、無機アニオンを含有しないアルミナゲルを、微量の有
機酸を添加した水中において解膠したものである。アル
ミナゲル中には、その製法に起因して無機アニオンを含
有するものもあるが、例えば塩化アルミニウムのような
無機アルミニウム塩を出発原料としたときL1必然的に
無機アニオンを含有する。しかし、その場合でも水洗な
どの操作を反情して無機アニオンを除去すれば、本発明
に使用することのできるアルミナゲルとすることができ
る。
このようなアルミナゲルを解膠するに当っては、常法通
り、アルミナゲルを水中で、例えば150°C程度に加
湿することによって達せられるが、本発明の場合には、
前述したように微量の有機酸の添加の下にそれを行う。
こ\に微量とは、有機酸根とアルミニウムとのモル比が
、0.001〜0.01程度のものであって、得られた
アルミナゾルのPHFi4〜6程度である。
カくシて得られたアルミナゾルのアニオンの社は、微量
の有IeIA酸のみであるから、焼鈍温度において容易
に水とco2とに分解し、鋼板の表面を汚染することは
ない。
なお有機酸の種類は、水に対する溶解性が大であること
、分解による炭素汚染が少くてすむなどの理由により低
級脂肪酸例えばC1〜C5程度のものが適当とされる。
このような本発明に係るアルミナゾルも、通常のアルミ
ナゾルと同じく強力なカチオン活性を示し、しかもシリ
カゾルに比べ、さらに微細多孔性の結晶である。したが
って、金属に強く吸着する特性を有し、前記のような極
めて薄い水溶液として鋼板表面に均一に塗布することが
できる。のみならず、2000℃以上の耐熱性を有する
ので、焼鈍温度で変質すること社な−。
これに反し、市販のアルミナゾルのうち、塩酸のような
無機アニオン源を含有しているのは鋼板に錆を発生せし
めるので本発明においては、その使用を排除する。
以上の有機キレート剤、界面活性剤、有機硫黄化合物及
びアルミナゾルけ、そのほとんどが固体ないしけ粘稠な
ペースト状或はワックス状を呈しているので、冷延鋼板
の洗浄剤としての取り扱いを容易化するため、本発明に
係る清浄用薬剤は水溶液として調製される。その好適な
配合比は、基本的には有機キレート剤10〜30部、界
面活性剤10〜30部、有機硫黄化合物0.5〜10部
、  !アルミナゾル0゜5〜10部、水20〜80部
であるが、要すればアルコールの如き水浴性有機溶媒を
添加することにより、水鑵溶性の界面活性剤、有機硫黄
化合物を溶解し易くするがよ−。
また、実使用条件下にお−て、界面活性剤に起因して発
泡することのないようシリコン系或社、エチレンオキサ
イド・プ胃ピレンオキサイドブロックポリマーなどの抑
泡剤を0.1〜5部配合するとか、タンデム圧延機や冷
延鋼板を損うことのないようにPH5〜8の中性水溶液
に調整するのがよい(その際、中和に用ψる薬剤として
は、焼鈍時に冷延鋼板表面に残渣として残留する心配の
ないアンモニア、或は低級アミン等を用いる)。
このような液体製剤として調製された本発明洗浄剤は、
適用される冷延鋼板の汚染程度にしたがい、水で20〜
200倍に希釈して、タンデム圧延機の後段複数スタン
ド或は最終スタンドにスプレィ使用する。
本発明清浄剤により表面清浄化された冷延鋼板が、一時
的に防錆を必要とするような場合には、本発明洗浄剤に
別途水溶性一時防錆剤を添加することも可能である。し
かし本発明において有機キレート剤の全部又はその一部
を低級アミン又はアルカノールアミン等の塩とした場合
には、通常はとくに防錆剤の添加を必要としない。それ
で十分な一時防錆効果を有している。
以下実施例により本発明の詳細な説明する。
なお、実施例に用いた有機キレート剤、界面活性剤、有
機硫黄化合物、及びアルミナゾルは夫々表1.2.3お
よび4に記した通りである。
冷延鋼板の清浄効果を判定するために用いた試験片は、
それぞれ、鉱物油ベース〔符P〕、動物油(牛脂)ベー
ス〔符Q〕、及び植物油(パーム油)ベース〔符R〕な
る圧延油を用いて冷間圧延した鋼板を、50X5011
1にカットしたものである。
参考例 表5記載通り、有機キレート剤、界面活性剤および有機
硫黄化合物を配合し、アンモニアを用いてP H# 7
にMWした後、水を加えて全体を100部とした薬剤に
ついて、各種圧延油を用いて圧延された試験片の清浄効
果を測定した。
試験法 (1)  冷延鋼板の表面清浄効果の判定。
各種圧延油を用いて冷間圧延された鋼板より調製された
試験片を、恒温槽中で温度50°Cに保持した薬剤の5
%水溶液に浸漬し、試験片表面に残留付着している圧延
油及び汚染物質の除去効果を、予め5%オルソ硅酸ソー
ダ水溶液中でブラッシングしたのち、水洗、エーテル洗
浄を行い、表面を完全に清浄化した試験片と同等の表面
状態を得るまでに必要な浸漬時間(秒)によって比較調
査する。
なお試・験には各々5枚の試験片を用い、表面状態の判
定は目視判定によった。
結果は表5に記載した通りである(試験A1〜54参照
)表5の結果より、 1)有機中レート剤とHLB値8.1の非イオン界性剤
及びアニオン活性剤を併用すると、有機キレート剤の種
類或は界面活性剤の種類を問わず動植物油系圧延油によ
って圧延された冷延鋼板表向の汚染物を効果的に除去す
る。
また、同様に有機キレート剤とHLB値16の非イオン
活性剤を併用すると、鉱物油系圧延油によって圧延され
た冷延鋼板表面を効果的に清浄化する。
2)有機キレート剤と界面活性剤の混合物にオ6成分と
して有機硫黄化合物を併用すると、その清浄効果は飛躍
的に向上する。
実施例1゜ 参考例の薬剤組成より、試験A1.2及びム12.13
を中心的に選び、これに冷延鋼板の焼鈍密着防止効果に
寄与すると考えられる薬剤を配合し、清浄効果及び着層
防止効果について調査した。
なお焼鈍密着防止効果の試験は下記の如き要領で実施し
た。又清浄効果の判定は参考例と同様である。
試験法 ■ 試験片の調製               中厚
み0.63 %の冷延磨鋼板を100 X 50mにカ
ットした後表面を完全に脱脂清浄したものを試験片とし
た。
■ 試験片の処理 表4所載の密着防止剤を配合した薬液の1%水溶液を6
0℃に加温し、これに試験片10枚を10秒間浸漬した
のち、直ちにドライヤーにより熱風乾燥する。
θ 試験片の圧着 [相]の処理を行なった試験片10枚を、各試験片の接
触面積が一定となるように一枚づつ交互に積み重ねこれ
を1対の圧着板にはさみボルトにより圧着する。むろん
、この圧着はタイト焼鈍の条件に合致させるためであり
、試験片を全面的に重ね合わせないのは、あとで試験片
相互の剥離強度を測定するに際して、その試験を容易に
行えるようにするためである。
O焼鈍 圧着した試験片を、N2− H2混合ガス雰囲気中、7
00°Cで7時間焼鈍処理する。
■ 焼鈍試験片の剥離強度の測定 焼鈍後常温にまで冷却したら圧着板を取り外し、ついで
試験片相互間の剥離強度を測定する。
θ 試験片表面状態の判定 焼鈍後の試験片表面の変化の有無を確關する。
試験条件 ■ 試験片圧着強度: 5kl/1al12■ 焼鈍条
件: N2(93%)+H2(7%)混合ガス700°
C7時間 の 試験片剥離強度の判定 5峠  以下 ◎ 6〜5 kg     0 5〜10峠    △ 10〜20kQ口 20〜  以上 × 試験結果は表6参照のこと。
そこで密着防止効果につφて考察することにしよう。そ
の考察に当っては、つぎの条件が勘案されねばならない
。即ち、有機キレート剤と界面活性剤を主成分とし、タ
ンデム圧延機の最終スタンドにおいて、その水溶液をス
プレィすることにより、清浄度の高いミルクリーンシー
トを得ることを目的とした清浄剤に配合される密着防止
剤は最低限、次にあげる条件をクリアーするものでなく
てはならない。
(1)  清浄剤の清浄効果を阻害するものであっては
ならない。
(1)  焼鈍工程で腐食性のガスを発生し、冷延鋼板
の表面を腐食するものであってはならない。
個)清浄剤として、均一な水溶液として配合されるもの
でなくてはならないO 以上の条件を満すものとして、表6について実施結果を
考察すると、 1)塩化アルミニウム、硫酸アルミニウムは偵)の項目
以外は満足できず、しかも密着防止効果も期待できない
2)アルミ酸ソーダについても(■)、偵)は満足され
るが(I)を満足できない。
6)硅酸ソーダは(I)、(1)で不合格である。
4)硅酸マグネシウムは製品全体がペースト状となり、
(6)の項目で問題となる。
5)シリカゾルも製品中で沈澱を生じるため不可。
6)アルミナゾルを配合したものは、塩酸を用いて安定
化された、(へ)につ−ては(2)の項目で問題が認め
られるが、有機酸を用いてPH6に調製されたアルミナ
ゾル−は全ての条件に対し、満足すべき結果が得られた
実施例2゜ 実施例1におψて、清浄性・密着防止効果共に良好な結
果を示した試験腐70およびム74について、さらに密
着防止剤の一度変化による影會を調査した。
試験法は実施例1と同様である。
その結果は、アルミナゾル濃度と剥離強度の関係は第1
図に、硅酸マグネシウムと剥離強度との関係は第2図に
示した通りである。         □第1図に明ら
かな如く、アルミナゾルは1%清浄剤溶液中に^120
5として100P以上存在することにより密着を防止す
るが、硅酸マグネシウムは5000 P以上を添加しな
くては効果がない。
実施例五 一般に、平均HLB値が9以上の非イオン界面活性剤お
よびアニオン界面活性剤の水溶液は高起泡性を呈するた
めに、実際使用時におけるスプレィ循環方式を想定する
場合、本発明清浄剤の発泡性が問題となる恐れがある。
このような場合シリコン系消泡剤或社プロピレンオキサ
イド・エチレンオキサイドブロックポリマーなどを併用
することが出来るが、特に清浄効果への影響および抑泡
効果、密着防止効果への影響について実施例2において
良好と判定された試験A74の配合組成を選び消泡剤を
併用した場合の影響を確認した。
発泡性試験法 第6図に示したように500dメスシリンダ(1)中に
、濃度5%の被検薬剤水溶液C)を100g/入れ、5
0℃の恒温水槽6)中に保持し、エアポンプ(4)より
、前記水溶液底にデフユーザーストン(5)から毎分2
1の空気を吹きこみ、抑泡剤を併用した場合としない場
合の発泡性を比較する。
尚清浄性、密着性の測定は実施例1の試験法通りである
結果については表7を参照。
実施例4゜ 試験A92の本発明清浄編成品について、タンデム圧延
機を用いて実機テストを実施した。
実機テスト条件 (1)清浄剤濃度  :2%水溶液 (2)スプレィ部   :タンデム圧延@Asスタンド
(3) スフ レイik   = 400017m(4
)スプレィ温度 :60℃ (5)冷延#1櫨   :低炭素普通鋼(6)使用圧延
油  :鉱物油ベース (7)圧延油濃度  :3%水エマルジヨン(8)A5
スタンド圧下率: 5襲 (9)A5スタンドロール表面仕上げ:梨地(10)圧
延速度   :1500m/m(11)テストフィル量
:100フイル(12)焼鈍条件   ニア50℃10
Hr実機テスト結果より、 (1)  清浄剤スプレィ使用による圧延トラブルは全
く認められなかった。
(2)  清浄剤の発泡性は殆んどなく、安定した循環
スプレィ処理が可能である。
(3)  圧延油の混入量が1≦をこえても清浄効果に
影響はなかった。
(4)  焼鈍後の鋼板の密着は皆無であった。
(5)  メッキ性、化成処理性についても影11はな
かった。
表1 有機キレート剤の成分表 特開昭58−126992(7) 表2 界面活性剤の種類 表3 有機硫黄化合物の種類 表4 密着防止剤の種類 表6 清浄剤の清浄効果と密着防止効果に及ぼす各種化
合物の影着 表6−2 表7 抑泡剤の併用による発泡性、清浄性及び密着防止
効果に及ぼす影暢 ※ 抑泡剤未配合の発泡量を100として抑泡効果を数
値で表わした。
ラフであり、オ6図は実施例30発泡性試験に用いた装
置の説明図である。
1はメスシリンダー、2は被検薬剤水浴液、3は恒m水
PM、4はエアポンプ、5rjデフニーサストン 出願人 朝日化学工業株式会社 (ほか1名) 代理人 弁理土石間壬生弥 (ほか1名) 第 →石tmマメ゛冬しジA藻喪(pp)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)有機キレート剤、界面活性剤、有機硫黄化合物およ
    び無機アニオンを含有しないアルミナゾルよりなり、水
    溶液として調製された冷延鋼板の表面清浄用薬剤。 マ 2)抑泡剤を添加し、なる特許請求範囲1)記載の冷延
    −板の表面清浄用薬剤。
JP851482A 1982-01-21 1982-01-21 冷延鋼板の表面清浄用薬剤 Pending JPS58126992A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4918959A (en) * 1989-02-06 1990-04-24 Petrolite Corporation Method for preventing the buildup of oily deposits on rolling mill scale
CN103014730A (zh) * 2013-01-18 2013-04-03 华东理工大学 一种环保型低温高效金属清洗剂
CN103387797A (zh) * 2012-05-11 2013-11-13 天津博克尼科技发展有限公司 一种环保型不锈钢餐具加工抛光液

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